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アカ・ヒルハウス(Akha Hill House)は、チェンライから西に20キロほど山道を入ったアカ族の村にある。<br /><br />この日は簡単な地図を頼りに、宿の周辺をひとりで歩き回ってみた。<br />だが一旦山道に入ると枝道が多く、かなり迷う。<br />ガイド無しで歩くにはやや困難なルートだった。<br /><br />23日目 <br />【アカ・ヒルハウス泊、周辺トレッキング:中国人村,アカ族村×2,ラフ族村】<br />歩行距離 約23km<br /><br />B1=約2.7円

中国インドネシア縦断旅《15》 アカ・ヒルハウス周辺トレッキング

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2011/05/05 - 2011/05/05

268位(同エリア668件中)

Halon

Halonさん

アカ・ヒルハウス(Akha Hill House)は、チェンライから西に20キロほど山道を入ったアカ族の村にある。

この日は簡単な地図を頼りに、宿の周辺をひとりで歩き回ってみた。
だが一旦山道に入ると枝道が多く、かなり迷う。
ガイド無しで歩くにはやや困難なルートだった。

23日目
【アカ・ヒルハウス泊、周辺トレッキング:中国人村,アカ族村×2,ラフ族村】
歩行距離 約23km

B1=約2.7円

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
2.0
グルメ
2.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 6:00 階下のトイレに行く途中、胴体幅が6センチほどもあるガマガエルがのそのそと地面をはっていた。

    6:00 階下のトイレに行く途中、胴体幅が6センチほどもあるガマガエルがのそのそと地面をはっていた。

  • 部屋のベランダから森を見渡す。

    部屋のベランダから森を見渡す。

  • 7:00 今日は長距離行軍を予定していたので、朝からガッツリ食べるつもり。でもポーク・フライドライス(B60)があまりに多くて全部は食べ切れず、残りは袋詰めして移動中の食料にまわす。<br />

    7:00 今日は長距離行軍を予定していたので、朝からガッツリ食べるつもり。でもポーク・フライドライス(B60)があまりに多くて全部は食べ切れず、残りは袋詰めして移動中の食料にまわす。

    アカ ヒル ハウス ホテル ホテル

  • 7:30  パンフレットにある地図を頼りにヤオ族の村を目指して山道を登る。

    7:30 パンフレットにある地図を頼りにヤオ族の村を目指して山道を登る。

  • 道の入り口に宿のスタッフの家があった。<br />

    道の入り口に宿のスタッフの家があった。

  • 奥さんが取立てのでかいキノコを見せてくれた。

    奥さんが取立てのでかいキノコを見せてくれた。

  • 急なぬかるんだ斜面を登る。<br />すぐに息が切れ始める。

    急なぬかるんだ斜面を登る。
    すぐに息が切れ始める。

  • 斜面を登りきり平坦な山道へ。

    斜面を登りきり平坦な山道へ。

  • 7:40と8:00に分岐路に出くわしたが、どちらも谷側の道を選ぶ。しかしこの選択が間違いだった気がする。もし山側の道を選んでいれば、ヤオ族の村に辿り着けたかもしれない。<br />

    7:40と8:00に分岐路に出くわしたが、どちらも谷側の道を選ぶ。しかしこの選択が間違いだった気がする。もし山側の道を選んでいれば、ヤオ族の村に辿り着けたかもしれない。

  • やがて下り坂になり、竹の橋がかかった小川を3本ほど横切る。

    やがて下り坂になり、竹の橋がかかった小川を3本ほど横切る。

  • 8:23 最初の村に着いたが、アカ族の村だった。<br />村といっても二世帯だけしかない集落だ。<br /><br />2匹の犬がよく吠える。<br />ラオスからタイへ国境を越えただけで、なぜこうも犬の態度が変わるのか分からない。

