2012/11/26 - 2012/11/26
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akikoさん
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前から楽しみにしていた友人との紅葉めぐり。それなのに朝から無常の雨(-_-;) ホントに残念~~
でもせっかくだから行こう!ということになり、傘をさしながら雨の中訪れてみました。
叡山電鉄に乗り「一乗寺」から歩き、金福寺~詩仙堂~圓光寺~曼殊院とめぐりました。
美しい紅葉が見られるかとっても心配でしたが・・・やはり京都のお寺は雨なら雨の良さがあり満喫できました(^^♪
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まず最初に訪れたのは「金福寺」
このお寺は"俳人が愛した風雅な寺"なのだそうです・・・ -
落ち葉で彩られた石段を上がっていきます。
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山門の手前に石碑があり、足下にも落ち葉が重なりちょっと素敵。
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山門横に「金福寺の由来」を記した駒札があります。
「佛日山金福寺は886年安恵僧都が創建し、(中略)松尾芭蕉と与謝蕪村にゆかりのある俳句の聖地として知られている・・・」 -
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ヒラヒラと落ち葉が舞い、こんなところにももみじの葉が・・・
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門を入ったところで拝観券を購入し、中に入っていきます。
あっ〜 中門の手前に、真っ赤な敷紅葉が迎えてくれます♪ -
赤い落ち葉の中に花が・・・
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「ツワブキ」でしょうか。黄色花が可憐に咲いています。
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たまたまでしょうか、落ち葉が手水鉢に入っています♪
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「芭蕉居」と書かれた扁額がかけられている中門を入ります。
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門をくぐり振り返ると、瓦に落ち葉が・・・
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無機質な屋根にもみじが散ると、賑やかな派手な感じになります。
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中に入ってすぐ、右手の橙色の紅葉に目を奪われます!!
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"もみじ"ではなく、"ドウダンツツジ(灯台躑躅)"なのだそうです。
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アップするとこんなふうに見えます。
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このドウダンツツジは4月から5月ごろ、新葉とともに、枝先に小さなベル形の白色の花を咲かせるということです。晩秋はこんなにも赤く色づくのですね(*^_^*)
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順路の左にも素敵な落葉スポットがあり、見過ごせません・・・
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緑の葉ともみじのコントラスト
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もみじの落ち葉が可愛くて何枚も写真を撮ってしまいます。
積み重なっているもみじも素敵だし、石や岩などにまばらに散っているもみじも好きです。 -
少し進むと、左手に本堂が姿を現わします。
本堂横の庭園は、さつきの築山と白砂の枯山水で表現されています。 -
白砂(砂利)にも落ち葉が散らばり趣があります。
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「花守は野守に劣る今日の月」
「西と見て日は入りにけり春の海」と刻まれた歌碑 -
その近くに苔むした石があり、赤いもみじと合わさって絵になります!
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落葉したての今が一番きれいかも・・・
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芭蕉庵のほうに向かいます。
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坂を上っていく途中、さきほど見た本堂とお庭が見えます。
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きれいに刈り込まれたさつきも目に優しい〜♪
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私の好きな赤い万両!?
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雨にぬれ舗石にぴたりと貼りついた落ち葉たち
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石段を上がっていきます。
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見えてきました〜「芭蕉庵」です。
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内部を見ると・・・千利休が造った待庵に似た三畳台目の茶室となっているのだそうです。
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竹垣の下にはまたもや落ち葉が積もり、きれい〜
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見事な敷紅葉です。
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ぐるりと庵をまわったところ。ずっと奥に京都の町が小さく見えています。
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駒札の説明によると・・・
「元禄の昔、芭蕉は山城の東西を吟行した折、草庵で自適していた住職の鉄舟和尚を訪ね、禅や風雅の道について語り合い親交を深めた。後に和尚は無名であったこの庵を「芭蕉庵」と名付けその高風をいつまでも偲んでいた。」 -
「それから70年後、蕪村がこの寺を訪れた頃にはすでに庵は荒廃していた。しかし村の人はここを「芭蕉庵」と呼びならわしていた。芭蕉に私淑していた蕪村はその荒廃を惜しみ庵を再興した」という。
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いちょうもみじの葉一葉
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芭蕉も蕪村もこのような晩秋の様子を見ていたのでしょうか・・・
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茅葺き屋根をアップしてみると・・・
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「芭蕉の碑」が庵の横にありました。
蕪村や道立が建てた碑で芭蕉の生涯を讃えた文が彫られている。
蕪村は「我も死して碑に辺せむ枯尾花」と詠み、後に蕪村が他界した際、後丘の墓に納骨されたのだそうです。 -
雨に濡れた舗石をすべらないように進んで行きます。
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かなり急なでこぼこ道をすべらないよう気をつけて上っていくと、
蕪村のお墓がありました。 -
その横には蕪村が詠んだ句が紹介されています。
ひととき過ごして、お墓をあとにし坂道を戻ります・・・ -
次に「詩仙堂」を訪れます。
この小さな門は「小有洞(しょういどう)」というそうで、扁額に「小有洞」の文字が書かれています。 -
門をくぐると十数段の石段があり、さらに両脇に竹林の通路を進んでいきます。
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これは「老梅関」という門です。
ここは、もともと石川丈山という徳川家の武将が鎧を脱いで隠遁生活を送るために寛永18年に建てたのだそうです。 -
門をくぐって玄関に向かいます。
玄関の右に面白い形(雲形)の窓があります。 -
建物へ入るとすぐのところに四畳半の間があり、その壁面上部に中国の詩人三十六人の肖像画が掲げられています。大変古く年代物だということがわかります。この部屋が「詩仙の間」で・・・
続く広い部屋が「嘯月楼」で、南に庭園が一望できます。 -
白砂が敷き詰められ、植木は低く山のように丸く刈られ、背後の楓や木々が背景となり、全体が一体となり大変きれいです。
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どの角度から見ても美しい〜
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石川丈山は庭づくりの名手としても有名で、自らも手がけた庭園なのだそうです。
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またHPによると丈山は「清貧の中に聖賢の教えを自分の勤めとし、詩や書や作庭に寝食を忘れてこれを楽しんだ風雅な文化人でもあった」そうです。
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刈り込まれたさつきの上に赤・橙・黄の落ち葉が散りきれいです!
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ぐるりとまわりいろんな角度からの景色を楽しみます。
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「至楽巣」と呼ばれる間方面
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「至楽巣」の間あたりから外を見たところ
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雨にぬれ瑞々しい落ち葉たち
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嘯月楼の前に広がる庭木に落ち葉が散り積もって、とってもきれい。
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「嘯月楼」が正面に見えるところまで来ました。
さきほど、あそこからお庭を見ていたのですね。 -
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石灯篭にも落ち葉が・・・
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茶室「残月軒」の前庭の池
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詩仙堂の庭園は、部屋から眺めるだけでなく、庭に降り、歩きながら四季の花を愛で、秋は紅葉を楽しむことができるようになっています。水の流れを利用したしし脅しの音が響くなか自然を身近に感じることができる素晴らしいお庭でした(*^^*)
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