2007/08/17 - 2007/08/17
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ぬいぬいさん
北野異人館のシンボル的な存在の風見鶏の家。今から30年ほど前になりますが北野がNHKの朝の連ドラ「風見鶏」の舞台になっていたとき良く登場していて、当時行ってみたいと思っていましたが30年が過ぎてようやく実現しました。ここは明治42年(1909年)ドイツ人貿易商のトーマスの家として建てられたもので、現存する異人館の中では唯一煉瓦造の建物になります。隣に建っている萌黄の家の外観は17~18世紀のイギリスの植民地に多く見られたコロニアルスタイルの家で淡い緑色の外観が美しい家でした。
- 交通手段
- 徒歩
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先ずは外観をということで写したこの写真。実はとんでもないものが写っていました。建物の屋根の右側に何か浮かんでいます。シルエットで見ると飛行機でもヘリコプターでも凧でもありません。円盤状の下が何か下がったような形状。これってもしかして・・・・UFO?
写したときは全く気づきませんでしたが、しっかり写っています。左側に線状に写っているのはCCDのごみのようで前後の写真にしっかり写ってしまっていますが、この未確認飛行物体はこの写真だけでした。
拡大してよく見てください。何に見えるか是非コメントください。よろしくお願いします。 -
拡大するとこんな感じです。これってやっぱり
UFO? -
のっけから変な画像をお見せしてしまいましたが、ここから建物の紹介に入りましょう。
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赤レンガと尖塔にのる風見鶏で有名な神戸異人館のシンボル的建物の風見鶏の館は、明治42年にドイツ人貿易商トーマス氏の自宅として建てられました。
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食堂は中世城館風の天井小梁、飾り戸棚、暖炉飾りなど見ごたえのある意匠を見せています。
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新築の頃のトーマス邸と若き頃のトーマス夫妻の写真が飾られてありました。
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リビングの延長で出っ張ったこの部屋、かまぼこ型の天井でサンルーム的な使われ方になっていたようです。
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リビングの天井もダイニングとはまた違った装飾が施されています。
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部屋の雰囲気に合わせた家具も素晴らしい。
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この天井いいですよね。
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設計はドイツ人建築家 ゲオルグ・デ・ラランデによるもので、明治30年代後半から大正初期にかけて日本で活躍した建築家だそうです。
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アーチ型の格子の入った窓もいい雰囲気ですね。
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室内の意匠は、部屋によって変えていますが全体にドイツ伝統様式を取り入れながら、アール・ヌーヴォーの影響を感じさせるものがあります。
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このお屋敷の主だったトーマス氏は明治24年20歳の若さで来日しました。横浜から神戸と仕事の場を移しながら貿易商として成功しこの家を建てたそうです。38歳こんな豪邸を建てたわけですからかなりの成功者だったんでしょうね。。
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やっぱり洋館といえば暖炉ですね。
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トーマス氏とクリステル夫人との間には一人娘エルザさんさんが生まれ、彼女が14 歳の時まで家族3人でこの家に住んでいましたそうです。
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大正3年エルザさんが本国の学校に入るため一家でドイツに帰国し、その後、第一次世界大戦が始まったこともあり、再び神戸のこの館には帰って来れなかったそうです。
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こちらの暖炉の枠は石で作られています。実際火を燃やす暖炉ですから木枠よりも石で作られた暖炉のほうが安心感ありますよね。
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今回の北野の異人館の中で一番のお気に入りの建物でした。
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風見鶏の館と萌黄の館の間にはちょっとした広場になっている場所があり、ここには楽器を奏でる人のブロンズ像が何体かあります。これは風見鶏の館の前にあるトランペットを吹く人
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風見鶏の館の西隣に建っているのは旧ハンターシャープ邸。今は萌黄の館と呼ばれています。
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萌黄の館の前のベンチにはサックスを吹く人の像
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楠の大樹に囲まれたこの館は、明治19年来日以来同41年まで神戸に住み、神戸のアメリカ総領事となったハンター・シャープ氏の邸宅として、明治36年に建築されました。
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木造2階建で、下見板張りのコロニアルスタイルの異人館ですが、よく見ると外観の意匠がとてもきめ細かく整っています。
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西側の外壁には、左右に異なった意匠の張出し窓があり、その中央の屋根に赤れんが化粧積の煙突があり見事な構成となっています。
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屋根の上に3本の煙突が建っていますが、神戸の震災の際には、ここも大きな被害を受け3本の煙突が倒れ壁にも大きな亀裂が入ってしまったとか。今ではすっかり補強復元されもとの姿に戻っています。
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シャープ氏が日本を去ったのは明治41年のこと、その後もモスクワ、リオン、エジンバラの領事を勤め、1923年死去するまで、生涯を外交官として活躍していたそうです。
その後何人かの所有者の交代を経て、昭和19年から小林秀雄氏(元神戸電鉄社長)が、昭和53年まで住んでいました。 -
今は萌黄色の館になっていますが、長い間白塗りだった事から「白い異人館」と呼ばれていたそうですが昭和62年からの修復の際に、建築当初は淡緑色だったことが判明し、萌黄色に復元され「萌黄の館」と呼ばれるようになったとか。
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階段はアラベスク風模様が施されています。
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家具の大半は小林家の当時のものをそのまま利用しているそうです。
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格子の入った上げ下げ窓も洋館の特徴ですね。
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薪を燃やす部分が意外に小さいようですが、本当にこれでマントルピースの木枠燃えてしまわないのでしょうか。そんなことばかり何故か思ってしまいます・・・。
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2階のテラスから神戸の港を眺める事ができます。なかなか居心地よさそうな場所ですね。ここで夜景を眺めながら飲むビールうまそうですね。
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ここの設計もハンセルによるものです。この時代の北野の異人館を設計したのは圧倒的にハンセルによるものが多いのは、よほど売れっ子の建築家だったんですね。
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洋館に暖炉は付きものですが、これだけ拘って部屋ごとに替えているのは珍しいですね。
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暖炉の床と壁のモザイクタイル見事です。
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部屋によって暖炉のタイルの絵柄とデザインが微妙に違いますね。
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陶製の大型のバスタブ。いかにも異人館といった感じですね。
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やっぱりこの暖炉の装飾贅沢ですね。
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