2011/05/01 - 2011/05/03
33位(同エリア242件中)
Halonさん
- HalonさんTOP
- 旅行記518冊
- クチコミ316件
- Q&A回答3件
- 726,987アクセス
- フォロワー170人
5月1日 四日間を過ごしたムアンシンからルアンナムターへ久しぶりの移動。午後は近場にあるタイ族村まで散歩。農家の庭で蚕を食べる。
5月2日 この日は自転車でルアンナムターの郊外を一周。
あるお宅でセミ、ゲンゴロウを食べる。
5月3日 ルアンナムターからファイサイへ移動。
ラオスからタイへ国境越え。
19日目
Muansing08:00⇒LuangNamtha09:44(ワゴン60km,K25,000 )
【アイ族村でサナギ】
20日目
自転車→【南東の村×4、南西の村、ラオラーオ造りの村】
21日目
短距離BT07:45⇒長距離BT08:01(ソンテウ9km,K10,000 )
LuangNamtha09:00⇒HuayXai13:10(バス187km,K60,000 )
長距離BT13:25⇒船着場13:44(ソンテウ7km,K10,000 )
HuayXai14:02⇒ChiangKhong14:06(ボート0.5km,K10,000 )
K100=約1.03円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
PR
-
5月1日(日)
8:00 ムアンシンを出発。
ワゴン muansing 8:00 ⇒ Luang namtha 9:44 (1時間44分)
60km (35km/h) K25,000 (4.3円/km) -
ムアンシン発のバス時刻&料金表
-
ルアンナムターまでの山道。
来るときにも停車した山間部の村で、今日はイタチを売っていた。 -
9:44 ルアンナムターの短距離バスターミナル到着。
近くの通りでトヨタ車が事故っていた。 -
定宿のBounthavongゲストハウスへ直行し、ダブルの部屋をK35,000で確保。
-
市場で虫を炒めたものを見つけたので味見してみる。
プチュっと歯でつぶすと中からクリーム色の中身が出てくる。
外側は香ばしくてまあまあだが、一皿K5,000払って買う程でもない。
他の店で、牛肉のラープ(タレと香草で和えたもの)とカオニャオを買って帰る(K5,000+K2,000)。 -
今日は近場を散歩して過ごす。
おなじみの竹橋のところまで行くと、川ではネットを使って魚取りをしていた。 -
橋を渡ってタイ族の村を散歩。
-
高床の下で遊んでいた子供たち。
-
イチオシ
カメラに向って盛り上がってくれた。
-
農家の庭先にいた七面鳥。
-
村の屋台で玉子豆腐のようなものを食べてみる(K1,000)。
-
出汁は化学調味料たっぷりの味だが、豆腐は貴州省で食べたものより柔らかい。
-
これは何だろう?
ランブータンの成れの果てかな? -
この時期、村では繭から白や黄色の糸を紡いでいた。
黄色い糸が眩しい。 -
ご主人が鍋の中からサナギを取り出して食べさせてくれたので、5,6匹頂いた。さっき市場で食べた虫の正体はこれだったのだ。
-
茹でたての虫はほのかに塩味が効いていて、油で揚げたものとは違う美味しさだ。
-
初めてみる果物。
熟れるとどうなるんだろう。 -
帰り道、
-
川では地元ギャル軍団による
-
投網が始まっていた。
-
宿の近くまで戻ってきた。
カメラに興味津々の女の子。 -
イチオシ
大接近!
