2011/05/07 - 2011/05/07
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Halonさん
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タイ北端の町メーサイからミャンマー側のタチレクへは、国境にパスポートを預けて日帰り訪問することができる。もし泊りがけでタチレク以外の地域へ出かける場合は、必ずガイドを付けないと許可がおりない。
奥地に入るよりは1日だけでも自由に歩きたい、ということで今回はタチレクだけを日帰りで訪問。案外ミャンマーの普通の生活を見れたんじゃないかと思う。
25日目
ChiangRai06:00⇒MaeSai07:23(バス72km,B39 )
MaeSai07:28⇒国境07:40(ソンテウ4km,B15 )
【ミャンマーのタチレク:シュウェダゴン・パゴダ、首長族観光村、無数のパゴダ、電飾仏】
国境16:05⇒MaeSai16:15(ソンテウ4km,B15 )
MaeSai16:30⇒ChiangRai18:00(バス72km,B39 )
B1=約2.7円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.0
PR
-
6:00 チェンライからメーサイ行きのバスに乗る。
バス Chiang Rai 6:00 ⇒ MaeSai 7:23 (1時間23分)
72km (52km/h) B39 (1.5円/km) -
7:23 メーサイのバスターミナル着。
バスを降りるとミャンマー国境行きのソンテウが待ち構えていて、
すぐに出発。
ソンテウ MaeSai 7:28 ⇒ 国境 7:40 (0時間12分)
4km (20km/h) B15 (10.2円/km)
途中からも客が乗ってきて、乗り切れない男性は外のステップに立って乗る。
向かいの席の中年男女は英語で話している。
タイ人とミャンマー人のカップルだろうか。
後ほど男性の方は日本人で、その横はタイ人の彼女だと分かった。 -
国境ゲートが開く8時まで男性と歩きながら話す。
彼はうつむきがちにボソボソと話すタイプだが、話が案外途切れない。
タチレクには何度も来ていて「女遊びが目的です」と言う。
そうはっきり言われると、かえってすがすがしい。 -
レートの良いなじみの両替屋があるというので着いていったが、ここも8時にしか業務を始めないとのこと。
男性曰く「もし興味があれば、タチレクでいい店を知っています。えっ、両替しなくていいんですか? じゃあ、本当に無駄遣いする気はないんですね。急ぐんなら、先に(ミャンマーに)行ってください。」 -
彼と別れて一人で検問所に向う。
タイ側の出国検査は簡単にクリア。
ミャンマー側は事務所の中で男性係官に入国料B500を払う。
わざわざ10米ドル札を用意していたのだが、「バーツしかダメ!」と言われた。
さっきの日本人男性も、昨日会ったマレーシア人も10米ドルでいいと言っていたのに、その日の係官によって違うのだろうか?
その後、入境許可証と引き換えにパスポートを預ける。 -
国境の川にかかる橋を渡る。
18年前に来たときは、外国人はこの橋を渡れなかった。 -
橋の途中から振り向いたタイ側の様子。
-
ミャンマー側に入ると“ゴールデン・トライアングルの町“の看板が出迎えられる。
-
観光地の写真を持ったトゥクトゥクやバイタクの運転手も出迎えられた。この写真をカメラに収めておくと、観光地までの道を尋ねるときに便利だ。
「女、葉っぱ」と誘ってくる客引きを振り切り、表通りまで出た。 -
まずは朝飯。
繁盛している店を見つけて、他人が食べているチャーハンセットを指差して注文。 -
5皿に分かれて料理が運ばれてくる。
これでB36はお得な感じ。
なおタチレクではタイバーツが使える。
現地通貨での表示は見なかった。 -
まだ8時台。
朝の托鉢が見られた。 -
商店の娘さんに、先ほど撮った写真を見せてパゴダの方向を訪ねる。
この人は英語が喋ってくれた。 -
東に延びるメインの通り。
イスラム教徒のような人も歩いている。 -
通りにはバス停にがあったが、バスが停まるのは目にしなかった。
-
乗り合いソンテウ。
こちらが庶民の主な足のようだ。 -
仏教一色なのかと思ったら、立派な教会があった。
-
白く明るい教会の中。
-
9:17 シュウェダゴン・パゴダまでは寄り道しながら歩いて30分で到着。
国境の橋から2キロ弱。
ここに来るだけならトゥクトゥクに乗らなくても大丈夫だ。 -
黄金のパゴダがそびえ立つ。
シュエダゴン パヤ (タチレク) 寺院・教会
-
-
周囲には曜日毎の神様が奉ってあり、それぞれにお供え物がしてある。
どことなく日本の阿修羅像の顔に似ている。 -
黄金の仏像が並ぶ前で、瞑想したり祈りを捧げる参拝者。
