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今年の親友との恒例の紅葉狩りは、京都の嵐山から嵯峨野をめぐるコースに決定!<br /><br />一番のポイントは、【愛宕念仏寺】の石仏(羅漢像)。「五百羅漢」と聞いたことがありますが、ここは1200もの羅漢像があり、それぞれ表情豊かで、癒やされるというのです。<br /><br />もう一つのポイントは、すぐ近くにある鳥居本の茶屋【平野屋】の紅葉。屋根に覆いかぶさる紅葉が見事らしいということ。<br /><br />2つのポイントだけでなく、【祇王寺】【常寂光寺】など紅葉が美しいお寺があり、嵐山の風情も感じられるコースがいいね、ということになりました。<br /><br />阪急嵐山駅から「清滝行き」(10:41発)74番バスで嵯峨野めぐり始点【愛宕念仏寺】に行き、【平野屋】~【化野念仏寺】~【祇王寺】~【常寂光寺】~嵐山公園方面とまわりました。<br /><br /><愛宕念仏寺~平野屋>と<化野念仏寺~嵐山公園>と分けて旅行記にしました。とてもバラエティに富んだコースで、紅葉狩りがとても楽しめました(^_-)-☆

紅葉を求めて嵯峨野めぐり ~愛宕念仏寺から鳥居本・平野屋まで(前編)

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2014/11/17 - 2014/11/17

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旅行記グループ 秋の京都・滋賀へ紅葉狩り

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akiko

akikoさん

今年の親友との恒例の紅葉狩りは、京都の嵐山から嵯峨野をめぐるコースに決定!

一番のポイントは、【愛宕念仏寺】の石仏(羅漢像)。「五百羅漢」と聞いたことがありますが、ここは1200もの羅漢像があり、それぞれ表情豊かで、癒やされるというのです。

もう一つのポイントは、すぐ近くにある鳥居本の茶屋【平野屋】の紅葉。屋根に覆いかぶさる紅葉が見事らしいということ。

2つのポイントだけでなく、【祇王寺】【常寂光寺】など紅葉が美しいお寺があり、嵐山の風情も感じられるコースがいいね、ということになりました。

阪急嵐山駅から「清滝行き」(10:41発)74番バスで嵯峨野めぐり始点【愛宕念仏寺】に行き、【平野屋】~【化野念仏寺】~【祇王寺】~【常寂光寺】~嵐山公園方面とまわりました。

<愛宕念仏寺~平野屋>と<化野念仏寺~嵐山公園>と分けて旅行記にしました。とてもバラエティに富んだコースで、紅葉狩りがとても楽しめました(^_-)-☆

  • 【愛宕念仏寺】は、(おだぎねんぶつじ)と言い、右京区の嵯峨野にある天台宗の仏教寺院で、別名「千二百羅漢の寺」と呼ばれているそう。 <br /><br />嵐山駅から2,30分バスに揺られ、「おだぎ寺前」で下車。「秋は、紅葉の中に静かに佇む羅漢像が素敵」という紹介文を思い出し、ワクワク気分で仁王門を入って行きます。<br /><br />愛宕念仏寺 http://www.otagiji.com/<br />〒616-8439 京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町 2-5  <br /> 8:00AM-5:00PM (閉門 4:45PM) 拝観料 300円 

    【愛宕念仏寺】は、(おだぎねんぶつじ)と言い、右京区の嵯峨野にある天台宗の仏教寺院で、別名「千二百羅漢の寺」と呼ばれているそう。

    嵐山駅から2,30分バスに揺られ、「おだぎ寺前」で下車。「秋は、紅葉の中に静かに佇む羅漢像が素敵」という紹介文を思い出し、ワクワク気分で仁王門を入って行きます。

    愛宕念仏寺 http://www.otagiji.com/
    〒616-8439 京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町 2-5  
    8:00AM-5:00PM (閉門 4:45PM) 拝観料 300円 

  • 仁王門の手前に石碑と石仏が迎えてくれます。<br />石仏には「おこしやす愛宕寺へ」という文字が・・・(^_^)

    仁王門の手前に石碑と石仏が迎えてくれます。
    石仏には「おこしやす愛宕寺へ」という文字が・・・(^_^)

