2012/09/14 - 2012/09/15
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batfishさん
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例年、この時期の山は非常に混み合います。
迷って迷って、久々の中央アルプスへ。
1日早く入山したこともあり、静かな山歩きを楽しめました。
表紙写真は南駒ケ岳から見た空木岳です。
日程:
9月14日(金):池山尾根登山口ー駒峰ヒュッテ(泊)
9月15日(土):−空木岳ー南駒ケ岳ー空木岳ー池山尾根登山口
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
池山尾根登山口
9時出発という山にあるまじき行動開始時間に
なってしまいました。
駐車場はここから500m奥に入ったところです。 -
20分一登りでかつての駐車場(林道終点)に到着。
-
林道終点からは見晴がききますが
今日はすでにかすんでいます… -
しばらくは樹林帯をゆるゆる登ります。
-
池山小屋近くの水場で水を補給&休憩します。
もう下山の人たちとすれ違いました。 -
いよいよ大地獄小地獄に突入します。
はしごや鎖場が続きますが、よく整備されており、
危険を感じるところはありませんでした。 -
空木平避難小屋への分岐を過ぎ、
ようやく森林限界に出ました。 -
駒石の奥に空木岳山頂が見えてきました。
-
ガスが時折晴れて伊那の街が見えます。
やはり展望があるといいですね〜 -
駒石を通過。
コースタイムではあと30分です。 -
空木平避難小屋が見えました。
-
ウラシマツツジが色づいており、
秋を感じさせてくれます。 -
今日の目的地駒峰ヒュッテも近づいてきました。
そのすぐ上が空木岳山頂です。 -
駒峰ヒュッテに到着。
こちらは自炊小屋です。
1泊1人3500円でした。(寝袋を借りると4500円)
この日は管理人さんもいらっしゃいました。 -
夕飯はカレーライスにしましたが、
α米にお湯を入れて蒸らす間にボイルしたソーセージを
ビール(500円)とともに…
他、水ペットボトル500ml 200円
ポカリスエットペットボトル500ml 300円など販売していました。
カップラーメンやα米も販売していましたが、
お湯は各自で沸かす必要があります。 -
ヒュッテの1階部分です。窓が大きくて明るいです。
自炊はこの机の上で行います。
宿泊人数が多いときはこちらも寝室になるそうです。 -
外のテラス。
ここが最高に気持ちよかったです。
翌日下山前にここで小一時間のんびりしました。 -
ヒュッテ2階部分
階段を上がると寝室スペースです。
この日は宿泊者が13人?だったので広々でした。
清潔快適なヒュッテでした。 -
翌朝、ご来光を見るために空木岳山頂へ。
驚いたことに誰もいませんでした。 -
すぐ下には宿泊した駒峰ヒュッテがあります。
ヒュッテから山頂までは若干急なザレた登りで
5〜10分くらいです。 -
八ヶ岳の稜線はくっきりと雲海の上に浮かんでいます。
-
こっちは南アルプス。
-
甲斐駒ケ岳と仙丈が岳の間からのご来光。
雲が多いのが残念ですが、ありがたく拝みます。 -
木曽側の雲が厚くて木曽駒ケ岳、宝剣岳は雲の中です。
-
朝日に輝く南アルプスの山並み。
白峰三山の展望台ですね。 -
南駒ケ岳に向かう稜線にも光が当たり始めました。
-
御嶽山は残念ながら半分雲に隠れています。
-
駒峰ヒュッテに泊まっていた方が何人か
山頂に見え始めました。
でもまだまだ静かな山頂です。 -
塩見岳の奥に富士山がちょっとだけ顔を出しています。
-
朝日に輝く駒峰ヒュッテ。
このロケーション、最高です! -
駒峰ヒュッテ前から空木岳山頂を仰ぎ見ます。
-
ヒュッテ前から南アルプスの稜線を眺めます。
管理人さんとこのロケーションの素晴らしさについて
お話しました。 -
