2011/10/13 - 2011/10/13
44位(同エリア60件中)
サンルカさん
ご当地B級グルメを堪能する旅も今日で6日目。
毎日美味しいものに出会えて最高にごきげん。
ふんわり快適ベッドで目覚めもスッキリです。
このペーザロの天空の宿にはもう一泊する予定なので、
今日は近隣の町に出かけて美味しいもの探しをします。
そういう訳で地図で見つけたのがモンダヴィオという町。
宿から南に向かって30キロほどだということなので、
お昼はこの町の周辺で食べることにしましょう。
昨日からクルマの燃料の残量が気になっていましたが、
出発が遅くなってしまったためスタンド探しは後回し。
いつものように山を越えて谷を越えて進んでいたところ、
スタンドを発見できないまま、ついに警告灯が点灯!!
でもここは、見渡すかぎり街など見えない田舎道。
ガソリンスタンドがあるとは思えない場所です。
進むべきルートを大きく迂回してでも
街までスタンドを探しにいくべきか決断を迫られます。
ついにレッカー車のお世話になってしまうのでしょうか!?
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
6日目の朝を迎えました。
ちょっと早起きして宿の周辺を散歩。
東の空が明るくなりだすと同時に、
暗闇からペーザロの街やアドリア海が
ゆっくりと浮かび上がってきました。 -
朝ご飯はオプションで、希望すれば用意するというスタイル。
ひとり6ユーロということなのでお願いしてみたら、
ダイニングのテーブルの上にはタルトやケーキにビスケット、
チョコレートに各種ジャムなどなどがどっさり山盛り。
(タルトとケーキは撮影する前に半分ほど食べちゃいました)
冷蔵庫の中にはオレンジジュースやミルクにヨーグルトが準備されていました。
マキネッタでカッフェをいれて、おいしいカッフェラッテのできあがり。 -
窓を全開にしたらまるで露天風呂!?
ゆったり湯船につかって、朝っぱらからお気楽ゴクラク。
せっかく旅先にきているのだから、朝からバタバタしたくはないけれど。
そろそろ観光にも出かけないと……。 -
今日はペーザロの近隣を散策しようと、山を越えて谷を越えて走ります。
これは途中で通過した丘の上の町ですが、この写真では良さが伝わりませんね。
地図によればここはモンバロッチオという小さな町で、
さきほど通り過ぎた山頂の中心地区は古い町並みだったのですが……。
周囲の家々はきれいにリフォームされ過ぎている感じ。
きっとお金持ちの町なのでしょうね。 -
本日の目的地のモンダヴィオへ向け、どこまでも広がる丘陵地帯を走っていきます。
でも、そんなのどかな気分を壊すように、先ほどから警告ランプが点灯。
燃料切れが近づいているので、そろそろガソリンスタンドを探さなくては。
でもこんな場所にガソリンスタンドなんかあるのだろうか?
大きな幹線道路まで戻ってスタンドを探すべき? -
ちょっとヤバそうな気もしますが、このまま迂回はせずに先へと進みます。
このままスタンドが見つからなければアウトになるところでしたが、
ラッキーなことにほどなくたどり着いた村でスタンドの看板を発見!!
小さな修理工場兼ガソリンスタンドで、陽気なおじいさんがお出迎え。
とりあえず、軽油を20ユーロ分だけ入れておきます。 -
そんなこんなでモンダヴィオMondavioに到着です。
ここも小高な丘の上にある城壁に囲まれた小さな町。
小さな旧市街を囲んだ城壁の下にクルマを置いて町歩きを始めます。
坂を登ってぶらぶら歩いてやってきたのが町の中心広場。
広場に面したバールには、サイクリストたちが集まっていました。 -
通りの隙間から要塞の塔が顔をのぞかせています。
中世の面影がほどよく残っている趣のある町ですが、
昨日と同様、ここも観光で訪ねてきているような人々はゼロ?
