2016/06/26 - 2016/06/26
66位(同エリア404件中)
玄白さん
オーストリア・チェコ一ヶ月のんびり旅の個別旅行記第4弾は、世界遺産ハルシュタット訪問記。
バート・イシュル到着の翌日、朝から雲が低く垂れこめ、予報では午後には雷雨の可能性もあるので、山歩きにはあいにくの空模様。そこで、この日は、ハルシュタットに出かけることにした。
ザルツカンマーグート南端に位置するハルシュタットは、ダッハシュタイン山塊に囲まれ、氷河が作り出し青々とした水を湛えたハルシュタット湖に面した人口1000人ほどの小さな街。急斜面の狭い土地に木造の家並みが肩を寄せ合うように建っている姿はまさに一幅の風景画を見るようだ。だが、この街はただ美しいというだけではない。ザルツはドイツ語で、ハルはケルト語で塩という意味。ザルツカンマーグートは岩塩を豊富に産出する地域であり、中でもハルシュタットはなんと紀元前3000年頃には岩塩の採掘が行われていたという。古代エジプトのクフ王のピラミッドはまだできておらず、ギリシャでは最初の文明であるトロイア文明黎明期である。そういう太古の昔から現代まで採掘が行われている最古の岩塩生産地なのである。そんな岩塩坑の内部を見学できるのである。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
バート・イシュルからハルシュタットへ行く方法としては、ポストバスを乗り継いで行く、又は電車でハルシュタット駅まで行き、渡し船でハルシュタットの街に入る2通りの方法がある。
渡し船で湖の上からハルシュタットの街並みを見たかったので、迷わず電車を使うことにした。 -
こんな車窓の風景を見ながら27分間の列車の旅である。
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雲が低く山肌を流れ下っている。
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イチオシ
ハルシュタット湖北岸の車窓からの風景。この辺りは山の陰になっているせいか、無風で湖面が水鏡になっている。
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まもなく、ハルシュタット駅だ。
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ハルシュタット駅に到着。世界遺産に登録され、多くの旅行者が訪れる玄関口にしては、驚くほど簡単で小さな無人駅である。駅のホームから50〜60mほど坂道を下って渡し船の乗り場へ移動する。
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この小さな小屋が渡し船乗場である。
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渡し船乗り場からの風景の一コマ。この辺りは風があり、湖面は水鏡にはなっていない。氷河期には、この辺りも氷河に覆われていた。やがてダッハシュタイン山塊から流れ出た氷河が削り取った谷に水が溜まってできた氷河湖である。最大水深は125mだという。
海がない内陸部なので、この湖でダイビングを楽しむ人もいるという。 -
待つこと10分ほどで、船がやってきた。船は30分おきに出ている。運賃は片道2.5ユーロ。わずか10分ほどの船旅である。
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いざ、ハルシュタットの街へGo
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湖上からの眺めが素晴らしい。湖岸まで迫った山と湖の間の狭い土地に肩をよせあうように建てられた家並みとダッハシュタイ山塊の山並み、湖が調和したこの美しい風景は、1997年に登録された世界文化遺産「ハルシュタットとダッハシュタインの文化的景観」の重要な要素である。
この眺めはバスでハルシュタットに入ったのでは見ることができない。 -
イチオシ
徐々にハルシュタットの街が近づいてくる。教会の尖塔が印象的だ。
人口1000人足らずの小さな街だが、教会が2つある。尖塔があるこの教会はプロテスタントの教会。
オーストリアは人口の9割はカトリックだが、ハルシュタットは3割がプロテスタントで、その割合が多い。そのためであろうか、小さな街だがカトリックとプロテスタントの教会が揃っているのである。 -
白い大きな建物がカトリック教区教会。
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イコモスの世界遺産登録の勧告書を読んでみると、
「この小さな街は、1750年に大火があり街全体が焼失してしまい、それまでの中世の街並みは消滅してしまった。その後、街は再建されたが、限られた土地を有効利用するため、民家の建築様式としてはゴシック様式をベースにバロック的要素を付加した独自の建築様式であり、現在までその景観が保たれている」
