２０１１　五色ヶ原＆立山山行記

2011/07/16 - 2011/07/18

海の日連休に長年憧れていた北アルプス五色ヶ原を目指しました。
梅雨明け後の晴天のもと、高山植物を愛でながら
最高の山歩きとなりました。

日程
7月15日(金)：夜東京駅22:40→JRバスで富山へ
7月16日(土)：富山駅6:00着　6:30発室堂直通バス→室堂9:00着
　　　　　　 →浄土山→獅子岳→ザラ峠→五色ヶ原（テント泊）
7月17日(日)：五色ヶ原→ザラ峠→獅子岳→龍王岳→一の越
　　　　　　 →立山(雄山、大汝山、冨士の折立）→真砂岳分岐
　　　　　　 →雷鳥沢キャンプ場（テント泊）
7月18日(月)：→雷鳥荘→みくりが池温泉→室堂→アルペンルート
　　　　　　 →扇沢→バスにて信濃大町→松本→自宅

エリア 立山黒部(富山)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

東京から夜行バスで富山へ、そこから富山地鉄の
室堂直通バスで室堂へやってきました。
室堂が近づき、車窓に剣岳も見えてテンションが上がります。

整備された道を立山方向へ歩きます。

浄土山への道は雪渓を通りました。
アイゼンを履いたのでかなり上部まで雪渓歩きを堪能。

浄土山からは立山が大きくそびえて見えます。

龍王岳方面への登山道のはるか遠くに槍ヶ岳や笠ヶ岳を
見ることができました。

剣岳をバックにハクサンイチゲが咲き誇っています。
こんなに夏山満喫するのって久しぶりです。

龍王岳をまきながら下って行きます。

青い空にキンバイの黄色が映えてきれいです。

鬼岳雪渓もアイゼンのおかげで難なく通過。
雪渓は3箇所ありました。

ザラ峠から一登りで五色ヶ原の台地にでました。
疲労困憊していたので直接テント場を目指します。

テントを張って夕食です。
今日のメニューはちらし寿司と具たくさんな豚汁です。
水が豊富なテント場なので献立が楽です。

テント場の料金は五色ヶ原山荘の方が夕方、
徴収に来てくださり、助かりました。

朝、テントから顔を出すと、この景色でした。

朝のテント場の様子です。
早立ちの人が多いようです。
右の方に見える建物がトイレです。

テントを撤収しながらも周囲の山に目を奪われます。
槍ヶ岳が穂先だけ頭を出してるのもご愛嬌。

まずは五色ヶ原山荘を目指します。
雪渓を登って後ろを振り向くと、テント場の向こうに
針の木岳をはじめとする山々が神々しく浮かんでいました。

五色ヶ原山荘付近のお花畑♪

ちょっとヨーロッパ的な風景だなぁ。
やはり五色ヶ原はステキな場所でした。

行く手には立山。
今日はあの頂を目指します。

名残惜しいけど、歩を進めます。
五色ヶ原の末端からザラ峠を経て獅子岳を望みます。

獅子岳の登りの途中から五色ヶ原を眺めました。
絵になる景色です。

きつい登りだけど高山植物に癒されます。

獅子岳山頂付近から赤牛岳を中心に左手に槍穂高連峰、
右手に笠ヶ岳が見えました。ほんとにいいお天気です。

龍王岳を経て一の越へ下る途中、お花畑の奥に
室堂方面が見えました。結構雪が多いですね。

人の多い雄山を経て冨士の折立付近で雷鳥と遭遇しました。

真砂岳分岐から雷鳥沢への下りも登山道の脇には
高山植物がいっぱいでした。

雷鳥沢キャンプ場が見えてきました。
最後は雪渓歩きです。

どうにかスペースを見つけてテントを張り、夕食です。
今日は「アジャンタカレー」とオニオンコンソメスープ。
カレーは本格的なインド風でした。

立山をバックにテント場の様子を。。。
トイレも水場も整備されててとても便利なのですが、
禁煙/喫煙でテントエリアを分けてもらえればなぁ･･･
と思うくらい喫煙率が高くて閉口しました。

そして翌朝、朝食後、テント撤収して室堂を目指します。
雷鳥荘付近から雷鳥沢キャンプ場を眺めます。

雷鳥荘〜みくりが池の間の花畑。
左手にちょこっと剣岳が顔を出しています。

地獄谷をみくりが池から眺めます。

みくりが池はまだ雪が多かったです。

室堂で朝一番のトロリーバス(7:45発）に乗車。
でも、この後、ロープウェー、ケーブルカーと
それぞれ待ち時間がかなりあって扇沢着は9:50でした。

黒部ダムでは観光放水を行っていました。
ここまで来ると下界に来たなぁと実感します。
トロリーバスの待ち時間に放水を眺めながらソフトクリームを
食べました。

扇沢9:55発のバスで信濃大町へ。
大混雑の大糸線に1時間揺られ、松本に出ました。
予約していた特急まで3時間あったので、タクシーで浅間温泉へ。
ここで温泉＆おそばを楽しみ、バスで松本へ。
こちらのお蕎麦、とても美味しかったです。