2012/05/17 - 2012/05/24
2203位(同エリア8623件中)
kojikojiさん
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10年前に初めてのアンコールの旅のときにアンコール・ビレッジ・ホテルに1週間ほど滞在しました。その時は弟と一緒でしたが、今回は妻と一緒の1週間ちょっとの滞在です。当時は1ドル100円換算で1泊10,000円でしたが、今回はExpediaで1泊6,623円でした。為替の違いもありますが値下がりしています。一抹の不安はありましたが、昨年はリニュアルで休業していたようで、行ってみたらリニュアルされて綺麗になっていました。綺麗になったと言ってもまるで時間が停まっていたように見事に昔のままでした。後日写真を比べたらプールのタイルが変わっていた以外に違いを見つけられませんでした。肝心なサービスも人は変わっていますが、スタッフの微笑みと挨拶とホスピタリティは全く変わっていませんでした。素晴らしい経営者だと思います。レストランも何一つ変わっておらず(厨房棟は綺麗になっていました)、逆に朝食は充実していました。注文してから焼いてくれるパンケーキや自家製ヨーグルト、フレッシュジュースも美味しいです。一番思い出に残ったのは麺類とディムサムで最高だったのはエビ雑炊です。朝食が思い出になるほどのレストランです。サービスしてくれる女の子たちの屈託のない笑顔も添えられます。もう一度シェムリアップに行くことがあれば絶対に泊まります。
ホテルには併設のシアターがあり、ここのアプサラダンスショーは、少ない人数で近い場所から見られて食事もおいしいのでお勧めです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩 バイク 飛行機
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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綺麗になったシェムリアップ空港からタクシーでホテルへ直行です。ホテルの手前のワット・ボー通りが舗装されて車が行き交っているのに驚きましたが、入口のある側は昔のままです。懐かしい気持ちでいっぱいになります。
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パスポートを出してチェックインをすると冷たいアイスティーとオシボリが出されます。ロビーのバーで手続きしながらホテルについての説明があります。まずはアプサラダンスディナーの予約をお願いしました。センターテーブルの一番前が予約できる日と注文をつけると、今晩でも大丈夫ですとの答えだったので決めました。
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部屋はマッサージルームの脇の階段を上がった2階の36号室でした。向かって右側の部屋です。このホテルの宿泊棟は池の周りを高床式のコテージが点在するように建っています。1階はウッドデッキで繋がっているので裸足で歩いても良い感じです。
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ベットルームは全部で50室くらいはあると思います。屋根の形に天井が折上がっているので解放感があります。ベットは天蓋付で手前には籐の応接セットがあります。
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ウェルカムフルーツはドラゴンフルーツとモンキーバナナとライチーとランブーランと盛り沢山でした。日本で買ったら高いフルーツばかりですよね。
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大きなデスクもあり非常に快適な部屋です。
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入口の脇には右から冷蔵庫とミニバー、アンティークの調度品のディスプレイ(ショップで買えます)、クローゼットになっています。
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隣は洗面所で洗面台は広いので女性2人で店開きしても大丈夫でしょう。全て緑のタイルで統一されています。
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シャワーブースもかなりの広さで、お湯も豊富に出るので安心です。
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部屋の中には蓮の花がたくさん飾られています。花が咲いてしまわないように一番外側の花弁を巻き込んでいます。
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このホテルで唯一難点があるとすると虫がいることです。お菓子などを開封して部屋に置いておくと小さな蟻が入ることがあります。
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部屋の木製の窓は一面が大きく開きます。その解放感は凄く池の中央にはレストランが見えます。朝食はこのレストランでいただきます。もちろん昼も夜も営業しています。
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隣の部屋との間にはこのような応接セットが置かれています。コネクティングルームではありませんが、数組のカップルや家族で来てもくつろげます。
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イチオシ
カンボジアの古い農具なども置かれているので本当の村に滞在しているようです。
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イチオシ
階段を降りるとジャングルみたいです。これで街中のホテルなのですから驚きです。
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敷地の一番奥にはプールがあります。
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アプサラダンスディナーが終わった後に通りを渡ってホテルに戻ります。ホテルに宿泊している人は隣の席の人だけでした。ダンスとディナーのお客が帰ってしまうと途端に静かになります。1週間滞在していて部屋の最大稼働率は20%くらいだったと思います。朝食で数組のお客を見掛ける以外はプールでも誰にも出会いませんでした。
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ここがホテルの中で一番好きな場所です。フロントから真っ直ぐレストランへ向かう廊下です。
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イチオシ
いつも美しく花が飾られています。
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ジャングルの中を朝ご飯に向かいます。この時間でもすでに暑いです。
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レストランも昔のままの雰囲気です。
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朝早くから女の子たちがテーブルをセットしています。そして入り口で手を合わせてにっこり微笑んで、手を合わせて迎えてくれます。2日からは既に顔見知りです。
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レストランはカンボジアの伝統的な家屋です。印象的な照明が下がり、柱には剥製が飾られています。もちろん象は造りものですが象牙は本物でした。
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気持ちの良い空間を2人だけで占有できます。
