中国インドネシア縦断旅《３》　施洞の姉妹節２日目お宅訪問

2011/04/18 - 2011/04/18

今日の予定は午前中、メイン会場で祭りを見て、午後から「朗徳」という村へ移動。
宿のおやじさんには「１２時までには帰るから」と言い残して出発。
だが、なかなか予定どおりには行かなかった。

6日目 【姉妹節２日目、苗族のお宅で夕食】

１元＝約１２．７円

エリア 中国

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 2.0
• グルメ: 3.0

朝９時、田んぼの中の一本道を会場に向けて歩く。
だが人通りがほとんどなく、まだ催し物はやってなさそう。

会場手前でＴさんと再会。

その後Ｍさん、Ｆさんとも会って４人で会場近くの村をうろうろ。

祭りは何時ごろから始まるのかと地元の人に聞くと、１２時からという人もあれば、２時からという人も。

昨日が観光客用の祭りだとすると、今日と明日は自分たちの祭りという位置づけのようだ。平日なので学校が終わってからしか始まらないかもしれない。

「今日が一番盛り上がる」と宿のおやじから聞いていたので、だいぶ拍子抜けだ。
だがこのまま施洞を去るのも心残りだ。
予定を変更してもう一泊することにした。

川原まで行ってみる。
暫くして観光客を乗せた船が到着。

１２時になっても何も始まらないので、昼ご飯を食べることに。
会場脇の屋台で４人で適当に食べ物を買いあさる。

Ｆさんはビールが必須なので、肴に鴨肉を買う。

僕は相変わらずお腹の調子が悪く、万頭とバナナで済ませる。

始まりそうで、なかなか始まらない。

午後も集落の中を散策。

一言いいたそうな子供。

家の前で話していると「まあ、お座り」と椅子を勧めてくれる。

向かいのお宅では衣装の着付けを始めた。

こちらでも。

川沿いの風景。

石垣の下から洗濯物を干している女性を入れて撮っていたら、気がついてポーズをとってくれた。

家の門まで上がるとお母さんも出てきた。
カメラを向けると「私はもう若くないから」と照れ笑い。

この衣装、首もとが犬の鎖に見えてしょうがない。

２時をまわった頃、やっとステージ上に民族衣装を着た女性たちが増え始めた。

たくさんのカメラを向けられ、引きつりぎみの表情。

カメラマンの要望で写真に組み入れられた長老たち。

ずっとムッツリしていた左の子も、カメラが減ってくると少し笑顔が戻った。

こっちの子供はみんなの期待どおり手を振って答えている。

どちらかというと、この娘の方が外人と写りたがっていた。

ステージとは別の場所で踊りの輪が発生。

カメラマンが輪の中まで入りこむ。
祭りの体をなさなくなる。

今日は特にまとまった催しはないようだ。
会場の至る所でモデルに群がる輪が出来ては消える。

男性の衣装はシンプルだ。

めったに晴れないはずの貴州だが、昨日、今日と晴天続きで長袖では暑い。

強い日差しで銀細工がまぶしい。
衣装は合わせて２０ｋｇ以上にもなるそうなので、着ているだけでも大変だろう。
あるお宅で「まだ暑いから夕方になったら出かける」と言っていたのも頷ける。

午後４時、このお宅ではこれから出動。

こちらでは宴会が始まっていた。

ちょっと中を覗くだけのつもりが、飲まずには帰してもらえない雰囲気。

家の中へお邪魔する。
上海から来たという男性が先に一人見学していた。

お酌がどんどん回っている。

５時近くになり会場はかえって人が増えてきたが、民宿の部屋が確保できるか心配なので帰ることにする。

もっと眺めていたい気もするが、キリがない。

帰り道。丸い形のかぶり物もあった。

元気いっぱいの赤ちゃん。

後ろを歩いていたこの人たちと仲良くなった。

「家に来ないか」と誘われたのでお邪魔することに。

その前に民宿に寄って、同じ部屋を今夜も確保。

写真館で家族そろって記念写真を撮る姿。

吊橋を渡って向こう岸へ。

川向こうのこの辺りまでは観光客もあまり来ない様子で、
珍客を歓迎ムード。

橋から更に１０分ほど歩いてお宅に到着。
「すぐそこ」というのは結構遠い。

部屋の中の神棚。

この緑茶が案外美味しかった。

着替える前に一枚。

普段着に着替えてもう一枚。
隣の小さい子は同級生。
居間に同級生の子が３人集まっていた。

同級生の一人が姉妹飯のおにぎりをくれた。
美味しく頂く。

こちらが自宅に誘ってくれたおばちゃん。

息子は町の学校でコンピュータの勉強をしていると言う。

「僕も工学部だったよ」とうっかり口をすべらせたら、

同級生の物理の宿題を手伝わされることに。
よく分からない問題は「中国語の設問が理解できない」ということにして面目を保つ。

そうしているうちにご馳走が運ばれてきた。
豚肉と鶏肉中心のおかずが並ぶ。
白い液体はお酒ではなく、中国内でよく見かけた甘い乳飲料。
野菜の煮物みたいなのが美味しかった。

夜７時過ぎ、今日は疲れたので宿へ帰ることにする。
女の子たちはバイクタクシーを拾って晩会へと出かけていった。

宿に戻って休んでいると、隣の宿からＦさんが遊びに来てくれた。
旅先で知合った人との会話は格別に楽しい。

この旅行記へのコメント （2）

• もれもれさん 2011/06/21 23:53:26

  装飾を外すと

  前略、結構大人っぽい感じですね。

  Halonさん からの返信 2011/06/22 00:23:44

  RE: 装飾を外すと

  そうそう。
  表情も少しはにかんだような顔から、大人っぽい感じに変わりました。