というようなことが記述されていて、家並みも世界遺産の構成要件とされている。 -
教会の前が船着き場になっている。
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10分ほどの船旅を終え、上陸。
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まずは、岩塩坑見学へ。
湖岸沿いのメインストリートを南に進みLahn地区まで歩く。 -
この湖岸通りは、観光客向けのいろいろな店が並んでいる。ついそちらに目を奪われて、たちどまる連れ合い。
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ハルシュタットの街並みの南のはずれに、ザルツベルク・ザイルバーンというケーブルカー乗り場がある。ここで、ケーブルカー往復と岩塩坑見学のコンビチケットを購入して、山上へ。正規料金は30ユーロだが、ザルツカンマーグートサマーカードがあるので24ユーロで買える。
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山上駅についたら、岩塩坑まで山道を登っていく。看板のオジサンが道案内してくれる。
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「今日はハイキングはしないと言ったのに、これじゃハイキングじゃないの!」と連れ合いはブツブツ言いながら登っていく。
15分ほどで、岩塩坑見学ツアーの場所に到着。 -
坑内に入る前に、鉱夫が着るような作業服を着なくてはならない。受付のオバサマは、見学者を一目見ただけで、ピッタリ合うサイズの作業服を手渡してくれる。
以前は上下一体のつなぎ服だったようだが、着衣・脱衣に時間がかかるせいか、今はセパレートタイプの作業服である。 -
見学はガイドツアーのみ。一定の人数毎のグループで見学に出かける。作業服を着たり、ツアー出発まで待ったりするので。結構時間がかかる。待合室で出発を待っていると、ドイツ語を話す団体さんと一緒になった。カメラを首からぶら下げていたので、団体のリーダーらしき人からカメラを渡され、集合写真を撮ってくれと頼まれた。さらに連れ合いには、一緒に入れという。
ついでに自分のカメラでも一枚撮影させてもらった。この中に連れ合いが混じっている。 -
ようやく、ツアー出発の時間になった。このお兄さんがガイドである。説明はドイツ語と英語である。
最初にいくつかの注意事項の説明。坑内は狭く暗いので、足元や、頭をぶつけないように注意しろとか、危険なのでグループから離れて勝手な行動をするなとか・・ -
ハルシュタット一帯には、先史時代から採掘されていた岩塩坑もあるが、見学するのは、クリスティーナ皇妃坑という1719年に開かれた岩塩坑。現在は閉山していて、その一部を見学コースとして公開しているのである。
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入口から歩いて坑道奥に向かう。
<ハルシュタットの岩塩 古代>
ハルシュタット一帯の岩塩採掘は紀元前3000年にさかのぼると言われている。メソポタミアで銅と錫の合金である青銅の作り方が発見され、武器や容器、装身具などが作られる、いわゆる青銅器時代が始まったころである。ハルシュタットでは、銅の採掘技術を応用して岩塩を採掘していたらしい。
紀元前800年ごろから青銅器に代わり鉄器が作られるようになった。この頃、フランス東部からハンガリー西部にわたる地域で発掘された遺物から中部ヨーロッパでは独自の鉄器文化が栄えていたことが分かっている。ケルト民族がその文化の担い手で、ハルシュタットは、その文化圏の中心に位置していた。このヨーロッパの紀元前800年ごろから始まる初期鉄器時代は、ハルシュタット時代と命名され、その鉄器文化はハルシュタット文化と呼ばれている。
古代ローマ時代には、バルト海沿岸からアドリア海沿岸まで広く岩塩を通じた交易がおこなわれていたという。しかし、ハルシュタット文化の担い手だったケルト民族は、バルト海地方に興ったゲルマン民族に圧迫され、次第に西の端、ブルターニュ半島やアイルランドに追いやられてしまった。
塩はいつの時代も生命の維持や食料の保存に必須の物質であり、こういう民族の興亡劇は塩の利権をめぐる争いがきっかけの一つだったかもしれない。古代ローマでは兵士の給料として塩が配られていて、サラリーの語源になったことは良く知られている。 -
見学コースの途中に、こんな滑り台がある。この滑り台を使って下に降りるというのが、岩塩坑ツアーの目玉。大人も童心に帰って、このアトラクションを楽しんでいる。一人ずつ、あるいはカップルであれば、後ろの人が前の人の腰に両足を巻き付けて一体となって滑り降りるのである。
降り口には信号機がついていて、青に変わったらGO!
