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中山道の妻籠宿や馬籠宿や奈良井宿は時々訪れていましたが、木曽福島を散策したことがなかったので、今回ゆっくり歩いてみました。福島関所関係の史跡や石庭で有名な興禅寺などを訪れました。資料館の展示内容が充実していました。平日暑い日だったためか、すれ違う観光客はほとんどいませんでした。そのため石庭を独り占めして観賞したり、資料館のスタッフに質問したり、楽しい時を過ごしました。木曽福島は観光地化されていない普通の静かな町の印象でした。静かすぎて寂しくもありました。

ゆっくり巡った木曽福島

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2018/08/01 - 2018/08/01

1336位(同エリア1368件中)

旅行記グループ 長野県の旅行記

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ぷーちゃんさん

中山道の妻籠宿や馬籠宿や奈良井宿は時々訪れていましたが、木曽福島を散策したことがなかったので、今回ゆっくり歩いてみました。福島関所関係の史跡や石庭で有名な興禅寺などを訪れました。資料館の展示内容が充実していました。平日暑い日だったためか、すれ違う観光客はほとんどいませんでした。そのため石庭を独り占めして観賞したり、資料館のスタッフに質問したり、楽しい時を過ごしました。木曽福島は観光地化されていない普通の静かな町の印象でした。静かすぎて寂しくもありました。

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車 徒歩
  • 木曽福島に入りまず、洋風の建物御料館に寄りました。かつて皇室が所有していた木曽の山林を管理していた庁舎として使用されていた建物です。現在は復元改修され、檜でできた木曽谷の模型や木曽の曲げ物、剥製などの展示や、地域の集会や地域交流、生徒たちの学習展示などに使用されています。

    木曽福島に入りまず、洋風の建物御料館に寄りました。かつて皇室が所有していた木曽の山林を管理していた庁舎として使用されていた建物です。現在は復元改修され、檜でできた木曽谷の模型や木曽の曲げ物、剥製などの展示や、地域の集会や地域交流、生徒たちの学習展示などに使用されています。

  • 御料館の隣にある興禅寺を訪れました。福島関所の代官だった山村家の菩提寺であり、墓地内には木曽の領主だった木曽義仲の遺髪も眠っています。敷地内には日本一広い枯山水庭園のほか、3つの庭園を鑑賞することができます。見どころも多く、木曽福島を訪れた際にはぜひ訪ねたい寺院と庭園です。

    御料館の隣にある興禅寺を訪れました。福島関所の代官だった山村家の菩提寺であり、墓地内には木曽の領主だった木曽義仲の遺髪も眠っています。敷地内には日本一広い枯山水庭園のほか、3つの庭園を鑑賞することができます。見どころも多く、木曽福島を訪れた際にはぜひ訪ねたい寺院と庭園です。

  • 興禅寺の勅使門から宝物殿に向かう途中に造られた昇龍の庭は、石組と豊かな緑がコラボし、参拝客を優しく出迎えてくれます。

    興禅寺の勅使門から宝物殿に向かう途中に造られた昇龍の庭は、石組と豊かな緑がコラボし、参拝客を優しく出迎えてくれます。

  • 興禅寺宝物館の横に、九つの山と八つの海を表現した須弥山の庭があります。

    興禅寺宝物館の横に、九つの山と八つの海を表現した須弥山の庭があります。

  • 興禅寺の看雲庭です。日本一の大きさを誇る枯山水庭園は、周囲の山々を借景とした心が洗われるような石庭で、立派な藤棚の下に座り眺めることができます。訪れた時は他に観光客がいなかったため、我が家だけで庭を独り占めし、ゆっくり観賞することができました。<br />

    興禅寺の看雲庭です。日本一の大きさを誇る枯山水庭園は、周囲の山々を借景とした心が洗われるような石庭で、立派な藤棚の下に座り眺めることができます。訪れた時は他に観光客がいなかったため、我が家だけで庭を独り占めし、ゆっくり観賞することができました。