誰もいなくなったヒュッテでのんびり朝食をとり、
南駒ケ岳へ出発。
空木岳山頂から稜線歩きです。 -
ザレた斜面にはウスユキソウが終わりかけながら
可憐な姿を見せてくれました。 -
南駒ケ岳まではほとんど巻き道状の
登山道が続きます。 -
途中、ブロッケン現象に遭遇。
-
赤薙の頭から空木岳を振り返ります。
巻きながらだいぶ降りてきたので帰りは登りだなぁ… -
南駒ケ岳との鞍部から15分の擂鉢窪避難小屋。
あの小屋の向こうは百ナギといい、
切れ落ちているそうです。 -
南駒ケ岳山頂まではあと一登り。
-
南駒ケ岳山頂に到着。
誰もいない静かな山頂でした。 -
越百山方面への稜線を目で辿ります。
-
空木岳も立派な山容を見せてくれます。
雲が時折姿を隠したりするのも
ドラマチックでいい感じです。 -
最低鞍部に木曽殿山荘を見ることができました。
空木岳からはかなり下るようですね。 -
ようやく雲が晴れて宝剣岳を見ることができました。
-
南駒ケ岳の南斜面のウラシマツツジも
色づいていてきれいです。 -
帰りも巻き道を空木岳へ向かいます。
思ったより登りがゆるくて助かりました。 -
空木岳山頂は日帰りの登山者で混みあっていたので
通過して駒峰ヒュッテのテラスでのんびりお昼休憩
しました。 -
気持ちの良い稜線を下山します。
だいぶガスがわいてきました。 -
地獄部分もよく整備されていて
下りも特に困ることはありませんでした。 -
一番長い鎖場はここかな?
-
マセナギまで下りるとあとはのんびり
樹林帯歩きです。 -
池山小屋は登山道を少し外れた森の中にあり、
佇まいがすてきでした。 -
足が疲れてきましたが、ゆるゆるの歩きやすい道を
下ります。 -
ようやく林道終点のかつての駐車場に到着。
伊那の街がよく見えています。
ここからの下りが一番きつかったです。(10分くらいですが…)
帰りはこぶしの湯で疲れを癒して帰宅しました。
空木岳、駒峰ヒュッテ宿泊と合わせてとてもよい山でした。
南駒ケ岳も静かでかなりお気に入り。
1泊の割には満足度の高い山行でした。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ねもさん 2022/07/21 15:54:11
- 中央アルプス
- batfishさん
空木岳は花崗岩のきれいな山頂が好きで3回登りました。いつも晴天で相性が良い山です。池山尾根は長くて辛いでしょう。私には下山路で、登ったことはありません。
南駒ヶ岳にも行かれるなんて、さすが岳人と思います。深田久弥さんが、空木岳か南駒ヶ岳かどっちを選ぼうか散々迷った南駒ヶ岳。しかし百名山やっている人が登ることは少ないようです。
batfishさんたちの翌年9月、越百山から空木岳まで縦走しました。連日晴天でうれしい稜線歩きでした。
私はほとんどテント泊しないので、自慢にも何にもなりませんが、100くらいの山小屋に泊っています。そのなかで最も驚きの個性的山小屋が越百小屋です(泊まっておられたら、以下お許しを)
当時はまだ予約なしで山小屋に行く人も多かったと思います。私もその一人でしたが、3連休だし珍しく3人だったので、予約の電話しました。そうしたら……
「泊めてやっても良いけど、小屋に入る前に着替えてもらうからね」(・□・;) 最初は何のことは分からず「は~?」くらい言ったと思います。「あんたたちも、寝るときにはパジャマに着替えるだろ!?」
要は山の泥などを小屋に持ち込んで、特に寝具を汚してほしくないということ。高飛車な山小屋という見方もできると思いますが、夕食が美味しく寝具も快適で、ありがたかったです。
百間洞山の家話題ですが、何と三伏峠から聖岳まで縦走されたとは! 5泊くらいですか? 素晴らしい体力・気力と思います。
高根ヶ原からトムラウシをめざした1983年夏、7月に三伏峠から赤石岳まで縦走しました。テントだったので私にとっては、まさに大冒険でした。
下山後、送迎バスなくて、椹島から畑薙ダムまで4時間歩きました(-_-;) 若かった!!