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レストランのメニューは豊富です。作り置きではないのですべて注文します。コーヒーか紅茶、フレッシュジュースが数種類にパンにパンケーキ、自家製ヨーグルトにフルーツ、そして卵料理もお好みで注文できます。
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ヌードルが数種類にエビ雑炊まで作ってくれます。これが最高に美味しくて毎日食べていました。レモングラスが効いていて、ライムを絞って味を調えます。
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ディムサムは揚げワンタンです。
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イチオシ
池の周りはこんな雰囲気で、全くの自然のようですが手入れは行き届いています。
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レストランにもアンティークの農具が置かれてありました。
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そこここに蓮の花が飾られています。花の見せ方は何種類もあります。これも女の子たちが空いた時間に作っています。
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イチオシ
池では毎朝新しい蓮の花が咲き誇ります。
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イチオシ
池の手入れ用なのか丸太を刳り貫いた小舟まで浮いています。
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色々な種類の蓮があります。
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蓮池に浮かぶレストランは極楽浄土のようでもあります。
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仏陀像が部屋の入り口を守っていてくれます。
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鉢植えのポットも毎日拭いているのできれいです。
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このホテルのお勧めはアプサラダンスシアターです。別の旅行記でご紹介しますが、少人数のお客しか来ないので雰囲気が良いのでお勧めです。料理はセットになっています。食事後にショーが始まりますが、前の席を予約しておくと迫力あるショーが楽しめます。よく名前を聞くレストランより多少高いですがここはおすすめです。
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いつロビーに行ってもお客さんがいませんでした。
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ビジネスセンターも併設されていますが誰もいませんでした。
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夕暮れ時のレストランは幻想的な雰囲気を醸し出します。
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この日は表に食事に出掛けたのですが、夜のレストランは寂しいくらいお客がいません。
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そして新しい朝が来ます。
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昔はこんな屋台が街にいくつもあったそうです。
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厨房との間には古い家具が置かれています。奥からは美味しそうな香りが漂ってきます。
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その両脇には巨大なスパエク・トムが置かれています。街中のレストランで見る小型のスパエク・トーイとは違い1週間ほどかけて焚火と白い布を使って見せる影絵です。ほとんど観光客の目に留まることは無いのですが、この5月の22日のホーチミンへ移動する前の晩にアンコール小児病院でチャリティーで開かれる予定でした。絶対観たかったのですが、雨のために中止になってしまい残念な思いをしました。
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毎日遺跡をよく歩くので凄い朝ご飯の量です。これくらい食べないと体力が持ちません。
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お醤油もあるので白ご飯が欲しくなります。
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今日もエビ雑炊をいただきます。
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このパンケーキも美味しいです。何もつけないでいただきました。
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自家製ヨーグルトはトロトロで優しい甘さです。
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日替わりで盛られるフルーツも毎朝の楽しみです。
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毎日この子が笑顔で迎えてくれました。
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昨年の晩秋にフランスを旅行して、本当はジベルニーのモネの家を訪ねたかったのですが、睡蓮の季節でもないので諦めましたが、この池でその想いが叶ったような気になります。
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不思議なジグザグの茎が面白い薄紫の花です。名前をご存知の方がいらしたら教えてください。
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イチオシ
柔らかな日差しが差し込むレストランは本当に贅沢な時間です。いつまでもここに居たくなります。
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お気に入りのプールをご案内します。こんな所に?と思うような木立の中を進みます。バスタオルはいつもふんだんにあります。おかれた電話はバーに直通です。電話一本で冷えたビールでも何でも笑顔と共に届きます。
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いつも貸切プールでした。アンコールの正しい遺跡観光は、午前中に一度観光を済ませて、ホテルに戻って昼食とプールでクールダウン、日が傾き始めたら観光に出るというのが理想です。1週間居ても数日だけしか実践できませんでしたが。
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10年前と変わっているのはタイルの色が少し濃くなったくらいです。緑のパラソルもそのままですが、一緒に来た弟は今回はいません。
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あまりのひと気の無さに少し寂しくなります。
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日曜の晩はカルチャー・ビレッジでジャヤバルマン7世のショーを最後まで見て、タクシーで送ってもらい、時間も遅いのでレストランで食事することにしました。
