2011/12/03 - 2011/12/06
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旅人のくまさんさん
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<はじめに>
2011年最後の海外旅行です。2005年から年8回と決めて、今年で7年目となりました。締め括りの3泊4日のコンパクトな中国の西安旅行です。かつての唐の時代の長安の都です。今回で3回目の西安旅行となりました。
西安を改めて有名にしたのは、秦の始皇帝の兵馬俑坑の発見です。何度見ても、質・量ともにその迫力には圧倒されます。
<旅のあらまし>
12月3日(土)
ツアーに参加しての3泊4日の西安旅行の始まりです。セントレア空港での集合時間は14時でした。16時発の中国東方航空のMU720便の出発2時間前でした。上海で乗継ぎ、西安に向かいました。上海に到着したのは18時、トランジットが3時間ありましたので、空港内のレストランで軽く晩酌を済ませました。今回は旅仲間でのグループ参加ですから、晩酌も賑やかになりました。西安のホテルに到着したのは、予定より1時間以上早い23時過ぎでした。泊ったのはシェラトン西安、3連泊しましたが、申し分のないホテルでした。
12月4日(日)
8時半頃にホテルを出発して、西安市内と郊外の見学です。西安はこれまでに何度か見学したことがありますが、お決まりのコースでした。紀元前に中国を初めて統一した秦の始皇帝陵、兵馬俑等です。殊に兵馬俑は何度見ても、その迫力に圧倒されます。休止されていた発掘作業が1号坑で始まっていました。約2時間の見学でした。西安市内では、陝西歴史博物館も2時間近く見学できました。内部の写真撮影も許可されていました。
西安郊外での見学は、これも定番になっている玄宗皇帝と楊貴妃のロマンの地、華清池でした。はじめて見学した15年ほど前に比べますと、観光地としてかなり整備がされています。
12月5日(月)
一日をかけての西安市内の観光です。この日はあいにくの雨模様でした。市内の点版の観光地は三蔵法師所縁の大雁塔、阿倍仲麻呂の記念碑が建つ興慶宮公園、西安城門の1つ、南の城門と鐘鼓楼広場や回族の通りの散策でした。そのほかにも、日本が生んだ大天才、空海所縁の青龍寺にも立ち寄ることができました。
夜は、オプショナルツアーの唐歌舞ショーを楽しみました。出来ることなら碑林を見学したかったところですが、その時間はありませんでした。
12月6日(火)
帰国の日です。深夜に到着し、早朝に帰国する格安旅行でした。西安の出発便のMU719便は8時のフライトでしたから、5時にはホテルを出発しました。それで、携帯電話の目覚ましは3時半にセットしておきました。
出国手続きは上海浦東国際空港ですから、西安から上海までは国内便です。上海で預け荷物を受け取る必要がありました。上海に到着したのは朝の10時少し前、12時の便で上海を出発し、セントレア空港には15時頃に到着しました。
<中国旅行記一覧>
これまでに作成した中国旅行記一覧です。
中国旅行記1(1997年6月):西安と上海を訪ねて
中国旅行記2(2001年1月):北京、万里の長城を訪ねて
中国旅行記3(2002年6月):香港、桂林を訪ねて
中国旅行記4(2003年10月):九寨溝、黄龍を訪ねて
中国旅行記5(2004年10月):ホームステイ上海、杭州の旅
中国旅行記6(2005年2月):新年好!上海、朱家角の旅
中国旅行記7(2005年4月):龍勝、桂林、広州の旅
中国旅行記8(2006年1月):新年好!in上海・2006の旅
中国旅行記9(2006年6月):雲南省、香格里拉、麗江古城の旅
中国旅行記10(2006年9月):山西省、雲岡石窟、平遥古城の旅
中国旅行記11(2006年12月):青島直行、第1便の旅
中国旅行記12(2007年2月):新年好!in上海2007
中国旅行記13(2008年2月):マカオの世界遺産巡りの旅
中国旅行記14(2008年9月):江南地方を巡る旅
中国旅行記15(2008年11月):北京の世界遺産巡りの旅
中国旅行記16(2009年4月):瀋陽、旅順、大連を巡る旅
中国旅行記17(2009年6月):シルクロードの旅
中国旅行記18(2009年7月):杭州、皆既日食見学の旅
中国旅行記19(2010年5月):上海万博見学の旅
中国旅行記20(2011年9月):福建省・アモイ、コロンス島の旅
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セントレア空港の国際線の出発便の電光表示板です。ただ今の時刻は15時32分、出発の16時まで30分を切りました。そろそろ搭乗が始まりそうです。
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出発ロビーから眺めた屋外の光景です。カラフルに塗装された機体が目に入りました。尾翼のマークは、中国東方航空のツバメマークです。ひょっとしたら、今回の搭乗機でしょうか。
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中国東方航空のMU720便は、日本航空のJL5253便とのコードシェア便でした。定刻での搭乗開始です。定刻での出発になりそうです。
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同じく22番搭乗口の光景です。搭乗券以外にパスポートの確認を丁寧に行っていました。手間が掛かっても、保安レベルの向上に繋がる検査は大いに賛成です。
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搭乗した機内の光景です。中央の通路を挟んで、左右に3席ずつ、150人ほどの定員のようです。ネット検索では、『使用機材はエアバスA320型機で、座席数はビジネスクラス8席とエコノミークラス148席』と記紹介されていました。
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同じく、搭乗した機内の光景です。予定では16:00に出発、現地時間の18:00に上海浦東国際空港に到着予定です。時差がマイナス1時間ですから、3時間のフライト予定です。
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セントレア空港の国際線の出発便の電光表示板です。ただ今の時刻は15時32分、出発の16時まで30分を切りました。そろそろ搭乗が始まりそうです。
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冬季は北風、風上に向かって、北へ向けての離陸となります。飛び立って10分近くが経ち、雲の上の飛行となりました。その雲が夕日に照らされる時刻です。
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安定飛行に入りました。機体の揺れも少なく、快適な空の旅です。それでも、習慣としてシートベルトは必ず締めるようにしています。
