2012/05/17 - 2012/05/24
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kojikojiさん
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少し残念だったニャック・ポアンの見学から気を取り直して更に東へ車を走らせてタ・ソムへ向かいます。初めての遺跡に着いて自分がどこにいるのかを把握するのには地球の歩き方の地図は非常に便利でした。遺跡は東西に入り口があり、通り抜けする遺跡と奥まで行ってから戻ってくる遺跡があります。運転手さんからの説明を聞く時にも絶対に便利です。ちなみに我が家はそのままの大きさだと老眼鏡が必要なのでガイドブックを141%に拡大して、製本して持ってきます。帰る時にはすべて捨ててきます。家に戻ってから写真の整理やブログでガイドブックが必要になっても大丈夫です。長い前フリになりましたが、ここタ・ソムは西門から入って東門まで行って戻ってくる遺跡です。非常にこじんまりとした遺跡で、印象に残るのは東塔門を覆い尽くすリエップの樹ですね。遺跡を覆う樹木はタ・プロームが有名ですが、いくつもあるのですね。そして次は東バライを抜けて(と言ってもどこが東バライか分かりませんが。)プレ・ルーフに向かいます。ここは人気のある遺跡で観光バスが何台も停まっていました。観光客が多いと言う事は物売りも多く、訳の分からない遺跡の拓本(偽物っぽい)を売っていたりします。10年前にはない商売です。それと街中で売っているガイドブックと見分けのつかない偽本が売っています。本物は23ドルですが、6ドルくらいで買えます。印刷は同じですが製本が悪いのはご愛嬌です。中には1ドルと言って足を止めさせてから10ドルという輩もいるので忠が必要です。遺跡はかなり痛みが激しいので印象に残ったのは石槽と急な階段でしょうか。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩 バイク 飛行機
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
タ・ソム遺跡は西側に車を停めて、一番奥の東側まで行ってまた戻ってくるのが見学コースになっています。駐車場から西塔門が森の中に美しく残っています。
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入域証のチェックをする係員はどこへ行ったのかいません。日陰に椅子だけが残っています。
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塔門の内部の観世音菩薩の顔の内側を見上げます。ただ石を積んだだけでよく崩れないと思います。
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裏側と言うか東側から見ると日が当たってレリーフが美しく見えます。
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テラスの近くまで木々が茂り木陰を歩けますがとても暑いです。風が通らずムッとした暑さを感じます。
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西門越しに中央祠堂が望めます。西門は今にも左右から崩れそうです。ここでもアメリカ人兄弟に出会いました。同じことを考えて同じルートで同じ日に観光しているのですから不思議です。最後の晩に隣のソファでマッサージを受けていた時は驚きましたが。
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西門から中央祠堂へ向かいますが、日陰から出たくない気分になってきます。
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何とも言えない全体的に歪んだ姿です。
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アメリカン・ブラザーズが次の遺跡へ行ってしまうと我々だけになり、人の気配がしません。
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ここが伽藍の角ですから非常に小さいことが分かります。
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開口部は疑似窓になっています。連子格子も下の方だけしかありません。もしかすると彫っている途中だったのでしょうか?