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夜に利用するのは前回も含めて初めてです。
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前菜の春巻きはボリュームたっぷりです。
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妻はトムヤンクンが大好きですが、巨大な手長エビがゴロゴロ入っています。ベトナム・タイ・カンボジアの料理がメニューに並びます。
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巨大なエビがてんこ盛りです。
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ハロン湾で教わった人参の飾り切りが添えられてあり笑えました。チキンの串焼きはピーナッツソースが添えられています。
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ビーフも串焼きで甘辛ダレでご飯が進みます。
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アンコールの夜明けから始まった長い1日を振り返りながらの楽しいディナーです。
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他に1組お客さんがいて良かったです。
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1週間の滞在で出会ったのは5組か6組のお客さんだけでした。それも2日か3日で入れ替わるので、我々だけが取り残されたような気分になりました。
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いつも迎えてくれるのはこの仏像だけ?
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また新しい花が飾られるのを待っています。
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そして池にも新しい睡蓮の花が咲きました。
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沢山の種類の睡蓮が咲いています。
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蓮の花は咲く時にポンと音がすると言われますが、まだ聴いたことがありません。
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イチオシ
明日咲く花もスタンバイしています。
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1日経つと見事に散ります。
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たった1日の短い命です。
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まるでこのホテルに滞在しているお客の様でもあります。
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イチオシ
世界中へ発つお客が去るとまた新しいお客がやってきます。
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旅も終わりに近づくとそんなことを考えます。
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また不思議な花が咲きました。この当時は花の名前が分かりませんでしたが、後に行ったマレーシアの旅でハマユウという名前だと分かりました。名の由来は花が木綿(ゆう)のように白く垂れることからで、 木綿(ゆう)というのは神事のとき榊につけ垂れ下げたもののことだそうです。
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ブーゲンビリアの花の色だけでも5色ありました。
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お昼も一度いただきました。食事のお供はアンコールビールです。
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妻はまたトムヤンクンをいただきます。
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私は焼そば風のヌードルです。
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今回の旅で一体何本のビールを飲んだのか思い出せません。
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最後の日の朝もいつものように蓮の花が咲いています。
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また新しい花が咲きます。
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毎日笑顔で迎えてくれた女の子ともお別れです。
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毎日「オハヨ?!」「オイシ??」と笑顔と共に声を掛けてくれます。その人懐っこさが魅力のホテルです。格式ばったサービスでは無い所が気に入っています。
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ホテルのショップです。ここにも思い出があって、10年前にも同じようなショップがありました。当時はもう少しアンティークのウェイトが高かったのですが、綺麗な女の子が店番をしていました。その子はいつも10%値引きしてくれたのです。そんな話を今のスタッフにしたら真剣に困った顔をしていました。「私の一存では今は値引きできないんです…。」ごめんね。気にしないで。
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アンティークは減りましたが、質の良い物は沢山あります。値段も手頃ですがかさばります。今回は4点ほど購入したので、山のような荷物になりました。ここ以外だと博物館の近くのハヌマーン・トラディショナル・アーツに良い調度品が揃っています。ホテルで2日ほど見掛けたおばさん2人をその店で見掛けた時は同じ趣味の人はいるのだと嬉しくなりました。
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アプサラダンスで使う仮面のミニチュアも置いてあります。荷物が一杯で壊れそうなので買えませんでしたが。
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楽しかった8日間が終わってしまいました。チェックアウト時もアイス・ティーが出されます。
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今回は夕方の便なのでレイトチェックアウトをお願いしていました。17時まで部屋を使わせてもらいましたが、マネージャーさんの好意でチャージはありませんでした。フロントの女の子たちが掛けあってくれたようです。
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また来ることがあったら必ずここへ戻ってくるでしょう。
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そして1週間車を運転してくれたタクシーの運転手ソテアさんと記念写真です。夢のように楽しいシェムリアップの滞在でした。それをサポートしてくれたホテルのスタッフの皆さんとソテア氏に感謝です。
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