写真を撮りながらブラブラ歩いているのは我々だけです。 -
複雑な多角形にデザインされたモンダヴィオの要塞は、
小さな町の中で圧倒的な存在感を醸しています。 -
要塞の内部が見学できるようなので、早速入ってみることにします。
入場料は昨日と同じ、ひとり5ユーロとのこと。
お城系に入るのはこれで3日連続になりますね。
入り口にいた女性から内部構造の簡単な説明と、
見て回る順番のレクチャーを受けたら、
いざ、探索スタート!!
当然ながらここも見学者は我々だけです。 -
指示された細い通路を進んでいくと、あっ誰かいる!!
と思ったら人形!?
ここでは当時の要塞の中での暮らしぶりが、リアル3Dで再現されています。
箱根の関所跡の展示もこれと同じようだった気がしますが、
お城のみんなの表情が豊かで、これはこれでかなり愉快。
もはや単調になりつつあった城探索も、楽しく見て歩けそうです。 -
ここはパン焼き工房ということですか。
これから焼くパン生地に手を伸ばしている職人から、
小麦を運んできた人までいるという凝りよう。
赤々と燃える釜の薪の火までも表現されています。 -
右の人は板切れを割っているようですが、釜で燃やす薪にでもなるのでしょうか?
手前の人が肩に背負っている袋に入っているのはワインですよね。
右下のゲージの中には何かの小動物まで入っていますが、
なんだか芸が細かすぎて、それぞれの意味を理解するのが難しい。 -
この狭くて暗い場所にいるのは、戦いで痛んだ甲冑を修理する職人さん?
1日中ハンマーを振り下ろし続けてつらいのでしょうか?
彼は表情がだいぶ暗いです。 -
迷路のような細い通路を進んでいくと……。
そこは馬小屋。
馬の手入れをしている番人がいました。
ここでも細かなところまでリアルに表現されてます。
ほかに罪人を尋問している部屋もありましたが、
こっちの人って拷問モノとか好きですよね。 -
たぶんここは本丸脇に建っている砲台塔の真下。
で、彼らがここでなにをしているのかというと、
敵に撃ち込む弾に火薬を詰めているみたいです。
完成した弾はロープを使って上の砲台に送り届けます。
うしろにいる人が持っている木樽の中に火薬が入っているのでしょう。 -
砦の上層階に登ってくると……。
そこは汗臭い戦いの職場とは無縁の、支配階級の人々によるブルジョア生活の場。
大きなテーブルを囲んで、豪華な晩餐の真っ最中です。 -
テーブルには美味しそうな料理が並んでいます。
でも、人形たちの顔の表情を描いていた人は、
何体も数多く作り続けて疲れちゃったのでしょうか?
こちらの皆さんは、なんか微妙な表情になっているのですけど……。
前情報がまったく無かっただけ感動もひとしお。
感激度合いは昨日のグラダーラよりもちろん上!! -
要塞の最上層の窓から見える景色。
下に見えているテラスには、カタパルトが備え付けられています。
地下の火薬庫で作っていた砲弾を、これで敵に撃ち込んでいたのでしょう。 -
モンダヴィオの1キロ北にあるオルチアーノ・ディ・ペーザロの町が、
要塞の窓から手に取るように望めます。 -
最上層からはマルケの大地が360°見渡せます。
町の周囲はこのように一面緑の丘陵地です。 -
要塞のまわりに並べられている中世の大型兵器コレクション。
当時の資料かなにかを元にしてレプリカを作ってみたのでしょうが、
お祭りのときにでも使っているのかな? -
要塞の見学を終え外の世界に出てきました。
シエスタまで少し時間が残っていたので、広場にあった食材屋さんでお買い物。
ついでに町の資料をもらいにインフォメーションを訪ねれば、
さきほど砦の入り口で説明してくれた方が……。
小さな町なので掛け持ちなのでしょうね?
観光客といっても今日は我々しかいませんし……。 -
広場のお店も次々に店じまいを始め、モンダヴィオも長いお昼休みに入りました。
さて、お昼はどこで食べましょうか?