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破風や柱などのレリーフは状態が良くありませんがデバターは綺麗に残っています。
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鳩でしょうか、小鳥を手に乗せたデバターの姿です。
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長いイヤリングと髪形が変わったデバター。
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先を行く妻にだいぶ置いて行かれました。
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伽藍の中は更に破壊が進んでいます。
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経蔵は破風だけが残っているばかりです。
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盗掘されたであろう跡も残っています。
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中央祠堂だけが状態良く残っています。
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可愛らしい仕草のアバターですが、お腹に開いた穴が痛々しいです。
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こちらは手に楽器か何かを持っています。
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冠を被らず不思議な髪形をしています。その分人間らしさが感じられて親しみが湧きます。
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東門は非常に状態良く残っています。妻は東塔門まで日陰が無いので気持ちの整理をしているようです。
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東塔門の伽藍の内側は一見普通に状態良く残った門に見えます。
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ところが表側に出るとこの状態です。
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リエップの樹が塔門の切り妻部分を完全に覆っています。
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この木の生命力を感じずにはいられません。
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四面に彫られた観世音菩薩が日傘を差しているようです。
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そのせいかその表情はどこか涼しげに見えました。
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ここからは西門へ向けて戻ります。同じルートではつまらないので違う場所を歩きます。
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完全に崩れたままの祠堂もあります。修復のために何か手を付けた様子もありません。
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顔の傷が痛々しいデバターもありました。
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女性が髪を手にする仕草は昔も今も変わらないのですね。タ・ソムは元々僧院だったので華やかな冠を付けたデバターではなくて人間味のある意匠なのでしょうか。
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タ・ソムから車を走らせ東バライを縦断して、と言ってもどこからどこが貯水池だったか分かりませんが、途中に東メボンを通過したのでそう思いました。当初プレ・ルーフは来る予定にしていなかったのですが、観光バスが停まっているので見学することにしました。
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祠堂はかなり痛みが激しく煉瓦で積み上げられた祠堂の弱さを感じました。
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正面から中に入ろうとしましたが、物売りの子供たちが多いので左側から回り込むことにします。観光客が来るところには物売りも多いという事です。
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まぁあまり商売っ気は無いので気にしなければよいのですが、学校にも行かずに商売をしている姿は可哀そうな気持ちになってしまいます。といって必要の無い物を買う気にもなりません。
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10年前は無かった商売が拓本売りです。どこかで型を造って大量生産しているのでしょう。本物の拓本なら良いのですがあまりにチープです。
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伽藍の中央に戻ってきました。手前には死者を火葬したと言われる石槽が見えます。
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急な階段を見て妻は足が重たくなったようです。
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なだめすかして階段を登らせます。そういっている自分もヘロヘロになっています。それほど暑い1週間でした。
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何とか基壇を登って祠堂を見て回ります。東向きの入り口は開口が設けられています。
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象に乗ったインドラ神のレリーフです。
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東側以外の祠堂の門は固く閉ざされています。
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正確には閉ざされているのでは無く、元々開かない構造になっています。雨に当たった下の部分が完全に溶けて流れてしまっています。
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基壇の上から周囲を眺めると回廊の位置などから全体の大きさが感じ取れます。
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写真を撮っている間に妻はガイドブックを読んでおいて、見学するポイントを押さえてくれるので非常に助かります。旅行前にガイドブックは読み込んでいるのですが、その場に来て地図で位置を確認しないと細かいレリーフなどは見逃してしまいます。
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東側の正面を基壇の上から見下ろします。中央にあるのが火葬を行った石槽です。
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四面四臂の漆喰のレリーフはブラフマーの妻であるサラスヴァティーだそうです。煉瓦の上に施した漆喰は弱いのでしょう。ロリュオスの遺跡にも同じような仕上げがありました。ロリュオスはアンコールより古い時代の遺跡なのでプレ・ルーフも同じ頃の遺跡と分かります。
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更に中央祠堂を登り、基壇越しに東側を見下ろします。
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中央祠堂の中は非常に状態良く残っています。中にいた女性が上を指差すので見てみると天井に開口部があって光が差し込んできます。
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今は失われたシヴァ神像にも光が降り注いだのでしょうか。規模も形も違いますがローマのパンテオンを思い出します。そして、パンテオンの方が遙かに古いことを考えるとローマ帝国の建築レベルの高さを改めて感じ入ります。ここでもお線香をあげてお祈りしてきました。
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祠堂の上からは森の中に東メボンの中央祠堂が望めました。
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プノン・クーレンも望めます。真っ平らなカンボジアの大地では低い山でも神聖な場所だったようです。
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祠堂の周りのレリーフを見て回ります。怪物の顔のカーラは自分の体を食べてしまうほどの貪欲さなので、頭だけで表現されることが多いです。
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中央がカーラでなく象になっているレリーフは少ないように思います。
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シンハ像は東の虚空を睨んでいます。
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行きは良い良い帰りは恐いで、急な階段は降りる方が怖いです。
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建物よりも基壇の上からの眺めが美しい寺院でした。プリア・カンから始まったこの日の遺跡見学も次のバンテアイ・クディとスラ・スランで午前の部は終わりです。午後も遺跡がいくつも待っています。前日のアンコール・ワットとトムに比べると1か所の見学時間が短いのでクーラーの効いた車に戻れるので体は楽でした。
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