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ゴレスタン宮殿の展示室の展示品紹介の続きです。かつての宮殿の主人公、歴代のスルタン達の人形も展示してありました。(ウィキペディア)

2012秋、イラン旅行記(52/56:補遺2):11月17日:ゴレスタン宮殿展示室(2/2):シャーの蝋人形、隕石、ゴスペル

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2012/11/16 - 2012/11/23

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旅行記グループ 2012秋、イラン旅行記(下巻)

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旅人のくまさん

旅人のくまさんさん

ゴレスタン宮殿の展示室の展示品紹介の続きです。かつての宮殿の主人公、歴代のスルタン達の人形も展示してありました。(ウィキペディア)

  • かつてのシャーが使ったと思われるこの部屋には、複数人のシャーらしい蝋人形がありました。先ほど紹介した10人ほどのシャーの中では、椅子に座った人は、ガジャール朝第5代のモザッファロッディーン・シャー当たりが似ていました。(同上)

    かつてのシャーが使ったと思われるこの部屋には、複数人のシャーらしい蝋人形がありました。先ほど紹介した10人ほどのシャーの中では、椅子に座った人は、ガジャール朝第5代のモザッファロッディーン・シャー当たりが似ていました。(同上)

  • パフラヴィー朝イランの第2代、最後のシャー、モハンマド・レザー・パフラヴィー(1919~1980年:在位1941~1971年)から遡った、9代のシャーの紹介です。次は、パフラヴィー朝イランの初代のレザー・シャー・パフラヴィー(1878~1941年:在位1925~1941年)、次がガジャール朝に遡って第7代のアフマド・シャー(1909~1925年:在位1909~1925年)、第6代のモハンマド・アリー・シャー(1872~1924年:在位1907~1909年)、第5代のモザッファロッディーン・シャー(1853~1907年:在位1896~1907年)、第4代のナーセロッディーン・シャー(1848~1896年:在位1848~1896年)、第3代のモハンマド・シャー(1834~1848年:在位1834~1848年)、第2代のファトフ・アリー・シャー(1772~1834年:在位1797~1834年)、初代のアーガー・モハンマド・シャー(1742?~1797年:在位:1796~1797年)となります。(同上)

    イチオシ

    パフラヴィー朝イランの第2代、最後のシャー、モハンマド・レザー・パフラヴィー(1919~1980年:在位1941~1971年)から遡った、9代のシャーの紹介です。次は、パフラヴィー朝イランの初代のレザー・シャー・パフラヴィー(1878~1941年:在位1925~1941年)、次がガジャール朝に遡って第7代のアフマド・シャー(1909~1925年:在位1909~1925年)、第6代のモハンマド・アリー・シャー(1872~1924年:在位1907~1909年)、第5代のモザッファロッディーン・シャー(1853~1907年:在位1896~1907年)、第4代のナーセロッディーン・シャー(1848~1896年:在位1848~1896年)、第3代のモハンマド・シャー(1834~1848年:在位1834~1848年)、第2代のファトフ・アリー・シャー(1772~1834年:在位1797~1834年)、初代のアーガー・モハンマド・シャー(1742?~1797年:在位:1796~1797年)となります。(同上)

  • 長い顎鬚を伸ばし、黒く高い帽子を被った人もシャーの一人のようです。顎髭が長い人では、ガジャール朝第2代のファトフ・アリー・シャー当たりが似ているようでしたが、少し恰幅が良すぎる気もしました。時代を遡って、アフシャール朝の初代シャー、ナーディル・シャー(1688~1747年:在位:1736~1747年)もよく似た風貌です。その武勇は『ペルシアのナポレオン』、あるいは『第二のアレクサンドロス』とも称されます。ガジャール朝の下で宰相を務めたミールザー・タギー・ハーン・アミーレ・キャビールかも知れません。近代化改革に取り組んだものの、無理解な保守派の宗教勢力と国王ナーセロッディーン・シャーの反対にあって、その改革は頓挫しました。(同上)

    長い顎鬚を伸ばし、黒く高い帽子を被った人もシャーの一人のようです。顎髭が長い人では、ガジャール朝第2代のファトフ・アリー・シャー当たりが似ているようでしたが、少し恰幅が良すぎる気もしました。時代を遡って、アフシャール朝の初代シャー、ナーディル・シャー(1688~1747年:在位:1736~1747年)もよく似た風貌です。その武勇は『ペルシアのナポレオン』、あるいは『第二のアレクサンドロス』とも称されます。ガジャール朝の下で宰相を務めたミールザー・タギー・ハーン・アミーレ・キャビールかも知れません。近代化改革に取り組んだものの、無理解な保守派の宗教勢力と国王ナーセロッディーン・シャーの反対にあって、その改革は頓挫しました。(同上)