-
ナイトマーケットはまだ閑散としているので、もう暫く時間潰し。
博物館の先にあるインターネット屋に入った。
宿の近くのネット屋は1分K200だったが、この店は1分K100でつながる。
家にスカイプで電話を入れたら繋がった。
中国からはスカイプアウトが使えなかったので、旅先から初めての連絡だ。
その後メールチェック。
ラオスのネットは遅いという先入観があったが、案外ストレス無くやれた。 -
ナイトマーケットで前回食べたカエルを見つけたので、写真に撮る。
-
焼き芋、焼きバナナ。
-
キャッサバ芋は外見はサツマイモだが、中身は白くてサツマイモとジャガイモを足したような甘みの薄い味。
-
大きめのタニシのような巻貝(K5,000)。こりこりして美味しいが、一皿食べると多過ぎた。
広場に並べられたテーブルに着いて食べていると、近くの席に日本人らしき男性が座ったので、カメラストラップに書かれた名前を呼んでみる。彼は日本画家をされているGさんで、一ヶ月間の取材旅行中だった。ここ数年は少数民族を題材にした作品に取り組まれていて、学校の先輩にはあの村上隆氏もいるとのこと。旅のスケッチブックを見せてもらう。小雨が降ってきたので、屋根のある食品売り場へ避難。
帰国後にお手紙を頂いた。Eメールは使われないそうだが、Wikipediaにはご本人の事が何十行も載っていて驚いた。 -
5月2日(月)
この日は自転車でルアンナムター郊外の村々を一周。 -
7:10 自転車を借りて市場へ行き、緑と黒の餅米菓子を移動中の食料に買う。
その後、朝ご飯にカオソイを食べる。
カオソイはどこで食べてもK5,000だったが、中には肉がたっぷり入ったK10,000のもあった。 -
8:00 街の北側に走り、前回写真を撮らせてもらったお宅を探す。近くにいたおばさんに聞くと、写真の家族は四軒先だと教えてくれて、同じように自分の写真も撮ってくれという。おばさんが着替えている間に四軒先まで行ったが、写真のお母さんや子供はいなかったので、家族に写真を手渡した。
-
さっきの家へ戻ると、やがて民族衣装に着替えたおばさんが、傘とラジカセを持って出てきた。
なんでラジカセなのか分からないが、一家の家宝、富の象徴ということだろう。
撮影後にしきりに指を4本立てて念を押している。
「次に来るとき、4枚焼き増しして持ってきてくれ」と言っているのかな? -
別のお宅でも写真の本人には会えなかったが、本人を知っている人には会えた。
本人の家族なのか、新しく次に引っ越してきた人かは分からない。 -
幹線道路を快調に東に走る。
今日は久しぶりに晴天で、太ももが日に焼けて痛い。 -
東屋を修理中の夫婦。
-
魚取りから帰ってきた黒タイ族の女性。
-
豊漁に満足気な様子で、自分の方から魚籠の中身を見せてくれた。
-
9:25 ナムトン村から右に曲がり部落道に入る。
米を篩いにかけていた。 -
高床の家で遅い朝食をとる家族。
-
もち米どっさり、野菜中心のおかずだ。
-
トンクワ村で一軒のお宅にお邪魔したら、ちょうど虫を食べていたので味見させてもらった。
-
蝉は殻が多くて食べにくい。ゲンゴロウも殻が多くて食べにくいが、香ばしくセミよりは美味しい。カブトムシもあったが、どうせ似たようなものだろうと思い食べなかった。
-
それからチックーをむいてくれた。柿とシュガーアップルを足したような甘ったるい味だ。
-
自宅で散髪してもらう男性。
-
村の家屋
-
タマリンドを天日干ししていた。
-
ハーブの出荷作業をしている農家。
-
橋が見えてきた。
自転車を押して慎重に渡る。 -
11:10 ポン村に到着。
あるお宅でお昼ご飯の準備をしていた。
唐辛子の串刺し。
「ほれっ、食え!」と無理強いされる前に立ち去ろう。 -
台所には干し肉が。
何の肉だろう? -
向かいの家では、正午前から酒盛りが始まっている。「日本の地震は大丈夫か?」と心配してくれた。
-
-
繭の自然乾燥棚。
-
珍しく若い女性が繭を紡いでいる。
-
道路脇の森の中にあったお墓。
-
中国の援助で修復された橋。
-
12:30 幹線道路に出たので、少し南下してから西に伸びる農道へ入る。
地図によればこの先にピェングァム村とナムニャン村があるはずだ。 -
途中、泥んこで魚を捕っていた子供。
-
12:55 ピェングァム村に到着。
-
木の実を棒で採っている子供たち。
-
農家の窓に千羽鶴。
-
角突き合わせて押し合う牛くんたち。
ナムニャン村へ通じる道が分からなかったので、幹線道路まで引き返してルアンナムター空港の手前を左に曲がる。 -
遠くに見えるストゥーパの麓がナムニャン村だ。
-
14:00 ナムニャン村到着。ここはラオラーオ造りの村だが、酒造りをしている家は見当たらない。
竹篭を編んでいる男性。 -
女性が小屋の中でこっそり機織をしていた。
-
