yumiyumiさんのクチコミ全753件

那智駅から近い場所にある世界遺産の補陀落山寺ですが、訪れる人は少ないようで、私が参拝している間どなたにも会いませんでした。お寺の中も見せていただきましたが、やはりこのお寺の特徴は、境内にある補陀落渡海に使われた船のレプリカです。このお寺の住職になると本人の意志とは関係なく60歳くらいまでに補陀落渡海を行わなければならなかったそうで、無理やり船に閉じ込められて沖へ連れて行かれた僧侶もいたそうです。生きて帰ってこれないので、実際に船が難破して命からがら岩場に泳ぎ着き隠れていた人も、探しだされてまた船に乗せられたそうです。せめて最後は浄土へたどり着いたと願うばかりです。

補陀落山寺を参拝した後、那智駅から列車に乗りました。那智駅の裏にはとてもキレイな那智の浜が広がっています。昔補陀落渡海が行われた海、この美しい海の遥か彼方に観音浄土があると信じられて捨身行を行ったことを考えると、この美しさもどこか哀しく感じられます。本人の意志とは関係無く、無理に船に閉じ込められ沖へ放たれた僧侶もいたそうで、宗教とは何ぞやと考えさせられました。

熊野三山を巡るにあたり、定期観光バスの「世界遺産熊野三山めぐりコース」を利用しました。このバスは本宮大社、那智大社・青岸渡寺、那智の滝の他に熊野古道大門坂とちょっと遠い速玉大社までまわり、路線バスで移動するより効率良く回れます。紀伊勝浦駅から出発して途中川湯温泉、渡瀬温泉、湯の峰温泉からも乗車できまるので、前日宿泊した湯の峰温泉から乗車しました。
昼食付きで、バスの車内で郷土料理が入った弁当を食べました。ガイドさんは同乗しないので、昼食などは運転手さんがお世話してくれ、車内には観光案内のモニターが流れます。
観光時間は決められているので、予め見るものを決めておけば、効率よく色々見ることも可能です。紀伊勝浦駅で解散ですが、コースには無い補陀落山寺にも行きたかったので、途中で下ろしてもらいました。
色々見たい欲張りな人にはおススメです。インターネット割引クーポンもあるので提示を忘れずに。

橋杭岩と応挙芦雪館を見たくて串本に一泊しました。駅からは少々遠いですが、列車の時刻に合わせて送迎バスを利用しました。高台にあるので、海側の部屋からは橋杭岩が小さく見えます。ツインルームは一人で利用するには勿体無いくらいの広さです。安いプランでしたが、夕食はカジュアルフレンチを選びました。平日だったためか、ツアーの団体客は大勢いましたが、個人客は少ないようで、団体客が利用しないような時間帯は温泉もレストランも利用者が少なく静かで良かったです。

険しい奇岩が並ぶ橋杭岩は、全国的に名前が知られた絶景ポイントですが、公共交通機関利用者にとっては、行きづらい場所です。コミュニティバスもありますが、本数も少なく当然日の出の時間には走っていません。宿泊は高台の橋杭岩が見えるホテルに泊まり、日の出の時間にホテルの部屋から眺めました。美しくはあったけど、やはり近くで見たかった。那智駅から串本駅に列車で向かう際に、車窓から一瞬近くで見ることはできましたが、ほんの一瞬でした。

和歌山旅行で串本に一泊し、橋杭岩の遠景と無量寺の応挙芦雪館を見てきました。和歌山旅行にあたり色々調べて初めて応挙芦雪館の存在を知りました。日本一小さい美術館とうたっているだけあって、作品数はそれほど多くありませんが、その中でも芦雪が無量寺に滞在して描いたという虎図と龍図の襖絵が特に見事です。またその裏側にもそれぞれ別の意味深かな絵が描いてあり、芦雪のセンスがうかがえます。展示は、本館と収蔵庫、お寺の本堂と３つに分かれており、収蔵庫は作品保護のため雨天時には見ることができません。本堂にはデジタル復元された虎図や龍図が、当時の場所に展示してあります。
これほど見応えがあるのに、全国的に知名度が無いのが不思議です。

