2011/04/17 - 2011/04/17
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Halonさん
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青島から硬座を乗り継ぎ、やっと着いた凱里駅。
そこからバスで姉妹節をやっている台江県施洞鎮へと向ったが、そう簡単にはたどり着けなかった。
なんと途中でバスが故障。まだインドでも経験していないのに中国で遭遇するとは!一時間後に発車したバスにも追い抜かれ、「この田んぼの只中で夜を迎えることになったらどうしよう。”ガンジス河でバタフライ”のドラマでは長澤まさみがインド人乗客に混じって草むらで一夜を過ごしていたな」などと最悪のことを想像しはじめる。
5日目 1路→汽車站
凱里10:30⇒施洞13:10(バス73km,23元)
【姉妹節初日、挽会】
1元=約12.7円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 1.0
PR
-
4月17日(日)
朝7:57、凱里駅のホームに降り立ち、12時間を共にした中国人2人と笑顔で別れる。 -
左の男性はバイト先の福州から昆明に帰省中。
右側の彼は父親が立ち上げた貴州の工場へ向っていた。
国家発行の支票(小切手?)を造っていると言っていた。 -
切符売り場で4月20日発の昆明行きを買ったら「無座」だった。
わざわざ4日も先の切符を買うのは、席を確保したいからだが「無座」では意味が無い。
窓口でクレームをつけたが、
「退票するなら隣の窓口だ」と冷たく言われただけだった。
凱里はこのあたりでは大きな駅だと思っていたが、「無座」しか買えないのかもしれない。 -
駅前から1番バスに乗り、
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10分ほどでバスターミナルに着いた。
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「老屯」に行きたいのだがあまり本数が無いらしく、まず「施洞」に行くことにする。
-
9時台のバスは満席で、10時半発しか買えなかった。
乗車券は22元だが、保険が1元付く。 -
凱里周辺での移動ルート
4月17日 バス 凱里 10:30 ⇒ 施洞 13:10 (2時間40分)
73km (27km/h) 23元 (4.0円/km)
4月19日 バス 施洞 8:00 ⇒ 凱里 9:50 (1時間50分)
73km (40km/h) 22元 (3.8円/km)
4月19日 バス 凱里 11:30 ⇒ 朗徳 12:20 (0時間50分)
32km (38km/h) 9元 (3.6円/km)
4月19日 バス 朗徳 16:00 ⇒ 凱里 17:00 (1時間00分)
32km (32km/h) 9元 (3.6円/km) -
通りへ出て取り合えず腹ごしらえ。
おこわのような点心、肉まん、豆乳で3元。 -
歩道には民族っぽい衣装がちらほら。
-
施洞行きのバス。
車内は着飾った女性が目立つ。
遠方から来たらしい漢族の中年カップルもいる。
このバスは台江の街や老屯は通らず、西に大回りして施洞鎮へ向う。
多分そのルートの方が道がいいのか、あるいは近いのか。 -
出発して20分、集落の手前で大渋滞。
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多くの乗客が降りてタバコを吸ったり、写真を撮ったり。
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どうやら祭りの行列でも通っていたらしい。
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出発して一時間、今度はそれまで快調に飛ばしていたバスが急に道端で停車。
バッテリーがおかしいらしく、運転助手が車体の下にもぐって修理を始めた。 -
まだインドでも経験していないバスの故障に中国で遭遇。
暫くかかりそうなので、バスを降りて田植えの様子を写真に撮る。 -
40分ほどしてようやくエンジンがかかり、全員が席に戻ったが、今度はドアの開閉系統が作動せず再び修理。
結局1時間ほど何も無い田んぼの中で停車していた。 -
1時20分、施洞にやっと到着。
建設中の旅館が多い。 -
大通りに出ると、各家から着飾った女性たちが通りに出てきた。
そこに観光客が群がる。 -
いました。
銀の飾りを全身につけた衣装。
歩くと「しゃらんしゃらん」と音がする。
姉妹節に来たなあと実感。 -
このおばあさんは普段からこの格好かもしれない。
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祭りということで、皆さん書き入れ時のようだ。
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旅社の看板を見つけて二、三軒入ってみたが、どこも満員で断られる。
一見宿に見えない民宿の方には空き部屋があったが相部屋でも50元と高い。
普段は20元ほどの部屋が、祭りの時期には軒並み値上がりするようだ。 -
個室で50元という民宿を見つけてそこに決定。
ベッドの手前にソファーもある。ベランダにはトイレとプロパンガス式のホットシャワーがあって専用だと思い喜んだ。
だが実は家族も二階の宿泊者もここを使いに来たので、部屋のカギは夜も掛けられなかった。 -
祭りの会場まで人の流れにそって歩く。
道端にずらりと並んだ車。
駐車中の車に続いて新車の展示販売もやっている。 -
「マントウ、マントウ」と連呼しているバイク屋台から万頭を買う。
二個で1元。 -
イチオシ
途中で出会ったきれいなお姉さん。
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もちろんここにもカメラマンが群がっていて、なかなかこっちは向いてもらえない。
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行事予定の書かれた地図。
だが右端に書いてある「苗族盛装迎賓」など翌日のその時間にはやってなかった。
あくまで目安だ。無いよりはマシ。 -
民宿のある施洞中学付近から川沿いを40分ほど歩いて主会場に到着。
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去年までは田んぼだったところを埋め立てて会場にしたとの話。
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ステージ上では黒い衣装の男女が踊りを披露。
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青やピンクに色付けされた姉妹飯。
黄色やピンクまでは我慢できるが、青色というのは食欲減退する。 -
ステージ袖には次の出番を待つ銀や青の衣装を着た集団。
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民族衣装にもいろいろあるようだ。