  • 次に興禅寺の隣にある長福寺を訪れました。木曽家や山村家の墓所があります。興禅寺も長福寺も木曽家と山村家の墓所があり、子孫の方がそれぞれにお参りしているようです。境内にヤマボウシの木々が生えていて実が成っていました。花の季節の華やかな境内を想像することができました。

    次に興禅寺の隣にある長福寺を訪れました。木曽家や山村家の墓所があります。興禅寺も長福寺も木曽家と山村家の墓所があり、子孫の方がそれぞれにお参りしているようです。境内にヤマボウシの木々が生えていて実が成っていました。花の季節の華やかな境内を想像することができました。

  • 山村代官屋敷は江戸時代に設置された50余りの関所の中でも、その取り締まりが最も厳しかった関所の一つ・福島関の代官を勤めていた山村家の下屋敷跡に建っています。屋敷には大名クラスの人々も宿泊したことから、屋敷で当時提供されていた豪華な食事のレプリカや、奥方が着用していた打掛、使用されていた鞍や鎧、袴なども展示されています。

    山村代官屋敷は江戸時代に設置された50余りの関所の中でも、その取り締まりが最も厳しかった関所の一つ・福島関の代官を勤めていた山村家の下屋敷跡に建っています。屋敷には大名クラスの人々も宿泊したことから、屋敷で当時提供されていた豪華な食事のレプリカや、奥方が着用していた打掛、使用されていた鞍や鎧、袴なども展示されています。

  • 山村代官屋敷の一室に末社が祀られています。代官家を守っていた末社の中には、キツネのミイラが保存されていて、係の方が扉を開けて見せてくれました。<br />

    山村代官屋敷の一室に末社が祀られています。代官家を守っていた末社の中には、キツネのミイラが保存されていて、係の方が扉を開けて見せてくれました。

  • 山村代官屋敷を見学した後に、すぐ近くの木曽川に架かる大手橋を渡りました。中山道から代官屋敷へ渡る橋で御屋敷前橋と言われていましたが、明治になり大手橋と名付けられました。明治以降2度流失し、昭和11年に鋼材不足から設計された鉄筋コンクリートのローゼ桁橋が現在残っています。日本人が設計した世界初の鉄筋コンクリートの橋です。緩やかな曲線が美しい橋です。

    山村代官屋敷を見学した後に、すぐ近くの木曽川に架かる大手橋を渡りました。中山道から代官屋敷へ渡る橋で御屋敷前橋と言われていましたが、明治になり大手橋と名付けられました。明治以降2度流失し、昭和11年に鋼材不足から設計された鉄筋コンクリートのローゼ桁橋が現在残っています。日本人が設計した世界初の鉄筋コンクリートの橋です。緩やかな曲線が美しい橋です。

  • 広小路プラザの観光案内所には木曽のパンフレットが揃っています。木曽福島は寺院や史跡などが充実している一方、観光客相手の店がない普通の町で、昼食をどこでとるか分らず聞きました。どの店に行けばよいか分らなかったので助かりました。

    広小路プラザの観光案内所には木曽のパンフレットが揃っています。木曽福島は寺院や史跡などが充実している一方、観光客相手の店がない普通の町で、昼食をどこでとるか分らず聞きました。どの店に行けばよいか分らなかったので助かりました。

  • 福島宿本陣跡碑です。文化交流センター脇の駐車場に石碑と説明板が立っています。広小路プラザの観光案内所のスタッフによると元々本陣は広小路プラザを含めたこの一帯にあったそうです。本陣を残す建物はなく、石碑を立てて本陣があったことを記しているとのことでした。かなり広い本陣だったことが間取図から見てとれます。<br />

    福島宿本陣跡碑です。文化交流センター脇の駐車場に石碑と説明板が立っています。広小路プラザの観光案内所のスタッフによると元々本陣は広小路プラザを含めたこの一帯にあったそうです。本陣を残す建物はなく、石碑を立てて本陣があったことを記しているとのことでした。かなり広い本陣だったことが間取図から見てとれます。