  • 拝観料をおさめて、すぐ前の石段を上がっていきます。<br />愛宕念仏寺は、歴史が古く766年に東山に建立されたのが始まりで、平安の初め天台宗の僧千観により再興されたそうです。<br /><br />千観さんは幼名「千観丸」。両親は、子供がほしくて毎日清水寺にお参りをしていたそう。そして母親が観音さんから蓮華の花を頂く夢を見て、子供が授かりました。両親は非常に喜んで千手観音にあやかり、千と観の二字をもらって千観丸と名付けます。早くから比叡山の僧侶となって苦行し、御所に出入りできる内供職(ないぐ)になりました。<br /><br />ある日、御所から帰る途中で、法話をしている空也上人と出会い、「自分はこれからどのように生きていくべきか?」と上人に尋ねたところ・・・<br />「何事も身を捨ててこそ」と、ただ一言を言われて去ってしまわれたそう。<br /><br />千観さんはそこで「はっ!」と悟って、裸一貫、修行のやり直しの旅へと出ます。大衆の苦しむ姿を見ては、身を捨ててその救済にあたりました。川では船頭となり、山崩れがあったというと馬方をやり、旅の人を安全に送り届ける等、奉仕活動に身を尽くしたということです。<br /><br />いつも念仏を唱えていたので、念仏上人と呼ばれ、寺は愛宕念仏寺と呼ばれるようになり、大正11年に現在の嵯峨の地へ移築され、今に至るのだそうです。

    拝観料をおさめて、すぐ前の石段を上がっていきます。
    愛宕念仏寺は、歴史が古く766年に東山に建立されたのが始まりで、平安の初め天台宗の僧千観により再興されたそうです。

    千観さんは幼名「千観丸」。両親は、子供がほしくて毎日清水寺にお参りをしていたそう。そして母親が観音さんから蓮華の花を頂く夢を見て、子供が授かりました。両親は非常に喜んで千手観音にあやかり、千と観の二字をもらって千観丸と名付けます。早くから比叡山の僧侶となって苦行し、御所に出入りできる内供職(ないぐ)になりました。

    ある日、御所から帰る途中で、法話をしている空也上人と出会い、「自分はこれからどのように生きていくべきか?」と上人に尋ねたところ・・・
    「何事も身を捨ててこそ」と、ただ一言を言われて去ってしまわれたそう。

    千観さんはそこで「はっ!」と悟って、裸一貫、修行のやり直しの旅へと出ます。大衆の苦しむ姿を見ては、身を捨ててその救済にあたりました。川では船頭となり、山崩れがあったというと馬方をやり、旅の人を安全に送り届ける等、奉仕活動に身を尽くしたということです。

    いつも念仏を唱えていたので、念仏上人と呼ばれ、寺は愛宕念仏寺と呼ばれるようになり、大正11年に現在の嵯峨の地へ移築され、今に至るのだそうです。

  • 蓮華蔵世界を描いた天井画や十大弟子像などが拝観できる「羅漢洞」を抜けると・・・

    蓮華蔵世界を描いた天井画や十大弟子像などが拝観できる「羅漢洞」を抜けると・・・

  • 右前方に、羅漢像が並んでいるのが見えてきます。

    右前方に、羅漢像が並んでいるのが見えてきます。

  • 【愛宕念仏寺】には1200もの羅漢像があるそうですが、ほとんどが素人の参拝者が自ら彫って奉納したものなのだそうです。<br />1981年に寺門興隆を祈念しこの『昭和の羅漢彫り』が始まり、10年後には千二百体に達したそうです。<br /><br />それぞれ思いを込めて作られたのでしょうね。一体一体違っていて面白いです。<br />前列最初の羅漢さんは、こちらが微笑んでしまうようなお顔で・・・<br />後列の羅漢さんは、お顔を膝に載せて「わしゃ、もう疲れたわい」とでも言っているようです。

    【愛宕念仏寺】には1200もの羅漢像があるそうですが、ほとんどが素人の参拝者が自ら彫って奉納したものなのだそうです。
    1981年に寺門興隆を祈念しこの『昭和の羅漢彫り』が始まり、10年後には千二百体に達したそうです。

