2012/11/16 - 2012/11/23
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旅人のくまさんさん
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1000メートルを超える山間の村、アブヤネ村紹介の続きです。この村に棲みついた人達は、国の支配者が代った時に迫害を逃れた人達のようでした。トルコ系の方か、クルド人の方達かは現地ガイドさんから聞き洩らしました。(ウィキペディア)
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アブヤネ村から眺めた、近郊の雪山光景です。これから訪れる冬の厳しさを感じさせるに十分な光景でした。標高2千メートルほどの山間の村です。この村の歴史は、2500~2000年前に遡るようです。『アブヤーネ(アブヤネ)』の呼び名は、地元の言葉で『柳の生えた土地』を意味する『ヴィヤネ』という語彙に由来しているようです。(同上)
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公共施設のような場所への出入口の上部に掲げてあった表札です。ペルシャ語ですから、読み解くことは出来ませんが、参考に撮影しておきました。はっきりとは確認できませんでしたが、この場所が、かつてのゾロアスター寺院の拝火神殿跡の『The Harpak Fire Temple(ハーパク・ファイアー・テンプル)』になるようでした。(同上)
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現地ガイドさんの先導で案内してもらった、公共施設のような場所への出入口光景です。寺院だったかもしてません。寺院ですと、かつてはゾロアスター教のアブヤネ村ですが、現在は国教がイスラーム教のシーア派です。(同上)
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泉水の上を覆うように作られていた葡萄棚の光景です。この村の主な産業は、絨毯製造のほか、山がちな地形と地下水路・カナートを利用した農耕・牧畜業とされます。この村の主要な農産物は、りんご、西洋梨、麦、ジャガイモ、杏とされています。それに観光地としての収入が加わっています(イラン・中央アジア旅行会社・ソフィア社)。(同上)
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イチオシ
かつてのゾロアスター寺院の拝火神殿跡らしい場所の光景です。近代建築の建物が中庭を取り囲んでいました。その建物の壁面や内部の白色が、ゾロアスター寺院跡であることを連想させてくれました。ゾロアスター教は、古代ペルシャ発祥の宗教で、聖典は『『アヴェスター』です。紀元前1200~紀元前700年頃に成立したとされますが、確定はしていません。(同上)
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随分と大きな幹に育った葡萄の樹の根元の光景です。その幹の途中から、新しい枝が伸びていました。右手に見えるのが、ペルシャ式庭園に不可欠な泉水になるようです。観光には魅力的な村ですが、近くの都市であるカシャーンやテヘランなどに人口が流出し、現在の人口はおよそ250人ほどと推定されています(ソフィア社)。(同上)
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ペルシャ式庭園二府翔の泉水と、その上のぶどう棚の光景です。泉水の中央には、噴水施設が見えていました。は、アブヤネ村は、その独特の景観や、住民の持つ文化や言語の独自性から、1975年にイランの国家文化財に指定されました。ここで使われている言葉は、元々はサーサーン朝時代のイランの公用語だったパフラヴィー語、またはダリー語と呼ばれる古式ゆかしい言語とされ、ほかの地域とはかなり異なる方言になっているようでした(ソフィア社)。(同上)
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壁いっぱいに若い男性の顔写真と、関連するらしいその他の写真が掲示してありました。イラン・イラク戦争で戦死したこの村出身の人達のようでした。お祈りの場所らしい一間でした。(同上)
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かつてのゾロアスター寺院の拝火神殿跡らしい場所の光景が続きます。この場所からは、東側方面になるのでしょうか、外の景色も見えていました。この場所より、低くなった方面の光景です。(同上)
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かつてのゾロアスター寺院の拝火神殿跡らしい場所の見学は、これでお終いです。帰りに振り返って眺めた、そのエリアの光景です。ここにもペルシャ語(アラビア語)の看板がありました。(同上)
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の古樹の光景ですアブヤネ村。大木は、三木の途中から伐採されていました。まだ緑色が残った、黄葉が始まったばかりの古木です。その根元を避けて石垣が組まれていました。(同上)
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廃屋になったように見える土造りの家の光景です。屋根が傾き、テラスの柱も斜めになっていました。壁には、化粧の壁が剥落したのか、日干しレンガを積んだ姿が見えていました。家屋自体は日干し煉瓦で出来ていますが、その外壁に鉄分を含んだ赤土と藁を混ぜた泥土が塗られています。平屋ばかりではなく、2階建てや3階建ての家屋もあります(ソフィア社)。(同上)
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黄葉の樹のズームアップ光景です。落葉が始まっていたようですが、まだ十分に黄葉の葉が残っていました。イラン・中央アジア旅行会社を専門とする『ソフィア社』の解説では、アブヤネ村ではカナートが利用されていると解説されていましたが、村の中ではなく、麓に近い平地を通っているカナートかも知れません。確認はできませんでした。(同上)
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現地ガイドさんが説明されていた家屋ですが、その話は聞き洩らしました。普通の民家より、格式が高そうな造りでした。テラスから見える壁は、白漆喰で化粧されているようでした。屋上にも、ちょっとした建物が見えました。(同上)
