2016/07/03 - 2016/07/03
103位(同エリア594件中)
玄白さん
オーストリア・チェコ一ヶ月のんびり旅の個別旅行記第11弾は、インスブルック旧市街のちょこっと観光。昼過ぎまでヴァッテンスのスワロフスキークリスタルワールドで光のイリュージョンを楽しんだ後、インスブルックに戻り、黄金の小屋根、王宮、ザンクト・ヤーコプ教会など旧市街の定番スポットを見て回った。何としても見てみたいというほどの思い入れがある観光ではないので、通り一遍のおざなり観光ではあるが・・・
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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13:40発のシャトルバスでインスブルックに戻り、中央駅からトラムで旧市街へ。Marktgraben停留所で降りて、ヘルツォーク・フリードリッヒ通りをブラブラ・・・
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ここもザルツブルクのゲトライゼガッセのように、通りの壁に垂直に張り出している看板が目に着く。こんな看板を眺めながら奥へ。
突き当りに黄金の小屋根が見えてきた。 -
帆船の看板。船に関連するモノを扱っている店かな?
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インスブルックの街並みを特徴づけるのが、このエルカーという独特の出窓。
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この通りは、大勢の観光客で溢れかえっている。
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インスブルックのシンボル、黄金の小屋根。これもエルカー(出窓)であるが、ハプスブルク家当主にして神聖ローマ帝国皇帝マクシミリアン1世が広場で開催される市民の行事を見物するために15世紀末に作らせたもの。そんなハプスブルク家ゆかりの建築物という歴史的価値があることで、インスブルック一番の観光スポットになっているのだが、そんなに感動を覚えるほどのものではないように思える。マクシミリアン1世のことはよく知らないということもあるのだが・・・
屋根の金ピカは純金ではなく、銅板に金箔を張ったものだという。このあたり、質素倹約が美徳とされたハプスブルク家らしいケチ臭さが現れているとも言える。黄金の小屋根(マクシミリアン博物館) モニュメント・記念碑
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出窓の下の部分にはレリーフが施されているのだが、その左側が、マクシミリアン1世と2人の妻の像が彫られている。もちろん、マクシミリアン1世はキリスト教徒であるから、イスラムのような一夫多妻というわけではなく、最初の妻マリア・フォン・ブルグンドが落馬事故でなくなってから、2番目の妻、マリア・ビアンカ・スフォルツァを娶ったのであるが・・・
右側のレリーフはマクシミリアンの両サイドに時の宰相と宮廷道化師が描かれている。 -
イチオシ
黄金の小屋根の前は大勢の観光客でにぎわい、パントマイムのパフォーマンスをする芸人の稼ぎの場所である。
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黄金の小屋根がある建物本体はゴシック様式の5階建ての建物で、チロル伯の住居だったという。現在は、3階部分は黄金の小屋根博物館として一般公開されている。4,5階は普通のアパートとして利用されているそうだ。インスブルックカードでタダで入れるので入ってみた。
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マクシミリアンゆかりの品物などが展示されているのだが、あまり人気はないらしく、数人しか見学者はいなかった。
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マクシミリアン一世の銅像。本当にこんな顔立ちだったのだろうか?