    それぞれ思いを込めて作られたのでしょうね。一体一体違っていて面白いです。
    前列最初の羅漢さんは、こちらが微笑んでしまうようなお顔で・・・
    後列の羅漢さんは、お顔を膝に載せて「わしゃ、もう疲れたわい」とでも言っているようです。

  • 左の羅漢さんは、「三平さん」?<br />右手に扇子を持ち、左手で頭をかきながら「どうもすいません」とでも言っているような・・・

    左の羅漢さんは、「三平さん」?
    右手に扇子を持ち、左手で頭をかきながら「どうもすいません」とでも言っているような・・・

  • 真ん中の羅漢さん、腕を組み、プンプン何か怒っていらっしゃるのでしょうか?

    真ん中の羅漢さん、腕を組み、プンプン何か怒っていらっしゃるのでしょうか?

  • うわぁ〜、お顔が苔だらけになってしまいましたね〜〜

    うわぁ〜、お顔が苔だらけになってしまいましたね〜〜

  • ご夫婦でしょうか、仲の良さそうな2人合体の羅漢さんです。<br />奥さまがご主人の胸に手をあてて、<br />ご主人が目を細くして喜んでいらっしゃるよう・・・

    ご夫婦でしょうか、仲の良さそうな2人合体の羅漢さんです。
    奥さまがご主人の胸に手をあてて、
    ご主人が目を細くして喜んでいらっしゃるよう・・・

  • 数珠を手に無心に祈りを捧げる羅漢さんと<br />漱石がお気に入りだったんですね、本を大事そうに持っている羅漢さん。

    数珠を手に無心に祈りを捧げる羅漢さんと
    漱石がお気に入りだったんですね、本を大事そうに持っている羅漢さん。

  • ん〜うまく言えないけれど、素朴で味のある羅漢さんです。<br /><br />それにしても、よくこれらの羅漢さんが素人の方によって造られたものだと感心してしまいます。石を彫るのは簡単なことではないはず・・・こんなにいっぱい奉納されたということに、心が温かくなります。<br />

    ん〜うまく言えないけれど、素朴で味のある羅漢さんです。

    それにしても、よくこれらの羅漢さんが素人の方によって造られたものだと感心してしまいます。石を彫るのは簡単なことではないはず・・・こんなにいっぱい奉納されたということに、心が温かくなります。

  • 少し高いところに、釈迦の弟子達の中で主要な10人、十大弟子の像が並んでいます。(これらは、もしかしたら先住職、西村公朝さんの作かもしれません)

    少し高いところに、釈迦の弟子達の中で主要な10人、十大弟子の像が並んでいます。(これらは、もしかしたら先住職、西村公朝さんの作かもしれません)

  • 坂が続き、さらに上にあがっていきます。

    坂が続き、さらに上にあがっていきます。

  • 「三宝の鐘」がありました。<br />黄金色の立派な鐘が3つあり・・・

    「三宝の鐘」がありました。
    黄金色の立派な鐘が3つあり・・・

  • それぞれ上に「佛」「法」「僧」と刻まれています。<br />栞に「仏法僧の三鐘としその音律により仏の心を自然界に伝える」と書かれています。友人とお賽銭を入れ、交代で3つの鐘を順についてみました。<br />ゴォ〜ン、ゴォ〜ン、ゴォ〜ンと、仏の心は分かりませんでしたが、良い音が響き渡りました。

    それぞれ上に「佛」「法」「僧」と刻まれています。
    栞に「仏法僧の三鐘としその音律により仏の心を自然界に伝える」と書かれています。友人とお賽銭を入れ、交代で3つの鐘を順についてみました。
    ゴォ〜ン、ゴォ〜ン、ゴォ〜ンと、仏の心は分かりませんでしたが、良い音が響き渡りました。

  • 「ふれあい観音堂」横に、また羅漢さんたちが集まっていました。

    「ふれあい観音堂」横に、また羅漢さんたちが集まっていました。

  • 後列の羅漢さんは、バンザイをしてるのかな?それとも耳に手をやり、人の言うことを聴こうとしているのかな?

    後列の羅漢さんは、バンザイをしてるのかな?それとも耳に手をやり、人の言うことを聴こうとしているのかな?

