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女木島を後にし、男木島へ。この島でも2010年から瀬戸内国際芸術祭が3年ごとに開催されています。坂のある古い街並みに展開される作品群は、芸術祭の多くの作品のなかでも下馬評は高いと聞きます。確かに素晴らしい作品にめぐりあいました。一部を除き会期の終了後は撤去されることに。島の景観と共に旅行記に書き留めておきます。<br /><br />なお、芸術祭会期終了後も観賞できる作品があります。詳しくはART SETOUCHIのWEBサイト http://setouchi-artfest.jp/ をご覧ください。<br /><br />【旅程】<br />○10月26日(水)<br />女木島編からのつづき 女木島12:20(雌雄島海運)12:40男木島(徒歩で島内巡り)男木島17:00(雌雄島海運)17:40高松港(徒歩)高松築港駅(琴電)片原町駅(琴電)高松築港駅(徒歩)高松駅(瀬戸大橋線・マリンライナー)岡山駅<br /><br />【島データ】<br />・男木島(おぎじま)香川県高松市<br /> 面積:1.37平方㎞ 周囲:5.0km 標高:213m 人口:180人(2015年)<br /><br />【瀬戸内国際芸術祭2016】(公式ガイドブックより)<br />会期 2016年3月20日-4月17日、7月18日-9月4日、10月8日-11月6日 108日間<br />開催地 瀬戸内海の12の島+高松、宇野<br />作品数 約200点(うち過去開催の恒久作品85点)<br />参加アーティスト 33の国と地域/約230組

男木島、瀬戸内国際芸術祭2016を追憶 ~瀬戸内あいらんど紀行vol.8

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2016/10/26 - 2016/10/26

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旅行記グループ 瀬戸内あいらんど紀行

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Islander

Islanderさん

女木島を後にし、男木島へ。この島でも2010年から瀬戸内国際芸術祭が3年ごとに開催されています。坂のある古い街並みに展開される作品群は、芸術祭の多くの作品のなかでも下馬評は高いと聞きます。確かに素晴らしい作品にめぐりあいました。一部を除き会期の終了後は撤去されることに。島の景観と共に旅行記に書き留めておきます。

なお、芸術祭会期終了後も観賞できる作品があります。詳しくはART SETOUCHIのWEBサイト http://setouchi-artfest.jp/ をご覧ください。

【旅程】
○10月26日(水)
女木島編からのつづき 女木島12:20(雌雄島海運)12:40男木島(徒歩で島内巡り)男木島17:00(雌雄島海運)17:40高松港(徒歩)高松築港駅(琴電)片原町駅(琴電)高松築港駅(徒歩)高松駅(瀬戸大橋線・マリンライナー)岡山駅

【島データ】
・男木島(おぎじま)香川県高松市
 面積:1.37平方㎞ 周囲:5.0km 標高:213m 人口:180人(2015年)

【瀬戸内国際芸術祭2016】(公式ガイドブックより)
会期 2016年3月20日-4月17日、7月18日-9月4日、10月8日-11月6日 108日間
開催地 瀬戸内海の12の島+高松、宇野
作品数 約200点(うち過去開催の恒久作品85点)
参加アーティスト 33の国と地域/約230組

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
グルメ
4.5
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • (女木島編 http://4travel.jp/travelogue/11190539 からのつづき)男木島が見えてきました。

