[2016年10月] 紅葉狩りに新穂高ロープウェイへ、紅葉はまだ先だけど最高の秋晴れに満足

2016/10/16 - 2016/10/16

紅葉にはまだ少し早いかも、と思いましたが、天気と気温を考えると、最高の日ではないかと思って行ってきました。
久々の新穂高ロープウェイ。

相変わらずロープウェイは混雑していましたが、360度雲一つない景色に比べれば余興みたいなもの。
自然を楽しむのはホント天気次第ですね。

エリア 新穂高温泉(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

新穂高の入口の神岡で一休み。
道の駅、ではなく宇宙(そら)の駅といいます。

入ってすぐに展示されている、カミオカンデの一部。
ここの施設で2度のノーベル賞が出た地なだけに、学問の神様的なノリを感じました。

後ろの屏風みたいな所には、日本のそうそうたる科学者の直筆サインが書かれています。(分かるのはノーベル賞受賞者だけなんですけどね)

ニュートリノとか基礎物理学とか、難しすぎてさっぱり分かりません。
が、カミオカンデのレプリカ展示はキラキラと綺麗で見栄えがあります。

年に1回くらい、本物の見学ツアーがあるようです。
こんな感じで何万個と並んでいるとか。
見てみたいけど、ニュートリノが何か分からないと、恥ずかしくて参加できない。

10時過ぎ、新穂高ロープウェイ乗り場に到着。
第１、第２駐車場はすでに満車。この天気なので想定内。
歩いて数分の所に停められただけでも充分です。

天気はすごくいいのですが、乗り場は谷あいなので、この辺は薄暗い。

HPにさわやかパックの申込書が載っていました。
往復のロープウェイに1000円プラスすると、各施設で使える1500円分の利用券と入浴券が付いてくる割引パックです。
(子供料金は、大人よりも割引率がちょっと悪い・・)
レストランやお土産など、全店舗で利用できるので、もちろん購入しました。

少し登ると、すぐにこんな景色が広がりました。
最高の秋晴れです。

紅葉は、まだちょっと早い感じ。

時刻表は30分間隔ですが、今日の人出を見越して臨時便が出ていました。
ロープウェイはほぼ休みなしに行ったり来たり。

第2ロープウェイは二階建て。
待ち行列の目の前で、前の便に乗る人が締め切られ、次の便の1番乗りができました。
120人乗りの巨大ロープウェイで、最初の50人は２階部分に案内されます。
1番前に陣取って、ロープウェイの到着を待ちます。

第１ロープウェイと同じく、こちらも休みなしに行ったり来たり。
定員は多くても距離が長いので、第1ロープウェイよりも待ち時間は長いです。

真正面はこんな景色。

標高が高くなると、少し赤みが出てきましたが、1週間ほど早い感じです。

遠くですが左手に槍ヶ岳、正面右に焼岳が見えました。
焼岳は噴煙が上がっていました。

途中、３本の支柱を通過します。
通過時の揺れはかなり大きく、車内ではどよめきが・・・
帰りに乗りたくない位の揺れでした。
(帰りは思ったほど揺れを感じません)

所々、紅葉した木があります。

到着。
ロープウェイが二階建てなので、プラットホームも二階建て。

ロープウェイで到着したのは、西穂高口。
標高2156m。
外に出ると、ひんやり・・・いえいえ、暖かくて下との気温差ほぼなし。

人の流れに従って、展望台へ。
ロープウェイ駅の屋上です。

本日の雲一つない快晴で、ほぼ360度の眺望。
ほぼ、と言うのは建物の屋根部分。
焼岳方面が少し隠れます。

中崎山だったか、丸山だったか・・・

カメラマンによる写真撮影で手に持ったプラカードには
「新穂高ロープウェイ、気温8℃」
18℃の間違いだと思う。
多分、早朝の最低気温。

西穂高岳方面。

お昼には少し時間がありますが、食堂も今ならさほど混雑していないので、まずは腹ごしらえ。
食堂は食券制なので、さわやかパックの施設利用券をどう使っていいかウロウロ。
行列に並んで、途中のレジのそばまで来たら、注文を受けているようです。
SAなどの食券は、買ったと同時に注文が入るシステムが導入されていたりしますが、こちらの食券は旧式です。ご注意を。

ロープウェイ周辺は散策できるできるエリアがあります。

播州上人の石像が祀られています。
その手の指し示す方向を見ると、西穂が見えます。

5分ほど歩くと、避難小屋に到着です。
この先は西穂高岳に向かう、ホントの登山道になります。
登山届の提出が必要です。

下山してくる人達が多い時間帯、次から次と小屋の向こうから達成感満載の人達がやってきました。

一回りして、もう一度展望台へ。
散策エリアは森の中でだったので、ここの眺望が1番いいです。

学校の文化祭のワークショップで作った自作の望遠鏡を持参しました。
虫眼鏡を2枚合わせた物。
よく見えたかどうかは疑問。
どうも、ひっくり返って見えたらしい。

笠ヶ岳。

数回は来ているはずですが、こんな景色は覚えがない。
天気のいい日に来ていたはずなんだけどなあ。

山の上から、自宅宛のハガキを投函しました。
ハガキと切手は売店で買い、通路にハガキを書く机も用意されています。
3日後に到着。

第2ロープウェイで下り、鍋平高原。
ここまで下りてくると、山ではなくて、高原。
店構えとかが、ですね。
例えば評判のパン屋さんは行列な上、お高い。そして洒落たお味。

さわやかパックの入浴券で、ビジターセンターにある温泉に入ってきました。
石鹸は使用禁止なので、浸かるだけ。
足湯は外にあり、自由に利用できます。

山の店なので、店じまいは早く、3時を過ぎると完全に夕方。
風も一気に冷たくなり、山の夜は早いと実感しました。

この日はサンセットロープウェイが運行されるためか、夕方にしては人が多いようです。夕方から上がってくる人もいました。

最高の秋晴れに満足のお出かけになりました。