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紅葉の名所の『東福寺』で秋景色を楽しんだ後、日本で唯一皇室の菩提寺である泉涌寺の別院の『雲龍院』を訪れました。ここでは秋の「しきしの景色」を楽しみ・・・<br /><br />その後、紅葉が美しい『来迎院』と『今熊野観音寺』を訪ねました。

晩秋の東福寺から雲龍院あたりまで紅葉狩り♪<その2>

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2015/11/30 - 2015/11/30

132位(同エリア3706件中)

旅行記グループ 秋の京都・滋賀へ紅葉狩り

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akiko

akikoさん

紅葉の名所の『東福寺』で秋景色を楽しんだ後、日本で唯一皇室の菩提寺である泉涌寺の別院の『雲龍院』を訪れました。ここでは秋の「しきしの景色」を楽しみ・・・

その後、紅葉が美しい『来迎院』と『今熊野観音寺』を訪ねました。

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  • 東福寺を出て、ランチを食べるお店を探しつつ雲龍院方面に歩いていると、ガイドブックに載っていた「喫茶かせい」というお店が目に入り、入ってみることに・・・<br /><br />ここは清水焼の窯元が営む喫茶店だそうで、店内には焼き物がいっぱい並べてありました。<br /><br />

    東福寺を出て、ランチを食べるお店を探しつつ雲龍院方面に歩いていると、ガイドブックに載っていた「喫茶かせい」というお店が目に入り、入ってみることに・・・

    ここは清水焼の窯元が営む喫茶店だそうで、店内には焼き物がいっぱい並べてありました。

  • 京都ならではの食事ができるお店がよかったのですが、ここでの軽食はパスタかカレーだったので、私たちはカレーを選びました。<br /><br />思った以上にコクのある美味しいカレーでした♪<br />

    京都ならではの食事ができるお店がよかったのですが、ここでの軽食はパスタかカレーだったので、私たちはカレーを選びました。

    思った以上にコクのある美味しいカレーでした♪

  • 食事をした後、日吉ヶ丘高校横の裏道を通り、『雲龍院』方面へ。

    食事をした後、日吉ヶ丘高校横の裏道を通り、『雲龍院』方面へ。

  • 『雲龍院』にやってきました。<br /><br />泉涌寺の山内の一番奥、別院の雲龍院は、南北朝時代の後光厳天皇の勅願で作られたお寺だそうです。

    『雲龍院』にやってきました。

    泉涌寺の山内の一番奥、別院の雲龍院は、南北朝時代の後光厳天皇の勅願で作られたお寺だそうです。

  • このお寺の一番の魅力は、「蓮華の間」の雪見障子の四角いガラスから、4枚の違った秋景色を眺める事ができることです!<br /><br />早速、中に入っていきます。

    このお寺の一番の魅力は、「蓮華の間」の雪見障子の四角いガラスから、4枚の違った秋景色を眺める事ができることです!

    早速、中に入っていきます。

  • 門から入ると石畳の道がまっすぐに伸びています。<br />春は梅や桜やサツキが参道に咲き華やかな雰囲気になります。<br /><br />以前訪れた時は梅がとても美しい時で・・・<br />このお寺が気に入り、秋の紅葉の時にも来てみたいと思いました。

    門から入ると石畳の道がまっすぐに伸びています。
    春は梅や桜やサツキが参道に咲き華やかな雰囲気になります。

    以前訪れた時は梅がとても美しい時で・・・
    このお寺が気に入り、秋の紅葉の時にも来てみたいと思いました。

  • 石畳の左側には、一人でも祈れば他の人も救われるという教えの&quot;衆宝観音&quot;の石像があります。<br /><br />その横にある「知徳照十方」と書かれた球体は、知と徳をもって十方を照らすとの、弘法大師(空海)の教えを表しているのだそうです

    石畳の左側には、一人でも祈れば他の人も救われるという教えの"衆宝観音"の石像があります。

    その横にある「知徳照十方」と書かれた球体は、知と徳をもって十方を照らすとの、弘法大師(空海)の教えを表しているのだそうです

  • 参道を進むと、拝観受付がありました。<br /><br />受付の奥にある「雲龍図」が迎えてくれます。この雲龍図は左と右からの見え方が違うということです。<br />

    参道を進むと、拝観受付がありました。

    受付の奥にある「雲龍図」が迎えてくれます。この雲龍図は左と右からの見え方が違うということです。

  • 中に入ると、すぐのところに坪庭があり・・・<br />渦模様の砂紋に黒っぽい石が立っていました。<br /><br />この大きな 細長い石は &quot;マクロ石&quot; で 、形が観音様が手を組んでいらっしゃるように見えるということで坪庭に置くことになったそうです。特に雨に濡れると 真っ黒に美しく見えるそうです。

