2011/10/10 - 2011/10/10
74位(同エリア82件中)
サンルカさん
2年前の旅の終盤のこと。
ホテル探しの途中、ちょっとした勘違いで立ち寄ったのが
ペスキエーラ・デル・ガルーダという落ち着いた湖畔の観光地。
そこの観光案内所でいくつかの資料をもらったのですが、
その中に湖の南に広がる丘陵地帯を紹介する一冊がありました。
そのときは湖の北東のヴァルボリチェッラを訪ねたため
「こんな場所もあるのか」くらいの意識であったが、
後日、改めてそのガイド本を手に取ってみたら、
これがまた雰囲気ある町や村がたくさん紹介されていて
とても良い感じなんですよ。
というわけで、その地にぜひ立ち寄ってみたくなり
今回の旅のスケジュールに組み込んだというわけです。
朝から大荒れの天候に見舞われズッシリと重い気分の中、
最初に向かったのはシルミオーネ。
ここは例のガイド本の範囲外ですが、
近くを通るのだから寄ってみることにしました。
そしてシルミオーネの観光を終えたら
ガルーダ・コッリーネと呼ばれている
緑豊かな丘陵地帯へと出かけてみましょう。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
宿から1分の場所にある入口から高速A4に乗って一路東へ。
風は西から東へと吹いているようで、一旦止んだ雨に追いついてしまいました。
この旅最初の訪問地(朝一でブレーシャを見たので2カ所目か?)は、
ガルーダ湖の畔からニョキっと突き出たシルミオーネです。
高速を降りたら進路を北へ。
シルミオーネ→の道路案内表示にしたがって走れば、
10分ほどで絵本の手本になりそうな形のお城に到着です。
雨はどうにか東へ通り過ぎていってくれたようですが、
嵐のような強風がいまなお吹き荒れています。
温暖なリゾート地もこんな天気では形無し??? -
観光地区への入り口にはあざやかなピンクのカタツムリがお出迎え。
この置物がなんだったのかは知りませんが、
まわりの皆さんが写真を撮っていたので一緒になってパチリと一枚。 -
この抜け穴をくぐれば夢のおとぎの国?
ワクワクしてきます……。
なんて言っていられないほどの強い風が吹き荒れていますけど。 -
いつもは穏やかであろう湖もこのとおり。
うねる波が激しく護岸にぶつかり、大きな水しぶきをあげていました。 -
そんな嵐の空模様もなんのその。
町のメイン通りでは大勢の観光客が思い思いの旅の記憶をカメラに残しています。
とうぜん我々もその中のひとり。 -
きっと何かのお祭り用のデコレーション。
蝶々に見えるのだけどその正体はなんでしょう? -
メインストリートの両側にはジェラート屋さんが軒を並べています。
その店の数が異様に多いのだけど、
この町の名産品ってもしかしてジェラートなの?
どこも美味しそうに見せる演出が上手いですね。
でも、観光地でこの手のものは試さない方が……。
そもそも、この天気ではジェラートの気分にもなれません。 -
半島の先端を目指してブラブラ歩いていきます。
先ほどまでの強風もいつの間にか治まっており、
雲間から姿を現した太陽がオリーブの木々に影を落とすようになりました。 -
日が出てくると同時に気温もグングン上昇していきます。
ジリジリと日差しに照りつけられ上着を着ていると汗ばんできました。
ここからは広い湖が対岸まで見渡せてとてもいい気分。
水の色もさっきまでとはまったく違います。 -
半島の突端にあるのは、ローマ時代のお偉いさんの別荘跡。
ひとり4ユーロの入場料をはらって見学します。
この豪華な建造物の地下部分には湖畔に直接繋がる巨大通路があったり、
湧き出た温泉のお湯を使った温水プールまでもがあったとのことですが、
大昔にこれだけのものが建てられる人ってどれだけ大金持ちだったのでしょうか? -
想像していた以上に広い遺跡でした。
碧く輝く湖といにしえのリゾートの跡。
古代のローマ人たちもここから澄み渡る湖を見ていたのでしょうか? -
ガルーダ湖を望む風景も言うことなし。
でも、右を見ても左を見ても写る景色にあまり変化はなし。
長居は不要、そろそろ退散しましょう。 -
来たときと別のルートを通って帰ります。
ここも観光地らしく道の両側はお土産物屋さんだらけ。
あぶなくシルミオーネと書かれたTシャツを買いそうになりました。 -
到着したときとはうって変わってこの天気。
町を歩きながらお昼ご飯の算段をしていましたが、
残念ながら町中に惹かれるお店がありません……。
レストランの前に貼られたメニューを見ていると、
なぜかムール貝や手長エビなどが載っているのですけど、
ここって海でしたっけ? いやいや淡水の湖ですよね……。
水辺だからといって海のモノってアリなの!?
正面のお城もお金を払えば中に入れるようでしたけど、
さっきローマ時代の遺跡も見たことだし、なんとなくスルーしておきます。 -
シルミオーネから湖畔沿いの道を走っていると、突如現れた大きな白馬の置き物!?