  • [ふれあい観音堂」です。<br />ここの観音様は、手で触れて拝むために作られた観音様。<br />触れることによって人々の心身の痛みを癒してくださるそうです。

    [ふれあい観音堂」です。
    ここの観音様は、手で触れて拝むために作られた観音様。
    触れることによって人々の心身の痛みを癒してくださるそうです。

  • 奥に見えているのが、観音様です。<br />ふくよかでにこやかなお顔をされています。ありがたいことに、身体に痛みはないものの、友人とお顔から足元までまんべんなくすべて触れさせてもらいました。

    奥に見えているのが、観音様です。
    ふくよかでにこやかなお顔をされています。ありがたいことに、身体に痛みはないものの、友人とお顔から足元までまんべんなくすべて触れさせてもらいました。

  • 観音堂のこちら側にも3体の羅漢さんが・・・

    観音堂のこちら側にも3体の羅漢さんが・・・

  • 先頭の羅漢さんの合わせた両手には、色とりどりの落ち葉がいっぱい!

    先頭の羅漢さんの合わせた両手には、色とりどりの落ち葉がいっぱい!

  • 「ふれあい観音堂」の先には、「地蔵堂」があるのですが、その途中にも羅漢さんが並んでいます。

    「ふれあい観音堂」の先には、「地蔵堂」があるのですが、その途中にも羅漢さんが並んでいます。

  • 手を合わせた羅漢さん、こどもを抱いた羅漢さんなどいますが、私が気になった2体の羅漢さんは・・・<br /><br />上を見て、笑っている羅漢さんと横にいるリーゼント頭!?風の羅漢さん。まさかね〜

    手を合わせた羅漢さん、こどもを抱いた羅漢さんなどいますが、私が気になった2体の羅漢さんは・・・

    上を見て、笑っている羅漢さんと横にいるリーゼント頭!?風の羅漢さん。まさかね〜

  • 「地蔵堂」は、火除けと延命のご利益があるそうで、内部に平安初期に造られた火除地蔵菩薩坐像が祀られています。

    「地蔵堂」は、火除けと延命のご利益があるそうで、内部に平安初期に造られた火除地蔵菩薩坐像が祀られています。

  • 「地蔵堂」の方から本堂方面を見たところです。<br />すっかり秋色に染まりきれいです。<br />

    「地蔵堂」の方から本堂方面を見たところです。
    すっかり秋色に染まりきれいです。

  • 色とりどりの紅葉の後ろに静かに佇む「ふれあい観音堂」と周囲に置かれた羅漢さんたち。

    色とりどりの紅葉の後ろに静かに佇む「ふれあい観音堂」と周囲に置かれた羅漢さんたち。

  • 本堂方面まで、斜面に並べられた多くの羅漢さんたち。<br />かなり年月を経ているので、苔が生えています。

    本堂方面まで、斜面に並べられた多くの羅漢さんたち。
    かなり年月を経ているので、苔が生えています。

  • 友人と、「羅漢さんを茶化したらいけないね」と言いながら、「真ん中の羅漢さん、苔がちょうど髪の毛のように生えてるよ!」と、笑いを堪えて・・・。<br /><br />あらまぁ、お隣の方たちは・・・悲惨です。

    友人と、「羅漢さんを茶化したらいけないね」と言いながら、「真ん中の羅漢さん、苔がちょうど髪の毛のように生えてるよ!」と、笑いを堪えて・・・。

    あらまぁ、お隣の方たちは・・・悲惨です。

  • 「楽器を吹いているんだね〜」と友人。<br />「顎に支え棒をしているように見えたけど・・」と私。<br />なるほど、そう言えば尺八のような筒状の楽器のように見えます!

    「楽器を吹いているんだね〜」と友人。
    「顎に支え棒をしているように見えたけど・・」と私。
    なるほど、そう言えば尺八のような筒状の楽器のように見えます!