    中に入ると、すぐのところに坪庭があり・・・
    渦模様の砂紋に黒っぽい石が立っていました。

    この大きな 細長い石は "マクロ石" で 、形が観音様が手を組んでいらっしゃるように見えるということで坪庭に置くことになったそうです。特に雨に濡れると 真っ黒に美しく見えるそうです。

  • まず書院がある方へ。

    まず書院がある方へ。

  • 途中、秋を代表する果物の柿が陶器の器に盛られていました。

    途中、秋を代表する果物の柿が陶器の器に盛られていました。

  • 「月窓之間」と「悟之間」と書かれた行灯があり・・・<br /><br />手前の「月窓之間」から拝見します。

    「月窓之間」と「悟之間」と書かれた行灯があり・・・

    手前の「月窓之間」から拝見します。

  • 「月窓之間」の床の間

    「月窓之間」の床の間

  • 内側から見ると、三日月の形の明かり窓が開いています。

    内側から見ると、三日月の形の明かり窓が開いています。

  • そこから光が差し込み・・・<br /><br />香炉でしょうか、そこに光が当たっていました。その横にピンクの花が一つ落ちていて、素敵でした。<br /><br />夜、壁に空けられた三日月型の明かり窓から光が入り込むと・・・<br />床の間に三日月の明かりが浮かび上がるのだそうです。<br /><br />なんと趣のある仕掛けなんでしょう〜〜<br />

    そこから光が差し込み・・・

    香炉でしょうか、そこに光が当たっていました。その横にピンクの花が一つ落ちていて、素敵でした。

    夜、壁に空けられた三日月型の明かり窓から光が入り込むと・・・
    床の間に三日月の明かりが浮かび上がるのだそうです。

    なんと趣のある仕掛けなんでしょう〜〜

  • 「悟之間」の前にも秋の設えの柿が置いてありました。

    「悟之間」の前にも秋の設えの柿が置いてありました。

  • 「悟りの間」には、四角い窓と丸い窓があります。<br /><br />この四角い窓は「迷いの窓」。どこかで聞いたことが・・・<br />鷹ヶ峯の『源光庵』の「迷いの窓」と「悟りの窓」でした。多くのお寺がある京都で、この2つの窓があるのは、ここ雲龍院と源光庵だけだそうです。<br /><br />四角い窓は「迷いの窓」で人生における苦しみを象徴し、避ける事の出来ない「生老病死四苦八苦」を表しているといわれています。

    「悟りの間」には、四角い窓と丸い窓があります。

    この四角い窓は「迷いの窓」。どこかで聞いたことが・・・
    鷹ヶ峯の『源光庵』の「迷いの窓」と「悟りの窓」でした。多くのお寺がある京都で、この2つの窓があるのは、ここ雲龍院と源光庵だけだそうです。

    四角い窓は「迷いの窓」で人生における苦しみを象徴し、避ける事の出来ない「生老病死四苦八苦」を表しているといわれています。

  • こちらは「悟りの窓」。<br /><br />正確な真円を描いてる「悟りの窓」は、迷いがなくなると角が取れることにより、禅における悟りの境地を表しているのだそうです。

    こちらは「悟りの窓」。

    正確な真円を描いてる「悟りの窓」は、迷いがなくなると角が取れることにより、禅における悟りの境地を表しているのだそうです。

  • 丸窓の外には、紅梅の木が有り・・・<br />その背後に色づいた木が彩りを加えています。

    丸窓の外には、紅梅の木が有り・・・
    その背後に色づいた木が彩りを加えています。

  • 奥の障子の外に、美しく色づいた木が絵画のように見えました♪

    奥の障子の外に、美しく色づいた木が絵画のように見えました♪

  • 縁側から地面を見ると、可愛らしいモミジ葉が・・・<br /><br />この木は紅葉の終盤に色づくらしく&quot;五色の紅葉&quot;と呼ばれているそうです。

    縁側から地面を見ると、可愛らしいモミジ葉が・・・

    この木は紅葉の終盤に色づくらしく"五色の紅葉"と呼ばれているそうです。

  • ここ雲龍院には目を楽しませてくれる設えがたくさんあります。<br /><br />これは「清浄の間」の掛け軸とお花です。

    ここ雲龍院には目を楽しませてくれる設えがたくさんあります。

    これは「清浄の間」の掛け軸とお花です。

  • 大広間である「大輪の間」に来ました。<br /><br />お庭がゆっくり楽しめるようになっています。例えば・・・

    大広間である「大輪の間」に来ました。

    お庭がゆっくり楽しめるようになっています。例えば・・・

  • お庭に向かって椅子に腰掛け2つの「瞑想石」に左右の足を置いて 「阿字観瞑想の呼吸法」で瞑想する ことが出来るようになっています。<br /><br />友人と椅子に腰をかけ横に貼ってある説明に従って、瞑想にトライ。心を落ち着かせ気を集め・・・<br />ん〜、修行が足らないようです。あまり変化は実感できませんでした(^^;