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博物館の窓からのヘルツォーク・フリードリッヒ通りの眺め。
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博物館を出て、ふたたび旧市街散策を続ける。フレスコ画が描かれているエルカーが多い。
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イチオシ
天気予報は大外れ! こんな良い天気になってしまった。パッチャーコーヘルに行っておけばよかった。
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窓の回りの飾りはフレスコ画の一種のだが、騙し絵的要素もある。壁にだまし絵のような絵を描くというのは、イタリアに近いチロルや、南ドイツの独特の風習なのかもしれない。
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連れ合いのお目当ての場所へ。
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1803年創業のインスブルックで一番古いカフェ・ムンディングである。
ここで、店の自家製ケーキでティータイム。
しばし、休憩のあと、再び旧市街をブラブラ・・・カフェ ムンディング カフェ
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店の前の通りにあった水飲み場
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ホテル&レストラン Wein haus happ
入ったわけではないが、エルカーの装飾が見事だったので一枚パチリ。 -
Stadttrum(市の塔)
塔の上が展望台になっているようなので、登って見ようとしたが、あいにく工事中で入れなかった。市の塔 現代・近代建築
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イチオシ
黄金の小屋根の向かいにあるHelblinghausという建物。1560年に貴族の邸宅として建てられたロココ風のレースのような飾り漆喰が見事。一階は宝石店になっていて、2階以上はアパートとして使われているようで、中に入ることはできない。
ヘルプリングハウス 現代・近代建築
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黄金の小屋根の前の通りを西の方に行き、イン川の畔に行ってみる。
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左側、Helblinghausの隣りにあるインスブルックで一番古いホテルGoldener Adlerの看板。このホテルには王侯貴族やモーツァルト、ゲーテなど歴史上の有名人も宿泊しているそうだ。
ゴルデナー アドラー 地元の料理
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イン川。イン橋の上から撮影。源流はスイスのエンガディン地方である。大河であるが、ドナウ川の支流の一つ。
イン川 滝・河川・湖
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イチオシ
対岸のカラフルなファサードの家並みがきれいだ。今回の旅では、行くことはできなかったが、事前の検討中に見たチェコの世界遺産の街、テルチに良く似た街並みである。
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オーストリア国旗がいっぱいのビル
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また旧市街の中へ戻る。行ったり来たり・・・
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またまた路上のパフォーマー
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王宮の方に行ってみる。
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王宮。15世紀中ごろチロル伯ジークムント大公が最初に建設し、18世紀になって、ハプスブルク帝国女帝マリア・テレジアによって、ウィーン風のロココ様式に改築された。
華麗な装飾や家具・調度が置かれた膨大な部屋があり、見て回るには結構時間がかかったのだが、写真撮影は禁止となっている。
写真がないと、記憶はどんどん薄れていく。 -
次に王宮の隣に建つザンクト・ヤコプ教会(大聖堂)へ。教会は18世紀前半に作られたバロック様式の聖堂である。
外観写真を撮るのを忘れ、いきなり内部の写真から。この教会は入場無料だが、写真撮影するために、入口に置かれた自動券売機で1ユーロの撮影許可券を買わなくてはならない。
天井画が素晴らしい。作者はアザム兄弟というバイエルン出身のドイツバロックの芸術家兄弟。兄のコスマスは油絵とフレスコ画、弟のエギトは彫刻とスタッコ細工(化粧しっくい)に熟練していたという。 -
一種のだまし絵的な描画で、実際には平面なのだが、ドーム状にへこんだ天井のように見えるのが面白い。
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もう一つの見どころは主祭壇に飾られたルーカス・クラナッハの「救いの聖母」。
意外に小さい。 -
アップで。
クラナッハはドイツルネッサンスの画家で、ヴィッテンベルクに工房を持ち、領主ザクセン選帝侯フリードリヒ3世の御用絵師だった。作品としては、宗教画がメインだったが、宗教改革のマルチン・ルターの友人でもあったため、ルターやその家族の肖像画も描いている。
クラナッハ自身もプロテスタントなのだが、カトリック教会の祭壇画を請け負うというのは、大らかでよろしい。えてして、一神教の宗教では他宗派に対しては排他的になることが多いのだが・・・ -
翼廊の祭壇
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装飾過多とも思えるほどの説教壇。
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床の大理石モザイクも美しい。
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ピエタ。
ピエタ彫刻の上の人物は誰だろう? PETRUS CANISIUS とあるが・・・ -
パイプオルガンも見事。規模はチロル一だというが、大きさもさることながら、均整がとれた幾何学的な美しさを持つ建造物としても鑑賞できるようなパイプオルガンだ。
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大聖堂の見学を終えて、中央駅に戻るトラムのMarktgraben停留所へ。
途中、またまた、こんなパフォーマーに出会う。う~ん、どういう仕掛けで、こんなポーズでじっとしていられるのだろう? -
トラムを待つ間、マリア・テレジア通りにちょっと入って、アンナ記念柱を一枚撮影。
スペイン継承戦争でバイエルン軍を撃退した記念で建てられたもの。高さは13mあり、柱の上には聖母マリアの像がある。
インスブルックを紹介するポスターなどで使われる撮影ポイントである。アンナ記念柱 モニュメント・記念碑
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すっかり、乗り慣れたSTBで、テルフェスの貸別荘に戻る。市内を離れ、市電から登山電車となったSTBの車窓風景。インスブルックの街並みが眼下に見える。
あっという間に終わった一日であった。
明日はパッチャーコーヘルのハイキングだ。
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