  • これは、鎌倉様式の美しい曲線の屋根をもつ「本堂」です。<br /><br />愛宕念仏寺のご本尊は「厄除け千手観音」で、平安時代から厄除けの観音さまとして厚く信仰されてきたのだそうです。

    これは、鎌倉様式の美しい曲線の屋根をもつ「本堂」です。

    愛宕念仏寺のご本尊は「厄除け千手観音」で、平安時代から厄除けの観音さまとして厚く信仰されてきたのだそうです。

  • 鎌倉時代に造られた千手観音さまです。<br />千手観音は、「千手千眼観自在菩薩」というのが正しい名前であり、千本の手がありその手の掌には目が付いている。千の手と目はどんな人達でも漏らさず救済しようとする広大無限の慈悲の心を表している。<br /><br />災難、延命、病気治癒などあらゆる現世利益にご利益があり、難産や夫婦円満、恋愛成就にも功徳があるとされる。(「仏像ワールド」サイトより)

    鎌倉時代に造られた千手観音さまです。
    千手観音は、「千手千眼観自在菩薩」というのが正しい名前であり、千本の手がありその手の掌には目が付いている。千の手と目はどんな人達でも漏らさず救済しようとする広大無限の慈悲の心を表している。

    災難、延命、病気治癒などあらゆる現世利益にご利益があり、難産や夫婦円満、恋愛成就にも功徳があるとされる。(「仏像ワールド」サイトより)

  • 本堂から「ふれあい観音堂」「地蔵堂」や・・・

    本堂から「ふれあい観音堂」「地蔵堂」や・・・

  • 本堂前に並べられた羅漢さんたちを眺めることができます。<br /><br />羅漢さんたちを見て、思い出しましたが、愛宕念仏寺ホームページにYouTubeの&quot;ほっこり&quot;する、とっても素敵なサイト(otagijiチャンネル)が紹介されています。<br />ヒーリング音楽をBGMに示唆に富むメッセージが次々と現れます。&quot;Chai in Blessing&quot;では、例えば次のようなメッセージが見られます。<br />  小さな<br />  幸せスイッチ<br />  沢山あれば<br />  きっと毎日は<br />  幸せに溢れる<br /><https://www.youtube.com/watch?v=dphkBvgybOg><br />シンプルだけど、納得する言葉の数々に癒されます〜(*^_^*)

    本堂前に並べられた羅漢さんたちを眺めることができます。

    羅漢さんたちを見て、思い出しましたが、愛宕念仏寺ホームページにYouTubeの"ほっこり"する、とっても素敵なサイト(otagijiチャンネル)が紹介されています。
    ヒーリング音楽をBGMに示唆に富むメッセージが次々と現れます。"Chai in Blessing"では、例えば次のようなメッセージが見られます。
      小さな
      幸せスイッチ
      沢山あれば
      きっと毎日は
      幸せに溢れる
    https://www.youtube.com/watch?v=dphkBvgybOg
    シンプルだけど、納得する言葉の数々に癒されます〜(*^_^*)

  • 本堂前の羅漢さんたちです。

    本堂前の羅漢さんたちです。

  • 左で真剣にお経を唱えている羅漢さんを横に、真ん中で大口開けて笑う羅漢さんと、その右後方で笑いをこらえている羅漢さん。

    左で真剣にお経を唱えている羅漢さんを横に、真ん中で大口開けて笑う羅漢さんと、その右後方で笑いをこらえている羅漢さん。

  • 右に口をきつく閉じて手を合わせた羅漢さんの横で、顎に手をあてニコニコしている羅漢さん。

    右に口をきつく閉じて手を合わせた羅漢さんの横で、顎に手をあてニコニコしている羅漢さん。

  • 真剣な表情の羅漢さんの間で、両手を挙げて喜んでいる羅漢さん。<br />本当にいろいろな羅漢さんがいらっしゃいます。

    真剣な表情の羅漢さんの間で、両手を挙げて喜んでいる羅漢さん。
    本当にいろいろな羅漢さんがいらっしゃいます。

  • 本堂からさらに上に行くと、「多宝塔」が見えてきます。<br />左の斜面にも、無数の羅漢像が並んでいます。

    本堂からさらに上に行くと、「多宝塔」が見えてきます。
    左の斜面にも、無数の羅漢像が並んでいます。

  • 「多宝塔」には、大勢の羅漢さんたちに囲まれてお説法をするお釈迦様の像と、左に天台宗を日本に広めた伝教大師・最澄の像が立っています。

    「多宝塔」には、大勢の羅漢さんたちに囲まれてお説法をするお釈迦様の像と、左に天台宗を日本に広めた伝教大師・最澄の像が立っています。

  • さらに、石段をのぼっていきます。

    さらに、石段をのぼっていきます。

  • 一番高いところに、黄金の「虚空蔵菩薩」像が立っていました。<br />「宇宙という宝物がいっぱい詰まった蔵の中から、無限の福徳と財宝を授けてくださいます」とのことです。