    お庭に向かって椅子に腰掛け2つの「瞑想石」に左右の足を置いて 「阿字観瞑想の呼吸法」で瞑想する ことが出来るようになっています。

    友人と椅子に腰をかけ横に貼ってある説明に従って、瞑想にトライ。心を落ち着かせ気を集め・・・
    ん〜、修行が足らないようです。あまり変化は実感できませんでした(^^;

  • ただ外に広がる景色は美しく、<br /><br />黄色〜赤色に色づいた木々が目を楽しませてくれます。

    ただ外に広がる景色は美しく、

    黄色〜赤色に色づいた木々が目を楽しませてくれます。

  • 縁側に出て、お庭を見せていただきました。<br /><br />高い丸裸の杉の木がありました。<br />昔、落雷にあったそうで、今は避雷針が取り付けられているそうです。<br />昇り龍に見えるとも?(とお寺の「ヘェ〜」ポイントに書かれています)

    縁側に出て、お庭を見せていただきました。

    高い丸裸の杉の木がありました。
    昔、落雷にあったそうで、今は避雷針が取り付けられているそうです。
    昇り龍に見えるとも?(とお寺の「ヘェ〜」ポイントに書かれています)

  • 低い植栽の間の苔むした石の上に菊の紋瓦が見えます。<br /><br />こんなところでも皇室ゆかりのお寺だと気付かされます。

    低い植栽の間の苔むした石の上に菊の紋瓦が見えます。

    こんなところでも皇室ゆかりのお寺だと気付かされます。

  • 左の方には、先ほどいた「悟りの間」があった書院が見えました。

    左の方には、先ほどいた「悟りの間」があった書院が見えました。

  • 「大輪の間」から廊下を進んでいくと・・・<br /><br />「霊明殿」の前庭が現れました。

    「大輪の間」から廊下を進んでいくと・・・

    「霊明殿」の前庭が現れました。

  • 白砂で皇室の十六菊紋が描かれていて、徳川慶喜が寄進したという灯籠が据えられていました。<br />「あの菊の紋を砂でどうやって作るんだろう?難しそうだね〜」などと、変なところが気になってしまいます。

    白砂で皇室の十六菊紋が描かれていて、徳川慶喜が寄進したという灯籠が据えられていました。
    「あの菊の紋を砂でどうやって作るんだろう?難しそうだね〜」などと、変なところが気になってしまいます。

  • 「霊明殿」が灯籠の後ろに見えるところまで進んできました。<br /> <br />後山には後水尾天皇以降の歴代の陵があり、霊明殿はその皇族の位牌堂となっていて、後光厳天皇や後円融天皇、とんちで有名な一休さんの父親の後小松天皇、称光天皇の御位牌が安置されているそうです。<br />実際中を覗けるようになっていて、厳かな内陣の様子を見せていただきました。

    「霊明殿」が灯籠の後ろに見えるところまで進んできました。
     
    後山には後水尾天皇以降の歴代の陵があり、霊明殿はその皇族の位牌堂となっていて、後光厳天皇や後円融天皇、とんちで有名な一休さんの父親の後小松天皇、称光天皇の御位牌が安置されているそうです。
    実際中を覗けるようになっていて、厳かな内陣の様子を見せていただきました。

  • 本堂「龍華殿」<br />ここには、ご本尊の「薬師三尊(藥師・日光・月光)」が安置されています。<br />ここは写経ができることで有名だそうです。「龍華殿」は後円融天皇が写経会を始め最古の写経道場でもあるそうです。<br /><br />学問・芸術に秀でた天皇として知られる後水尾天皇により寄進された机で、お写経が出来るのだとか。

    本堂「龍華殿」
    ここには、ご本尊の「薬師三尊(藥師・日光・月光)」が安置されています。
    ここは写経ができることで有名だそうです。「龍華殿」は後円融天皇が写経会を始め最古の写経道場でもあるそうです。

    学問・芸術に秀でた天皇として知られる後水尾天皇により寄進された机で、お写経が出来るのだとか。

  • 天皇のみ使える勅使門と本堂の龍華殿前のお庭

    天皇のみ使える勅使門と本堂の龍華殿前のお庭

  • 最後の楽しみに取っておいた「蓮華の間」近くに戻ってきました。

    最後の楽しみに取っておいた「蓮華の間」近くに戻ってきました。

  • これが「蓮華の間」です!<br /><br />このお部屋から「しきしの景色」が見えます。<br />

    これが「蓮華の間」です!

