伯林は4回目の訪問である。東西にばらばらに分かれていた美術品が、壁崩壊後ようやく各博物館も整備され、テーマ別に統一して収まるべきべきところにほぼ収まった。<br /><br />今回の訪問は空軍博物館(Luftwaffenmuseum)と新博物館(Neues Museum)は初めての見学であるが、伯林大聖堂(Berliner Dom)独逸歴史博物館(Deutsches Historisches Museum) 　ボーデ博物館(Bodemuseum)　旧ナショナルギャラリー(Alte Nationalgalerie)は再訪である。

Berlin Nr.2 / 大聖堂＆歴史博物館

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2015/05/20 - 2015/06/01

617位(同エリア2400件中)

#美術館・博物館

Berg Heilさん

伯林は4回目の訪問である。東西にばらばらに分かれていた美術品が、壁崩壊後ようやく各博物館も整備され、テーマ別に統一して収まるべきべきところにほぼ収まった。

今回の訪問は空軍博物館(Luftwaffenmuseum)と新博物館(Neues Museum)は初めての見学であるが、伯林大聖堂(Berliner Dom)独逸歴史博物館(Deutsches Historisches Museum) 　ボーデ博物館(Bodemuseum)　旧ナショナルギャラリー(Alte Nationalgalerie)は再訪である。

エリア

ベルリン(ドイツ)

旅行の満足度: 4.5

同行者: 一人旅

交通手段: 鉄道徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

伯林大聖堂　Berliner Dom

ホーエンツオレルン王家の記念教会　1894年から1905年にわたり、　ヴィルヘルム二世の治下　改築、今日の姿になる。福音派（プロテスタント）
それ以前は小規模のバロック聖堂があった。

独逸では一般的にプロテスタントと云わないで福音派（Evangelisch）と呼んでいる。
プロイセンの鷲の紋章

ブランデンブルク選帝侯　のちにプロイセン国王家　独逸皇帝の位を世襲。
シュヴァーベンの発祥の小貴族　

1191：ニュルンベルク城伯
1415：ブランデンブルク選帝侯
1618：プロイセン公国併合
17世紀後半〜18世紀：ハプスブルク家に対抗する大勢力となり、フリードリッヒ　　　　　　　　　　　二世（大王）
1871：普仏戦争に勝利し、ヴィルヘルム一世　皇帝となり　独逸第二帝国建設　
1918：第一次大戦に敗戦　崩壊

（第一帝国：神聖ローマ帝国　第三帝国：ナチス独逸）
大聖堂の前は美しい公園となっている。Lustgarten(遊歩を楽しむ為に造られた庭園）
Schloss Bruecke （宮殿橋）の欄干に並び立つ彫像とドーム

８体の彫像が1981年　西伯林から東伯林に寄贈された。1845/1857年にかけて、8人の彫刻が造ったもの

突撃する若者と側に立つミネルヴァ（アテネ神）1853年
おそらくギリシャ神話に基ずくもの。

勝者に冠を授けるニケ神　1857年
傷ついた戦士を腕に抱く勝利の女神　ニケ。1857年
ドーム入館券
大聖堂のパンフレット　日本語版
ドームの祭壇

上部の楕円形の窓は　棕櫚の枝（信仰）　杯（愛）　勝利の旗（希望）を描く。
祭壇：白大理石と黄縞瑪瑙の祭壇机　と金メッキの銅製の使徒のキャビネット　

金メッキの鉄製式典用燭台。
イエスの誕生
イエスの復活
イエスの磔刑
ホーエンツオレルン家の地下墓所

16世紀末から20世紀初期迄の歴代王家の棺が安置されている。
フリードリッヒ・ヴィルヘルム選帝侯（1620/1688）と
ドロテア（1638/1687）：二番目の王妃　の　石棺
皇帝　フリードリッヒ三世（1831/1888）　大理石製石棺
フリードリッヒ一世（1657/1713）の石棺
独逸歴史博物館：Deutsches Historishes Museum

プロイセン時代の武器庫　2006年開館　再訪
独逸史　特に近現代史を学ぶには大変参考になる。いつも先生に引率された学校の子供達で賑わっている。歴史好きの大人でも十分楽しめる。
歴史博物館のパンフレット
博物館中庭
ヨーロッパの父と云われる　カール大帝　？
プロイセンの鷲？？（カラスでもあるまい？）　かなり初期のものと推察
重装備の騎馬武者
左：カール大帝（742/814）Karl der Grosse フランク国王　西ローマ帝国皇帝
　　ヨーロッパの父と云われている。

右：ジキスムント（1368/1437）神聖ローマ帝国皇帝　Sigismund ハンガリー王
宗教改革家　フスを喚問　逮捕　処刑

デューラー・1514年作
フリードリッヒ・アウグスト一世（1694/1733）強健王　Friedrich Augst 1.der Starke ザクセン選帝侯　ポーランド王（アウグスト二世）　　庶子360人（ウーン、羨ましい限りなり！！。正に強健王、尊敬してしまう！）　ドレースデンに彼の黄金の騎馬像あり。
"Siegesmeldung nach der Schlachat bei Leipzig": ライプティッヒの戦い後の勝利の報告　　Johann Peter Krafft 1839年

ライプティッヒの戦い：　1813年10月　プロイセン　オーストリア・ロシアの連合軍がナポレオン一世を破った戦い。　諸国民戦争　（この記念碑はライプティッヒにあり、2006年、４トラに掲載済）
ヴィルヘルム一世（1797/1888）　Wilhelm Friedrich Ludwig

プロイセン王　初代独逸皇帝　ビスマルクを宰相に起用　普仏戦争に勝利して、1871年独逸を統一　皇帝に即位
宰相　ビスマルクと帝国議会
ヴィルヘルム二世列席の下、帝国議会の開会　1888年6月

Die Eroeffnung des Reichstages durch Wilhelm 2.
豪華な置き時計
プロイセンの鷲のついた軍帽
Pickelhaube ：伝統のピッケル兜　1915/1916
リューデスハイムにある独逸統一記念碑のレプリカ 1874/1884
Modelle des Niderwald Denkmals
Johannes Schilling
ビスマルク　？
ナチス政権獲得直前の選挙ポスター

右：　マルクス主義は資本主義の守護天使　選べ　国家社会主義党のリスト１．
中：　ヒンデンブルクとヒトラーと共に　独逸の自由と団結　独逸はヒトラー・　　　　リスト　1.を選ぶ
左：　リスト５．戦闘の前衛　黒・白・赤
ヒトラー設計の大ドーム

何時かテレビで　ヒトラー建築の特集を放映していたが、このドームは大きすぎて当時は建設不可能だったと記憶している。
ヒトラー執務室の地球儀
ソ連兵が乗り込み、独逸位置の上に銃を撃ちこんで、その弾丸がいまなお中にあるそうだ。（2007年、この地球儀の事、投稿済）
ヒトラーの死を伝える新聞　”The Star and Stripes” 1945年