滑り台は2か所あって、最初のは落差30mくらいで、小手調べといったところ。 -
絶叫しながら滑り降りてくる女性もいる。ちょっとした絶叫マシンである。
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岩塩をくりぬいて作られたランタンが幻想的だ。
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ところどころで、映像を使ったハルシュタットの岩塩坑の成り立ち、採掘の歴史などのプレゼンテーションが行われる。これもドイツ語と英語の2か国語での解説。
最初のプレゼンは、坑道の壁に埋め込まれた球状のスクリーンで、地球の生い立ちから説き起こし、古生代末期にはザルツカンマーグート一帯はローラシア、ゴンドワナという2つの巨大大陸に挟まれた海だったが、2大大陸の衝突で隆起し、アルプス造山運動の褶曲で干上がった海の塩が山中に閉じ込められて岩塩鉱になるプロセスがCGで示される。よくできたCGだった。 -
2つ目の滑り台。最初の滑り台よりはるかに長大で、落差は64mある。
作業服を着る意味がよく分かる。狭い坑内で岩壁に触れて汚れたり、防寒(坑内はとても涼しい)だけでなく、滑り下りるときの摩擦熱で尻がやけどしないようにということのようだ。当然、女性はスカート姿では滑れない。
この滑り台は、ツアーのアトラクションのために設置されたのではなく、かつて鉱山が稼働していたころ、鉱夫達が作業場に素早く移動するために利用していたのである。 -
最後に降りて来たのがガイドのお兄さん。
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この滑り台では、途中勝手に写真を撮られ、そのときのスピードも一緒にプリントされる。その様子がモニターに映し出される。だいたい、落下スピードは時速25kmから早い人で30kmほどのスピードになる。暗いトンネルの中をこのスピードで降りるので結構スリルがある。
もちろん、写真は買いたくなければ買う必要はない。 -
大きな塩水の地底湖があった。
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地底湖の周りの壁をスクリーンにして、古代の採掘の様子をアニメーションで紹介したり、
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イチオシ
岩塩の壁をカラフルな照明光で照らし、地底湖の水面の映り込みを利用して万華鏡のようなファンタジックな光と音楽のショーが繰り広げられる。
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暗い地底で、カメラの感度を目いっぱいあげての手持ち撮影なので、画質はひどく荒れていて、実物の幻想的な情景はとても伝えられていないが・・・
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近世になってからの採掘の様子。当時の鉱夫のいでたちの人形が手振りを交えて解説してくれる。
滑り台といい、地底湖の光と音楽のショーと言い、どこかテーマパーク風でもある。 -
近代になって開発された溶解採鉱法の展示。岩塩層に真水と空気を圧入して岩塩を溶かし、飽和食塩水をポンプでくみ上げ、生成して塩を取り出すというもの。コストが安いので工業用の苛性ソーダの原料としての塩の生産などに用いられてきた。
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現代の最新鋭の溶解採鉱法設備もビデオで紹介されていた。岩塩には場所によって重金属が含まれている場合もあり、それらを除去するプロセスが組み入れられている。とくに食用にするには必須の工程である。
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1734年、先史時代の岩塩坑内の岩塩層の中から一体のミイラが発見された。Salt Manと呼ばれている。おそらく、落盤で押しつぶされてしまったと思われ、岩盤の圧力でペッタンコになっているが、塩の保存効果で、保存状態はとても良好だという。調査研究は、いまでも続いているが、紀元前350年ごろのハルシュタット時代終わり頃の人物だということが分かっている。
通常の岩塩坑見学とは別に、このSalt Man が発見された場所を含む先史時代の岩塩坑を探検するスペシャルツアーも用意されている。完全防護服、ヘルメット、ヘッドランプが準備され、参加資格は暗所恐怖症ではないこと、身体頑健なこと。事前予約制で、5〜9月の金曜日14:00だけ実施されるそうだ。面白そうだが、今回は残念ながら参加できない。 -