    このお部屋から「しきしの景色」が見えます。

  • 左の方には景色を楽しむ最適の場所に座布団が置いてあります。<br /><br />座布団に座って・・・<br />雪見障子の四角いガラスから、見えるのは左から

    左の方には景色を楽しむ最適の場所に座布団が置いてあります。

    座布団に座って・・・
    雪見障子の四角いガラスから、見えるのは左から

  • 「椿・灯籠・楓・松」の四つの景色です。<br /><br />前回来た時には見れなかった秋の「しきしの景色」(⌒▽⌒)

    「椿・灯籠・楓・松」の四つの景色です。

    前回来た時には見れなかった秋の「しきしの景色」(⌒▽⌒)

  • この4つの窓を庭から見るとこのように見えました。

    この4つの窓を庭から見るとこのように見えました。

  • 小窓から見えた&quot;椿&quot;と&quot;灯籠&quot;と&quot;楓&quot;

    小窓から見えた"椿"と"灯籠"と"楓"

  • 右の窓から見えた&quot;松&quot;です。

    右の窓から見えた"松"です。

  • 蓮華の間で楽しみにしていた「しきしの景色」を鑑賞した後、参道を戻り・・・

    蓮華の間で楽しみにしていた「しきしの景色」を鑑賞した後、参道を戻り・・・

  • 泉涌寺の境内の中を通り、『来迎院』と『今熊野観音』方面に向かいます。

    泉涌寺の境内の中を通り、『来迎院』と『今熊野観音』方面に向かいます。

  • これは泉涌寺の仏殿で奥が舎利殿です。<br /><br />ここ泉涌寺は、弘法大師がこの地に結んだ草庵「法輪寺」を起こりとし、鎌倉中期以降皇室の葬儀が執り行われ菩提寺となったそうです。<br /><br />泉涌寺が日本でただ一つ皇室の菩提寺で「御寺(みてら)」と呼ばれるのだそうです。

    これは泉涌寺の仏殿で奥が舎利殿です。

    ここ泉涌寺は、弘法大師がこの地に結んだ草庵「法輪寺」を起こりとし、鎌倉中期以降皇室の葬儀が執り行われ菩提寺となったそうです。

    泉涌寺が日本でただ一つ皇室の菩提寺で「御寺(みてら)」と呼ばれるのだそうです。

  • 泉涌寺の境内から出て『来迎院』方面に向かいます。

    泉涌寺の境内から出て『来迎院』方面に向かいます。

  • 『来迎院』にやってきました。

    『来迎院』にやってきました。

  • 弘法大師が唐で感得した三宝荒神像を安置してここを開創したそうです。<br />&quot;あるとき現在来迎院の建つ山の頂が七日七夜にわたって光を放ち、これにより空海(弘法大師)はここを霊地であると考え、来迎院を興した&quot;と伝えられているのだとか・・・<br /><br />右に行くと、弘法大師が独鈷という仏具で掘り当てられたという井戸があります。

    弘法大師が唐で感得した三宝荒神像を安置してここを開創したそうです。
    "あるとき現在来迎院の建つ山の頂が七日七夜にわたって光を放ち、これにより空海(弘法大師)はここを霊地であると考え、来迎院を興した"と伝えられているのだとか・・・

    右に行くと、弘法大師が独鈷という仏具で掘り当てられたという井戸があります。

  • 左が「独鈷水」が湧き出るところ。伝承によれば、霊元天皇の寵愛を受けた女官、小少将局の娘は生まれつき目が不自由であったが、独鈷水で目を洗うと良いというお告げに従ったところ、たちまちにして目が治ったという。<br /><br />右下は近くにある地蔵尊。<br /><br />右上は、「独鈷水」が湧き出ることから、茶室「含翆軒」が建てられ「含翆庭」という紅葉が美しい庭の端のところ。

    左が「独鈷水」が湧き出るところ。伝承によれば、霊元天皇の寵愛を受けた女官、小少将局の娘は生まれつき目が不自由であったが、独鈷水で目を洗うと良いというお告げに従ったところ、たちまちにして目が治ったという。