白浜温泉に平日一泊するにあたり、食事の評判も良く、料金もリーゾナブル、リニューアルオープンして間もないこちらのホテルに宿泊しました。予約サイトで申し込んだのですが、値段も安く部屋タイプが和洋室としか書かれてなかったので、部屋の眺望はあまり期待していませんでした。別館の二階の部屋でしたが、入ってビックリ、昼間なのに最初からカーテンが閉め切られてあり。カーテンを開けようにも外からの視線が気になり滞在中ずーっと閉めたままでした。せめて予約の時に分かっていれば、部屋のランクを上げるか別のホテルにするかしたのに。部屋はリニューアルしてあり広くキレイでした。
食事は朝も夕も時間帯が３つに分けられており、チェックイン時に予約します。既に希望の時間帯が一杯なので、午後５時からとかなり早かった。予約した時間に行くと凄い人、人気の寿司や天ぷらは長い列で補充待ち、食事会場がとても広いのでテーブルとの往復で疲れてしまった。肉も食べ放題なので、殆どのテーブルで肉を焼いてました。自分で肉を焼く気分では無いので食べませんでしたが。とにかく落ち着いて食べる雰囲気では無いです。
一人旅には不向きなホテルです。家族や友達と一緒にワイワイするには向いたホテルだと思いました。あと焼き肉好きには最高だと思います。

三段壁には昔熊野水軍が使用したという洞窟があると聞いたので、事前にコンビニでチケットを購入し行ってみました。事前に買うと300円安くなります。高速エレベーターで降りると、その先には洞窟に波が押し寄せる轟音が響き渡っていました。1600万年前の地層や天井の浪の模様を間近で見れたり、激しく洞窟内に波が押し寄せる様子が見れたりと、私的には楽しかったです。

白浜の観光スポットを路線バスで巡り、天気も良かったので白良浜にも立ち寄りました。時間があまり無かったので、白良浜らしい景観が見える「走り湯」バス停で下車しました。砂浜のそばにバス停があり、ここからだと砂浜がキレイ湾曲して見えます。青い海と青い空、白い砂浜とヤシの木、まるで日本じゃないみたい。

落花生のような形の真ん中に丸い穴が開いた円月島を見たくて、路線バスに乗って行ってみました。夕景がキレイだそうですが、円月島が見える最寄りバス停「臨海（円月島）」は、バスの本数が1時間に一本程度と少なく、さらに最終が夕方５時半頃と大分早いので、夕景を見に行くのは諦めました。バス停の近くからは円月島を横から見るようになり、象徴的な穴は見えません。道路沿いを暫く歩くと穴が段々円形に見えてきました。バスで行った場合、瀬戸の浦バス停から臨海バス停に向かうクネクネ道の途中が、円月島を正面に一番近く見れました。

三段壁は、高さ50ｍの岸壁が南北２㎞に渡って海にせり出した、美しい崖です。岸壁に近づくと風が強く吹き付ける険しい崖と美しい海は、まるでサスペンス劇場で最後に犯人が白状する場所のようです。ここに来たら是非洞窟に寄るのもおススメです。近くにはお土産屋さんはありましたが、飲食店などは無さそうでした。

平べったい何層からなる大きな岩盤が露出した千畳敷、最寄りのバス停からは５分程度歩きます。天気が良いと青い海と青い空を背景にとても美しい景観です。手前の岩伝いに大きな岩盤まで行くことができるようで、実際に行っている方もいました。千畳敷にはこの岩盤の他には特に見るべきものも無かったので、白浜の数ある観光スポットの一つとしてちょっと寄ってみる程度かな。残念だったのは、砂岩なので硬いもので削った落書きがいくつかあったことです。おそらくカップルが思い出にイニシャルや名前を刻んだのでしょう。