- batfishさん からの返信 2022/07/21 19:13:39
- RE: 中央アルプス
- ねもさん こんにちは!
いつもありがとうございます!!
> 空木岳は花崗岩のきれいな山頂が好きで3回登りました。いつも晴天で相性が良い山です。池山尾根は長くて辛いでしょう。私には下山路で、登ったことはありません。
> 南駒ヶ岳にも行かれるなんて、さすが岳人と思います。深田久弥さんが、空木岳か南駒ヶ岳かどっちを選ぼうか散々迷った南駒ヶ岳。しかし百名山やっている人が登ることは少ないようです。
空木岳は花崗岩がきれいで景色もよく、人気があるのも頷けますね。
池山尾根は連休の前日で行きかう人も少なく静かで好印象でした。
翌日は日帰り空木岳の方で大賑わいでしたが…
南駒ヶ岳は期待以上にいい山頂で、こちらも人は皆無。静かでした。
その時に越百岳も近いうちに・・・なんて話していたのですけど…
> batfishさんたちの翌年9月、越百山から空木岳まで縦走しました。連日晴天でうれしい稜線歩きでした。
> 私はほとんどテント泊しないので、自慢にも何にもなりませんが、100くらいの山小屋に泊っています。そのなかで最も驚きの個性的山小屋が越百小屋です(泊まっておられたら、以下お許しを)
> 当時はまだ予約なしで山小屋に行く人も多かったと思います。私もその一人でしたが、3連休だし珍しく3人だったので、予約の電話しました。そうしたら……
> 「泊めてやっても良いけど、小屋に入る前に着替えてもらうからね」(・□・;) 最初は何のことは分からず「は??」くらい言ったと思います。「あんたたちも、寝るときにはパジャマに着替えるだろ!?」
> 要は山の泥などを小屋に持ち込んで、特に寝具を汚してほしくないということ。高飛車な山小屋という見方もできると思いますが、夕食が美味しく寝具も快適で、ありがたかったです。
越百岳はアクセスが悪くて結局行けずじまいです。
予約の電話でその応対は確かにちょっと警戒してしまいそうですね。
でも、評判通り食事が美味しくいい小屋だったのですね。
それにしても、ねもさんはたくさんの小屋に泊まられているのですね!
私どもは10年くらい前まではテントが基本だったので
小屋の宿泊経験はあまりないのです。
いろいろな小屋情報、お聞きしたいです(^^)
2009年だったかな?5連休のシルバーウィークの混雑はすごかったですね。
コロナであのような混雑はもうしばらくないでしょうね。
> 百間洞山の家話題ですが、何と三伏峠から聖岳まで縦走されたとは! 5泊くらいですか? 素晴らしい体力・気力と思います。
> 高根ヶ原からトムラウシをめざした1983年夏、7月に三伏峠から赤石岳まで縦走しました。テントだったので私にとっては、まさに大冒険でした。
> 下山後、送迎バスなくて、椹島から畑薙ダムまで4時間歩きました(-_-;) 若かった!!
そうですね。
伊那大島駅でのステーションビバーク+5泊だったと思います。
ずっと雨だったのによく歩いたと思います。やはり若さゆえですね〜
椹島から畑薙ダムまで歩くって地獄ですね(^^;
でもだからこそ忘れない思い出ですね。
南アルプス南部はアプローチも大変ですし、どこから登っても
体力勝負なので多分もう行けないのではないかと思うのですが
やはり晴れた悪沢岳〜赤石岳とか歩いてみたいですね。
あと光岳もいつか、と思ってましたが百名山なのでちょっと無理かも。
batfish
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