更に先にあるアカ族の村を目指すが、道が小川で寸断され、その先は登り坂だった。かなり体力も消耗していたので、ここで引き返す。
-
道端の商店に置かれた瓶は、酒かと思ったらガソリンだった。
-
村の裏通りで、やっとラオラーオを造っているところを見つけた。
-
だいぶ疲れていたので、ストゥーパに登るのをすっかり忘れて村を後にする。
小屋を建てている夫婦。 -
ペットボトルの水を飲み干したので、道端のお宅でヤカンの水を一杯もらう。
-
ルアンナムターの中心まで続いているはずの道を北上すると、周囲はゴム農園に変わった。この先が行き止まりだったら泣くなあ、と思いながら走ると、
-
見覚えのあるランテン族の村を過ぎ、ルアンナムターの街が見えてきてほっとする。道は市場の裏に通じていた。
-
市場の前でサクサク菓子を売っていたので、非常食に買おうかと思ったが、中が空洞でかさばるのでやめた。
-
ナイトマーケットに行って孵化しかけの卵を食べる(K3,000)。
殻が灰色で透けているのを選んだら、黄身ばかりが大きくて肉が入っておらず単調な味。
これはハズレだ。
その後食べた鶏肉の煮込みは美味かった。
今日はママチャリで40キロほど走ったので疲れた。
ゲストハウスの庭では毎晩トッケーが鳴いている。
「ククククク〜ア〜、ククククク〜ア〜、トッケー、トッケー、トッケー、トッケー、トゥッッコェー、、、トゥッックー、クゥ〜」と鳴くパターンが多い。鳴き始めは元気がいいが、鳴き終わりはうら寂しげな声。最後はため息をつくように終わる。 -
5月3日(火)
朝、市場で食事のあと、近距離バスターミナルからソンテウ(乗り合いトラック)に乗り、10キロ南の長距離バスターミナルへ移動(K10,000)。
ソンテウ 短距離BT 7:45 ⇒ 長距離BT 8:01 (0時間16分)
9km (34km/h) K10,000 (11.4円/km) -
バスを待つ客相手にアカ族が商売している。
-
ルアンナムターの時刻表
ポンサリー行きの直行バスもあったが、時間が相当かかりそうだ。
「世界路線バスの旅」という番組では、ルアンナムターからポンサリーへ向うなら、中国経由の方が道がいいので早く着くと言っていた。 -
ファイサイ行きバスには東電勤務の日本人2人、他にフランス人1人も乗っていた。
東電の人に「何で今ごろ旅行ができるのか」と聞いたら、原発事故の影響で、送電工事の現場はかえって暇になったそうだ。
大きな荷物はバスの屋根に載せられるが、僕のザックは手荷物として席に持ち込む。
ファイサイ行きは時刻表にはボケオ行きと書いてある。
9:00出発。
ファイサイまでの道の状態は意外によかった。
バス Luang namtha 9:00 ⇒ HuayXai 13:10 (4時間10分)
187km (45km/h) K60,000 (3.3円/km) -
途中、見晴らしのいい場所でトイレ休憩。
雲南省瀾滄のスーパーで買った袋入りのナツメ(300gで3.4元)をバスの中で東電の人にも分けて食べ終わり、その分だけ少し身軽になる。 -
ファイサイのバスターミナルでソンテウに乗り換えてタイ行きの船着き場へ(K10,000)。
ここで日本人と韓国人が1人ずつ加わった。 -
ファイサイ・バスターミナルの時刻表
ソンテウ 長距離BT 13:25 ⇒ 船着場 13:44 (0時間19分)
7km (22km/h) K10,000 (14.7円/km) -
13:45 船着き場の前に到着。通り沿いにはゲストハウスが並んでいて、数軒当たった限りではK80,000前後の部屋が多いようだ。早めにタイ側へ渡ることにする。
-
14:00 船着場手前の切符売り場のような審査所で出国スタンプを貰う。ここの手続きは早かった。K10,000を払ってボートに乗り込むと、
ボート HuayXai 14:02 ⇒ Chiang khong 14:06 (0時間04分)
0.5km (8km/h) K10,000 (205.2円/km) -
すぐに客が集まりボートが出発。
3カ国目、対岸のタイへ。 -
旅のルート地図
5/1 ムアンシン→ルアンナムター(泊)
5/2 ルアンナムターの村めぐり
5/3 ルアンナムター→ファイサイ→タイ国境 -
ラオス国内での旅の支出明細
ラオスの通貨がK340,000(約3400円)ほど余ったが、再両替せずに次回の旅用に取っておく。
メインロード沿いで客満載のリキシャーを停めて、鉄道駅のあるガヤまで移動。
〜つづく
【自転車で巡った旅行記】
中国インドネシア縦断旅《19》 アユタヤの遺跡、寺院めぐりhttp://4travel.jp/traveler/halon/album/10581258/
スマトラ→バリ横断旅《2》 トバ湖 バタック族のお葬式http://4travel.jp/traveler/halon/album/10582395/