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アブヤネ村の標準的な民家になるようです。二階建てで、二階部分にテラスが設けられていました。立派な透かし彫り風の玄関戸の脇には、民家には似つかわしくないような大きなポスターらしいものがありました。(同上)
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天然の要害になっていた、アブヤネ村の西側に位置する岩山の光景です。上部の方には、草木は全く育っていないようでした。急峻な崖ですから、雪が積もる場所も限られているようでした。(同上)
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同じく、アブヤネ村の西側に位置する天然の要害の岩山の光景です。その岩山に向かって家並みが続き、窓が同じ方角を向いていました。できる限り日光を採り込めるように、東向きに開かれた窓です。(同上)
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アブヤネ村の街並み光景です。左手には、高くて長い塀が続いていました。その塀に小さな旗が掲げられていました。土壁風の塀の下部は石垣でした。通路は石畳で整備されていました。(同上)
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一度紹介した古木ですが、別の角度からの撮影です。単に頭が切られたのではなく、その後も手入れをされていました。公孫樹の樹のようですが、日本の神社なら、注連縄が張られるような、中々の大きさでした。(同上)
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写真は、紅葉した葡萄の樹の光景です。その根元は、写真の右端に見えていました。『赤い村』に紅葉は中々に似合います。イスラーム教とお酒(ワイン)について簡単に紹介しておきます。イスラム教において飲酒は、クルアーン(コーラン)に飲酒を禁じる記述がある等、一般に禁止(ハラーム)とされています。現在のイスラーム教国では、多くの国で飲酒が禁止されていて、それらの国々では酒の醸造や販売も当然禁止されています。(同上)
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右端に見えるのは、土で出来た壁面、その碑だ例の建物は、モルタルなどを使った近代工法の家になるようです。イスラームの国は、禁酒が原則と紹介しましたが、外国人である観光客に対しては、基準が緩められている国がほとんどです。イランの場合が例外に近いようです。現地では、たくさん収穫されたブドウを使ってワインを作り、自家消費するのは問題ないともお聞きしました。(同上)
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イチオシ
三毛猫さんの紹介です。普段の食事が栄養満点なのか、少し太り気味に見えました。そのせいか、座り方が少しおかしいようにも見えました。地元の名物猫さんかも知れません。(同上)
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『Bank Sadert Iran(サダート・イラン銀行)』の看板があった建物です。左手に見える金属シャッターで覆われた端末機らしいものが、その銀行が設置したもののようでした。少しネット検索してみましたが、この銀行の詳細については情報が見付かりませんでした。(同上)
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気持ちよく、内部見学を了承してくれたお店の大将らしい方です。ネット情報でも、このお店のことはいろいろと紹介されていました。村の人達と、観光客の双方が商売相手のようでした。『ナン(ナーン』の語源はペルシャ語で、現在のイランを起源とし、その後メソポタミア、古代エジプト、インド亜大陸に伝わったと考えられています。(同上)
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お店の人が広げて見せてくれた、焼き上がったばかりのナンの光景です。窯の内側に張り付けて焼いたものではなく、目の粗い金網の上で焼かれたものでした。均一に火が通り、美味しそうに焼けていました。(同上)
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イチオシ
こちらは、大きなナン焼の窯の内側に張り付けられて焼かれていたナンです。食べ比べてみたわけではありませんが、材料が同じなら、遠赤外線で満遍なく焼かれ、こちらの焼き方の方が更に美味しそうに見えました。(同上)
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同じく、大きなナン焼の窯の光景です。『ナン(ナーン)』は、小麦粉と塩、水、酵母を主材料としますが、地域によってはヨーグルト、牛乳、油脂、時には鶏卵、少量の砂糖、スパイス類が加えられることがある』(ウィキペディア) と紹介されていました。(同上)
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焼かれる前のナンの材料のようです。時間をおいて発酵させ、それから引き延ばすのかも知れません。黒い色のローラーも置かれていました。『ナン(ナーン)』は、『発酵後窯焼きされるフラットブレッドで、西アジアや南アジア、一部東南アジアやカリブ海地域の料理』と紹介されていました。(同上)
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ナン屋さんの近くには、果物屋さんもありました。赤く熟れたトマトが多いようですから、野菜やさんと呼んだ方が近いかもしれません。産地から段ボール箱で運ばれているのでしょうか、空き段ボールが有効活用されていました。(同上)
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短い時間での見学でしたが、印象に残ったアブヤネ村の祖愉快はこれでお終いです。ネット情報では、イランの中では三本指に入る綺麗な村としても紹介されていました。首都のテヘランからも日帰り観光ができる観光名所になっているようです。(同上)
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