    8:23 最初の村に着いたが、アカ族の村だった。
    村といっても二世帯だけしかない集落だ。

    2匹の犬がよく吠える。
    ラオスからタイへ国境を越えただけで、なぜこうも犬の態度が変わるのか分からない。

  • ヤオ族の村を尋ねて「あっち」といわれた方向に足を進める。<br /><br />また小川をひとつ渡り樹木の中を進むと、道は草むらの中に消えていた。

    ヤオ族の村を尋ねて「あっち」といわれた方向に足を進める。

    また小川をひとつ渡り樹木の中を進むと、道は草むらの中に消えていた。

  • 小屋の中に焚き火のあとがあったので、人の気配はあるのだが、どっちに進んでいいのか分からない。<br /><br />草むらの中で体長15センチの大ムカデを見てしまい、その先に進む気がしなくなり引き返す。<br />さっきのアカ族集落を突っ切り、違う道を通ってアカ・ヒルハウスを目指し、幅2メートルほどの未舗装路を進む。

    小屋の中に焚き火のあとがあったので、人の気配はあるのだが、どっちに進んでいいのか分からない。

    草むらの中で体長15センチの大ムカデを見てしまい、その先に進む気がしなくなり引き返す。
    さっきのアカ族集落を突っ切り、違う道を通ってアカ・ヒルハウスを目指し、幅2メートルほどの未舗装路を進む。

  • Huaikaeo Waterfallの看板を見つけて

    Huaikaeo Waterfallの看板を見つけて

  • 100メートルほど山道に入ると滝の横に出た。

    100メートルほど山道に入ると滝の横に出た。

  • 元の未舗装路に戻り更に下ると茶摘をしていた。<br />

    元の未舗装路に戻り更に下ると茶摘をしていた。

  • ここは中国人の村だった。

    ここは中国人の村だった。

  • 集落には小さな売店もあり、Noodle Soupと看板のメニューに書いてあった。

    集落には小さな売店もあり、Noodle Soupと看板のメニューに書いてあった。

  • 10:25  子供が遊んでいた一軒のお宅の前で、奥さんと中国語で話してみる。<br />彼らがここに入植したのは、ほんの20数年前のことで、奥さんも中国で生まれたそうだ。

    10:25 子供が遊んでいた一軒のお宅の前で、奥さんと中国語で話してみる。
    彼らがここに入植したのは、ほんの20数年前のことで、奥さんも中国で生まれたそうだ。

  • 本当は宿に一度戻りたかったのだが、中国村まで来てしまったので、そのまま温泉の方向へ歩く。

    本当は宿に一度戻りたかったのだが、中国村まで来てしまったので、そのまま温泉の方向へ歩く。

  • 編み笠をかぶったキノコが生えていた。

    編み笠をかぶったキノコが生えていた。

  • 道の脇には竹が魔よけの呪いの如く挿されていた。

    道の脇には竹が魔よけの呪いの如く挿されていた。

  • 池の上の小屋で休憩。

    池の上の小屋で休憩。

  • 11:35 パソート温泉とエレファント・キャンプにようやく着いた。ここのキャンプは有名らしいが、象の姿は無かった。

    11:35 パソート温泉とエレファント・キャンプにようやく着いた。ここのキャンプは有名らしいが、象の姿は無かった。

  • 温泉プールでは子供たちが遊んでいて、近くに宿泊施設もあった。

    温泉プールでは子供たちが遊んでいて、近くに宿泊施設もあった。

  • 足湯を試してみたが、3秒も入れていられないほど熱い。

    足湯を試してみたが、3秒も入れていられないほど熱い。

  • 近くの商店でパットタイを食べる(B30)。<br />ここは宿のレストランとは違い、ローカルプライスだ。<br /><br />午後からは川沿いにあるアカ族とラフ族の村を目指す。<br />雨が激しくなってきたのでカッパを着て森の道を急ぐ。<br /><br />