    一番高いところに、黄金の「虚空蔵菩薩」像が立っていました。
    「宇宙という宝物がいっぱい詰まった蔵の中から、無限の福徳と財宝を授けてくださいます」とのことです。

  • 上方から、「多宝塔」と斜面に並べられた無数の羅漢像を見たところです。

    上方から、「多宝塔」と斜面に並べられた無数の羅漢像を見たところです。

  • この羅漢さんのおでこに、ひとひらのもみじが・・・

    この羅漢さんのおでこに、ひとひらのもみじが・・・

  • たくさんの表情豊かな羅漢さんに癒やされて、<br />参拝を終えることに。

    たくさんの表情豊かな羅漢さんに癒やされて、
    参拝を終えることに。

  • 帰り道でも羅漢さんが見送ってくれました。

    帰り道でも羅漢さんが見送ってくれました。

  • 愛宕念仏寺の紅葉はYouTubeでも紹介されています。<br />https://www.youtube.com/watch?v=tRxALmv2gfg

    愛宕念仏寺の紅葉はYouTubeでも紹介されています。
    https://www.youtube.com/watch?v=tRxALmv2gfg

  • 一部紅葉した木々のトンネルの道を行くと・・・

    一部紅葉した木々のトンネルの道を行くと・・・

  • 最近人気が出てきた奥嵯峨の紅葉のスポット、「平野屋」さんが見えてきました。

    最近人気が出てきた奥嵯峨の紅葉のスポット、「平野屋」さんが見えてきました。

  • 平野屋さんは、愛宕街道の古道の畔で、江戸時代から鮎問屋兼、茶店として営業されているそうです。<br />屋根に歴史を物語る苔が一面敷き詰められ、そこに真っ赤な紅葉が映える様子が美しいと評判です。

    平野屋さんは、愛宕街道の古道の畔で、江戸時代から鮎問屋兼、茶店として営業されているそうです。
    屋根に歴史を物語る苔が一面敷き詰められ、そこに真っ赤な紅葉が映える様子が美しいと評判です。

  • ここで、鮎料理をいただきたいところですが、お昼は5000円からだそうです。<br />ホームページを見てみると、お部屋もとても素敵で、ゆっくり紅葉を楽しみながら時間をかけてお食事するには、おすすめスポットかもしれません。<br /><br />平野屋<http://ayuchaya-hiranoya.com>

    ここで、鮎料理をいただきたいところですが、お昼は5000円からだそうです。
    ホームページを見てみると、お部屋もとても素敵で、ゆっくり紅葉を楽しみながら時間をかけてお食事するには、おすすめスポットかもしれません。

    平野屋<http://ayuchaya-hiranoya.com

  • すぐそばに、愛宕神社の一の鳥居があります。<br />(愛宕念仏寺とは別の神社です)昔、ここから愛宕街道を通り、愛宕神社に詣でたそうです。

    すぐそばに、愛宕神社の一の鳥居があります。
    (愛宕念仏寺とは別の神社です)昔、ここから愛宕街道を通り、愛宕神社に詣でたそうです。

  • 鳥居の上方には、赤く色づいたもみじが見えています。

    鳥居の上方には、赤く色づいたもみじが見えています。

  • 一の鳥居の先に、また昔ながらの素敵な建物が見えてきます。

    一の鳥居の先に、また昔ながらの素敵な建物が見えてきます。

  • ここも鮎料理が名物の「つたや」さんです。

    ここも鮎料理が名物の「つたや」さんです。

  • なぜ、このあたりで鮎料理が名物かというと・・・<br /><br />昔、保津川水系の清流で獲れた新鮮な鮎を、御所までこの道を通って運んでいたそうです。途中水を変える必要があったので、このあたりで「鮎もちさん」と呼ばれる担ぎ手が立ち寄るようになり、そんなに美味しい鮎ならということで、やがてお客様に鮎料理を出するようになったということです。

