中国インドネシア縦断旅《１２》　ムアンシン北部の村のお婆さんと子供たち

2011/04/30 - 2011/04/30

ムアンシン周辺を自転車で周る旅も今日で３日目。
宿は今夜で４泊目。この旅で最長の滞在となった。
もともと移動型の旅なので、これほど長く一箇所に留まることは少ない。
それだけ気合を入れて望んだムアンシンであった。

18日目 自転車→【モン族村×2、アカ族村×3】

K100＝約1.03円

エリア その他の観光地(ラオス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 2.5

４月３０日（土）
今日も朝から自転車を借りて、市場に出かける。
毎朝借りにいくので、今朝から顔パスで料金後払いＯＫになった。

カオソイ食べてから、昼の食料に揚げ餅を買い込む。

アンコ入りやバナナ入りなど適当に４つ選んでK1,000（約１０円）。

8:00今日はムアンシン北側の村へ走ってみる。
まずはTapao村へ。

拡大図↓
http://4travel.jp/traveler/halon/pict/22486985/src.html

長靴を履いて作業に出かける子供たち。

今日もあいにくの空模様だが、ピーカン照りよりはましに感じてきた。

8:40 Tapao村到着。
Naxay村まで３キロの標識、その先のHouaykhaem村まで５キロ。

9:10 モン族の住むNaxay村に到着。

バナナがたわわに実っている。

一番上のお姉ちゃんがバナナやキュウリを切って朝ごはんの準備中。

待ち遠しい子供たち。

ママゴトみたいな食事が始まった。

農作業の手を休める男性。

10:00 アカ族が暮らすHouaykhaem村に到着。
高床家屋の壁に毛沢東のポスターが貼ってあった。

雛を守る親鶏は強い。

道端で白い綿毛のような虫を発見。

11:05 再びTapao村まで戻る。
村の売店で凍ったジュースを買っていた悪ガキども。

お母さんと一緒で楽しそうな男の子。

11:36 Kokmuong村到着。
ここもモン族の村。
高床ではなく、土の上の家に暮らしている。

村の中央には三階建てのハト小屋。

おばあさんからお土産を勧められたが、それほど強い調子ではない。

子供の警戒心が解けてきた。

大人しい子供たち。
上品な顔立ちをしている。

Donemai村まで４００ｍの標識。

曲がり角の小屋ではアカ族の女性が休憩していた。

12:23 Donemai村着。

広場の木にはジャックフルーツの実がこれでもかと生っている。

どことなく妖怪っぽいおばあさんに出会った。

小屋の軒下を指差して何かしゃべっている。
始めは家の造りを説明してくれているのかと思ったが、実は「軒下に差してある家の鍵を取っておくれ」と言っていたのだった。

僕が分からずにいたので、おばあさんは地面から鳥の羽を拾って、自力で鍵を引っ掛けて取った。

早く鍵を開けたかった理由は、お土産に布を売りたかったからだ。
悪いが興味が無かったので、手を横に振って歩き出す。

振り返ると、まだ布を広げてこちらにサインを送っていた（笑）

うら寂しいススキ野を越え、

湖の畔を過ぎて、更に進む。

13:08 Seuadaeng村（アカ族）に到着。

斜面に集落が広がっていた。

民家の前で白いキャッサバ芋を刻んでいる。

村の高台には祭りに使う木組みが立っている。

斜面に合わせて斜めに建てたのだとすればスゴイ！

更に奥にあるアカ族村を目指す。

13:45　本日の最終地点Houayhoy村に到着。ここもアカ族の村だ。

本当はもう一つ奥にアカ族村があるのだが、ここが体力の限界だ。
ツアーに参加すれば、ここを起点に奥の村までトレッキングするらしい。

この子は貝殻とコインのついた紐を首に下げている。

仲良し三姉妹。
もし結納金をがっぽり貰えるリス族の娘だったら、村一番の裕福家族になれただろう。

よほどだるかったのか、寝たまま作業を続けるおばあさん。

学校帰りかな？　
どこから歩いてきたんだろう？

どうもこの村は女性の胸の露出度が高く、ここにアップしにくいので、代わりに花をお楽しみください。

帰り道、サトウキビを収穫している若者達。

漢字が書いてある袋を脇に抱えている。

カメラに向って、おどける青年。

彼らと別れて暫く走ると、雨が強くなったので、たまらず道端の小屋で雨宿り。

15:20 ムアンシンに帰還。

旧市場でカオニャオと串焼きを買って宿に戻り休憩。

通りで欧米人の女性３人がガラス越しに何かを覗き込んでいる。
何かと思ったら、ＴＶでウィリアム王子の結婚式を放送していた。

19:10 モンラーで買った焼き魚によく似たものを買ってみた(K5,000)が、たれで煮た後、焼いたような味で期待外れ。

ムアンシン周辺の村めぐりは今日で終了。
明日はルアンナムターへ移動する。
中三日のムアンシン滞在で、東西南北に走ってみた。
完全制覇には程遠い成果だが、満足度７割くらい。

三日連続で自転車に乗ったので、だいぶ太ももにきている。
明日は自転車無しで過ごそう。

この旅行記へのコメント （2）

• もれもれさん 2011/07/06 22:33:14

  南国だ

  野性味あふれる子供たちですね。
  私は犬ネコは買っていませんので無責任な意見になりますが、ペットの飼育を止めてその費用を途上国に寄付したらさぞや喜ばれるのになと思ってしまいます。

  Halonさん からの返信 2011/07/07 00:19:23

  RE: 南国だ

  もれもれさん
  いつもコメントありがとうございます。
  
  唯一不況知らずのペット産業ですからね。
  数年前まで実家で飼っていた日本犬（雑種）は、両親が旅行に出かけてる間は近所のペット用ホテルに泊まってました。
  確か一泊３千円だったかな、僕よりはるかにいい宿に泊まってる（笑）
  
  子供たちの顔だけ見ていると、目が細くて大人しくて日本の子供と変わらなく見えてきます。
  それで余計に野性的な様子が胸に響くのかもしれません。
  
  Halon