  • 横に伸ばした髭が特徴のシャーのようです。ガジャール朝第4代のナーセロッディーン・シャー当たりが似ていました。横に細く長く髭を伸ばした人には、サファヴィー朝の第5代シャーのアッバース1世(1571~1629年)もいます。(同上)

    横に伸ばした髭が特徴のシャーのようです。ガジャール朝第4代のナーセロッディーン・シャー当たりが似ていました。横に細く長く髭を伸ばした人には、サファヴィー朝の第5代シャーのアッバース1世(1571~1629年)もいます。(同上)

  • 白い色が混じった髭ですから、晩年のシャーの像のようです。名前は特定できませんでした。(同上)

    白い色が混じった髭ですから、晩年のシャーの像のようです。名前は特定できませんでした。(同上)

  • 現代史では、旧ソビエト連邦のスターリンのような髭を生やしたシャーです。名前は特定できませんでした。(同上)

    現代史では、旧ソビエト連邦のスターリンのような髭を生やしたシャーです。名前は特定できませんでした。(同上)

  • ここからは、天井から吊るされたシャンデリアの紹介です。照明器具だけではなく、天井部分の装飾にも贅が尽くされていました。(同上)

    イチオシ

    ここからは、天井から吊るされたシャンデリアの紹介です。照明器具だけではなく、天井部分の装飾にも贅が尽くされていました。(同上)

  • 色が付いたクリスタルで装飾されたシャンデリアです。天井飾りもシャンデリアと同様に、煌びやかで豪華でした。(同上)

    色が付いたクリスタルで装飾されたシャンデリアです。天井飾りもシャンデリアと同様に、煌びやかで豪華でした。(同上)

  • 個のシャンデリアは、コンパクトな造りでした。部屋の中央ではなく、片隅を照明する役割でした。(同上)

    個のシャンデリアは、コンパクトな造りでした。部屋の中央ではなく、片隅を照明する役割でした。(同上)

  • 今まで紹介した中では、もっとも大型で豪華なシャンデリアです。同じ作りのシャンデリアが並んだ様は、まさに宮殿です。(同上)

    今まで紹介した中では、もっとも大型で豪華なシャンデリアです。同じ作りのシャンデリアが並んだ様は、まさに宮殿です。(同上)

  • 現地ガイドさんからは、隕石とお聞きしたようです。かなりの大きさでした。砂漠辺りに落ちたものかもしれません。(同上)

    現地ガイドさんからは、隕石とお聞きしたようです。かなりの大きさでした。砂漠辺りに落ちたものかもしれません。(同上)

  • 隕石の発見者か、鑑定をした人のようです。詳細は分かりませんでした。(同上)

    隕石の発見者か、鑑定をした人のようです。詳細は分かりませんでした。(同上)

  • 右がシャー、左が警備の近衛兵当たりのようです。いずれもよくできた蝋人形です。(同上)

    右がシャー、左が警備の近衛兵当たりのようです。いずれもよくできた蝋人形です。(同上)

  • ガジャール朝第4代のシャー、『ナーセロッディーン・シャー(1848~1896年)』の肖像です。(同上)<br /><br />(ガジャール朝時代)<br />Jafar Naghash bashi作<br />カンバスに油彩

    ガジャール朝第4代のシャー、『ナーセロッディーン・シャー(1848~1896年)』の肖像です。(同上)

    (ガジャール朝時代)
    Jafar Naghash bashi作
    カンバスに油彩

  • ガジャール朝第5代のシャー、『モザッファロッディーン・シャー(1896~1907年)』の肖像です。(同上)<br /><br />(ガジャール朝時代)<br />Sayyed Asad-ol lah Alhoseini作<br />カンバスに油彩

    イチオシ

    ガジャール朝第5代のシャー、『モザッファロッディーン・シャー(1896~1907年)』の肖像です。(同上)

    (ガジャール朝時代)
    Sayyed Asad-ol lah Alhoseini作
    カンバスに油彩

  • 名前が確認できなかったシャーの肖像です。風貌などから判断して、ガジャール朝第3代のシャー、モハンマド・シャー(1834~1848年)の肖像のようです。(同上)

    名前が確認できなかったシャーの肖像です。風貌などから判断して、ガジャール朝第3代のシャー、モハンマド・シャー(1834~1848年)の肖像のようです。(同上)

  • 三人並んだ上半身像です。左から、アスラン・カーン(Aslan Khan)、モハメッド・アリ・カーン(Mohammad Ali Khan)とアブドル・ラザフ(Abdol Razagh)の名前表示がありました。(同上)

    三人並んだ上半身像です。左から、アスラン・カーン(Aslan Khan)、モハメッド・アリ・カーン(Mohammad Ali Khan)とアブドル・ラザフ(Abdol Razagh)の名前表示がありました。(同上)

  • 『Mohammad Ghaffari』<br />カマルオール・モルク(Kamal-ol Molk)<br />(1895年)<br />カンバスに油彩<br /><br />イランの著名な画家だったカマルオール・モルクが描いた『乞食の女の子』の作品のようです。1845年にカシャーンで生まれ、1940年に亡くなった画家です。(同上)