    なぜ、このあたりで鮎料理が名物かというと・・・

    昔、保津川水系の清流で獲れた新鮮な鮎を、御所までこの道を通って運んでいたそうです。途中水を変える必要があったので、このあたりで「鮎もちさん」と呼ばれる担ぎ手が立ち寄るようになり、そんなに美味しい鮎ならということで、やがてお客様に鮎料理を出するようになったということです。

  • 「愛宕街道」と書かれた看板がかかっています。<br />嵯峨野の最北、愛宕山のふもとが嵯峨鳥居本。江戸時代には愛宕山の頂にある愛宕神社の門前町として賑わったそうです。<br />鳥居本は昔の町並みが残り、一の鳥居に近い上地区は主としてかや葺の農家風,下地区は町家風の建物が周囲の美しい自然景観を背景に建ち並び,すぐれた歴史的風致を形成している、という説明板がありました。<br />いろいろ建築に制限があるようで、外観は「木造真壁造りで平家建とし・・屋根は、かや葺で入母屋または片入母屋とする。壁はしっくい塗りまたは京壁とし,腰は羽目板よろい張とし,平格子及び引込み格子戸によって構成する」など、かなり厳しい規制があるようです。

    「愛宕街道」と書かれた看板がかかっています。
    嵯峨野の最北、愛宕山のふもとが嵯峨鳥居本。江戸時代には愛宕山の頂にある愛宕神社の門前町として賑わったそうです。
    鳥居本は昔の町並みが残り、一の鳥居に近い上地区は主としてかや葺の農家風,下地区は町家風の建物が周囲の美しい自然景観を背景に建ち並び,すぐれた歴史的風致を形成している、という説明板がありました。
    いろいろ建築に制限があるようで、外観は「木造真壁造りで平家建とし・・屋根は、かや葺で入母屋または片入母屋とする。壁はしっくい塗りまたは京壁とし,腰は羽目板よろい張とし,平格子及び引込み格子戸によって構成する」など、かなり厳しい規制があるようです。

  • 平野屋の&quot;屋根紅葉&quot;を見るには、上の道路に出なければなりません。「つたや」さんで、上に上がるには、この道を少し行った先に階段があると教えてもらいました。

    平野屋の"屋根紅葉"を見るには、上の道路に出なければなりません。「つたや」さんで、上に上がるには、この道を少し行った先に階段があると教えてもらいました。

  • このお宅もかや葺きの農家風です。この前あたりに上の道路に上がる階段がありました。

    このお宅もかや葺きの農家風です。この前あたりに上の道路に上がる階段がありました。

  • 階段を登り、上の道路に出ました。

    階段を登り、上の道路に出ました。

  • 道路から下を見ると、かや葺きの家の民家が見えます。

    道路から下を見ると、かや葺きの家の民家が見えます。

  • 「つたや」さんが見えてきました。

    「つたや」さんが見えてきました。

  • さらに少し行くと・・・<br />下に見えるのは「平野屋」さんです。

    さらに少し行くと・・・
    下に見えるのは「平野屋」さんです。

  • ガードレールを跨いで、崖にできた狭い見物スポットから下を見下ろします。<br /><br />友人と二人でいると、バイクに乗った男性が加わりました。その人によると、土日はすごい人が集まるそうです。三脚を持ち込む人もいててんやわんやの状態なのだとか・・・