    右下は近くにある地蔵尊。

    右上は、「独鈷水」が湧き出ることから、茶室「含翆軒」が建てられ「含翆庭」という紅葉が美しい庭の端のところ。

  • 最後に隠れた紅葉の名所『新熊野観音寺』を訪れることに・・・

    最後に隠れた紅葉の名所『新熊野観音寺』を訪れることに・・・

  • 観音寺と泉涌寺の間を流れる今熊野川にかかる橋「新熊野鳥居橋」を渡って参道を進んでいきます。<br />周囲の緑や色づいた葉に映える赤い欄干がとても美しい♪

    観音寺と泉涌寺の間を流れる今熊野川にかかる橋「新熊野鳥居橋」を渡って参道を進んでいきます。
    周囲の緑や色づいた葉に映える赤い欄干がとても美しい♪

  • 参道を行くと、石段があり、その先に銅像がありました。

    参道を行くと、石段があり、その先に銅像がありました。

  • 「子まもり(弘法)大師」の像でした。<br /><br />学業成就や諸芸上達などの願いを叶えてくれるようです。

    「子まもり(弘法)大師」の像でした。

    学業成就や諸芸上達などの願いを叶えてくれるようです。

  • 石段を上がったところから「子まもり大師」像あたりを振り向いたところ

    石段を上がったところから「子まもり大師」像あたりを振り向いたところ

  • 今熊野観音寺は「弘法大師空海」が開基とされています。空海が唐から帰国して間もなく、まだ東寺にいた頃に、東山の山中に光明が差したのを目撃。その光に導かれて山中に入っていくと、白髪の翁が姿を現し、一寸八分の十一面観世音菩薩像と宝印を与えました。その老人の正体は「熊野権現」だったのだそうです。<br /><br />弘法大師はお告げに従って一堂を建立。授かった一寸八分の像は、自ら刻んだ一尺八寸の十一面観世音菩薩像の胎内に納めて安置したのが今熊野観音寺の始まりなのだそうです。

    今熊野観音寺は「弘法大師空海」が開基とされています。空海が唐から帰国して間もなく、まだ東寺にいた頃に、東山の山中に光明が差したのを目撃。その光に導かれて山中に入っていくと、白髪の翁が姿を現し、一寸八分の十一面観世音菩薩像と宝印を与えました。その老人の正体は「熊野権現」だったのだそうです。

    弘法大師はお告げに従って一堂を建立。授かった一寸八分の像は、自ら刻んだ一尺八寸の十一面観世音菩薩像の胎内に納めて安置したのが今熊野観音寺の始まりなのだそうです。

  • 今熊野観音寺のご本尊は、秘仏の「十一面観音立像」。頭痛封じ・智恵授かり・ぼけ封じなどの霊験新たかとされ、篤い信仰を集めているそうです。

    今熊野観音寺のご本尊は、秘仏の「十一面観音立像」。頭痛封じ・智恵授かり・ぼけ封じなどの霊験新たかとされ、篤い信仰を集めているそうです。

  • 「本堂」前に&quot;五智水&quot;と札がかかった井戸がありました。<br /><br />弘法大師が、観世音をまつるのにふさわしい霊地を選ぶために錫杖を使って岩をうがたれると霊泉が湧き出したそうです。そして大師は清水を観音御利生の水として崇められ「五智水」と名付けられたのだとか。

    「本堂」前に"五智水"と札がかかった井戸がありました。

    弘法大師が、観世音をまつるのにふさわしい霊地を選ぶために錫杖を使って岩をうがたれると霊泉が湧き出したそうです。そして大師は清水を観音御利生の水として崇められ「五智水」と名付けられたのだとか。

  • その井戸の裏に手水鉢がありました。<br /><br />ちょうど竹の吐出口あたりに赤いモミジ葉が・・・<br />正確に言うと、これは私の仕業で、近くに落ちていた赤いモミジ葉を載せたものでした。

    その井戸の裏に手水鉢がありました。

    ちょうど竹の吐出口あたりに赤いモミジ葉が・・・
    正確に言うと、これは私の仕業で、近くに落ちていた赤いモミジ葉を載せたものでした。

  • 今熊野観音寺の「鐘楼」です。

    今熊野観音寺の「鐘楼」です。

  • 近くに「熊野権現社」の祠がありました。

    近くに「熊野権現社」の祠がありました。

  • 山の方に進んでいくと、西国三十三所霊場巡礼路がありました。<br /><br />各お寺の御本尊を石仏として置いたもので、1番から33番まで山の斜面を登りながら巡礼ができるようになっていました。

    山の方に進んでいくと、西国三十三所霊場巡礼路がありました。

    各お寺の御本尊を石仏として置いたもので、1番から33番まで山の斜面を登りながら巡礼ができるようになっていました。

  • 多宝塔が最後にありました。これは、医界に貢献した方々を祀った「医聖堂」で・・・<br /><br />医と宗教がともに手をたずさえて、人類が等しく心身ともに明るく健康に暮らせるような社会が築かれますようにとの願いを込めて建てられたそうです。