  • 観光案内所で教えてもらったレストランゆきで昼食をとりました。テーブルとイス、植木、置物が並ぶ、昭和の雰囲気が漂う洋食店でした。白いコックさんの衣装を身に着けた白髪頭の店主が一人で、オーダーから料理作り、会計まで切り盛りしていました。

    観光案内所で教えてもらったレストランゆきで昼食をとりました。テーブルとイス、植木、置物が並ぶ、昭和の雰囲気が漂う洋食店でした。白いコックさんの衣装を身に着けた白髪頭の店主が一人で、オーダーから料理作り、会計まで切り盛りしていました。

  • 木曽福島関所と駐車場を結ぶ急な階段と細い道の初恋の小径を通りました。駐車場の階段入口に島崎藤村の初恋石碑があります。木曽福島のバイオリン製作家陳昌鉉が毎早朝隣町の女性に恋文を歩いて届けた結びの句が記された碑が初恋の小径にちなんで建てられています。

    木曽福島関所と駐車場を結ぶ急な階段と細い道の初恋の小径を通りました。駐車場の階段入口に島崎藤村の初恋石碑があります。木曽福島のバイオリン製作家陳昌鉉が毎早朝隣町の女性に恋文を歩いて届けた結びの句が記された碑が初恋の小径にちなんで建てられています。

  • 初恋の小径に島崎藤村の姉の嫁ぎ先で小説のモデルにもなった旧家高瀬家藤村資料館があります。館内には、関所の代官・山村家の家臣として関所番を努めた高瀬家に伝わる兵法書籍や、製薬を営んでいたことから当時使用されていた製薬道具、鎧や兜などの他、藤村ゆかりの写真や手紙、遺品、木曽谷の資料、街道絵図などが展示されています。高瀬家と藤村の強いつながりを知ることができる資料館です。

    初恋の小径に島崎藤村の姉の嫁ぎ先で小説のモデルにもなった旧家高瀬家藤村資料館があります。館内には、関所の代官・山村家の家臣として関所番を努めた高瀬家に伝わる兵法書籍や、製薬を営んでいたことから当時使用されていた製薬道具、鎧や兜などの他、藤村ゆかりの写真や手紙、遺品、木曽谷の資料、街道絵図などが展示されています。高瀬家と藤村の強いつながりを知ることができる資料館です。

  • 高瀬家藤村資料館の隣に、福島関所資料館があります。江戸時代に設置された四大関所の一つで、木曽福島の高台に関所門と関所資料館が復元されています。資料館正面には代官だった山村家の家紋が描かれた幕が垂れ下がり、館内には通行手形や鉄砲、武具、証文、火事の延焼を防ぐための巨大うちわなどが展示されています。

    高瀬家藤村資料館の隣に、福島関所資料館があります。江戸時代に設置された四大関所の一つで、木曽福島の高台に関所門と関所資料館が復元されています。資料館正面には代官だった山村家の家紋が描かれた幕が垂れ下がり、館内には通行手形や鉄砲、武具、証文、火事の延焼を防ぐための巨大うちわなどが展示されています。

  • 福島関所資料館の隣りに福島関所跡があります。関所の雰囲気を残す柵に囲まれた草が生えている広場に西門跡や築地塀跡や井戸などがあり、復元図を見ながら実際の関所を想像しました。

    福島関所資料館の隣りに福島関所跡があります。関所の雰囲気を残す柵に囲まれた草が生えている広場に西門跡や築地塀跡や井戸などがあり、復元図を見ながら実際の関所を想像しました。

  • 次に訪れたのは福島宿の上の段地区です。急な坂道と細い桝形の道の周辺を上の段といいます。福島宿は昭和初期の火災でほとんどが焼失しましたが、上の段地区は残り現在でも江戸時代末期の建物が残っています。なまこ壁の土蔵や袖うだつや千本格子などの建物が残っています。飲食店として利用されている建物もあり、観光地化されてない木曽福島の中で観光客が訪れたい地区です。

