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年末の旅のスタートは京都から。でも今回はメインではなく単なる通過点のため、京都での滞在はわずか半日だけ。2日目の朝は明るくなる前に宿を出て、恒例の朝の散歩。<br />今回は東本願寺のすぐ裏手の宿だったため、駅の近くの近代建築めぐり。何度も訪れている龍谷大学を中心の散歩してきました。

朝の散歩道~京都駅周辺の近代建築めぐり~

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2008/12/28 - 2008/12/28

2266位(同エリア3724件中)

旅行記グループ 近代建築散歩(関西エリア)

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ぬいぬい

ぬいぬいさん

年末の旅のスタートは京都から。でも今回はメインではなく単なる通過点のため、京都での滞在はわずか半日だけ。2日目の朝は明るくなる前に宿を出て、恒例の朝の散歩。
今回は東本願寺のすぐ裏手の宿だったため、駅の近くの近代建築めぐり。何度も訪れている龍谷大学を中心の散歩してきました。

交通手段
徒歩

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  • 旅先では、いつも欠かさないのが朝の散歩ですが、冬のこの時期は5時に起きても外は真っ暗。少し明るくなるのを待つと6時20分頃のスタートとなります。

    旅先では、いつも欠かさないのが朝の散歩ですが、冬のこの時期は5時に起きても外は真っ暗。少し明るくなるのを待つと6時20分頃のスタートとなります。

  • 今日は7時台の電車で出発のため宿の周辺を軽く散歩しました。西本願寺の門前町のこの辺り、仏具を扱うお店が集中している特殊なエリアです。

    今日は7時台の電車で出発のため宿の周辺を軽く散歩しました。西本願寺の門前町のこの辺り、仏具を扱うお店が集中している特殊なエリアです。

  • 西本願寺の前に来る頃ようやく明るくなってきました。

    西本願寺の前に来る頃ようやく明るくなってきました。

  • 東を見ると昨夜は光り輝いていた京都タワーの頭だけのぞいています。

    東を見ると昨夜は光り輝いていた京都タワーの頭だけのぞいています。

  • 今日は時間がないのでどこを歩こうか考えた末に訪れたのはここ。本願寺系の龍谷大学です。

    今日は時間がないのでどこを歩こうか考えた末に訪れたのはここ。本願寺系の龍谷大学です。

  • まだ7時前ですが入口の警備員さんにお願いして中に入れてもらいました。

    まだ7時前ですが入口の警備員さんにお願いして中に入れてもらいました。

  • ここ1年半に京都に6回訪れていますが、訪問先ランキングの上位には南禅寺や清水寺などに混じって、何故か、京都大学、同志社大学、そしてここ龍谷大学が入っています。

    ここ1年半に京都に6回訪れていますが、訪問先ランキングの上位には南禅寺や清水寺などに混じって、何故か、京都大学、同志社大学、そしてここ龍谷大学が入っています。

  • それは何故かと言いますと、原因はこれ。そうです、それらの大学のキャンパスは、私の大好きな近代建築の宝庫なんです。

    それは何故かと言いますと、原因はこれ。そうです、それらの大学のキャンパスは、私の大好きな近代建築の宝庫なんです。

  • だから朝の短い散歩も、迷わずここ龍谷大学としました。

    だから朝の短い散歩も、迷わずここ龍谷大学としました。

  • ここ龍谷大学の歴史は古く、今から370年ほど前に西本願寺に設けられた「学寮」にはじまります。

    ここ龍谷大学の歴史は古く、今から370年ほど前に西本願寺に設けられた「学寮」にはじまります。

  • 大宮キャンパス内の建物のほとんどは明治12年に建てられたものです。

    大宮キャンパス内の建物のほとんどは明治12年に建てられたものです。

  • 本館と南黌とをつなぐ渡り廊下も明治12年(1879年)寮生が講義を受けに講堂に出向くために造られたもの。

    本館と南黌とをつなぐ渡り廊下も明治12年(1879年)寮生が講義を受けに講堂に出向くために造られたもの。

  • 明治12年というと江戸から年号が変わってまだ10年足らずの時代。その時代にこの洋風の建物が西本願寺の一角にできたわけですからどれだけハイカラな感じだったことか。

    明治12年というと江戸から年号が変わってまだ10年足らずの時代。その時代にこの洋風の建物が西本願寺の一角にできたわけですからどれだけハイカラな感じだったことか。

  • 多分周りの街並みに溶け込まず、浮き上がって見えたことでしょうね。

    多分周りの街並みに溶け込まず、浮き上がって見えたことでしょうね。

  • でも仏教系の大学が、こんなモダンな建物を造るなんてすごいですね。

    でも仏教系の大学が、こんなモダンな建物を造るなんてすごいですね。

  • でも本願寺といえば変わった建物を建てるのが得意な宗教法人ですね。

    でも本願寺といえば変わった建物を建てるのが得意な宗教法人ですね。

  • 今は改修中で幕に覆われてしまっている、伊藤忠太の設計した西本願寺伝道院は赤煉瓦造のドーム屋根の乗った建物ですし、築地の本願寺はインド仏教そのもののお寺ですし。