    多宝塔が最後にありました。これは、医界に貢献した方々を祀った「医聖堂」で・・・

    医と宗教がともに手をたずさえて、人類が等しく心身ともに明るく健康に暮らせるような社会が築かれますようにとの願いを込めて建てられたそうです。

  • これが「大師堂」です。弘法大師さんを祀るお堂で、お堂の前には「ぼけ封じ観音」が立っています。<br /><br />

    これが「大師堂」です。弘法大師さんを祀るお堂で、お堂の前には「ぼけ封じ観音」が立っています。

  • 「ぼけ封じ」??そういえば、実家でぼけ封じのお札を見たことが思い出しました。<br />友人と「そろそろ私たちも関係ある年齢かも〜」と笑い合いながら写真を撮りました。<br /><br />帰ってから調べてみると、『後白河法皇頭痛封じ霊験記』として実際次のように観音寺に残されているそうです。<br /><br />後白河法皇は持病の頭痛が激しくなり、ご本尊の十一面観音様に頭痛平癒の祈願を行ったそうです。するとある夜、白河法皇の枕元に観音様が現れ、その頭痛は前世に深く関係している、法王の前世は蓮華坊という僧侶で、その頭蓋骨が岩田川の底に沈んでいて、頭蓋骨を柳の木が貫いて生えており、風が吹くと柳の木が揺れて頭蓋骨に触れ、それが頭痛の原因になっているとお告げになり・・・<br /><br />法王は早速川を調べさせたら、確かに川底から頭蓋骨が見つかりました。<br />その頭蓋骨を千手観音に納め、三十三間堂を建立したところ・・・たちまち後白河法皇の頭痛が治ったのだそうです。<br /><br />その話が広まり、頭痛封じだけではなく、ぼけ封じ・智慧授かり・学業成就など「頭の神様」として頭全般にご利益を授けてくださると信じられるようになったのだとか・・・<br /><br />ぼけ封じ観音の横には、身代わり石仏がたくさん置かれています。これは参拝者が奉納したものだそうです。

    「ぼけ封じ」??そういえば、実家でぼけ封じのお札を見たことが思い出しました。
    友人と「そろそろ私たちも関係ある年齢かも〜」と笑い合いながら写真を撮りました。

    帰ってから調べてみると、『後白河法皇頭痛封じ霊験記』として実際次のように観音寺に残されているそうです。

    後白河法皇は持病の頭痛が激しくなり、ご本尊の十一面観音様に頭痛平癒の祈願を行ったそうです。するとある夜、白河法皇の枕元に観音様が現れ、その頭痛は前世に深く関係している、法王の前世は蓮華坊という僧侶で、その頭蓋骨が岩田川の底に沈んでいて、頭蓋骨を柳の木が貫いて生えており、風が吹くと柳の木が揺れて頭蓋骨に触れ、それが頭痛の原因になっているとお告げになり・・・

    法王は早速川を調べさせたら、確かに川底から頭蓋骨が見つかりました。
    その頭蓋骨を千手観音に納め、三十三間堂を建立したところ・・・たちまち後白河法皇の頭痛が治ったのだそうです。

    その話が広まり、頭痛封じだけではなく、ぼけ封じ・智慧授かり・学業成就など「頭の神様」として頭全般にご利益を授けてくださると信じられるようになったのだとか・・・

    ぼけ封じ観音の横には、身代わり石仏がたくさん置かれています。これは参拝者が奉納したものだそうです。

  • 赤い欄干上の紅葉した木がきれいでした。

    赤い欄干上の紅葉した木がきれいでした。

  • 拝観を済ませ、帰途につきます・・・

    拝観を済ませ、帰途につきます・・・

  • また鳥居橋まで戻ってきました。この後、ゆっくり秋の景色を眺めつつ、友人とたまった日頃の話をしながら歩いて東福寺駅まで戻りました。<br /><br />前半の東福寺は人が多くゆっくり秋を楽しむ感じではなかったのですが、後半の雲龍院からは混んでいなくて、のんびり紅葉を楽しむことができました。

    また鳥居橋まで戻ってきました。この後、ゆっくり秋の景色を眺めつつ、友人とたまった日頃の話をしながら歩いて東福寺駅まで戻りました。

    前半の東福寺は人が多くゆっくり秋を楽しむ感じではなかったのですが、後半の雲龍院からは混んでいなくて、のんびり紅葉を楽しむことができました。

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秋の京都・滋賀へ紅葉狩り

この旅行記へのコメント (7)