    『Mohammad Ghaffari』
    カマルオール・モルク(Kamal-ol Molk)
    (1895年)
    カンバスに油彩

    イランの著名な画家だったカマルオール・モルクが描いた『乞食の女の子』の作品のようです。1845年にカシャーンで生まれ、1940年に亡くなった画家です。(同上)

  • 『コロセウム(ローマ)』<br />Gualant作<br />ミクロ・モザイク(Micro Mosaic) (同上)

    『コロセウム(ローマ)』
    Gualant作
    ミクロ・モザイク(Micro Mosaic) (同上)

  • 文字が霞んで読み取れませんでしたが、18世紀の作品であることだけは分かりました。キリスト教に関係する宗教画のようです。(同上)

    文字が霞んで読み取れませんでしたが、18世紀の作品であることだけは分かりました。キリスト教に関係する宗教画のようです。(同上)

  • 『Shahrestank Palace』<br />Mahmood Khan Saba作<br />(1881年)<br />水彩 (同上)

    『Shahrestank Palace』
    Mahmood Khan Saba作
    (1881年)
    水彩 (同上)

  • 『パルテノン寺院(Pantheon Temple)』<br />Gualant作<br />ミクロ・モザイク(Micro Mosaic) (同上)

    『パルテノン寺院(Pantheon Temple)』
    Gualant作
    ミクロ・モザイク(Micro Mosaic) (同上)

  • 『Fortress and Stone Road』<br />Gualant作<br />ミクロ・モザイク(Micro Mosaic)<br /><br />『城塞と石畳の道』の題名のようです。(同上)

    『Fortress and Stone Road』
    Gualant作
    ミクロ・モザイク(Micro Mosaic)

    『城塞と石畳の道』の題名のようです。(同上)

  • 『St.Angelo Fortress(聖アンジェロ城)』<br />Gualant作<br />ミクロ・モザイク(Micro Mosaic)<br /><br />サンタンジェロ城(聖アンジェロ城)は、ローマのテヴェレ川右岸にある城塞です。かつてはハドリアヌス廟でした。バチカンのサン・ピエトロ大聖堂とは、秘密の通路で繋がっているようです。(同上)

    『St.Angelo Fortress(聖アンジェロ城)』
    Gualant作
    ミクロ・モザイク(Micro Mosaic)

    サンタンジェロ城(聖アンジェロ城)は、ローマのテヴェレ川右岸にある城塞です。かつてはハドリアヌス廟でした。バチカンのサン・ピエトロ大聖堂とは、秘密の通路で繋がっているようです。(同上)

  • 『St.Angelo Fortress(聖アンジェロ城)』<br />Gualant作<br />ミクロ・モザイク(Micro Mosaic)<br /><br />サンタンジェロ城(聖アンジェロ城)は、ローマのテヴェレ川右岸にある城塞です。かつてはハドリアヌス廟でした。(同上)

    『St.Angelo Fortress(聖アンジェロ城)』
    Gualant作
    ミクロ・モザイク(Micro Mosaic)

    サンタンジェロ城(聖アンジェロ城)は、ローマのテヴェレ川右岸にある城塞です。かつてはハドリアヌス廟でした。(同上)

  • 『イマーム広場(Imam Reza’s Shrine)』<br />Mahmood Khan Saba作<br />(1886年)<br />カンバスに油彩<br /><br />今回見学したイマーム広場の光景です。(同上)

    『イマーム広場(Imam Reza’s Shrine)』
    Mahmood Khan Saba作
    (1886年)
    カンバスに油彩

    今回見学したイマーム広場の光景です。(同上)

  • 『Ammameh渓谷の景色』<br />カマルオール・モルク(Kamal-ol Molk)<br />(1893年)<br />カンバスに油彩 (同上)

    『Ammameh渓谷の景色』
    カマルオール・モルク(Kamal-ol Molk)
    (1893年)
    カンバスに油彩 (同上)

  • 籠の小鳥と猫を描いた室内画です。<br />カマルオール・モルク(Kamal-ol Molk)<br />(1890年)<br />カンバスに油彩 (同上)

    籠の小鳥と猫を描いた室内画です。
    カマルオール・モルク(Kamal-ol Molk)
    (1890年)
    カンバスに油彩 (同上)

  • 『ゴスペル』<br />(12~13世紀)<br /><br />ゴスペルは、キリスト教の福音書の意味です。(同上)

    『ゴスペル』
    (12~13世紀)

    ゴスペルは、キリスト教の福音書の意味です。(同上)

  • 『ゴスペル』<br />(1215~1216年)<br />ギリシャ<br /><br />ギリシャで印刷された福音書です。(同上)

    『ゴスペル』
    (1215~1216年)
    ギリシャ

    ギリシャで印刷された福音書です。(同上)

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