2012/10/08 - 2012/10/08
855位(同エリア5112件中)
はんけんさん
2年ぶりの関西遠征、タイガースの試合の合間?に、兵庫県立美術館に行ってきました。
神戸の震災復興のシンボルとして建てられた安藤忠雄氏設計の建物と小磯良平画伯の「斉唱」を鑑賞することが主目的、堪能しました。
昼食は、美術館内のカフェもしくはレストランで摂ろうと考えていましたが、美術館の2つ隣にある建物に青年海外協力隊のボランティアで知られるJICA関西が入っており、そこの食堂では月替わりにヘルシーなエスニック料理を提供していると知りました。で、そのJICA関西食堂へ行ってきました。
10月はパラオの料理。かなり和食に近い感じで違和感なく食べられました。特筆すべきは、この食堂のシステムです。当食堂のヘルシーメニュー一食につき20円が、開発途上国の給食一食分として寄付されるのです。エスニックなランチを味わい、途上国の飢える子供達を助けることに協力できるというシステムが素晴らしいです。良いことをしている気持ちもあり、食後は最高の気分でした。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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イチオシ
安藤忠雄氏設計の兵庫県立美術館。蛙が乗っかっていますが、これは安藤忠雄氏とは無関係?
最寄駅は阪神の岩屋駅ですが、我々は阪急の王子公園駅から20分ほど歩きました。 -
凝ったつくりになっていて、総合案内(というか正面入り口?)にたどりつくのに、やや苦労しました。
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この様ならせん階段もあります。
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裏側は海に面しています。
うろうろ歩き回り建物を見ているだけでも楽しい気分です。
時間は11時過ぎ、鑑賞にどの程度の時間がかかるか分からないのだが、再入場は不可とのこと。なので、ちょっと早めだがお腹も減っているので昼食を先に摂ることにしました。 -
美術館のカフェもしくはレストランを候補に考えていたのですが、2つ隣の建物に入っているJICAに面白い食堂がある と聞いたので、そのJICA関西に来てみました。
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JICAと聞くと「青年海外協力隊のボランティア」が直ぐに思い浮かびますが、やはりそのボランティアの活躍が紹介されています。
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おっと、タイガースのブラゼル選手とスタンリッジ投手のサイン入りグッズや写真が飾られています。
アラバマ州などが竜巻被害にあった時に、JICAが援助したことがあり、そのJICAの行動にアラバマ州出身のブラゼル選手とスタンリッジ投手が謝意を示し、贈ったものだそうです。 -
JICA関西食堂では、月替わりにヘルシーなエスニック料理を提供しているとのこと。それがわざわざここまで足を運んだ理由。10月はパラオ料理でした。
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パラオの情報もしっかり掲示されています。
今パラオにはJICAから16名が派遣されているとのこと。
人口は、約2万人で神戸市の60分の1 とも。 -
パラオ料理、700円です。
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イチオシ
心打たれた素晴らしいこの食堂のシステム。
当食堂のヘルシーメニュー一食につき20円が、開発途上国の給食一食分として寄付されるのです。エスニックなランチを味わい、途上国の飢える子供達を助けることに協力できます。
もちろん、食堂はセルフサービスです。コスト低減のため、当然だと思います。 -
先進国では、食べ過ぎ・栄養過多で太ったり、病気になったりしている。そんなムダを省き、ヘルシーな食事を摂り余分な分を貧しい途上国に回そうよ というメッセージ。全く同感です。
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イチオシ
メニューは、照り焼きチキン、里芋のフライ、ほうれん草とスパムのバターソテー、ライス、タピオカフルーツinココナッツミルク。
パラオの食事は、日本食の影響をかなり受けているようです。食べてみて、まったく違和感なかったです。和食と言ってもさしつかえ無い感じでした。
良いことをした気分も手伝い、高揚感とともに食事を終えました。 -
パラオでは、日本の統治下時代に日本語教育もされたため、今も使われている日本語があるそうです。
例えば「おいしい」は「アジ、ダイジョウブ(味、大丈夫)」と言うらしいです。他に「チョットマッテクダサイ」なども使うそうです。 -
さて、お腹が満たされ美術館に戻ります。
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上には蛙が、、、、。
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通常展(500円)に入場。「えっ、通常展のみでいいんですか?」とチケットブースの女性に言われました。特別展を見ない人は珍しいようです。
が、我々の目的は常設されている小磯画伯の絵と、安藤氏の建物を観ることですから、、、、。
日本では珍しく館内撮影OKです!!(ただし、フラッシュは禁止) -
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安藤忠雄氏の震災からの復興への取り組みを展示したコーナもあります
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小企画「美術の中のかたち・手でみる造形」
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これはとっても興味深い企画です。
希望者には目隠しが渡され、作品を触りながらあるくことができます。
作品を目で見ないで、手で触って(手でみる)イメージします。 -
さて、展示のハイライト、小磯良平記念室へ。
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イチオシ
「斉唱」
この作品は、小磯良平美術館ではなく、この兵庫県立美術館に来ないと観られないんですよねぇ。
モデルは一人の少女なので、絵の中の歌う少女達は、皆同じ顔をしているのです。 -
その隣は、金山平三記念室。
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そして、常設の絵画展示室。
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ブルリュークという人の「家族の肖像」という絵が印象に残りました。
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鑑賞を終えて、海側に出ました。
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海沿いのボードウォークをぶらぶら歩いて、三ノ宮に向かいました。
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