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機体の方のアップ光景です。西南に向かっての飛行ですから、機体の前方が夕日に染まっていました。この時刻は、まだ雲の上も茜に染まっていました。
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飛び立って30分ほどが経ちました。まだ日本上空ですが、地上ではなく、海上を飛行しているようです。途切れた雲間からは、陸上らしい光景は見えませんでした。
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日本を飛立ち、所々雲が千切れた区域もありましたが、概ね、雲の上の飛行となりました。天気予報でも、名古屋も上海も曇りでした。
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飛び立って1時間以上が経ちました。そろそろ日本上空から、公海上に抜けたようです。次第に空の色も濃い茜色に代わってきました
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上海浦東国際空港への到着です。2か月ほど前のアモイ旅行の時は。受け取った荷物を5番のターンテーブルで預け、中国国内線の発券も済ませました。今回はオーソドックスな中国入国、国内線でのフライト手続きでした。
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上海浦東国際空港の簡単な紹介です。上海中心部より約3キロ、1999年に開港した国際空港です。従来の国際空港の虹橋空港が手狭になったために造られた空港です。
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中国東方航空の国内線への乗継カウンター光景です。今回は利用する必要はありませんでした。セントレア空港を出発する時に、乗継の目印の赤いステッカーも貰っていました。
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乗継のお手伝いに、上海のガイドさんと顔を合わせましたが、説明が少し長くなりましたので、7名のメンバーで確認を取ったうえで早目にフリー行動にさせて戴きました。今回の7目のメンバーで、ゆっくり晩酌をしたいためでした。
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機内で軽く食事をしていましたので、食事は控えめの注文です。もっぱら紹興酒の摘みになりそうなものを幹事さんが選んでくれました。私は紹興酒選びの係りでした。前菜の料理です。揚げピーナッツは良く食べましたが、左上はカシューナッツが使われていました。
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メニューを見ていませんので、料理名は分かりませんが、7人の意見が、味付けも申し分ないで、一致しました。黒ラベルの老酒を含めて、値段も高くありませんでした。
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この料理も野菜たっぷりで、味付けも申し分ありませんでした。老酒3本で約5千円、料理が約3千円、一人当たり1200円ほどで、晩酌を堪能できました。
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ツアーでは、この日の夕食がありませんでしたから、上海空港のレストランでの晩酌です。最初に上海老酒を2本、後でもう1本追加注文しました。私の大好きな石庫門のブラックラベルです。赤ラベルもありましたが、躊躇なくこちらです。メニューでは118元の値段でした。赤ラベルの値段とそんなに違わない、約1650円でした。
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お店では気を利かせて、大徳利を用意してくれました。ボトルから、これに注ぎ換えて呑みました。七転八起の文字があった徳利です。石庫門老酒のアルコール度は14%、黒ラベルは8年物とされます。
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晩酌をゆっくりと楽しんだ後で、今夏の旅行メンバー7名揃って、国内線の方に移動しました。その途中での撮影です。上海浦東国際空港では、馴れていないと、案内標識に従ってもその移動に少し迷います。
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印象的な上海国際空港のビル光景です。ネット情報では、欧州の建築デザイナーによる作品と紹介されていました。横に張られたワイヤーロープと、天井から下向きに伸びる白いポール、それに青い天井色がユニークです。使用上の難点は、お手洗いへの移動の際の長い階段の上り下りです。
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現地時間で18時頃に上海に到着し、西安に向けての出発は21時丁度の予定です。ここからは国内線ですから、便名もMU522便に代わりました。右手前方が国内線の7番搭乗口です。
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7番搭乗口の前で、係員が誘導していました。その前に記念撮影です。国内線ですと、何となくのんびりとした雰囲気です。
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ついでにもう1枚記念撮影です。空港の口コミ紹介のためにも役立ちます。すっかり日が落ち、明かりに照らされた中にMU522便の姿がありました。
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搭乗までは、結構長いアプローチでした。人も疎らでしたから、その間にも撮影しました。左右がガラス張りの通路です。
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前方に見えるのが、西安空港までの搭乗機のようです。随分前の事ですが、中国国内機のトラブル情報が目立ちました。主な理由は古い機材を使っていたことなどだった記憶です。今の中国は、国際貿易摩擦を緩和するため、纏めて新鋭機をアメリカやEUから購入し、その問題はクリアしたようです。
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同じく、出発準備の最終段階に入った、窓の外の搭乗機の光景です。24時間開港のハブ空港として、上海国際空港はアジアでの争いに凌ぎを削っているようです。
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