BS日テレで放映中の「小さな村の物語イタリア」。2016年1月16日に放送されたトッレ・ディ・パルメ（第217回）は2012年に行ったマルケ州の旅行中に立ち寄った町である。<br />yahooトラベルの旅の日記に以前掲載した事があるが、この３月に閉鎖されていまうのでこちらへの移行も兼ねて今回掲載して見る事にした。

思い出　トッレ・ディ・パルメ

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2012/11/16 - 2012/11/24

36位(同エリア59件中)

#遺跡・歴史

クリスさん

BS日テレで放映中の「小さな村の物語イタリア」。2016年1月16日に放送されたトッレ・ディ・パルメ（第217回）は2012年に行ったマルケ州の旅行中に立ち寄った町である。
yahooトラベルの旅の日記に以前掲載した事があるが、この３月に閉鎖されていまうのでこちらへの移行も兼ねて今回掲載して見る事にした。

エリア

イタリア

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

同行者: カップル・夫婦

交通手段: レンタカー

旅行の手配内容: 個別手配

マルケ州フェルモ県、トッレ・ディ・パルメ。
マリーナ・パルメンセ（Marina Palmense）という町の高台に位置するのが、このトッレ・ディ・パルメである。
イタリアではミネラル・ウォータと温泉で有名な町らしいが、丘の上の一画にとても魅力的な街がある。
サンタ・マリア・ア・マーレ教会（Chiesa di Santa Maria a Mare）と呼ばれる12世紀の教会。ゴシック以降の改修も施されているが、おおむねロマネスクの教会である。
内陣上部にはロンバルデイア帯の浮彫がなされている。
日テレの番組ではこの教会で歌の練習風景が流されていた。綺麗な映像であったが、ロマネスクのオリジナルとバロック以降の部分が鮮明に映されていたのが興味深かった。
柱頭にある渦文様。こちらもロマネスク期の物である。
ロタッチ広場（Piazza A. Lattanzi ）と呼ばれる小さな広場があり、写真左に見えるのが、サン・ロッコ礼拝堂（Oratorio di San Rocco）。
番組では何度か出てきたメインストリート。
サン・アゴスティーノ教会（Chiesa di Sant'Agostino）は閉まっていて残念ではあるが、12世紀のロマネスク建築となっており、中になんとクリヴェッリ兄弟、弟のヴィットーレの祭壇画がある。中を見るならこちらが、この町では一番のお薦めだろう。
サン・ジョヴァンニ教会（Chiesa di San Giovanni）。この町最古の10世紀創設のプレロマネスクの小さな教会である
軒下にあるロンバルデイア帯の装飾飾り。
高台から望むアドリア海。下に広がるのが新市街区となる新しい町。
番組の最後の方に出てきたカフェ。