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別のお堂の中では、お土産を売る女性たちが座り込んでしゃべっていた。
-
ほっぺに塗ったタナカを見ると、ミャンマーに来たんだなと実感する。
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タナカは男の子でも普通につけるようだ。
-
ここから市内が一望できる。
-
寺の裏道を抜けて、庶民が暮らす横丁へ入る。
正装したおばあ様がいた。
同じ衣装の人が民家を回って募金活動をしている。 -
道沿いのお宅を覗かせてもらう。
-
家の中の祭壇。
-
別のお宅では、まだ10時過ぎだというのに酒盛りをやっていた。
-
首長族の村はどこかと尋ねると、ここから1キロほど先にあるという。
-
言われた方向へ歩くとゴルフ場の前の車道に出た。
突然、近くの民家から3匹の犬が吠えてきた。
石で牽制しても怯む様子が無く、歯をむいて足元まで来る。
ゴルフ場の門をくぐり逃げ込むと、そこまでは追ってこなかった。
仕方なくゴルフ場の中へ入っていく。
と左側に思いがけず首長族の村のゲートが見えてきた。
もし犬に追われてなければ、首長族には会うことがなかっただろう。 -
10:57 早速、入場料をB140払って入る。
-
中に入ると金色の輪っかを首にはめた女性がライチを食べて休憩中。
-
その先で機織をしている老女はイメージ通り首が長い。
-
アカ族も何人か一緒にいる。
-
-
周りにお土産屋が10軒ほど並ぶ一本道を歩くと、やがて見晴らしのいいところに出た。
-
他に見るところはないようだ。えっ、B140も払ったのに、これで終わり?
腹立たしいので、暫く村に居座って家の裏とか畑も見てまわる。 -
客が全然いないせいか、斜面で農作業をしている人もいる。
-
裏林でライチを採っていたので、貰って食べる。
-
-
アカ族の女の子は、兜を脱いで宿題を始めていた。
結局30分ほど村に滞在していた。 -
山の中腹にあるパゴダの見える方へ歩いてみた。
丘の上に柵で囲まれた本物らしき村も見える。
途中の駄菓子屋。
店番のおばさんは昭和の雰囲気漂うゲーム機の前に座っている。
調子を見ているのか、暇つぶしに遊んでいるのか。 -
寺があったので階段を上ってみると、中からお経とも何ともつかない声が聞こえてきた。
-
外にいた僧侶に許可を得てお堂の中に入ると、二人の若い僧が問答をしていた。
-
リーダー格の僧侶が仏像のところへ案内してくれた。
祈りの作法を教わり、跪いてその通りに真似る。
その後、裏山のパゴダも見ていくように強く勧められ、案内の小坊主まで着けてくれた。少々恐縮する。 -
白いパゴダを見た後、小坊主について草むらの中の道を進む。
-
イチオシ
やがて無数の小さなパゴダが立つ裏山に辿り着いた。
麓からはるか遠方に見えていたのはここだ。 -
脇のお堂には、高僧と思われる僧侶がいて、地元民が説法を聞いては跪いていた。
-
岩壁に掘られた洞窟の中の仏像。
-
ずいぶん上まで登ってきた。
反対側の丘の上には、柵で囲まれた正真正銘の村も見える。 -
来たときとは違う道を地元民が帰っていたので、それに着いて歩いてみる。
彼らは途中に停めたバイクに乗り、先に行ってしまった。 -
一人山道を下る。
やがて車道に出たが、街の方へ戻ろうとするとゲートらしきものが見えてきた。
外国人は半径5キロ範囲内しか行動できないことを思い出す。
もし知らないうちに5キロ外に出ていたのなら、ゲートのところで問い詰められる可能性もあるので、もと来た道を引き返すことに。 -
15分かけて再び中腹にあるパゴダの近くへ。
汗だくになり、一軒だけあった民家の前のベンチで休憩。 -
寺の方向へ下り始めたら、左手に工事現場のような広場が見えたので、そちらに下り始める。
すると、300mも先から犬が2匹猛烈に吠えながら迫ってきた。
どうやら連中のテリトリーに既に入ってしまったようだ。
久しぶりに全力疾走で寺の方へ逃げ込むと、さすがに寺の中までは追ってこなかった。
お堂の外のベンチで休憩していた若い僧侶がファンタ・オレンジをコップに注いでくれた。一気に飲み干す。 -
ほっと一息ついて寺をあとに車道に出る。
集落の角には飲み水の甕が置いてあった。 -
酒盛りをしていた村まで戻る。
-
帰り道で大きな寺を参拝すると、仏像の周囲は電飾がつけられていた。所変われば人の感覚も変わるものだ。
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こちらは、その裏側にある見事な彫刻に囲まれた仏像。
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モヒンガーを食べてみたかったのだが、店が見当たらなかったので、代わりにこの麺を食べた(B30)。
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ローカル向けの市場。