    近くの商店でパットタイを食べる(B30)。
    ここは宿のレストランとは違い、ローカルプライスだ。

    午後からは川沿いにあるアカ族とラフ族の村を目指す。
    雨が激しくなってきたのでカッパを着て森の道を急ぐ。

  • 途中の小屋でピノイ達5人が雨宿りしていた。村に滞在しているベルギー人も一緒だ。彼らは宿から別の道を通ってここまで辿り着いていた。滑りやすい山道にかなり手こずっていたようで、僕が「その道を通って帰りたい」というと、特にベルギー人は母親のように心配してくれた。<br />雨が小止みになったので、僕以外の5人は温泉の方向へ歩き始めた。イギリス人のエリナ以外は傘を持っていない。フランス人のメリッサは大きな葉っぱを掲げて、せめてもの雨よけにして歩き出した。<br />

    途中の小屋でピノイ達5人が雨宿りしていた。村に滞在しているベルギー人も一緒だ。彼らは宿から別の道を通ってここまで辿り着いていた。滑りやすい山道にかなり手こずっていたようで、僕が「その道を通って帰りたい」というと、特にベルギー人は母親のように心配してくれた。
    雨が小止みになったので、僕以外の5人は温泉の方向へ歩き始めた。イギリス人のエリナ以外は傘を持っていない。フランス人のメリッサは大きな葉っぱを掲げて、せめてもの雨よけにして歩き出した。

  • 13:30 アカ族の村に到着。

    13:30 アカ族の村に到着。

  • 真っ赤な口のおばあさんがお土産一式を持って待ち構えていた。<br />あまりの営業スマイルに思わずたじろぐ(笑)。<br /><br />だが、こちらが買わないと分かるとプイッと家の中へ引っ込んでしまった。

    真っ赤な口のおばあさんがお土産一式を持って待ち構えていた。
    あまりの営業スマイルに思わずたじろぐ(笑)。

    だが、こちらが買わないと分かるとプイッと家の中へ引っ込んでしまった。

  • 軒下にはどでかいタマリンドがぶら下がっている。<br /><br />

    軒下にはどでかいタマリンドがぶら下がっている。

  • 村の前には祭りの竹竿。

    村の前には祭りの竹竿。

  • 門のようなものもある。

    門のようなものもある。

  • 更に川沿いの道を進むと、

    更に川沿いの道を進むと、

  • ものすごいヌカルミの道に出た。<br />エリナたちが言っていたのはこれか、と思ったが、実はこのとき既に宿へ戻る分岐点を知らずに通り過ぎていた。

    ものすごいヌカルミの道に出た。
    エリナたちが言っていたのはこれか、と思ったが、実はこのとき既に宿へ戻る分岐点を知らずに通り過ぎていた。

  • 14:30 ラフ族の村に到着。

    14:30 ラフ族の村に到着。

  • 村の家屋はこんな感じ。

    村の家屋はこんな感じ。

  • 女の子は床下で石蹴り遊びに忙しくて、こちらの相手をしてくれない。

    女の子は床下で石蹴り遊びに忙しくて、こちらの相手をしてくれない。

  • 足の指に石を挟んで遊んでいる。

    足の指に石を挟んで遊んでいる。

  • おかっぱ頭の子をよく見かける。

    おかっぱ頭の子をよく見かける。

  • 別のお宅でやっと子供たちの笑顔に出会う。

    別のお宅でやっと子供たちの笑顔に出会う。

  • 14:50 つり橋を渡った向こうにカレン族の村があったが、人の気配がない。

    14:50 つり橋を渡った向こうにカレン族の村があったが、人の気配がない。

  • その先の商店で給油中のドライバーと会話。「アカ・ヒルハウスはどこ?」と聞くと今歩いてきた方向へ5キロほど行くように言われ、道が間違っていたことに初めて気付く。<br />

    その先の商店で給油中のドライバーと会話。「アカ・ヒルハウスはどこ?」と聞くと今歩いてきた方向へ5キロほど行くように言われ、道が間違っていたことに初めて気付く。

  • 再びラフ族の村を通過。<br />今度は高床下でゴム飛びをやっていた。

    再びラフ族の村を通過。
    今度は高床下でゴム飛びをやっていた。

  • 15:35 アカ族村から少し歩いた道沿いに、アカ・ヒルハウスへ戻る分岐道を発見。<br />さっきここを通過してから約2時間のロスタイム。<br />でもそのお陰でアカ族とラフ族の村を見ることができた。

    15:35 アカ族村から少し歩いた道沿いに、アカ・ヒルハウスへ戻る分岐道を発見。
    さっきここを通過してから約2時間のロスタイム。
    でもそのお陰でアカ族とラフ族の村を見ることができた。

  • 16:00 当初目指していたラフ族村に到着。

    16:00 当初目指していたラフ族村に到着。

  • 村には教会があった。

    村には教会があった。

  • 丘の上からの見晴らしは最高!<br />

    丘の上からの見晴らしは最高!

