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空海所縁の青龍寺の紹介の続きです。およそ1300年を経て、今なお日本との繋がりが深いお寺でした。

2011暮、中国旅行記21(10/28):西安、空海所縁の青龍寺、空海記念碑、青龍寺址出土品

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2011/12/03 - 2011/12/06

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旅行記グループ 2012暮、中国旅行記21

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旅人のくまさん

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空海所縁の青龍寺の紹介の続きです。およそ1300年を経て、今なお日本との繋がりが深いお寺でした。

  • 現地ガイドさんが、四国88個所巡りのゼロ番札所と紹介されていた、石のモニュメントです。禅問答を連想させるような造作です。ウィキペディアにも、『四国霊場会会長蓮生善隆(善通寺法主)により、四国八十八箇所の零番札所と名付けられた』と紹介されていました。

    現地ガイドさんが、四国88個所巡りのゼロ番札所と紹介されていた、石のモニュメントです。禅問答を連想させるような造作です。ウィキペディアにも、『四国霊場会会長蓮生善隆(善通寺法主)により、四国八十八箇所の零番札所と名付けられた』と紹介されていました。

  • 門の中から眺めた境内の光景です。赤い提灯が一つ、僅かに残った参道脇の紅葉が、風情を感じさせる光景でした。

    門の中から眺めた境内の光景です。赤い提灯が一つ、僅かに残った参道脇の紅葉が、風情を感じさせる光景でした。

  • 『野生桜』の札がかかった桜の木です。日本から寄贈されたもののようです。バラ科モモ属、日本原産などの記載もありました。満開の頃は人で溢れると、お寺のガイドさんからお聞きしました。

    『野生桜』の札がかかった桜の木です。日本から寄贈されたもののようです。バラ科モモ属、日本原産などの記載もありました。満開の頃は人で溢れると、お寺のガイドさんからお聞きしました。

  • 空海記念碑建立のために整備された石畳の広場です。ウィキペディアによれば、恵果・空海記念堂と共に、2004年12月の建立と記されていました。

    空海記念碑建立のために整備された石畳の広場です。ウィキペディアによれば、恵果・空海記念堂と共に、2004年12月の建立と記されていました。

  • 石畳の広場の中心に建つ、空海記念碑のアップ光景です。日本語が堪能な俺らのガイドさんは、塔の上の五輪塔の形の石は、日本から運ばれた御影石と説明されていました。五輪塔は、五輪卒塔婆、五輪解脱とも呼ばれます。

    石畳の広場の中心に建つ、空海記念碑のアップ光景です。日本語が堪能な俺らのガイドさんは、塔の上の五輪塔の形の石は、日本から運ばれた御影石と説明されていました。五輪塔は、五輪卒塔婆、五輪解脱とも呼ばれます。

  • 石畳の広場の中心に建つ、空海記念碑のアップ光景です。日本語が堪能な俺らのガイドさんは、塔の上の五輪塔の形の石は、日本から運ばれた御影石と説明されていました。五輪塔は、五輪卒塔婆、五輪解脱とも呼ばれます。

    石畳の広場の中心に建つ、空海記念碑のアップ光景です。日本語が堪能な俺らのガイドさんは、塔の上の五輪塔の形の石は、日本から運ばれた御影石と説明されていました。五輪塔は、五輪卒塔婆、五輪解脱とも呼ばれます。

  • 丸い石に穴が開いた石のモニュメントです。この場所で見ますと、数珠の玉を連想させます。数珠と違うのは、三方に孔が開いていたことです。

    丸い石に穴が開いた石のモニュメントです。この場所で見ますと、数珠の玉を連想させます。数珠と違うのは、三方に孔が開いていたことです。

  • 空海記念碑が建った石畳の広場の脇の光景です。立派な塀で囲まれた区域でした。記念碑に向かって、低い石段が造られていました。

    空海記念碑が建った石畳の広場の脇の光景です。立派な塀で囲まれた区域でした。記念碑に向かって、低い石段が造られていました。

  • 空海記念碑の見学を終えて、次に向かう時の撮影です。緩やかな石段を登って、記念碑広場に来ました。石段の脇にも桜の木がありました。

    空海記念碑の見学を終えて、次に向かう時の撮影です。緩やかな石段を登って、記念碑広場に来ました。石段の脇にも桜の木がありました。

  • 木の間から見えていた、堂々とした姿の大きな建物です。屋根の両端には、シビの姿がありました。

    木の間から見えていた、堂々とした姿の大きな建物です。屋根の両端には、シビの姿がありました。

  • 『青龍寺古今膳経(?)図』のタイトルがあった拓本です。空海記念碑なども記されています。発掘調査が始まった1982年から1984年の年代が記されています。発掘後の現況図のようです。

    『青龍寺古今膳経(?)図』のタイトルがあった拓本です。空海記念碑なども記されています。発掘調査が始まった1982年から1984年の年代が記されています。発掘後の現況図のようです。

  • 1982年以来、西安人民政府により青龍寺の遺址と伝承されてきた石仏寺周辺の発掘調査を行いました。その結果、多くの唐時代の仏教遺物が発掘され、この地が青龍寺址であることが確認されました。その遺物の紹介です。

    1982年以来、西安人民政府により青龍寺の遺址と伝承されてきた石仏寺周辺の発掘調査を行いました。その結果、多くの唐時代の仏教遺物が発掘され、この地が青龍寺址であることが確認されました。その遺物の紹介です。

  • 『手印文磚』<br />青龍寺址出土<br />唐時代(618〜907年)<br />

    『手印文磚』
    青龍寺址出土
    唐時代(618〜907年)