    ガードレールを跨いで、崖にできた狭い見物スポットから下を見下ろします。

    友人と二人でいると、バイクに乗った男性が加わりました。その人によると、土日はすごい人が集まるそうです。三脚を持ち込む人もいててんやわんやの状態なのだとか・・・

  • 今日は私たちだけの特別席。静かにまわりを見回すと、赤だけではなく様々な紅葉模様が広がっています。

    今日は私たちだけの特別席。静かにまわりを見回すと、赤だけではなく様々な紅葉模様が広がっています。

  • 色づいた木々も美しいのですが、やはりそれにプラスアルファがあると、より素敵に見えます。山や湖、寺社などいろいろありますが、ここは大屋根がプラスアルファです。

    色づいた木々も美しいのですが、やはりそれにプラスアルファがあると、より素敵に見えます。山や湖、寺社などいろいろありますが、ここは大屋根がプラスアルファです。

  • 赤いもみじ越しに見える昔ながらのお店。<br />ご婦人二人が、店先でお茶を楽しんでいるようですね。

    赤いもみじ越しに見える昔ながらのお店。
    ご婦人二人が、店先でお茶を楽しんでいるようですね。

  • 青々とした苔にもみじの燃えるような赤が映えます。<br />日本ならではの美しい景色。

    青々とした苔にもみじの燃えるような赤が映えます。
    日本ならではの美しい景色。

  • ここからの秋色の景色を十分楽しみました♪<br />このあと、また愛宕街道に戻り、化野念仏寺方面に行くことに・・・<br /><br />愛宕念仏寺では、もみじに囲まれた羅漢さんに癒され、鳥居本ではきれいな屋根紅葉を堪能することができました。<br />後編につづく

    ここからの秋色の景色を十分楽しみました♪
    このあと、また愛宕街道に戻り、化野念仏寺方面に行くことに・・・

    愛宕念仏寺では、もみじに囲まれた羅漢さんに癒され、鳥居本ではきれいな屋根紅葉を堪能することができました。
    後編につづく

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秋の京都・滋賀へ紅葉狩り

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  • こあひるさん 2014/11/22 16:47:50
    すてきなお寺ですね〜!
    akikoさん、こんばんは。

    愛宕念仏寺は初めて知りましたが、こんな素敵なお寺があるのですね〜。

    参拝者が彫ったという1200体もの羅漢像・・・。みなさん上手ですよね〜。それぞれどんな思いや願いを込めて彫ったのでしょう。ひとつひとつ見ても面白いし、並んだ全体を見ても絵になるし・・・楽しいですね。哀しい感じよりも、明るいものを感じて心地よさそうなところです。

    三宝の鐘も素敵ですね。あんな鐘、初めて見ました〜。どんな音がするんだろう?

    紅葉もとってもキレイなのに、そんなに混んでないように見えますが、穴場的な名所なのかな?

    こあひる

    akiko

    akikoさん からの返信 2014/11/22 21:48:20
    RE: すてきなお寺ですね〜!
    こあひるさん

    いつもありがとうございます♪

    > 愛宕念仏寺は初めて知りましたが、こんな素敵なお寺があるのですね〜。

    私も化野念仏寺と混同していて、てっきり無縁仏のお寺かと思っていました。初めて訪れた愛宕念仏寺は、小さいけれど心が和むいいお寺でした(^^)

    > 参拝者が彫ったという1200体もの羅漢像・・・。みなさん上手ですよね〜。それぞれどんな思いや願いを込めて彫ったのでしょう。ひとつひとつ見ても面白いし、並んだ全体を見ても絵になるし・・・楽しいですね。哀しい感じよりも、明るいものを感じて心地よさそうなところです。

    そうなんですよ。今回紅葉も見たかったのですが、羅漢さんを見たいほうが勝っていたかもしれません。それも立派な石仏なら興味は半減していたかも・・素人のかたのひょうきんな羅漢さん、笑った羅漢さん、怒った羅漢さん、どれも表情豊かで味があって、見ていて楽しいんです!笑った羅漢さんは、些細なことは笑い飛ばして、怒った羅漢さんは、怒りを鎮める修行をする決意をを込めて彫られたのかな?ん〜と三平さんは解らないな(笑)とにかく石を彫るのは大変な作業だったに違いありません。頭が下がります。

    > 三宝の鐘も素敵ですね。あんな鐘、初めて見ました〜。どんな音がするんだろう?

    細長くて珍しい形の鐘ですよね。とっても重々しいいい音でしたよ。

    > 紅葉もとってもキレイなのに、そんなに混んでないように見えますが、穴場的な名所なのかな?

    嵐山に近づくと観光客は一気に増えましたが、愛宕念仏寺あたりはそれほど混んでいませんでした。多分団体のお客さんは来ないのかな。穴場だと思います。

    こあひるさんも素敵な場所を次々と旅行されていて、いつも楽しく旅行記を見せてもらっています(*^_^*) またお邪魔させてくださいね〜

    akiko

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