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2011 海外19.中国インドネシア縦断旅
-
前の旅行記
中国インドネシア縦断旅《12》 ムアンシン北部の村のお婆さんと子供たち
2011/04/30~
その他の観光地
-
次の旅行記
中国インドネシア縦断旅《14》 チェンコーン泊~チェンライのアカ族村へ
2011/05/03~
チェンコーン
-
中国インドネシア縦断旅《1》 硬座を乗り継ぎ貴州へ~萍郷で一泊
2011/04/13~
江西省
-
中国インドネシア縦断旅《2》 姉妹節は予想以上に盛況だった
2011/04/17~
貴州省
-
中国インドネシア縦断旅《3》 施洞の姉妹節2日目お宅訪問
2011/04/18~
貴州省
-
中国インドネシア縦断旅《4》 朗徳を散策後、凱里に泊まる
2011/04/19~
貴州省
-
中国インドネシア縦断旅《5》 タイ族の住むモンフンへ
2011/04/20~
西双版納
-
中国インドネシア縦断旅《6》 プーラン族の村まで行ってみる
2011/04/22~
西双版納
-
中国インドネシア縦断旅《7》 瀾滄の日曜市~孟連の寺巡り
2011/04/23~
雲南省
-
中国インドネシア縦断旅《8》 富岩のワ族~芒信のアイニ族
2011/04/25~
雲南省
-
中国インドネシア縦断旅《9》 孟連→モンラー→ラオス国境へ
2011/04/26~
雲南省
-
中国インドネシア縦断旅《10》 ムアンシン タイヌア族の結婚式
2011/04/27~
その他の観光地
-
中国インドネシア縦断旅《11》 パカ村再訪~ヤオ族村で兵士に追払われる
2011/04/29~
その他の観光地
-
中国インドネシア縦断旅《12》 ムアンシン北部の村のお婆さんと子供たち
2011/04/30~
その他の観光地
-
中国インドネシア縦断旅《13》 ルアンナムターの野趣を味わう
2011/05/01~
その他の観光地
-
中国インドネシア縦断旅《14》 チェンコーン泊~チェンライのアカ族村へ
2011/05/03~
チェンコーン
-
中国インドネシア縦断旅《15》 アカ・ヒルハウス周辺トレッキング
2011/05/05~
チェンライ
-
中国インドネシア縦断旅《16》 チェンライ 白銀の寺とナイトマーケット
2011/05/06~
チェンライ
-
中国インドネシア縦断旅《17》 初ミャンマーはタチレク日帰り越境
2011/05/07~
その他の都市
-
中国インドネシア縦断旅《18》 チェンマイの寺院と日曜夜市
2011/05/08~
チェンマイ
-
中国インドネシア縦断旅《19》 アユタヤの遺跡、寺院めぐり
2011/05/10~
アユタヤ
-
中国インドネシア縦断旅《20》 バンコクで予防接種→マレーシア国境へ
2011/05/11~
バンコク
-
中国インドネシア縦断旅《最終回》 ノスタルジック・ペナン
2011/05/14~
ペナン島
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (4)
-
- アリヤンさん 2011/07/08 15:15:46
- 生活感あふれるレポ、ありがとう
- ルアンナムターに昭和30年代の日本の田舎の風景がある、と思っています。
だから大好きな特別な場所です。
生活感あふれるレポート、どうもありがとうございました。
- Halonさん からの返信 2011/07/08 17:25:25
- RE: 生活感あふれるレポ、ありがとう
- アリヤンさん
コメントありがとうございます。
アリヤンさんの「モザイク村トレッキング」第3部を改めて読み返しましたが、この時ナムニャン村まで行かれていたんですね。
その先のアカ族村は10キロも先だったんですか。
手持ちの地図では、すぐ近くに書いてあったのですが、
無理して突き進まなくて正解だったようです。
Halon
-
- もれもれさん 2011/07/08 00:05:31
- あっぱれですね
- ゲンゴロウはタイ北部では調味料にと聞いた事があります。
カブトムシは食えた物ではないような・・・、蓼食う虫も好き好きと言いますが、この虫カブトムシのことと記憶しています。
- Halonさん からの返信 2011/07/08 06:03:37
- RE: あっぱれですね
- カブトムシが出てきたときは「もう結構です」という気分でしたが、
話の種的には食べておけばよかったですね。
カイコはウェルカムでしたよ。
栄養価も高く飼育もしやすいので、宇宙食としても検討されているとか、、、
機会があれば、是非お試しください。
Halon
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2011 海外19.中国インドネシア縦断旅
4
86