せっかく和歌山に行くのだから是非アドベンチャーワールドでパンダを見たいと思い行ってみました。チケット売り場で並んで待つのが嫌なので事前にコンビニでチケットを購入していましたが、平日だったためかチケット売り場は混んでなく、親子連れも少なく、年配の団体さんがたくさんいました。滞在時間３時間半でしたが、パンダをじっくりと見て、後はケニヤ号に乗車したりペンギン王国と海獣館をゆっくりと見て歩き、最後はお土産屋さんでゆっくり買い物して過ごしました。見残した動物はたくさんいましたが、園内は広く雨も降ってたので、優先順位を決めて自分のペースで回りました。4,500円という入園料はちょっと高いかなと思いますが、パンダを６頭も見れるのだからしょうがないかな。

路線バスで白浜観光中、三段壁辺りは飲食店が見つからず、次に訪れた千畳口バス停から千畳敷の途中にこちらのラーメン店があり、吸い込まれるように入りました。一番人気の和歌山しょう油とんこつラーメン、和歌山ラーメンについてはよく知りませんが美味しくいただきました。女性一人でも入りやすかったです。

公共交通機関を使った和歌山一人旅、白浜に一泊して白浜周辺の主な観光地を周遊するため、白浜駅隣の営業所でとくとくフリー乗車券２日券を購入しました。観光地としてはバスの本数も多いし、1,500円という金額も他の観光地と比べて決して高くは無いと思います。平日でしたが利用者も多く、アドベンチャーワールドに向かう朝の便はとても混んでました。

駅からも近く、すぐそばにも「高千穂通り２丁目」バス停があり、バスでの観光にも便利な立地でした。近くにコンビニも多かったです。建物は若干古さはありますが、綺麗なので気になりません。部屋もキャリーバッグを余裕で広げられました。無料のミネラルウォーターや入浴剤などもあり、嬉しかったです。朝食も種類もありましたが、連泊してほぼ同じメニューだったのがちょっと残念でした。

鹿児島中央駅に隣接する比較的新しい感じのホテルです。駅ビルのぐるめ横丁で食べて、ビックカメラの方へ進んで外に出ると、目の前にホテルは建ってました。部屋は比較的狭いですが、ベッドは広く寝るだけなら十分です。朝食は、ビジネスホテルにしてはメニューも多く満足です。立地もとても良く、朝食付き5.800円という値段にも満足です。

このホテルには自前の砂むし温泉もあり、一人旅でも値段があまり高くならず手頃ということでこちらに宿泊することにしました。夕食も朝食も品数も多くバラエティに富んだバイキングで満足です。初めての砂むし温泉もとても気持ち良かったです。
共用施設はオシャレに改装されていて、デッキから眺めた夜明けの海がとても綺麗でした。休暇村は以前も別の所に泊まりとても満足しましたが、こちらの休暇村も良かったです。翌朝は屋久島へ行く高速船のターミナルまで送ってもらえました。

路線バスをメインに使った一人旅なので、交通の便の良いところを探したところ、こちらの宿が安房港のそばで路線バスのバス停も近く、値段も手頃、写真でみても良さそうなのでこちらに決めました。建物は古そうですが、部屋の壁が綺麗に改装してあり、ドアを鍵で施錠する個室でした。部屋の入口に洗面台があり、浴場、トイレは共用です。食事も海鮮メインで珍しい美味しいものを出してくれました。翌朝天気が悪く風も強く、観光や船の運行状況が気になっていましたが、宿の方が的確なアドバイスをしてくださり、とても助かりました。

市内観光や翌日空港までのシャトルバスの移動を考えて、天文館周辺のホテルを探したところ、ドーミーインがありました。ドーミーインは以前にも他の場所で宿泊し、温泉も朝食も良く、部屋のつくりも狭いながら快適に過ごせたので、ここを選びました。難点は値段がちょっと高く、朝食を付けると一万円を超えてしまいました。立地によって値段が変わるようで、鹿児島市内は他のホテルを見ても、他の地方都市より若干高いような気がします。市街地の中で温泉でゆっくり疲れを取りたい人には向いたホテルです。