    (女木島編 http://4travel.jp/travelogue/11190539 からのつづき)男木島が見えてきました。

  • 女木島から20分で男木島に到着。男木島には平地が少なく、民家は斜面にへばりついているかのように建っています。

    女木島から20分で男木島に到着。男木島には平地が少なく、民家は斜面にへばりついているかのように建っています。

  • 港の建物はジャウメ・プレセンサの作品、「男木島の魂」。

    港の建物はジャウメ・プレセンサの作品、「男木島の魂」。

    高松市男木交流館 (男木島の魂) 名所・史跡

  • 芸術祭の作品めぐりとします。6人のアーティストで結成された昭和40年会の作品が展示されている旅館跡。

    芸術祭の作品めぐりとします。6人のアーティストで結成された昭和40年会の作品が展示されている旅館跡。

  • 川島猛とドリームフレンズの「ブラック&ホワイト」。

    川島猛とドリームフレンズの「ブラック&ホワイト」。

  • 川島猛らの作品がある古民家にはカフェがあります。

    川島猛らの作品がある古民家にはカフェがあります。

    ドリームカフェ グルメ・レストラン

  • カフェで休憩。魚のすりみフライを挟んだ「めおんバーガー」が看板メニューですが、食事をしたばかりで飲み物のみに。

    カフェで休憩。魚のすりみフライを挟んだ「めおんバーガー」が看板メニューですが、食事をしたばかりで飲み物のみに。

  • 迷路のような路地を進みます。眞壁陸二による路地壁画がところどころにあります。

    迷路のような路地を進みます。眞壁陸二による路地壁画がところどころにあります。

  • 松本秋則の「アキノリウム」。2階に設置されたオブジェが影絵となって1階で見ることができる作品。

    松本秋則の「アキノリウム」。2階に設置されたオブジェが影絵となって1階で見ることができる作品。

  • 作品は斜面に広がる古い街並みに点在します。急な坂道を登り続けます。

    イチオシ

    作品は斜面に広がる古い街並みに点在します。急な坂道を登り続けます。

  • 高橋治希の「SEA VINE」。陶器製のつると花が古民家に張り巡らされた作品。

    高橋治希の「SEA VINE」。陶器製のつると花が古民家に張り巡らされた作品。

  • リン・ティエンミャオの「自転-公転」。様々な道具が付けられた棒が回転。

    リン・ティエンミャオの「自転-公転」。様々な道具が付けられた棒が回転。

  • 集落の中には廃屋もところどころあります。

    集落の中には廃屋もところどころあります。

  • 栗真由美の「記憶のボトル」。島の人々の思い出の写真が入った無数のボトルが土蔵の中に吊るされています。

    栗真由美の「記憶のボトル」。島の人々の思い出の写真が入った無数のボトルが土蔵の中に吊るされています。

  • 谷口智子の「オルガン」。パイプを覗くと瀬戸内の島々と詩が。

    谷口智子の「オルガン」。パイプを覗くと瀬戸内の島々と詩が。

  • 漆の家プロジェクト「白い部屋」。香川県の漆芸家による作品。白い漆で塗られた部屋。「黒い部屋」もありました。

    漆の家プロジェクト「白い部屋」。香川県の漆芸家による作品。白い漆で塗られた部屋。「黒い部屋」もありました。

    漆の家 美術館・博物館

  • 大岩オスカールの「部屋の中の部屋」。古民家の部屋の中に90度回転した部屋があります。

    大岩オスカールの「部屋の中の部屋」。古民家の部屋の中に90度回転した部屋があります。

  • 集落のてっぺんにある豊玉姫神社を参拝。参道からは街並みと瀬戸内の島々を望むことができます。

    集落のてっぺんにある豊玉姫神社を参拝。参道からは街並みと瀬戸内の島々を望むことができます。

  • 大あくび?

    大あくび?

