2016-４月　台湾北東バス鉄旅　14　北迴線全駅めぐり⑦景美站

2016/04/08 - 2016/04/12

　４月１０日日曜日、始発列車から始まった駅めぐりも午前８時をまわりました。

　実は朝ごはん食べてないです。
　昨夜非常用に買っておいたドライフルーツと持参した飴玉、ＱＰコーワゴールドでしのいでますが、おなか減ってきました。
　ところが、漢本、和仁、崇徳ともにコンビニもない駅が続き、食べ物が調達できません。この景美も何にもないです。たぶんお昼まで断食だな。ちょっと無計画だった…。

エリア 花蓮(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

　8：22景美站着。

　ここは無人駅なんですが、比較的集落に近いせいか、３人くらい下車客がありました。

　無駄に広いホーム。
　無人駅なので貨物車がいないです。

　このあたりのの昔の様子でしょうか。駅前の建物に描かれています。

　ホームから見た駅舎。

　やはり地下道で外に出ます。

　殺風景な地下道。
　速足で通り抜けました。

　なぜ速足なのかと言うと、去年この駅で女性が襲われるという事件があったから。
　夜間に一人で下車した（仕事帰りだったらしい）女性は、襲われた際とっさに死んだふりをして、それに驚いた犯人が逃走するという結末で事なきを得えたそうです。
　今では駅に防犯カメラも設置されそれなりに対策されてますが、「女性は深夜一人で乗車しないで」のこの注意書きはちょっといただけない。じゃあ終業が遅い会社に勤める女性は列車通勤不可ってこと？最終的には自分で自分を守らないといけないので、ほかに対策もないですけど…。

　1998年までは待避や交会をするため三等站だったのですが、その後無人駅に。かつては改札があったことを思わせます。駅舎がそのまま残っていることも不審者が待ち伏せしてしまう要因かもしれませんね。
　現在でも新城站の管理下で貨物の待避が行われることもあるらしい。（ウィキペディアより）どんな小さな駅でも貨物輸送と切り離せないのが北迴線。

　なかなか風情のあるファサード。

　明らかに窓口の跡。
　沿線のご多分に漏れず、バス路線の方が便利なところを走っているので、旅客のプライオリティは低いです。

　駅舎外観。

景美駅 駅

　駅のすぐとなり。壁画があった建物はこの中にあります。
　竹をテーマにした体験施設みたいですが、営業はしてないようです。駅舎も竹が多用されているし、このあたりは竹細工が盛んなんでしょうか。

　駅から通りへの道。
　駅前には何もありません。

　畑と作業小屋らしきものがあるだけ。

　駅舎遠景。

　再び駅へ。
　ここでふと、改札してないことに気付く。でもここにカード改札機ないし…。

　まあとりあえず後站（駅裏）へ行ってみました。
　地下道で裏にも出られるんです。ちょうど地元の少年たちがこっちから入ってきました。ほかにお客さんがいてよかった。

　後站の様子。

　カード改札機はホームにありました。
　でももうすぐ次に乗る列車が来るんだけど、出札と改札をほぼ同時にきるんだろうか。しかも一台しかなくて、この一台に「進站」「出站」両方の表示があるんですよ。どうやって使う？

　台鐵の規約が貼ってあったので、同じ駅で連続して改札をする場合の規約を読んでみる。これは違うな…。

　出站はすんなりできたけれど、進站の処理ができない。「進出站状態異常」と表示されてしまいタイムアップ。
　しかたないので改札しないまま8：38の区間車に乗車しました。