  • 『手印文磚』<br />青龍寺址出土<br />唐時代(618〜907年)<br />

    『手印文磚』
    青龍寺址出土
    唐時代(618〜907年)

  • 空海記念碑の先端にもあった五重の石塔です。その手前にある長い石は、空海の故郷である四国からの寄贈品と、寺院のガイドさんが説明されていました。

    空海記念碑の先端にもあった五重の石塔です。その手前にある長い石は、空海の故郷である四国からの寄贈品と、寺院のガイドさんが説明されていました。

  • 『青石四龕造像碑』<br />青龍寺址出土<br />唐時代(618〜907年)<br />

    『青石四龕造像碑』
    青龍寺址出土
    唐時代(618〜907年)

  • 『経幢頂』<br />青龍寺址出土<br />唐時代(618〜907年)<br />

    『経幢頂』
    青龍寺址出土
    唐時代(618〜907年)

  • 『石経幢残石片』<br />青龍寺址出土<br />唐時代(618〜907年)<br />

    『石経幢残石片』
    青龍寺址出土
    唐時代(618〜907年)

  • 『縄文条磚』<br />青龍寺址出土<br />唐時代(618〜907年)<br />

    『縄文条磚』
    青龍寺址出土
    唐時代(618〜907年)

  • 『花辺残板瓦』<br />青龍寺址出土<br />唐時代(618〜907年)<br />

    『花辺残板瓦』
    青龍寺址出土
    唐時代(618〜907年)

  • 空海が学んだ恵果阿舎利(746〜806年)の像です。中国唐代の密教僧で、長安の東にある昭応の出身で、俗姓は馬氏です。唐の時代、代宗、徳宗、順宗と3代に亘り皇帝に師と仰がれた、密教界の最高僧です。

    空海が学んだ恵果阿舎利(746〜806年)の像です。中国唐代の密教僧で、長安の東にある昭応の出身で、俗姓は馬氏です。唐の時代、代宗、徳宗、順宗と3代に亘り皇帝に師と仰がれた、密教界の最高僧です。

  • 空海の像です。日本で撮影された写真が贈られたもののようです。空海が恵果阿舎利に師事したのは半年ほどの短期間ですが、真言密教の法をすべて授けまれました。空海32歳の時でした。

    空海の像です。日本で撮影された写真が贈られたもののようです。空海が恵果阿舎利に師事したのは半年ほどの短期間ですが、真言密教の法をすべて授けまれました。空海32歳の時でした。

  • 『空海阿舎利入唐1200周年記念』の文字が手前に記されていました。その当時、恵果阿舎利が空海に授けた五鈷杵のレプリカでしょうか。

    『空海阿舎利入唐1200周年記念』の文字が手前に記されていました。その当時、恵果阿舎利が空海に授けた五鈷杵のレプリカでしょうか。

  • 振って音を鳴らす、錫杖頭(しゃくじょうとう)です。空海所縁の香川の善通寺には、日本の国宝の錫杖頭があります。8世紀の唐時代の作とされ、空海が持ち帰ったものでしょう。

    振って音を鳴らす、錫杖頭(しゃくじょうとう)です。空海所縁の香川の善通寺には、日本の国宝の錫杖頭があります。8世紀の唐時代の作とされ、空海が持ち帰ったものでしょう。

  • 販売用のブレスレットの数々です。数珠も販売されていました。よほど買おうかとも思いましたが、先月も韓国旅行で買ったばかりですので、思いとどまりました。

    販売用のブレスレットの数々です。数珠も販売されていました。よほど買おうかとも思いましたが、先月も韓国旅行で買ったばかりですので、思いとどまりました。

  • 古書の販売コーナーです。『霊璽』等の背表紙が見えました。販売用ではなく、非売品の展示だったかもしれません。古そうな仏像や、金色の敷物の上の五鈷杵もありました。

    古書の販売コーナーです。『霊璽』等の背表紙が見えました。販売用ではなく、非売品の展示だったかもしれません。古そうな仏像や、金色の敷物の上の五鈷杵もありました。

  • 中央に飾られていた座像のアップです。空海の像でした。右手に五鈷杵がありました。左手にあるのは数珠です。左手には、振って音を鳴らす『遊鐶』と呼ばれる仏具を持った図もあります。

    中央に飾られていた座像のアップです。空海の像でした。右手に五鈷杵がありました。左手にあるのは数珠です。左手には、振って音を鳴らす『遊鐶』と呼ばれる仏具を持った図もあります。

  • 座像の周りに展示されていた販売品の数々です。青龍寺の縁起と年表が記された表紙に収まった朱印帳を買い求めました。

    座像の周りに展示されていた販売品の数々です。青龍寺の縁起と年表が記された表紙に収まった朱印帳を買い求めました。

  • 『日々是好日』の文字が記された掛け軸です。三つの『日』の文字が異なった意匠になっています。大禅匠の雲門文偃(864〜949年)禅師の悟りの境地を表した言葉です。

    『日々是好日』の文字が記された掛け軸です。三つの『日』の文字が異なった意匠になっています。大禅匠の雲門文偃(864〜949年)禅師の悟りの境地を表した言葉です。

  • 青龍寺の庭園の光景です。池は発掘調査で原型が想像できたかもしれませんが、庭は絵画などの図面が残っていなければ再現は無理でしょう。

    青龍寺の庭園の光景です。池は発掘調査で原型が想像できたかもしれませんが、庭は絵画などの図面が残っていなければ再現は無理でしょう。

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