    今は改修中で幕に覆われてしまっている、伊藤忠太の設計した西本願寺伝道院は赤煉瓦造のドーム屋根の乗った建物ですし、築地の本願寺はインド仏教そのもののお寺ですし。

  • この頃から新しいものを受け入れる下地があったのですね。

    この頃から新しいものを受け入れる下地があったのですね。

  • 入口の門の脇にある赤レンガの小さな建物も、明治12年に造られた守衛所。今の守衛所はこの反対側にあり、ここは大学グッズの販売所になっています。

    入口の門の脇にある赤レンガの小さな建物も、明治12年に造られた守衛所。今の守衛所はこの反対側にあり、ここは大学グッズの販売所になっています。

  • 最後に本館をもう一度眺めて帰ります。この時代の洋館は擬洋風建築といって、日本人の大工さんが木造で見よう見まねで造った擬似洋館なんです。どっしりとしたこの構えを見ると、どうしても木造には見えないですね。

    最後に本館をもう一度眺めて帰ります。この時代の洋館は擬洋風建築といって、日本人の大工さんが木造で見よう見まねで造った擬似洋館なんです。どっしりとしたこの構えを見ると、どうしても木造には見えないですね。

  • この入口の正門も明治12年にキャンパス内の歴史的な建物と同時に造られたものです。

    この入口の正門も明治12年にキャンパス内の歴史的な建物と同時に造られたものです。

  • 何故か正面を撮りそこなってしまったこの建物、七条通りの京都駅に程近い場所に建つセカンドハウス西洞院店<br />大正3年にたばこ王の村井吉兵衛の興した村井銀行七条支店現在はケーキとパスタの店になっています。

    何故か正面を撮りそこなってしまったこの建物、七条通りの京都駅に程近い場所に建つセカンドハウス西洞院店
    大正3年にたばこ王の村井吉兵衛の興した村井銀行七条支店現在はケーキとパスタの店になっています。

  • 七条通にあったレストランになっていたこの建物、

    七条通にあったレストランになっていたこの建物、

  • 詳細は不明ですが多分昭和初期に建てられた銀行建築のようです。<br />

    詳細は不明ですが多分昭和初期に建てられた銀行建築のようです。

  • どなたかご存知の方、教えてください。気になって仕方ありません。

    どなたかご存知の方、教えてください。気になって仕方ありません。

  • 最後は富士ラビット。大正14年に日光社という自動車販売会社の本社屋として建てられたもので、1階の牛丼屋さんのお店の中にはタイヤや自動車の絵入りステンドグラスがまだ健在です。<br />

    最後は富士ラビット。大正14年に日光社という自動車販売会社の本社屋として建てられたもので、1階の牛丼屋さんのお店の中にはタイヤや自動車の絵入りステンドグラスがまだ健在です。

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この旅行記へのコメント (3)

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  • まゆままさん 2009/01/20 23:02:35
    京都駅周辺近代建築
    ぬいぬいさん、こんばんは!
    今回京都へもわずかな時間の合間に建築巡りされたんですね。
    龍谷大学はとても見ごたえありますよね。
    私も好きです。大学のキャンパスはそこへ入れば何軒もまとめて
    近代建築見れるのでうれしい限りですよね、私も京大まだじっくり見てないので行かないとーと思ってます。

    ところでこの建物、近代建築散歩の関西編によると昭和2年に建てられた旧鴻池銀行、現在グランヴェルジュ京都七条倶楽部だそうです。
    私が参考にしている方のサイトでは若林仏具製作所となっていて黒い建物
    だったので、銀行とレストランの間は若林仏具製作所の建物だったようで、
    レストランになるのに白く塗りなおされたようです。
    ちなみにこの建物の斜め向かいくらいにある若林仏具店の本店は昭和元年築の登録有形文化財でした。
    http://4travel.jp/traveler/mayumama/album/10279526/

    ぬいぬい

    ぬいぬいさん からの返信 2009/01/21 08:36:54
    souka
    > ぬいぬいさん、こんばんは!
    > 今回京都へもわずかな時間の合間に建築巡りされたんですね。
    > 龍谷大学はとても見ごたえありますよね。
    > 私も好きです。大学のキャンパスはそこへ入れば何軒もまとめて
    > 近代建築見れるのでうれしい限りですよね、私も京大まだじっくり見てないので行かないとーと思ってます。
    >
    > ところでこの建物、近代建築散歩の関西編によると昭和2年に建てられた旧鴻池銀行、現在グランヴェルジュ京都七条倶楽部だそうです。
    > 私が参考にしている方のサイトでは若林仏具製作所となっていて黒い建物
    > だったので、銀行とレストランの間は若林仏具製作所の建物だったようで、
    > レストランになるのに白く塗りなおされたようです。
    > ちなみにこの建物の斜め向かいくらいにある若林仏具店の本店は昭和元年築の登録有形文化財でした。
    > http://4travel.jp/traveler/mayumama/album/10279526/

    ぬいぬい

    ぬいぬいさん からの返信 2009/01/21 08:52:03
    そうか 近代建築散歩の関西編を見ればよかったんですね
    まゆままさん  おはようございます

    先ほど中途半端な返信をしてしまいました。消してください。
    「近代建築散歩の関西編」そういえば私も買いまして、買ってすぐにぱらぱらめくっただけで本棚に飾ったままになっていました。
    これをもって行けば今回の旅での行き先ももっと違ったものがあったかもしれませんね。

    若林仏具店の名前は知っていましたが、銀行建築そのものの外観と今のレストランから仏具店だった建物とは想像できませんでしたね。
    ようやく名前がわかってすっきりしました。

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