  • この島でも多くのネコが住んでいます。耳に切れ目があるネコは「さくらねこ」と呼ばれています。

    この島でも多くのネコが住んでいます。耳に切れ目があるネコは「さくらねこ」と呼ばれています。

  • 「さくらねこ」は不妊手術を受けたネコ。かわいそうですが、狭い島でヒトとネコが共存するためには仕方ないのでは。

    「さくらねこ」は不妊手術を受けたネコ。かわいそうですが、狭い島でヒトとネコが共存するためには仕方ないのでは。

  • 山口啓介の「歩く方舟」。屋島と五剣山をつないでいるかのように見えました。

    山口啓介の「歩く方舟」。屋島と五剣山をつないでいるかのように見えました。

    歩く方舟 名所・史跡

  • TEAM男気の漁具倉庫。TEAM男気による「男気プロジェクト」は7隻の漁船にペインティングを施すプロジェクト。

    TEAM男気の漁具倉庫。TEAM男気による「男気プロジェクト」は7隻の漁船にペインティングを施すプロジェクト。

  • 近くの港には朝日の絵が描かれた新生丸が泊まっていました。

    近くの港には朝日の絵が描かれた新生丸が泊まっていました。

  • 男木小・中学校の体育館に描かれたレジーナ・シルベイラの「青空を夢見て」。この学校は一度休校となっていましたが、2014年に再開。

    男木小・中学校の体育館に描かれたレジーナ・シルベイラの「青空を夢見て」。この学校は一度休校となっていましたが、2014年に再開。

  • 門番のねこ様に睨まれました。

    門番のねこ様に睨まれました。

  • イム・ミヌクの「Lighthouse Keeper」。男木島燈台の燈台守が住んでいた家を作品化。

    イム・ミヌクの「Lighthouse Keeper」。男木島燈台の燈台守が住んでいた家を作品化。

  • 燈台とその光によるインスタレーション。

    燈台とその光によるインスタレーション。

  • オンバファクトリーへ。島の人々が愛用するオンバ(乳母車)を装飾。実用性もありそう。

    オンバファクトリーへ。島の人々が愛用するオンバ(乳母車)を装飾。実用性もありそう。

  • 集落を一周して港に戻ってきました。えびす様と鯛が描かれた第三豊漁丸。

    集落を一周して港に戻ってきました。えびす様と鯛が描かれた第三豊漁丸。

  • 港近くの「島テーブル」で揚げたてのたこの天ぷらとビールを頂きます。このたこ天、歯ごたえと柔らかさが絶妙で美味い。

    港近くの「島テーブル」で揚げたてのたこの天ぷらとビールを頂きます。このたこ天、歯ごたえと柔らかさが絶妙で美味い。

  • 折り返し高松行きとなるフェリーがやって来ました。

    折り返し高松行きとなるフェリーがやって来ました。

  • 17時ちょうどに出港。4時間少々の滞在では島すべてをみることはできず、男木島灯台に行けなかったことが心残りです。島の人々に見送られて男木島を後にします。

    17時ちょうどに出港。4時間少々の滞在では島すべてをみることはできず、男木島灯台に行けなかったことが心残りです。島の人々に見送られて男木島を後にします。

  • 高松港に到着したころには日が暮れてました。フェリーを降りてすぐのところにある大巻伸嗣の「Liminal Air -core-」。

    高松港に到着したころには日が暮れてました。フェリーを降りてすぐのところにある大巻伸嗣の「Liminal Air -core-」。

    Liminal Air -core- 名所・史跡

  • 高松で飲むことにします。高松築港駅から琴電に乗り片原町へ。高松の繁華街に繰り出します。まずは大きな焼き鳥の野球鳥を食してほろ酔いに。

    高松で飲むことにします。高松築港駅から琴電に乗り片原町へ。高松の繁華街に繰り出します。まずは大きな焼き鳥の野球鳥を食してほろ酔いに。

    野球鳥おかむら グルメ・レストラン

  • 2軒目はバーふくろうへ。日本バーテンダー協会に所属するマスターが腕を振るうカクテルを頂きます。オリジナルカクテルのキャッツアイ。

    2軒目はバーふくろうへ。日本バーテンダー協会に所属するマスターが腕を振るうカクテルを頂きます。オリジナルカクテルのキャッツアイ。

  • 香川の特産品、富有柿のカクテル。美味い。マスターと瀬戸芸の話をしながら心地よい空間でまったりしました。

    香川の特産品、富有柿のカクテル。美味い。マスターと瀬戸芸の話をしながら心地よい空間でまったりしました。

  • シメは高松の有名店、鶴丸で。

    シメは高松の有名店、鶴丸で。