まるでマキバオーを思い出させるこの笑顔を見せられては、
クルマをUターンさせてでも写真を撮っておかずにはいられません。
どうやらここはピッツェリアらしいのですが、
いつの日かチャンスがあればここでピッツァが食べたい……(かな?)。 -
ガルーダ湖からマントヴァを経てポー川へと流れるミンチョ川添いに、
10キロほど南へ下ったこの付近でイチオシの小さな村にやってきました。
クルマを止めた駐車場のすぐ脇には日の光をキラキラと輝かせる水の流れが。
聞こえてくるのは川のせせらぎの音色だけ。 -
水鳥たちが遊ぶミンチョ川の流れは穏やかです。
その澄みきった水面を見てると、さっきまでの嵐がウソのよう。 -
ここはミンチョ川のほとりにあるボルゲットBorghettoという小さな集落。
小さな橋で対岸にある家々が結ばれていて、
中州には数件の建物がレストランやホテルとして使われています。
その静かなたたずまいが人気で、この日も多くの観光客が訪れていました。 -
中州にある建物。その下を川が流れています。
昔々、粉引きにでも使っていたであろう大きな水車が今も元気に回っています。 -
ぼちぼち1時近くになるところ。
散歩をしながらお昼を食べる店を探しましょう。
でも、この村ののんびりと流れる雰囲気の中、
レストランでガッツリ食べるというのはなんとなく違う気が……。
かといって、バールで冷たいパニーニもNGでしょう。
そんな中で目に留まったのがこの看板でした。
各地で美味しいものを食べることが今回の旅の最大の目的!!
大切な食事を少しでも残念な思いをしたくないので、
お店選びはどうしても慎重になってしまいます。
それを踏まえてお店を選ぶときの注意ポイントですが、
まずはスパゲッティのような乾燥パスタがメニューにないかをチェックします。
袋から出して茹でるだけの乾麺を使っているというのは、
美味しい料理を提供しようとする意気込みが無い証拠だと考えています。
手打ちだからって美味しいかは別問題ですけど……。
まぁ、ファミレスだと割り切ってしまえば良いのでしょうけど、
仕事を休んで高いお金を払ってここまで来ているのだから、
できれば食事の一回すら無駄にはしたくない……。
それはそうと、このお店はエノテカなのかな?
でもチーズや生ハムのようなお手軽品だけではなく美味しそうな料理がありそう。 -
看板に導かれ小道の奥にある店の前までやってくると、
ここはさっき橋の上から見えていたテントの立っていた店?
やっぱり立地優先の観光客向けでしたか……。
奥にある建物の中にも席はあるとのことでしたが、
ここはやっぱり川のほとりに陣取ることにしましょう。
まずは地元の軽めの赤ワインとガス入りの水を注文。 -
メニューにはポレンタが多いようですが、どうもこの店のおすすめのようです。
ということでこの地の名産ではないけれどラルドとの組み合わせにしてみます。
ポレンタはお店によって当たり外れがとても顕著な一品ではないでしょうか。
でも、ブロック状で出てきたここのポレンタは文句無しに旨い。
あつあつのポレンタの上で薄切りラルドがほどよく溶けて、
これまた絶妙の組み合わせです。
メニューには“コロンナータ産ラルド”とは書かずに、
“コロンナータの大理石桶で作ったラルド”と表示しているのは、
食品偽装をしない真面目な証拠。
それにしてもやっぱりラルドは美味しいですなぁ。
ひと皿の量もたっぷりでこれだけでおなか一杯。 -
こっちは子馬の細ざき肉のサラダ。
大盛りルッコラ盛りの上に、干しぶどう、松の実、
グラナパダーノなどが盛られているようです。 -
予想以上に安くて美味しい食事に満足したら、ボルゲットの村をちょこっと散歩。
そうそう、イタリアの飲食店の壁には
ドライバーのためのアルコール基準値表が貼ってあるので、
よく読んで飲酒違反のないように!!
こちらでは運転前にワインをグラス3杯相当を飲んだらアウト!!
厳罰が待っています。 -
村の上流側にある橋の両側には昔の砦跡?
川を渡る人々を監視していたのでしょうか?
今でもこの橋は普通の道路として使われているので、
ときおりクルマが行ったり来たりしています。 -
その砦までやってきました。
村からの直線距離はほんの100メートルほどですが、
歩いていくにはグルリとかなり遠回りを強いられそう。
なので、クルマでビュッと。
車幅のある大型車を通すために誰かが削ったのか?
それともトラックが何度もぶつかって広がったのか?
クルマが通る場所の左右の壁が無秩序に削られています。
道路の先には立派な塔がそびえるお城が見えています。 -
お城好きと言ってみたものの、どういうわけか心が惹かれません。
きれいにまとまり過ぎていて、リアリティーさが欠けているからでしょう。
城壁が崩て雑草が生えたような寂れた感のあるお城が好きなのです。 -
砦のある橋から見た村の姿。
昼下がりの静かな時間が流れています。
のどかな村での昼食のあとは、
クルマでの旅に不可欠な地図と飲み水を
どこかで手に入れることにします。
そのためショッピングセンターを探さなくては。
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