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店の奥の子供。
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国境近くの橋の袂に広がる市場の方は、もっぱら観光客向けのようだ。
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一眼レフを持った坊さん。
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市場の中では番号札付きのカゴを持った物売りが、そこら中を行き来している。
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橋の西側は人通りが少ない。
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インド人風の顔立ちが目立つ。
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家族で営む古本屋。
親子で仲良くトランプをしている。 -
ピンクの袈裟を着た尼さんの姿も。
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タイからの買出しツアーのバスが停まっていた。
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色とりどりの粉を揃えたジュース屋。
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橋の袂に並んだウイスキーはほとんどが偽物らしい。
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タチレクで歩き回った旅のルート地図。
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16:00 ミャンマー側の審査所でパスポートを受け取り、タイへ再入国。
ソンテウ→バスと乗り継ぎ、チェンライへ戻る。
ソンテウ 国境 16:05 ⇒ MaeSai 16:15 (0時間10分)
4km (24km/h) B15 (10.2円/km)
バス MaeSai 16:30 ⇒ Chiang Rai 18:00 (1時間30分)
72km (48km/h) B39 (1.5円/km) -
今夜は週末の夜市が開かれていた。
-
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冷えたイチゴ・シェイクが美味しい(B15)。
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ここでチェンコーンで出会ったAさんと再会。
一緒にナイトマーケットで夕食。
ナイトマーケットの方は、週末市の煽りを受けてやや閑散としていた。 -
タイ北部での移動ルート。
このうち本日は、チェンライ→メーサイ→タチレク→メーサイ→チェンライ
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この旅行記へのコメント (4)
-
- kanaさん 2011/07/14 10:54:00
- タチレク堪能されましたね!!
- Halonさん こんにちわ
旅行記楽しませていただきました
私は、タチレクにちょこっと入っただけだったのですが
結構色々あるのですね(^^)
次にいくとき(?)の楽しみができました
でわでわ
kana
- Halonさん からの返信 2011/07/14 20:05:23
- RE: タチレク堪能されましたね!!
- kanaさん、こんばんは
コメントありがとうございます。
タチレクへは朝から気合を入れて出かけましたので、
観光ポイントは網羅してませんが、堪能はできたなと思います。
先日”おとなり旅行記”のリンクを辿って、
旅行記を読ませて頂いたとき
「米ドルが使えなかった」とあるのを見て、
3月頃も一緒だ、と妙に安心してしまいました。
同じ時期に同じところに行かれた旅行記なので、
うんうん、とうなづきながら読んでいます。
それではまた
Halon
-
- もれもれさん 2011/07/13 00:19:39
- いよいよミャンマー
- 遠くまで来ましたね。
可愛いお母さんですね。
- Halonさん からの返信 2011/07/13 06:27:37
- 遠くまで来ました
- 今回の旅の中で、行くかどうするか迷っていたミャンマー日帰りでしたが、
予想以上に楽しめました。
国境を越えただけで、全く違う世界が広がっていました。
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