見学ツアー最後のイベントは、巨大スクリーンに、紀元前1,500年前の青銅器時代の岩塩採掘の様子が4K映像で映し出される。ある家族が総出で岩塩を掘り出し、地上に運ぶ様子を架空の物語仕立てで映写するのである。架空の物語ではあるが、青銅器時代人が身に着けている衣服、照明用たいまつ、岩を割るつるはし、岩塩運搬用の背負い袋、水・食料運搬用手桶などは、考古学的知見に基づく科学的な考証に裏付けられているそうだ。特に舞台となっている坑道内の木製の階段は、ウィーン大学考古学チームによる発掘の様子も冒頭スクリーンに映し出される。
木や繊維という通常であれば腐食してしまうものが、3500年経っても残っているのは、ひとえに塩の力である。 -
すべてのイベントが終わり、ベンチのようなトロッコに乗って地上に出る。ところどころ。ほとんどスペースの余裕がない狭いトンネル内を結構なスピードで移動する。少し体を傾けると岩壁を擦ってしまいそうで、ちょっと怖い。
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トロッコは、こんなシンプルな構造のものである。
この一時間半の見学ツアーで坑内を歩いた距離は、1km程度と思われるが、ハルシュタット一帯の先史時代から採掘された岩塩坑道の総延長は3750kmにも達するというから驚きである。
中世以降は、この地域を支配下においたハプスブルク家が、直轄地として手厚く保護し、岩塩の交易がハプスブルク家の豊かな財政力の一旦をになっている。この時代、岩塩は「白い黄金」とさえ言われていたのである。そもそも、ザルツカンマーグートとは「塩の御料地」という意味である。 -
岩塩坑見学を終え、登ってきた道を引き返し、ケーブルカー乗り場に戻る。途中にミニ博物館がある。
ケーブルカー駅から岩塩坑にいたるこの一帯の谷に2000基に及ぶ古代の墓があった。鉱山会社社員だったゲオルグ・ラムザウァーという人物によって発見され、1846年から17年にわたって発掘が続けられ、出土品は2万点にも及ぶ。この発掘品の研究により、この墳墓群は、ハルシュタット時代すなわち紀元前800〜400年頃のものと判明し、中部ヨーロッパの初期鉄器時代の文化が明らかにされ、ハルシュタット文化と命名されたのである。
この大規模墳墓の存在が、岩塩坑とならび、ハルシュタットの世界遺産の重要な構成要件になっている。 -
墓から掘り出された人骨の展示。
プロイセン王フリードリッヒ・ヴィルヘルム3世の妃、メクレンブルク妃は、王族の身分でありながら、考古学に興味を抱き、この地の支配者、ハプスブルクの皇帝フランツ・ヨーゼフから許可をもらい、この墓の発掘作業に参加している。
また、そのフランツ・ヨーゼフ皇帝自身とエリザベート皇妃も、ある墓の発掘に立ち会ったことがあるという。(クリスチアーヌ・エリュエール著「ケルト人、蘇るヨーロッパの幻の民」より) -
ケーブルカー山上駅近くに眺望抜群のレストランと展望台がある。
このレストラン、13世紀には「ルドルフスツルムタワー」という岩塩鉱山防御のための砦だった。 -
レストランの前の展望台「Weterbeblick」
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横から見ると、展望台はこんな具合に空中に飛び出した作りになっている。
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イチオシ
この展望台からの眺望は絶景である。
ハルシュタットの街の中心部を真下に見下ろせる。狭い土地にひしめくように建てられた家々。 -
ケーブルカー乗り場があるLahn地区
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湖上からハルシュタットの景観を楽しむために運行されている遊覧船
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イチオシ
展望台からの絶景を楽しんだあと、ケーブルカーで麓に降り、Lahn地区の湖畔の小さな公園で、遅めのランチ。
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ランチは、昨日、バートイシュルの駅への近道のルートファインディングに出ている間、連れ合いが作ってくれた混ぜ御飯のおにぎりとフードコンテナに入れた味噌汁。
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餌をねだりに小鳥が寄ってくる。スズメに似ているが、日本のスズメとはちがう。
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さすが世界遺産の観光の街である。湖岸通りには、土産物屋が並んでいる。
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スワンボートと本物のスワンと・・・
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対岸の元貴族の館?風の城のような建物をアップで。今はやっぱりホテルにでもなっているのだろうか?