    手打ちうどん 鶴丸 グルメ・レストラン

  • 名物のカレーうどんをすすります。

    名物のカレーうどんをすすります。

  • 琴電に乗り、高松築港駅に到着。歩いて高松駅に向かいます。

    琴電に乗り、高松築港駅に到着。歩いて高松駅に向かいます。

    高松築港駅

  • 高松駅には東京行きのサンライズ瀬戸が出発を待ってます。これに乗って東京に行きたいところですが、マリンライナーに乗って家路に。最後までご覧いただきありがとうございました。(おわり)

    高松駅には東京行きのサンライズ瀬戸が出発を待ってます。これに乗って東京に行きたいところですが、マリンライナーに乗って家路に。最後までご覧いただきありがとうございました。(おわり)

    高松駅

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この旅行記へのコメント (4)

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  • わんぱく大将さん 2017/01/17 09:35:41
    おしゃれですね
    Islanderさん

    昨夜、旅行記拝見していたら、スタックされて。すみません、もう一度やりなおしで。

    おしゃれな作品が多いですね。 たまに、どきっ、とさせられるものもありましたが。
    でも、最後のカクテルといい、〆はうどん、これまたおしゃれ。 良い旅行記、書かれますね。ネコのアクビ、にらみも上手い具合に撮られて。 こちらこそ、フォローさせていただきます。 どうぞよろしゅうに。

     大将

    Islander

    Islanderさん からの返信 2017/01/18 21:18:58
    コメントありがとうございます
    大将さん

    投票、フォロー、そしてコメントいただきありがとうございます!!
    2016年は3年に1度の瀬戸内国際芸術祭が開かれ、島歩きを兼ねて作品を鑑賞しました。写真撮影可能なものについては下手ながら写真に収めて旅行記にアップさせていただきました。読んで飽きないよう写真の選択を工夫しているつもりなので、どきっとしていただき大変うれしいです。
    今年も、月1程度で旅行し、旅行記をアゲて行きたいと思っておりますのでよろしくお願いします。

    Islander
  • batfishさん 2016/12/02 20:51:03
    芸術祭の男木島
    islanderさん こんばんは!

    前作女木島編もですが、男木島も2年前に訪れたので
    懐かしく拝見しました。
    芸術祭のときはおしゃれな作品を見ながらの島散歩が
    楽しめるのですね〜。カフェも営業していていいなぁ♪
    私が行ったときは残骸(?)があるばかりだったので
    芸術祭の雰囲気を拝見できてラッキーです。

    男木島の猫ちゃん、事前情報無しで行ったので
    あまりの多さに驚きました。
    (自分が)逃げるように神社に上がったので、Islanderさんのように
    アップでとらえることができずでした(^^;

    高松とその周辺の島々、いいですよね〜
    私もまた高松に行きたくなりました。
    (まだIrucaカードも持っていたりします)

    batfish

    Islander

    Islanderさん からの返信 2016/12/03 09:56:00
    ご覧いただきありがとうございます
    batfish さん

    男木島、女木島旅行記を読んでいただきありがとうございます。

    芸術祭の会期外に訪島されたのですね。おそらく静かで素朴な島の風景や人々に出会われたのではないかと思います。
    芸術祭の会期中は多くの人々が訪れ賑やかになりますが、船便の輸送力の限界で、溢れ返る程人が多いとは言えず(直島は例外ですが)、ゆっくりと作品鑑賞できます。瀬戸内の景色と古い街並み、現代アートとの組み合わせはとても素晴らしいと思います。次回は2019年の開催で、かなり先にはなりますが、是非会期中に訪れてみてはいかがでしょうか。

    拙作「瀬戸内あいらんど紀行」はまだまだ続きますので、暇なときにお立ち寄りください。

    batfishさん、いい旅続けてください。旅行記楽しみにしています。

    Islander

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