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会場脇には的屋もいるし
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ラクダもいる。
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何でもありだ。
昨日見た公園みたいだ。 -
ステージではへそ出しで弾けるダンスが始まった。
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踊りの合間に歌手も登場。
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出番待ちでやや緊張ぎみの娘さん
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出番待ちの青年に混じって舞台監督みたいなおっさんもいる。
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ステージ近くの農家で日向ぼっこするおばあさん。
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裏手の集落に入ってみた。
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所々の家で客をもてなす準備をしている。
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更に進むと川原に出た。
この辺りが去年の会場かも。 -
再び会場に戻る。
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中国人カメラマンの要求に答えて何度もポーズを取るミャオ族の男性。
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この祭りも地元の人たちの手から離れて観光化しているようだ。
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そう思って見ると、この男性の表情も憂いているように見えてくる。
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祭りはクライマックスへ。
そして姉妹飯の登場。 -
4人の女性に担がれてステージへ上がっていく。
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各衣装の踊り手たちがいっせいにステージに上がった。
盛況の中、一日目が終わる。 -
帰り道で繁盛している店を見つけた。
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薄黄色で四角い寒天のような食べ物(3元)。
ゆべしを柔らかくしたような食感。
味はあまりない。
唐辛子と薬味とだし汁をたっぷり付けて頂く。
名前を聞いたがよく分からなかった。
おそらく米豆腐という食べ物だろう。 -
施洞の街まで歩いて帰る。
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途中にあった民族工芸品展。
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中に入ると地面いっぱいに広げられた民族刺繍。
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その周りで銀の装飾品などが売られていた。
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大通りから路地に入る。
角で子供とはちあわせ。 -
素朴な暮らしが垣間見える。
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迷子にならないうちに大通りに戻る。
鶏をぶら下げて帰る人がちらほら。 -
ずいぶん歩いて民宿に無事帰還。
うっかり通り過ぎるところだったが、宿のおやじさんが表にいたので分かった。
おやじさん、部屋に置きっぱなしの僕の荷物を指差して「没有什公好東西」と笑っている。
おいおい、人がいない間に中身を調べたんじゃないだろうな。 -
夜は近所の店で牛肉面(6元)。
日本のラーメンぐらいの細さだが、生煮えっぽい食感。
去年、青島で食ったのと同じなので、どうもこれが正常らしい。 -
晩会があるという川原に出かけてみる。
懐中電灯がないと真っ暗で何も見えないが、目をこらすとちらほら人が集まり始めていて、光るおもちゃ売りも出ている。 -
ここで5人の日本人と出会う。
旅行作家をしているという女性とそのお弟子さん、中国で日本語を教える若いTさん、去年に続いて訪れたという初老のFさん、それにMさんという男性。皆それぞれ個人旅行で来ていた。
焚き火の周りでは観光客と地元民が入り混じって踊り始めた。
土手の手前では青い衣装のおばさんたちが待ち構えていて、脂身たっぷりの豚肉を箸で口に押し込まれ、その後、赤い色の振舞い酒を飲まされる。お酒好きのFさんは何杯もよばれていた。
宿への帰り道でTさんが泊まる民宿に立ち寄ってみる。ここも相部屋で50元、どこも同じだ。宿の小姐に聞いたら「普段は20元」と素直に答えた。
続いてFさんの宿へ行くと、ぐうぜん僕の隣の民宿だった。言い値50元の相部屋を30元に値切って泊まっているという。去年、同じ部屋が30元だったそうだ。
自室に戻ると、二階の相部屋に泊まっている上海の女性がベッドの横に来て、個室を譲ってくれないかと言われたが断る。
その後、部屋の外でその女性と同部屋の男性とで何やら夜遅くまで揉めていた。
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この旅行記へのコメント (2)
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- shima77さん 2011/07/03 12:59:49
- 初めまして・・・
- Halonさん 今日は・投票していただき有難うございました。。。私もお返しの投票と思いこの場所で楽しく時間を過ごさせていただきました・・・
楽しい中国の村のお祭り・・・私も行きたいです・・・可愛い子は大好きです・・・
今後ともよろしくです・・・
のんきで 気ままな shima77さん でした
- Halonさん からの返信 2011/07/03 13:39:34
- こちらこそ初めまして・・・
- shima77さん
書き込みとご投票ありがとうございました。
秘密基地のお話とか、タイ北部の旅行記とか、これまでも時々読ませて頂いてました。
太陽熱温水器、うちのは既製品ですがフル活用しています。
中国のお祭り、綺麗な方がたくさんいらっしゃいました。
是非いつかお出かけください。
今後とも、よろしくお願いします。
Halon
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