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イチオシ
丹後半島、伊根の舟屋を思い起こさせるようなボートガレージがある湖岸の家々。
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写真には写っていないが、この湖岸通りは、大きなスーツケースを転がしている中国人団体客で溢れ返っている。通りを歩いている人の8〜9割は中国人ではないか。
中国のどこかの街に来ているような錯覚に陥るほどだ。美しい静かな街並みを楽しもうと思っても、あの騒々しさに、うんざりする。
岩塩坑では中国人団体客はゼロだったのだが・・・たぶん、岩塩坑見学をツアーに組み込むと、時間的余裕がなくなるからだろう。なにしろ、ケーブルカーの乗り降り、ガイドツアーの待ち時間など入れると、そこだけで半日以上潰れるのだ。 -
壁に這うツルバラが見事。ホテルだったかな -
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湖に出る狭い路地に面した家の壁にもバラが・・・
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マルクト広場の真ん中に建つ何かの記念柱
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広場の周りはホテルやレストラン、土産物屋がズラリと並んでいる。
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イチオシ
もう一か所、行っておきたいポイントへ。
そう、ガイドブックやポスターなどでお馴染みのハルシュタットを紹介する写真の定番撮影スポットだ。
街の北側のはずれの、坂道を上がったところだ。マルクト広場から10分ほど歩いたところである。 -
定番ビューポイントで撮り終えてから、今度はカトリック教会を覗いてみる。
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教会内部。カトリックの教会にしては、わりと簡素な内装である。レオンハルト・アストゥル作の1510年頃の後期ゴシック様式の祭壇。今では、ちょっとくすんだ感じになっているが、作られた当初は黄金色に輝いていただろう。
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地元の信者の集まりだろうか、賛美歌の練習をしていた。じゃまにならないよう、外に出て、バインハウスを見に行く。
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バインハウスとは納骨堂。
頭蓋骨が600個以上並べられた、いささかグロテスクな情景である。
ハルシュタットでは、墓地に葬られた遺体は10〜20年経つと掘り起こされ、遺体の頭蓋骨と大腿骨を、このバインハウスに納骨するという風習がある。土地が狭いため、墓地を再利用するためなのである。
掘り起こされた骨はきれいに洗い、装飾や、文字が書き込まれている。現代では、火葬に変わっているので、墓を掘り起こすということは行われていないという。
バインハウスを調べていたら、こんなサイトを見つけた。バインハウスの中にいて、360度見まわした動画である。日本に居ながらにして、実際にバインハウスに入った気分になれる。サイトの運営はハルシュタットのカトリック教会関係者のようである。教会が、こんな動画を作成してネットで公開しているというのは、大らかというか、なんというか、いささか違和感を禁じ得ないが・・・
http://www.kath.hallstatt.net/panorama/beinhaus/index.html -
カトリック教会を最後にハルシュタットに別れを告げ、再び渡し船に乗り対岸のハルシュタット駅へ。
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プロテスタント教会の塔のはるか上方の山上にルドルフスツルムタワーが見えている。
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さらば、ハルシュタット。
美しい景色もさることながら、先史時代から掘られてきた塩の洞窟でアドベンチャー気分に浸り、ひんやりとした洞窟内の空気には、現代のアイルランドにも独自の神話や妖精の物語文化を残している謎多き幻の民ケルトの祖先たちの息遣いが濃厚に混じっているのが感じられたのであった。
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