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  • コクリコさん 2015/12/09 14:43:55
    東福寺と雲龍院
    akikoさん、お久しぶりです!
    寒くなりましたね。

    akikoさんの旅行記の題名見て「きゃー♪」と叫んでしまいました。

    私が5月に京都に行ったのはご存知だと思いますが、東福寺と雲龍院行ったのですよ!
    新緑が素晴らしく美しかったのですが紅葉もまた綺麗ですね!
    どちらの旅行記の写真も1枚1枚見ながら、
    「うん、ここ行った。見た見た!」
    と喜んでおりました。
    5月は7人で京都に行ったので旅行記にするような写真はありませんが、akikoさんが写された写真と同じ場面なので(でも写真の美しさはakikoさんの方がずっと勝っています)、満足です。

    泉涌寺の悲田院に以前泊まれたので泊ったことがあるし、泉涌寺は若い頃2回行ったことがありますが、雲龍院まで足を運んだことがありませんでした。
    東福寺は紅葉ほどは混んでいませんでしたが、混んでいたのに泉涌寺・雲龍院はほとんど拝観客がいなくて、ここは穴場だなぁと思いました。
    縁結びの「走る大黒天」のある台所には行かれました?
    BSNHKの『京都人の秘かな愉しみ』で紹介されていたので、息子にご縁があるように拝んできました・・・まだ効果無し。

    雲龍院は梅の頃も見事なのですか?

    akiko

    akikoさん からの返信 2015/12/09 21:54:28
    RE: 東福寺と雲龍院
    コクリコさん、お久しぶりです(^-^)/

    今年の12月は冬らしくないですが、朝晩は寒くなりましたね〜
    もう師走も中旬ですものね。

    > akikoさんの旅行記の題名見て「きゃー♪」と叫んでしまいました。
    > 私が5月に京都に行ったのはご存知だと思いますが、東福寺と雲龍院行ったのですよ!

    そうだったんですね。まさに私が今回訪れた場所だったんですね!雲龍院はさほど有名じゃないと思っていたのですが、コクリコさんたちは「知る人ぞ、知る」だったのですね(^_<)-☆

    > 新緑が素晴らしく美しかったのですが紅葉もまた綺麗ですね!

    東福寺も雲龍院も春の新緑&サツキの時期は綺麗でしょうね。紅葉はとっても綺麗でした♪

    > どちらの旅行記の写真も1枚1枚見ながら、
    > 「うん、ここ行った。見た見た!」
    > と喜んでおりました。

    そう言ってもらえて、うれしいな^ ^

    > 5月は7人で京都に行ったので旅行記にするような写真はありませんが、akikoさんが写された写真と同じ場面なので(でも写真の美しさはakikoさんの方がずっと勝っています)、満足です。

    コクリコさんのそう言ってもらえて、旅行記書いてよかった〜です!

    > 泉涌寺の悲田院に以前泊まれたので泊ったことがあるし、泉涌寺は若い頃2回行ったことがありますが、雲龍院まで足を運んだことがありませんでした。

    悲田院って泊まれるんですね。それでコクリコさんには泉涌寺には懐かしい思い出があるのですね。

    > 東福寺は紅葉ほどは混んでいませんでしたが、混んでいたのに泉涌寺・雲龍院はほとんど拝観客がいなくて、ここは穴場だなぁと思いました。

    そうですよね〜今回も雲龍院ではゆっくり楽しむことができました。

    > 縁結びの「走る大黒天」のある台所には行かれました?

    行きました。友人と、「この大黒さん、ちょっと怖い顔だね〜」って話してたら、後ろでお寺の人がこちらをじっと見られたので、そそくさと出てきたんです(^_^;)

    > BSNHKの『京都人の秘かな愉しみ』で紹介されていたので、息子にご縁があるように拝んできました・・・まだ効果無し。

    あの大黒さんは、縁結びのご利益があるのですか?知りませんでした。

    > 雲龍院は梅の頃も見事なのですか?

    あの門から伸びる石畳の道に見事な河津桜とはねず梅が咲くんです。とっても綺麗ですよ。
    それから「悟りの窓」の外にも紅梅が咲き素敵な春景色が見られるんです♪

    また次回来られることがあれば、是非見てもらいたいです〜

    akiko

    コクリコ

    コクリコさん からの返信 2015/12/09 22:45:07
    RE: RE: 東福寺と雲龍院

    > 悲田院って泊まれるんですね。それでコクリコさんには泉涌寺には懐かしい思い出があるのですね。

    悲田院の宿坊は現在休業中らしいです。
    民宿っぽい宿坊でした。
    京都の宿坊も○○会館という立派な宿坊ばかりになってしまい、宿坊らしい宿坊は妙心寺大心院くらいかもしれません。


    > あの大黒さんは、縁結びのご利益があるのですか?知りませんでした。

    そうなんですって。

    7人中独身が二人いましたからねぇ。
    でもこの年になったから良縁なんてもういらないって。

    > あの門から伸びる石畳の道に見事な河津桜とはねず梅が咲くんです。とっても綺麗ですよ。
    > それから「悟りの窓」の外にも紅梅が咲き素敵な春景色が見られるんです♪
    > また次回来られることがあれば、是非見てもらいたいです〜