    次に訪れたのは福島宿の上の段地区です。急な坂道と細い桝形の道の周辺を上の段といいます。福島宿は昭和初期の火災でほとんどが焼失しましたが、上の段地区は残り現在でも江戸時代末期の建物が残っています。なまこ壁の土蔵や袖うだつや千本格子などの建物が残っています。飲食店として利用されている建物もあり、観光地化されてない木曽福島の中で観光客が訪れたい地区です。

  • 上の段の水場は木曽川の向かい岸の興禅寺付近の水場と比べると、水量が多く水の勢いに驚きました。

    上の段の水場は木曽川の向かい岸の興禅寺付近の水場と比べると、水量が多く水の勢いに驚きました。

  • 上の段の古い街並みの中に1601年創建の臨済宗寺院大通寺があります。山門は1778年に建立された鐘楼門で、木曽町最古の寺院建築で木曽町指定有形文化財に指定されています。境内の子安地蔵尊と可愛らしい長寿地蔵尊の間にスラックラインが張ってありました。誰でも自由に歩くことができて、段の目安の動作が説明板に記されていました。古いお寺と人気のスポーツの組み合わせが新鮮で、開かれた寺院の印象を受けました。

    上の段の古い街並みの中に1601年創建の臨済宗寺院大通寺があります。山門は1778年に建立された鐘楼門で、木曽町最古の寺院建築で木曽町指定有形文化財に指定されています。境内の子安地蔵尊と可愛らしい長寿地蔵尊の間にスラックラインが張ってありました。誰でも自由に歩くことができて、段の目安の動作が説明板に記されていました。古いお寺と人気のスポーツの組み合わせが新鮮で、開かれた寺院の印象を受けました。

  • 上の段地区に木曽町観光文化会館(まつり会館)が建っています。水無神社の例大祭・みこしまくりに関する展示を見ることができる資料館です。木曽踊りの様子や神輿制作過程の様子を写した写真や、みこしまくりで使用される白木の重さ400㎏の神輿も展示されています。惣助、幸助と掛け声をかけながら、新しく造られた400㎏の神輿を地面に叩きつけたり落としたり、転がしたり、神輿によじ登ったりする勇壮な祭りの様子を映像で見ることもできます。

    上の段地区に木曽町観光文化会館(まつり会館)が建っています。水無神社の例大祭・みこしまくりに関する展示を見ることができる資料館です。木曽踊りの様子や神輿制作過程の様子を写した写真や、みこしまくりで使用される白木の重さ400㎏の神輿も展示されています。惣助、幸助と掛け声をかけながら、新しく造られた400㎏の神輿を地面に叩きつけたり落としたり、転がしたり、神輿によじ登ったりする勇壮な祭りの様子を映像で見ることもできます。

  • 本町商店街にある木曽川親水公園で一休みしました。自由に入れる足湯があります。日陰の足湯に入りながら目の前の緑豊かな山々や、木曽川の穏やかな流れを見渡すことができます。温泉なので肌がツルツルになりました。使用する場合は、足湯にかぶさっている蓋をはずして利用します。歩き疲れた足を休ませ、ホッとした時を過ごしました。

    本町商店街にある木曽川親水公園で一休みしました。自由に入れる足湯があります。日陰の足湯に入りながら目の前の緑豊かな山々や、木曽川の穏やかな流れを見渡すことができます。温泉なので肌がツルツルになりました。使用する場合は、足湯にかぶさっている蓋をはずして利用します。歩き疲れた足を休ませ、ホッとした時を過ごしました。

  • 木曽川親水公園足湯のそばに木曽川に架かる行人橋歩道橋があります。向かいの城山に権現滝があり御嶽信者が身を清めたことからこの橋が御嶽街道の起点に当たり、聖域の入口でした。その様な謂れからか、現在の行人橋歩道橋の親柱は御嶽山信仰を連想させるデザインになっています。

    木曽川親水公園足湯のそばに木曽川に架かる行人橋歩道橋があります。向かいの城山に権現滝があり御嶽信者が身を清めたことからこの橋が御嶽街道の起点に当たり、聖域の入口でした。その様な謂れからか、現在の行人橋歩道橋の親柱は御嶽山信仰を連想させるデザインになっています。

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