Tuebingen / 市街散策

2015/05/20 - 2015/06/01

1078年　初めてこの街の名前が古文書に記載された。1231年　都市権を獲得　1477年　エバーハルト公爵に依ってチュービンゲン大学創設　


人口9万人弱の街ながら、ヘルダーリン、メーリケ、ウーラント等のドイツ文学史に名を残す詩人達、哲学者ヘーゲル　シェリング、神学者メランヒトン　科学者ケプラー等のそうそうたる人達がこの大学に学んでいる。

エリア テュービンゲン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

市街図

日本語版のガイドパンフレット

チュービンゲン駅

Eberhardbruecke:エバーハルト橋。この橋を渡って旧市街へ。向こうにヘルダーリンの塔がちょっぴり覗いている。

詩人ヘルダーリン（170/1873）はチュービンゲン大学で最初神学を学んだ。

1807年から死去する迄36年間　指物師の世話になり、放浪の末に神経を病みここで息を引き取った。

橋から上流に城か砦の様な建物は　”Corps Rhenania Tuebingen" レナニア　テュービンゲン　学生組合　

旧市街に入ると入り組んだ坂道でともすると方向性が失われる。

とにかく坂の多い、小路が入り組んでいて歩きにくい旧市街。しかし魅力的な木組みの建物があちこちにある。

古い形を維持していくに、はそれなりの日頃の手入れが必要であろう。

ウイークデイにもかかわらず、小人数のグループの観光客が多いと感じた。
独逸人にとっても魅力的な街なのかもしれない。

Stadtmuseum 市博物館もこんな、いささか傾いた建物。

Holzmarkt ：材木市場　参事会教会の前　かっては材木の取引で賑わったであろう。

Aula ：大学講堂

Rathaus & Markplatz　市庁舎　1433年建設　天文時計は1511年設置　外装は1876年設置

マーケットが賑わっている。これも独逸の街での普段の風景。

独逸の歴史的建物にはこんな由緒ありげなエンブレムが誇りありげに飾られている。ヨーロッパには「紋章学」という分野があるそうで、それなりの学問が成立され、専門の学者がいる。

Neptunebrunnen：ネプチューンの噴水　市庁舎前

いったい、このおなかが大きい怪女は何物？？？

St. Georgebrunnen：聖ゲオルクの噴水

参事会教会の前　材木市場に設置

St.Georg Stiftkirche ：　参事会教会　1470年建立

大学の本校舎が建設されるまでここで講義が行われていた。

教会の内陣は　ヴュルテンベルク公爵家の墓所

城山へ向かって坂道を登って行く。

ホーエンテュービンゲン城

城館は11世紀半ば、チュービンゲン伯爵によって建てられた城の土台を使って建て直された。

城門から中庭を見る。

この城の建物は大学所属のいくつかの研究所になっている。

城からネッカー川を望む