2017/01/07 - 2017/01/07
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motogenさん
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人に連れられて行く観光は嫌いですが、今日からはトゥクトゥクで回ります。
自転車では生命に危険が生じます。
今日の予定はバイヨンとその周辺・・・
タケオゲストハウス専属のトゥクトゥクだと、このコースなら半日・9ドルです。
8時の出発としました。
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朝食のために下りていくと、昨夜到着したお客さんが座っていました。
出かけようとしています。
7人揃ったので車をチャーターし、世界遺産まで遠出するとか・・・
「どこまで行くんですか?」と尋ねると
「さあ・・?」と首をかしげます。
外見とその口調では、薄ぼんやりした気弱な人に見えるけど、話を聞いてみると、趣味の写真のために世界巡りをしています。
旅のベテランです。 -
近くのゲストハウスからも日本人が集まって来て、ワゴン車に相乗りして出掛けていきました。
GHの人に、どこまで行ったのか聞くと、プリアヴィヒア。
タイと領土問題で銃撃戦をしていた、かの遺跡です。
どこに行くのか分からないまま、世界遺産というだけで出掛けてしまう、度胸のある御仁なのか、只のぼんやり男なのか・・・
面白そうで風変わりの人物に出会えました。
帰ってくるのが楽しみです。 -
昨日と同じく、私は卵焼きセット、女房はフランスパンのサンドイッチを食べ、コーヒーを飲んていると、表にトゥクトゥクが待機。
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「バイヨンまで行き、そこで降ろしてもらえば、後は勝手に歩いて回るから・・・」
GHにはそう頼んであります。
まだ若くて人の良さそうなドライバーと片言で確認し、いざスタート。 -
昨日は自転車でふらついた道を、今日は楽々風を切って走る。
混雑している病院前も、転倒した危険地帯もなんのその、安心して周囲を眺めることができます。 -
静かな森の中に突入し・・・
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アンコールワットが近づくと、大型バスの駐車場があって・・・
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バスから降りた団体客が、ぞろぞろ歩いていて・・・
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その先には、アンコールワットの中央祠堂が見える。
トゥクトゥクはそちらではなく、北を目指して直進する。 -
昨日休憩した蓮の池公園で、子どもたちが活動している。
朝なので蓮の花が満開だが、先を急ぐので素通り。 -
アンコールワットを背中に見て、森の中を突っ切ると・・・
-
アンコールトムの堀と南大門が現れた。
トゥクトゥクを止めてもらい、写真撮影を開始。
橋の両端ではナーガを綱にして、神様軍団と阿修羅が綱引きの真っ最中。
アンコールワット壁画にあった『乳海撹拌』の立体版です。 -
誰もが、カメラを構えてあっちこっちと動き回る。
遺跡はファンに取り囲まれるアイドルのごとし。 -
レンズの先には、壊れかけた阿修羅や神様もあれば・・・
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修復されたり、頭だけ新しく造られた阿修羅まであり・・・
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大きな岩の門を、車がぎりぎりにくぐり抜けて行きます。
戦場に向かう象たちや、物資を山積みした荷車が通った門の下を、今では車が行き交っている。 -
門の上部では四面観音がギョロリと睨みつけていて、これまた凄い迫力です。
即座に頭に浮かぶのは、巨人ゴーレム。
岩の巨人が、周りの岩石をバラバラと払い落としながら、ゴ・ゴ・ゴ・ゴッと立ち上がり・・・
ズシン・ズシンと歩き出すと・・・
即座に世界のニュースとなって・・・
などと空想が空想を呼び、感嘆極まって見つめるだけです。 -
生き物のような巨岩ゴーレムを抜けて、アンコールトムの中心部、バイヨンに向かいます。
あっ、サルがいる!