  • この先の山道では分岐が何箇所かあり、何度か枝道で迷う。<br />幸いにも途中で宿のスタッフに出会ったので、なんとか帰還できた。

    この先の山道では分岐が何箇所かあり、何度か枝道で迷う。
    幸いにも途中で宿のスタッフに出会ったので、なんとか帰還できた。

  • 16:50  アカ・ヒルハウスへ戻る。<br />夜、エリナたちとレストランで合流。ピノイ、メリッサと三人でトランプをして過ごす。初めての遊び方だが、メリッサよりは先に上がることが多く、いつも最下位を免れて気分がよかった。最後だけは僕が大負けしたので、いじけていたメリッサも笑顔で終了。<br />朝会ったスタッフの男性が昨夜と同じアカ語の歌を弾き語りで歌った。多分この人は毎晩この歌をここで歌っているのだろう。彼とは「今夜は日本語の歌を歌う」と約束していたので、ギターが回ってきた。”神田川”と”いとしのエリー”を歌ったが、一番うけたのはエミネムの鼻歌の方だった。<br />韓国人のジュヒは「”神田川”は韓国でも中年男性の間で知られている」と言っていた。

    16:50 アカ・ヒルハウスへ戻る。
    夜、エリナたちとレストランで合流。ピノイ、メリッサと三人でトランプをして過ごす。初めての遊び方だが、メリッサよりは先に上がることが多く、いつも最下位を免れて気分がよかった。最後だけは僕が大負けしたので、いじけていたメリッサも笑顔で終了。
    朝会ったスタッフの男性が昨夜と同じアカ語の歌を弾き語りで歌った。多分この人は毎晩この歌をここで歌っているのだろう。彼とは「今夜は日本語の歌を歌う」と約束していたので、ギターが回ってきた。”神田川”と”いとしのエリー”を歌ったが、一番うけたのはエミネムの鼻歌の方だった。
    韓国人のジュヒは「”神田川”は韓国でも中年男性の間で知られている」と言っていた。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • chekimanさん 2016/04/18 20:46:29
    冒険者さんへ
    Halonさん、はじまして

    去年の12月にエレファントキャンプ発着のトレッキングをしてきました。
    ラフ族のガイドと一緒だったのですが、山道に道標や一つもなく、車が通る林道以外では人とすれ違うこともありませんでした。

    Halonさんは、あの山道を独りで歩いたんですね。
    ラフ族のガイドには、到底かなわないなと尊敬の念を抱いていたのですが、Halonさんも同じように敬服します。

    インドコミュで皆さんに慕われているのも判るような気がします。
    今後とも宜しくお願いします。

    chekiman

    Halon

    Halonさん からの返信 2016/04/19 07:03:25
    RE: 冒険者さんへ
    chekimanさん 初めまして

    コメントありがとうございます。
    以前の旅行記を読んでいただけるのはうれしさ格別です。
    私は過去にガイドを個人でやとったことはネパールの時くらいかなあ。
    最近はもう個人で勝手に歩いてばかりです。
    本来ガイドに教えてもらえるポイントも知らずに通り過ぎたり、現地の生活がよく分からずに終わったりとデメリットも結構あるんですが、まあ自分なりに楽しんでおります。
    今のところ運よく大失敗は免れておりますが、今後はどうなりますやら。

    chekimanさんはチェキを使って現地の人と交流されているのですね。
    私はもっぱら撮った写真を次に訪れたときに探して渡すパターンなので、半分似てますね。

    こちらこそ、よろしくお願いします。

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