    あら、それは楽しみ。
    梅の季節は他の季節より混んでいなそうですね。
  • cooさん 2015/12/07 14:16:30
    一日違い!
    akikoさん、こんにちは。

    私も29日に雲龍院行ってきたんですよ。びっくりしました。一日違いだったなんて!
    29日はお昼に河原町で用事があったので駆け足で回ったんです。私は初めて行ったんですけど本当に素敵でまた行きたくなる場所でした。

    akikoさんの旅行記読んでいろいろと勉強させていただきました。

    旅行記の写真の切り取り方、見せ方がどんどん上手になられていますね。

    今後も楽しみにしています。

    coo

    akiko

    akikoさん からの返信 2015/12/07 21:33:11
    RE: 一日違い!
    cooさん、こんばんは〜

    > 私も29日に雲龍院行ってきたんですよ。びっくりしました。一日違いだったなんて!
    > 29日はお昼に河原町で用事があったので駆け足で回ったんです。私は初めて行ったんですけど本当に素敵でまた行きたくなる場所でした。

    cooさんも行かれたのですね〜 しかも一日違い?? 何かが引き寄せたのかな? それにしても、雲龍院は随所に風情が感じられる素敵なお寺だったでしょ。春の梅や桜の時期も良かったですよ♪ 以外と東福寺は近かったので、ついでに東福寺も是非(^_<)-☆

    cooさんも雲龍院の写真を撮られたなら、見せてくださいね〜

    akiko
  • cheriko330さん 2015/12/06 15:43:53
    表紙の写真 どちらもステキ!
    akikoさん こんにちはヽ(^。^)ノ

    仲良しお友達と 紅葉狩り いいですね!
    ヨーロッパも良いけど 京都も世界に誇れる場所です。裏腹に 外国の方が
    大勢 押し寄せて この時期は特に 近寄りがたくなって来てますね。
    でも めげずに出かけない事には 良い景色は見れません。

    数年前に 東福寺の紅葉を見に行きました。近くに 色々あったのですね。
    その時も、すごい人でした。
    ご親切に 地図も出して頂いてるので 参考に回ってみたいと思います。

    写真もステキですが レイアウト等も 上手になさってて ご指導願いたいものです。
    PCも詳しいのですね。

    雪見障子の四角いガラスからの景色は お見事と言うしかありません。
    京都の休日を ありがとうございました。

    その3も楽しみに待ってます。

    cheriko330

    akiko

    akikoさん からの返信 2015/12/06 17:06:02
    RE: 表紙の写真 どちらもステキ!
    cheriko330さん、こんにちは♪

    > 仲良しお友達と 紅葉狩り いいですね!

    桜や季節の花もそうですが、紅葉も気心知れた女友達と行くのが一番ですね(=^▽^=)

    > ヨーロッパも良いけど 京都も世界に誇れる場所です。裏腹に 外国の方が
    > 大勢 押し寄せて この時期は特に 近寄りがたくなって来てますね。
    > でも めげずに出かけない事には 良い景色は見れません。

    本当にそうです!先日嵐山に行って海外からの観光客の多さに圧倒されました。
    でも、探せば今回訪ねた「雲龍院」のようにまだそれほど混み合わない場所もあるみたいなので、めげずに出かけることにしましょう。やはり紅葉は何回見ても綺麗ですよね。

    > 数年前に 東福寺の紅葉を見に行きました。近くに 色々あったのですね。
    > その時も、すごい人でした。

    そうでしょ?東福寺はいつもすごい人みたいで、私も後回しにしていました。
    周りに一緒に訪れる素敵な場所がなければ、今回も行くことはなかったと思います。地図を見ていて雲龍院と東福寺が以外と近く十分歩ける範囲だとわかったので、それじゃ行こうということになりました。

    > ご親切に 地図も出して頂いてるので 参考に回ってみたいと思います。

    京都駅から1駅ですので、よかったら行ってみてくださいね〜

    > 写真もステキですが レイアウト等も 上手になさってて ご指導願いたいものです。
    > PCも詳しいのですね。

    私はあまり詳しくないんですよ。ただ欲張りで、あれもこれもと写真を入れたいと思いコラージュ写真にしています。コラージュができるアプリを使えば、写真を当てはめるだけなので簡単です。(ネット検索すればいろいろな方法が出ていると思います)

    > 雪見障子の四角いガラスからの景色は お見事と言うしかありません。
    > 京都の休日を ありがとうございました。

    こちらこそ、メッセージを寄せてもらってありがとうございました(^-^)/

    akiko

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