Frankfurt Nr.1 / レーマーベルク付近散策

2015/05/20 - 2015/06/01

2001年冬、クリスマス・マーケット見物以来のフランクフルト、おりから土曜日、蚤の市をぶらつき、後はのんびりと市街地を散策。考えてみるとこの街には一回しか宿泊していない。

Frankfurt とは物の本に依れば、「フランク人の渡渉場」に由来する由。
そうすると　Wuerzburg　と Bamberg の間に　Schweinfurt いう町があるが、これは「豚の渡渉場」という事になる。

Furt:川の浅瀬　

エリア フランクフルト(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

フランクフルト中央駅

Wilhelm Meyer-Foerster の戯曲「アルト・ハイデルベルク」の 元の小説「カール・ハインリッヒ」には　１９世紀末頃のこの駅の喧騒や雰囲気が良く描かれている。

カールはこの駅で乗り換えてハイデルベルクに向かう。

※　駅前のホテルに宿泊したが、朝に気が付いたのだが、シャッターの閉まった商店の前の軒下には数人のホームレスが段ボールを囲って寝ていた。この付近はアラブ系と思われる人達がたむろし、あまり雰囲気は芳しくない。どうも段ボールで囲って寝るのは日本もドイツも変わらないと見える。だいたい人間の考える事は同じようなものと思える。

レーマー広場から空港に向かう飛行機が何度も見る事が出来る。

やはりほとんどが　ルフトハンザ・ドイツ航空。

Rathaus: フランクフルト市庁舎（1405年以降）元は都市貴族の館、1405年以降市庁舎。

この中の「皇帝の間：カイザー・ザール」をどうしても見学したかったのだが、残念ながら何か公式行事があったらしく入館を断られてしまった。

ゲーテは「詩と真実」の中で皇帝の戴冠式の様子や大宴会、その前後のフランクフルトの高揚した様子を書いている。

フランクフルトの鷲の紋章と都市旗。

この旗がたなびいている時には公式行事があり、一般人には入館不可の由。どうもその日にあたってしまったあらしい。

レーマーが再建された時、壁にはめ込まれた。

レーマー・ベルクの中央にある噴水を中心に観光客で賑わっている。

しばしベンチに腰かけ、行きかう人々を眺めながら旅の雰囲気を味わう。

　

Alte Nikolaikirche:旧ニコライ教会　1290年建立

ニコライ教会祭壇

木組みの家が並ぶ、一階はほとんど観光客相手の土産物屋。

このフランクフルトの中心の広場、ベルリンのブランデンブルク門前と同様、中国人の観光客がいっぱい。彼らは大声で当たりかまわず仲間同士でしゃべくりまくり、傍若無人の不作法さにはヘキヘキする。これらの人達は中国の中ではそれなりの人達と思われるのだが？　それにしても毛沢東思想よりも、「仁・義・禮・智・信」を学校で教えろと言いたくなる。　しかし一方、中国の政治・軍事の指導部はあのレーニンが資本主義を論じた「帝国主義」をそのまま実践しているとしか思えないのだが？？

路地の向こうに 大聖堂（Kaiser Dom /　Bartholomaeuskirche)

1356年　皇帝の選挙場　1562年から戴冠式場　

木組みの建物は15〜18世紀建築　戦災後再建

正義の女神の噴水　Gerechigkeit Brunnnen　1543年建設

1612年　マティアス皇帝の戴冠の時はこの噴水にワインを流したそうだ。

独逸の町々で目を引く看板、1997年にローテンブルクでこんな看板を作っている鍛冶屋を見学した事がある。　なんでも日本からの注文もあるそうで、確か30万円くらいからと云っていた。

ガストハウス

ワイン屋

ガストホーフ

ラーツケラー（市庁舎地下のレストラン）

フランクフルト名物　アップルワイン屋

ザイフェンの木製の人形を看板にしているから　土産物屋かおもちゃ屋か？