ロンプラさんのクチコミ(21ページ)全537件

外谷汐入公園は昭和初期に造られた潮入庭園です。園内は池と築山からなり梅や桜など一年中花が咲いています。地元の人が花を見て季節の移ろいを楽しんでいます。トイレもきれいで気持ちがいいです。池の縁に中川から水を引いた小水門があります。築山を歩けるように石が続いています。俳句が作れるような庭園です。池は錦鯉が泳ぎ当時の豊かな商家の暮らしが想像できます。夜間は門を閉めています。

桜の時期に葬式があり釜石に来ました。津波の後に新しくできたホテルです。快適に宿泊することが出来ました。建設作業員の人がたくさんいました。朝食は開始時間前に作業員の人たちが行列していて開始から３分くらいで食べて出てきたのには驚きました。チェックインとチェックアウトのときの従業員の対応も丁寧で気持ちよく釜石を後にしました。

夕方に桜が満開の薬師公園を登りました。下の入り口に熊に注意とあり驚きました。桜が満開なのに誰もいない公園でした。静かで階段の途中で休み海の方を見ました。頂上まで行くとギリシア彫刻のような白い平和像がありました。東京より１ヶ月くらい遅い桜でしたが本当にきれいでした。桜まつりの割には静かで誰１人いないのが不思議でした。後で地元の人に熊が出るから誰も行かないと聞いて驚きました。

新しくなった高村光太郎記念館へ行きました。観光客はあまりいないので光太郎の作品を映像で紹介するブースはゆっくり鑑賞できました。光太郎の特徴的な衣服は以前から気になっていたのですが展示を見て納得しました。高村光太郎記念館から高村山荘へ行く道はきれいに整備されています。池や木立の中を歩いて行くと足下に蛇がいたのは驚きました。高村山荘は二重に家屋で保護されていました。本当に質素な家屋です。高村山荘のそばに熊よけの鈴がありました。少し強めに鳴らして、智恵子展望台へ行きました。展望台からは広々とした山裾が見渡せて心が癒やされました。

常設展では古代からの花巻の歴史や文化を学習できます。実際に使われていた農機具や道具が懐かしく手に触れたくなりました。展示物もきれいで写真を撮りたくなりました。とくに刺又・突棒・袖絡の実物を初めて見てうれしくなりました。中でも特別展の古い花巻人形の猫や犬、力士などたくさんあってよく集めたと思いました。素朴な花巻人形の復元も図解で説明してあり本当に楽しくなりました。現代のコンピュータ社会に生きる日本人が知っておくべき文化と歴史がつまった博物館でした。若い人に来てほしいです。

鉛温泉にある藤三旅館に行きました。楕円形の白猿の湯が有名です。大きさは５ｍくらいです。入ろうとすると足が着きません。つかまりながら足を伸ばしてやっと底に着きました。底は大きな天然の石のようです。浅いところもありますが脇の下くらいの深さでした。立ってはいる温泉は初めてです。レンタカーで来てよかったです。混浴時間でしたが誰もいませんでした。白猿の湯以外にも３つ温泉があり全部はいりました。部屋の窓の下はきれいな雪解け水がとうとうと流れていました。食事でわかりましたが宿泊者は２０人くらいでした。とても静かな山間の温泉です。また花巻温泉郷に来たいと思いました。

初めてここに来たのはもう３０年前になります、宮沢賢治の生涯や作品を視覚的・聴覚的に紹介する記念館に驚きました。今回来てリニューアルされていました。ライブラリーもゆっくりしたいです。展示品には思わず手に触れたくなるような物もあります。子どもは触ってしまうかもしれません。それだけすぐれた博物館だと思います。宮沢賢治の半生を知ることができました。人間的な賢治の悩みや希望、チェロを演奏しようという先進的な心などまた一段と賢治に興味がわいてきました。下の花壇にはもう体力的に行けなくなりましたが山猫軒には寄っています。

野外の池には水芭蕉がたくさん咲いていていました。賢治の作品に水芭蕉の出てきた作品は何だろうと考えながら歩きます。さわやかな風が心地よく、林を散歩をしても所々に賢治の世界を表す展示があってたいへんおもしろかったです。林を歩いて一つ一つの説明をゆっくり読んでいくと贅沢な時間が過ぎていきます。館内に向かうアプローチも工夫があって宮沢賢治の童話の世界への入り口になっています。屋内には手作りの展示や天井を風の又三郎が飛んでいたりいろいろな工夫があります。賢治のことがもっと知りたくなって宮沢賢治記念館に行きました。おすすめは入り口にある木製のチェロの模型です。

江南貢院は中国最大の科挙試験場でした。現在は博物館になっていて科挙制度の総合展示が行われています。使われていた硯や筆といった文房具や行灯のような物もありました。中でも受験生ごとの個室が人形で再現されていたのが興味深かったです。不正防止ですが、それでも不正はあったようです。都合の悪いことも隠さずに展示しているのがよかったです。展示された表では江蘇省と浙江省が合格者が多かったようです。今の南京市、蘇州市、杭州市、寧波市でしょうか。文化的な年が学力の高い人がいたことがわかりました。