サルを見ている観光客もいるが、先を急ぐので・・・・ -
数分でバイヨンに到着。
勇んでトゥクトゥクを降ります。
トゥクトゥクは、この先のライ王のテラスで待っていると言います。
3時間後の再会を確認して、私たちは歩き出しました。バイヨン 史跡・遺跡
-
まずは第一回廊のレリーフを観察。
おもむろにタブレットを取り出して、
「これが曲芸をする芸人たちかな・・・」
「これはレスリングだろう・・・」
などと、資料に見ながら同一のものなのか見比べます。 -
目当てのレリーフを探すことは、ただぼんやりと眺めているよりも格段に張り合いがあり、分かった気分になるものです。
これぞ、象に乗って森に入っていく王様の一団だろう・・・
本当かな・・・? -
「木にしがみついて虎から逃げる、バラモン僧だよ・・・きっと・・・」
ネコのようなおとなしそうな虎です。
なぜ逃げているのかはさっぱりですが、目当てのものが見つかるだけで嬉しいのです。 -
クメール人同士の戦いや、チャンパ軍との戦いを見るが、どこがどうなっているのかは分かりません。
たくさんのものが、ごちゃごちゃと入り混じっているからです。
遺跡が発見された当時には、ガイドブックも解説書もなく、発掘者はこれら一つ一つを丹念に調べ、読み解いていくのだから、その苦労はすごいものだ。 -
私はそれらの研究成果を読み、
「これが凱旋パーティの準備をしている調理風景だ」だとか、
「大工や石工の仕事風景だ・・」などと、
ああだこうだと言いながら、楽しめるのだからありがたい。 -
バイヨンのレリーフには、庶民の暮らしが刻まれていて、素人にも面白く見学できる。
「これは獣を火の上であぶっているんだろう・・・」
「こんなことをして暮らしていたんだな・・・」
などと、研究者気分にもさせてくれます。 -
ここは当時の病院だ。
えっ・・・点滴してるの・・?
まさか・・・ -
出産シーンも見つかりました。
この時代、出産は命がけで、家族にとっても部族にとっても、それはそれは重要なできごと。
「お産婆さんに抱えられ、もう一人のお産婆さんの手当てで出産・・・」
そんな解説が聞こえてきた。 -
日本語を喋るガイドです。
「この耳たぶか大きく、垂れ下がっている人が、クメール人で・・・」
「トレンサップ湖も、戦いがあり、このレリーフは・・・」
上手な日本語ではありませんが、意味は伝わってきます。
ガイドブックにもある説明なのに、この場で直接聞くと、ああそうなのか・・・と、すんなり頭に入ってくる。 -
バイヨン注目のレリーフも見つかった。
蓮の花の上で踊るアプサラたち。
たくさんの柱に刻まれているが、その中で最高と思えるを選んでシャッターを押す。 -
日本語ガイドの後についていくと、第二回廊に進んでいく。
ガイドを雇っているのは、2人の女の子を連れた日本人夫婦。
お母さんは小っちゃくて、子どもと見間違えるほど可愛く見える。
私たちを無視して知らぬ顔で歩いて行く。
迷惑かな?
なあに、かまうものか。 -
第二回廊はそそくさと通過して、階段につかまって上部テラスに登っていきます。
ゆっくりと隅々まで回るのではなく、重要スポットにしぼってガイドするようだ。
一つの場所に、それほど時間をかけれないのだろう。 -
おおっ、すごい。
ゴーレムのような四面仏塔が乱立し、戦闘準備をしているようだ。
その中央にひときわ高い中央祠堂。 -
「四面観音の中に、日本のお笑い女芸人に似た顔があるんですよ。」
「分かりますか?」
とガイドは言うが、この夫婦の若さでは、見たことも聞いたこともない芸人のはず。
女房だけが納得顔。 -
「完成当時はここに守護神の仏像がありましたが・・・」
仏塔の中に入ってみるが、何もない。 -
しかし中央祠堂の内部には・・・・
-
ロウソクのオレンジ色の火がチロチロ燃え・・・
参拝している人がいます。
お父さんに促されて、子どもが賽銭を供えました。
新人深い親子です。 -
この窓から見える四面観音の横顔が、最も美しいらしく、ここが最高の撮影ポイントだと説明されている。
本当にこの窓なの?
この横顔が美しいの・・?
近くをうろつくが、横顔が見えるのはこの窓しかない。 -
『クメールの微笑み』と呼ばれているのは、この塔の観音菩薩だと言うが・・・
みんな同じ顔に見えてしまう。 -
ガイドブックには納得できないこともある。
しかしこれら巨岩の造形物には言葉には表せないほどの魅力があり、気持ちが張りすぎて、ため息が出てしまう。 -
当時は『アーム構造』が実用となっていず、上方にいくにつれて少しずつずれを作る『迫り出し構造』を採用、との解説を読む。
なるほど、これがその『迫り出し構造』というものか・・・
と分かった気持ちになり・・・ -
入り口上部の『まぐさ』という石材に、最高の彫刻をほどこしたというが、
そうそう、これは立派なものだ・・・
非常に手のこんだものだということは、素人でも分かるぞ・・・
と、女房にも説明してみる。 -
なんだかんだと言いながら、タブレットに詰め込んだ解説資料を読みながら、歩き回っている。
-
もっと研究を積んだなら、日本人相手の遺跡ガイドになれるかな・・?
冗談半分にそんなことを思いながら、巨人ゴーレムの館から去ることにした。
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