2011/04/22 - 2011/04/22
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Halonさん
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当初はモンフンの日曜市を見る予定だったのだが、2日早く着いてしまったので今日はまだ金曜日。
日曜日までモンフンにいる訳にもいかないので、
予定にはなかった布朗山まで足を延ばすことにした。
10日目 モンフン09:40⇒布朗山12:05(バス57km,20元)
【プーラン族、寺、茶畑】
1元=約12.7円
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
PR
-
雲南省で今回訪れたルート
-
孟混(モンフン)の朝市をぶらつく。
日曜日には周辺の村から複数の民族が集まってくるのだろう。
今日あたりはまだタイ族が主なようだ。 -
日本の高菜漬けに似た食べ物には中国各地で出会う。
-
まるで入浴剤のように各色そろった蚊取線香の販売所。
-
包子を3個購入(1.5元)。
中国旅行中は包子店探しが毎朝の恒例だ。
朝、これを食べている限り、一日体調が整うような暗示がかかる。 -
地面に怪しげな道具を並べて店開き中のおっさん。
ちょっとした腰痛ぐらいなら、治してくれるのかな? -
民族衣装を着た親子。
朝からたっぷり食べている。 -
カラフルな衣装で土木作業。
腕あても色とりどりだ。 -
布朗山、打洛方面へと続く幹線道路沿いでバスを待つ。布朗山行きはモンハイから日に二本出ている。一本目のバスがモンフンを9時半頃に通過するはずだ。バスを待っていると打洛行きのワゴンが「布朗山への分岐路まで10元で乗らないか」と誘ってくるが、分岐路から先が遠いし、そこに集落があるとは限らないので断る。
-
バスは9時半になっても来なかったが、同じバスを待つ地元民もいたので不安はなかった。
やっと来たバスに乗り込み席を確保。
隣のおじさんは他の乗客とは違って色が白い。
北京あたりから来た漢民族かと思い話しかけてみると、なんと日本人だった!
Tさんは茶馬古道を巡っているそうだ。
バス モン混 9:40 ⇒ 布朗山 12:05 (2時間25分)
57km (24km/h) 20元 (4.5円/km) -
10時36分、布朗山から来たバスとすれ違う。
朝に布朗山を出るバスがあるのだ。 -
車窓にはバナナ畑と焼畑のあとが続く。
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途中から石畳の道に変わった。
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12時過ぎに布朗山到着。
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午後のバスでモンハイまで日帰りしようか迷ったが、Tさんにルームシェアを提案したところOKして頂いた。
一泊40元のツインルームに荷物を降ろす。 -
Tさんはシャワーを浴びて一服したいというので、昼食はひとりで出かけた。
米線にいろいろトッピングして4元。 -
村の若者も集う米線の店。
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主道を離れて山側の集落に入る。
お茶の産地だけあって、お茶を天日干ししている農家が目に付く。 -
犬が多くて凶暴なのには参った。
三匹の犬に両側から吠えられたときは、飼い主の娘さんが諌めてくれたので助かったが、一時はどうなるかと思った。 -
農家の高床でくつろぐプーラン族を見つけて声をかける。
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色黒で目がぱっちりしてフィリピン人にも見えるこの女性は、大学で知り合った漢族と結婚していた。
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頂いた緑茶は適度な渋みでおいしかった。
これをもっと発酵させればプーアール茶になるのだろう。
ここから奥に10キロ以上進むと老曼峨(プーラン族の村)や新班章(ハニ族の村)があるそうだ。 -
途中で民族衣装のお母さんが帰ってきたので写真を撮らせてもらう。
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村の道でカメラを抱えたTさんと出会う。
Tさんは以前にもお茶の調査でここを訪れていて、知り合いの農家もいるそうだ。
暫く一緒に着いてまわったら、「写真を撮るのに都合が悪いから一人にしてほしい」と言われて、別行動をとることにする。
僕が逆の立場でも同じことを言うかも知れないし、状況はよく理解できた。 -
犬を避けて主道に戻ると店先でネジリ菓子を袋詰めしていた。
一袋購入(2元)。 -
坊さんも一緒にくつろいでいる。
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道の反対側に広がるなだらかな畑を下って寺にたどり着く。
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僧侶から寺の中に招いて頂いた。
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彼らはタイで数年間修行したそうだ。
国外への渡航も比較的自由に出来るらしい。 -
日本語の数字の読み方を教えたら、
それを彼らの文字で記入していた。 -
お茶とタマリンドの実をご馳走になる。
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集落の様子。
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集落を抜けるとお茶畑が広がっている。
中には樹齢1000年前後の古樹もあるらしい。 -
イチオシ
お茶を摘む女性たちを所々で見かける。
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イチオシ
途中から接ぎ足された電柱。
まるで画面にちょうど収まるように曲がっている。
下校中の小学生に会ったが自宅はあと3キロ先だというので、
ここでUターンして引き返す。 -
村の中心部に戻る。
暑いのでバナナ味のアイス購入(1元)。 -
店番のお母さんたち。
手前の人の顔は、よりプーラン族っぽい。 -
途中で出会った村人たち。
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丘の上にも寺があった。
屋根の下には独特の文様。 -
広場で遊んでいた野生的な子供たち。
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街灯のてっぺんに銀飾りと風車。
-
集落で挨拶周りを終えたTさんを旅館の前で見かけて、一緒に夕食に出かける。
メインロード沿いにもまともな食堂は見当たらない。
仕方なく日頃は絶対選ばないような客のいない食堂に入る。Tさんは手馴れた調子で調理場まで入って食材を品定めしている。豚肉と青菜炒め、トマトと卵のスープを注文。
こんな頼りない食堂でも出来上がると結構美味しかった。燕京ビールも頼んで一人17元。
ビールは全く冷えてないのだが、Tさんは気にする様子もなく飲み始める。この時はなぜか美味しく感じた。
Tさんは実はあるメーカーの創業者で、とてもパワフルな方だった。
夜、部屋でパソコンに取り込んだ写真を見せて頂いた後は、日本の将来について嘆いている話をされた。
その後、「世の中のためになることを何か始めなさい」とご助言いただく。考えてみれば「世の中のため〜」と面と向って言われたのは生まれて初めてだと思う。学校でも会社でも家族からも言われたことはない。
その夜は12時半ごろまで彼の話を聞いた後に就寝。これも旅ならではの経験だ。
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