臨時政府のあった総統府はあまり広い場所ではありません。西洋風の石造りの建物があり、内部の石の階段がすり減って角が丸くなっていました。孫文の絵画がたくさん展示されていました。蒋介石が政務を行っていた部屋や、清時代の衣服が飾ってありました。きれいに整備された中国式庭園がよかったです。孫文の人気は中国では高いということを知りました。

明の初代皇帝朱元璋と妻の墓です。中山陵からは電動カートが有ります。広いので歩くのがたいへんです。庭園は公園のように整備されていて市民が散歩しています。女性モデルを使った撮影会をしていました。アマチュアの写真同好会のようでしたが皆さん日本のいいカメラを持っていました。中山陵のすぐそばにありますが、観光客はあまりいません。馬やラクダの石像が並んでいましたが造りが粗雑なのが残念です。

石造りの城壁の門は何重にもなっていて敵の侵入を防いでいたと思われます。工事中のところもありました。上に登ってみましたが、とても長い壁でかなり遠くまで続いていました。昔の中国の力を感じました。石に文字が刻まれていました。割合はっきりした物なので文字がわかりましたが意味がわかりませんでした。自分の学力のなさにがっかりしました。蘇州に行ったときにもこのようなところがありましたが南京のは大きさがすごいです。門の前では愛鳥家が小鳥を止まり木に止まらせていました。よく見ると足を糸で結んでいました。

夫子廟は孔子を祭った寺です。周辺の建物を再開発しました。土産物屋や食べ物屋、食堂がたくさんあります。水路があり遊覧船に乗れます。江南風の建物が並んだ南京の観光地なので観光客が多いです。夜もライトアップしています。
おすすめは新しくできた科挙博物館です。この博物館は江南貢院を増築したものです。科挙試験制度に関係のある道具や証書、木彫、石刻などの文化財を展示し、中国古代の科挙の歴史や文化を伝えています。入ってみましたがたいへんおもしろく見ることが出来ました。

大橋公園から橋のたもとへ行くと大きな毛沢東の像があります。エレベーターで上がり外に出るとすごい自動車の量です。自動車の下には線路が見えます。歩道のような車線はバイクが大きな荷物を積んで走っています。中国の巨大なエネルギーを感じます。長江には大きな船が列をなしています。エレベーターで上がったそばには社会主義国を象徴する労働者の像があります。観光地ではありませんが来てよかった場所です。橋の橋脚に大きく書かれた毛沢東の言葉「人民、只有人民、才是創造世界歴史的動力」（人民、ただ人民だけが世界の歴史を創造する動力である）がたいへん心に残りました。南京長江大橋は中国の独自技術により文化大革命中に完成し、革命の象徴とされた橋です。

中国の都が置かれた南京の歴史を知ることが出来ました。中国の観光地は来てみてがっかりということろがありますが南京博物院は、想像以上に充実した展示内容でした。広い土地に大きな建物が点在しています。新しいデジタル館の展示や江南の古い町の再現など幅広く文化、歴史を学ぶことが出来ます。カフェや食堂もあるので疲れたら休みながら時間をたっぷりとって見学したいところです。必ずもう一度行きたいです。

孫文のお墓です。下から見上げた階段に怖じ気づきました。高さも幅の広さもすごい階段です。みんな登っているし広いので疲れたら休めると自分を納得させて登りました。頂上に着くと南京の町が一望できました。忘れられない景色です。南京に来てよかったと思いました。この季節なので昇れましたが夏だったら登れません。スニーカーでがいいです。

ラウンドタワーはコペンハーゲンの歩行者天国からすぐです。高くそびえる建物は17世紀に建てられた天文台です。タワーの中は、らせん階段ではなくらせん坂道になっていました。同行者から馬に乗って登れるようになっていると聞きました。頂上からコペンハーゲンの町が一望できます。疲れ気味だったのですが気持ちがすっきりしました。おすすめの場所です。短い自由時間に行ったよかった場所です。次に行くときは内部も見たいところです。

ロゼッタストーンやラムセス２世像などたくさんの展示物がありました。世界中の国や地域の価値のある物を展示しています。英語がわからなくても写真を撮って後で調べたりいろいろなことが出来ます。興味のきっかけをつかむことのできる場所です。時間がなくて本当に残念でした。体力がある内にまた来たい場所です。大英博物館だけで何日か必要です。無料というのにまた驚きました。１９９８年にはロゼッタストーンにさわれました。

杭州で篆刻の研究機関として西冷印社が有名なことを知りました。西湖に浮かぶ島の孤山にあります。小さな場所ですが景色のいい場所にあります。内部には有名な人が来ている写真がありました。篆刻や印鑑に関する資料、石碑、庭園、古い建物などがありました。あまり観光客がいませんでした。印鑑や篆刻、印材の知識がないので悲しくなりました。書道をやっている人の聖地のようです。

西湖十景の一つです。大きな寺の境内を歩いて行くときれいな塔が見えます。門で料金を支払い、しばらく歩き坂を登るとエレベーターがあります。下には古い土台が保存してありました。エレベーターを降りると回廊になっています。大きな塔を作ったものです。上から見る西湖は実に広々としています。夕照ということから夕陽がきれいなのでしょうか。これから歩いて西湖十景を廻ります。空気が澄んでいたらもっときれいなのでしょう。