この町にやって来る途中の道ばたでレストランの看板を見つけていたのですが、
今日はそこに行ってみることにします。
イタリアではこういった街角に立っている看板が侮れないのです。
その店のために遥々やって来るお客さんが多いからであり、
これも我々の店選びの大切なポイントにしています。 -
看板が示す路を、こんな丘陵地を横目に見ながら先へ進みます。
途中に脇道がいくつかあったりして、だんだんと不安になってきますが、
案内看板が無いということは道なりにまっすぐ進めば大丈夫なはず……。
道なりに進んでいくだけの場所には、無駄に看板を立てないのがイタリア流です。
収穫を終えてしまった畑は、どこも土がむき出しで殺風景。
でもここで採れたばかりの新鮮な食材が
食卓に並ぶのですから景観はガマンガマン。 -
まわりに何もない丘の上の集落に、目指していたレストランはありました。
レストランの名は昨夜と同じマリア。
お店の看板が店前の植栽に埋もれて隠れているため、
これでは気づかず通り過ぎる人も多いのでは?
建物自体も個人宅にしか見えないし……。
飛び込みのお客さんはいらないということでしょうか?
用事もなく通るような場所ではありませんが……。 -
入り口のメニューを見るだけで、料理のレベルがかなり高いことが想像できます。
プリモに並ぶパスタ類はすべて手打ちのフレッシュで、
当たり前ですがスパゲッティのような袋から出して茹でるだけの乾麺はありません。
お願いすれば出してくれるとは思いますが……。
でも、レストランでスパゲッティを頼むのはNGでしょ。
ピッツァも当然ありませんが、これは食べたくても作ってくれません。
メニューにピッツァがあるレストランやトラットリアって、
和食屋なのにラーメンやカレーがあるようなものだと思ってます。
自分達の料理にこだわりや自信がない何でも屋さんってこと。
なので、なるべくその手の店には入らないよう気をつけています。 -
偶然通りかかるなどありえないような場所にありながら、
店内は想像を超えた広さで、驚くほどのテーブルの数。
この日は我々の他に数組のお客さんしかいませんでしたが、
みなさん食事を楽しみにわざわざここまで来た身なりも上品な方々ばかり……。
週末の夜ともなれば、きっとこの店内がいっぱいになるのでしょう。 -
デッラカーザの赤ワインをお願いしたら、テーブルに届いたのがこれ。
地元ファーノ産のサンジョベーゼで、D.O.C.のコッリ・ペザレージです。
これ1本が4ユーロという安さなのですが、香りがしっかりしているし、
変な渋さもなく、ちょっとした肉料理にも負けない強さがあります。
その店の実力って、ハウスワインで判断できるというのも分かる気がします。
その点ではここは申し分なしといえるでしょう。 -
アンティパスタはトリュフのクロスティーニ。
興味本位だけで注文してみましたが、黒のなんちゃってトリュフではなく、
正真正銘、あの官能的な白トリュフの香りがテーブル周辺に漂っています。
お皿に顔をくっつけないと匂いも分からないインチキトリュフではありませんよ。
都会で食べたらとっても高価になる上質な白トリュフが、
たった10ユーロで提供されているなんて……。
やっぱり田舎はいいですね。 -
プリモはこれまたこの地方の郷土料理である、
独特な形をした手打ちパスタのパッサテッリ。
これは小麦粉ではなくパン粉で作るのだそうで、
新鮮なポルチーニのソースと相まって、それはもう美味しいのなんのって……。
メインも間違いなく美味しいのでしょうが、これ一皿でお腹には充分過ぎる量です。
夜が食べられなくなるからここはグッと我慢。 -
お会計は大都市の半額といえる安さ!?
田舎はやっぱりいいですよ〜。
そしてこの店の料理の味はそれはもう別格でした。
またいつか、ちゃんとお腹を空かせてここに戻ってきたいと真剣に考えています。
最後にカウンターで小さな揚げ菓子と食後酒。
これはお店からのサービスというよりも、
最初からコペルトに含まれているのでしょう。 -
美味しい食事でお腹が満たされたところで、
さあ次の町を目指して走っていきましょう。
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