2013.10 義母と巡る初秋の信州③…渋滞の新穂高ロープウェイ

2013/10/11 - 2013/10/15

上高地を後にして、向かうは新穂高。

上高地で時間がかかったら、まっすぐ今日の宿の黒部のお膝元の大町温泉郷へと向かうつもりが、朝早くから行動したおかげでお昼前には上高地散策は終了。

じゃ新穂高ロープウエイに行ってみようと言う事になり、お昼過ぎには新穂高を出発できると踏んで向かったのですが…

まさかの渋滞地獄にはまり、本当は黒部についていなくちゃならない時間になってもまだ新穂高という事態になってしまいました。

時間が気になりゆっくり山を眺める余裕もなく、ただ渋滞にはまったと言う印象しかなかったのがとても残念な思い出となりました。

エリア 新穂高温泉(岐阜)

• 旅行の満足度: 2.5
• 観光: 2.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JALグループ 新幹線 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

午前１１過ぎ、一度ホテルに戻り我が家の車に乗り換え一路新穂高を目指します。

上高地散策が早めに終わったら新穂高にもちょっと行ってみたいよねと言う感じで、この時まではお気楽に考えていた私達です。

有料の安房トンネルを通ります。
以前義母たちが来た時はちょうどこの安房トンネルが工事中で、くねくねの阿波峠の道路を通らされたんだよ、とは叔父の談。

上高地から、沢渡のホテルまで戻る途中道路の両側に路上駐車する車でものすごいことになっていた。
タクシーの運転手さんも、「沢渡はめちゃくちゃなことになっていますよ。新穂高もどうなるかわからないから急いでいった方がいいですよ」と言ってくれました。

が、ここまで車は順調に進み…
橋の上で信号待ちをしていると、川の向こうに露天風呂が見えるではありませんか！

どうやら「新穂高の湯」という露天風呂のようですね。
道路から丸見え〜。(笑)
でも、水着着用のようですから大丈夫ですね。

が、やっぱり恐れていたことが。

あと３〜４キロ位というところから、渋滞が始まり本当にカメの歩みのごとくしか進みません。

途中で車を道路脇に止めて歩く人もいましたが、この先どれくらいの距離があるかわからないで高齢の義母を歩かせるわけにはいきませんからひたすら耐えます。

車から降りて写真を撮る時間はたっぷりあります。

結局沢渡のホテルを出発してから２時間半、渋滞にはまってから１時間半でようやく駐車場に到着。

本当だったら１時間ちょっとで着くはずだったんだけどね。

駐車料金、登山者は３００円のようで、手前側に止めさせられます。

義母たちにはゆっくり来てもらう事にして、私はダッシュでチケットを買いに走ります。

急いでいるので、写真は撮っている暇がありません。

今回は第１ロープウエイから乗らずに、しらかば平駅からの第２ロープウエイのみ乗ります。
チケットはこのビジターセンターではなく、もう一つ奥の建物になります。
初めての場所でちょっと迷っちゃうよ〜。

★新穂高ロープウエイ★

　→　http://www.okuhi.jp/Rop/FRTop.html

第２ロープウエイのみは、大人往復２，７００円。

ＪＡＦカードの提示で１０％の割引になりますが、あわてていた夫は出すのを忘れてしまいあとから気が付きました。

もう一つ慌てることに、カードが使えず現金支払い。
沢渡のホテルといい、今どきカードが使えないのは困ります〜。
現金はそんなに持ち歩かないし。

※　チケットを買う前に建物の外にいるスタッフから整理券を先に貰いましょう。
　　混雑しているときは乗車の順番の整理券が発行されます。

新穂高ロープウエイと言えば、「アルプスのパン屋さん」

たまたま旅番組に出ていたのを見て、ミーハーな私としては立ち寄らないわけはありません。

ロープウエイの乗車までまだ時間があるのでとりあえず並びます。

１５分くらい並んだかな〜。

この間、お昼ごはんがまだだったので夫がレストランに交渉して何とか我が家の席をＧＥＴ。
夫と私は交代で食べるつもりが…

メニューを見て食べたいものがなかった叔父。
「俺は食わん！」と…

はぁ〜〜〜。(~_~;)
いつもこんな調子です。

じゃあ、もうこのパンを食べてお昼にしよう！となりました。

クロワッサンに、アップルパイ。
そして、食べてみたかった「あんこクロワッサン」

出来立ては、やっぱりおいしい♪
お腹が空いていることもあり、味わう余裕もなく２個ペロリ。

我が家の整理券の番号は１００番台。

今４９９９番だからもう少しだね。(また０からスタートです)

大きなリュックを背負っている人たちもたくさん。
本格的な山男だ〜。(笑)

そんな人たちは、リュックの別料金がかかるんですね。

午後２時５０分過ぎ、ようやく順番が回ってきました。

運行は通常
・第2ロープウェイ　始発以降、毎時15・45分発（30分間隔）

と言う事ですが、この時はさすがにピストン輸送になっているのでしょうか。

２階建て〜。

どっちに乗ろうかな〜、なんて話していましたが案内された場所は２階の乗車口でした。

まぁどっちに乗っても大して変わらないんですけどね。

午後２時５７分、しらかば平駅出発。

全 　長…2598m
高低差…845m　　　　所要時間　約７分

一つ目の鉄塔を通過します、とアナウンス。

ちょっと揺れますがさほどでもありません。
鉄塔は全部で３本あるそうです。

途中で、上から降りてくるロープウエイとすれ違います。

すれ違う時のスピードをみてくださいというアナウンスが入りましたが…

ものすごいスピードですれ違い、びっくり！

目前に見える山。

不勉強なので名前はわかりません。＾＾；

紅葉にはちょっと早い感じですが、それでもなかなかいい雰囲気でてます。

午後３時０６分、西穂高口駅到着。

展望台に出ると、目の前にいきなり現れる郵便ポスト。

それも懐かしい丸型だ〜。

日本で最高所にあるポストで「やまびこポスト」というようです。

ロープウエイはあんなに混んでいるのに、展望台には思ったより人がいない感じがする。

３６０℃のパノラマは絶景ですね。

義母たちは山にはそんなに興味がないようなので、ここも１０分足らずで後にします。

というより、登るときの混雑具合を見たら帰りのことが心配になり気がせいています。

展望台に人が少ないと思ったら…

帰りのロープウエイは長蛇の列。

ディズニーランドばりのロープコース作戦で建物の中をぐるぐると歩かされ、結局４０分待ちました〜。

ちゃっちゃっと見て、今夜の宿の黒部のお膝元の大町温泉に向かう予定が、大番狂わせの事態となりました。

帰りも上高地あたりから徐々に渋滞となり、松本まで抜けるのに３時間以上もかかってしまい宿に着いたのは午後８時。

新穂高、無理していかなくてよかったかな〜、と反省しきり。