そらはなさんのクチコミ(8ページ)全366件

高山観光の拠点として選びました。
高山は外国人観光客の誘致に積極的で、この宿も主にヨーロッパのお客さんが多いようですが、私たちが行った日は日本人がほとんどで、あとはシンガポールからのお客さんが一組という感じ。

チェックイン2時間前に到着してしまったので車を置かせてもらおうとしたところ、「もう部屋ができているのでチェックインしてもいいですよ」と笑顔で案内されました。
準備ができている場合は細かいルールにこだわらず、お客様優先で対応するという姿勢らしく、とても感心しました。

接客も丁寧、気さく。
飛騨牛のお店や、近隣の観光などを親切に教えてくれます。

建物はフロントのあるところが古民家を移設したもので、囲炉裏などが置かれていて大変風情があります。秋でも寒かったので街を歩いたあとは実用面でも重宝しました。

お風呂は小さ目ですが、混んでいる時間を外して入ったので貸し切り状態。
きれいだし、泉質もなかなかよいです。

食事は朝食だけ利用しましたが、地の物を使ったおしゃれなメニューです。
マイナス点が見当たらず、また利用したいと思う宿でした。

ルートインについて書くのは三つめです。チェーンなので重複する内容もあります。
まずは、どのルートインにも共通した感想を。

規格化されているのチェーンなので、どこのルートインも同じ感じですが、だからこそ安心して泊まれます。
特徴は三つ。
ネットがちゃんと使える（使えると言いつつ切れてばかりのホテルも多いので）。
大浴場がある（人工ですが温泉です。ビジネスホテルでこれはうれしい）。
レストランがある（外で食べ損ねたりしても居酒屋レベルのおつまみと生ビールが飲める）。
朝食のバイキングも下手な旅館よりうまいものがたくさんあります。
以上のことで、旅先で旅館でなくビジネスホテルに泊まるときはなるべくルートインを使ってます。
また、新聞（数に限りあり）とコーヒーの無料サービスもうれしいですね。
注：私は関係者ではございません^^；

～レストランについて～
ここのルートインでは、富山名物の白えびがいただけて良かったです。
ただ、オペレーションが少々まずく、来客が集中し、ちょっと混んだだけで（大混雑とはいえない席が半分埋まった状態）配膳が異常に遅くなりました。
飲み物に5分待ち、つまみに20分待つ感じです。
他のルートインでこういうことはなかったので、少々辛めに点数をつけました。

富山旅行でマンテンホテルに泊まり、その地下にあって便利なので利用しました。
生簀がカウンターの内側に設置されており、奥には座敷もあって開放的な雰囲気。
店の人が親切で上品。明るくて対応はいいです。
てきぱきとしていて配膳も待たせません。

料理は富山名物のものが多く取り揃えられています。
是非食べてほしいのは……
・ホタルイカの三種類の塩辛と沖漬。
・白エビの刺身
です。

逆にそうでもなかったのは白エビのかき揚げかな。
白エビ以外の素材の味が邪魔をしてしまって、白エビの味がしませんでした。

どちらかというと高級な雰囲気の店で値段も安くはありませんが、ゆっくりと本場の味を楽しめる店だと思います。

富山へ行ったのでブラックラーメンなるものを食べてみようと探したのがこのお店。
旅行者のような初めての人でも食べられるよう、少し塩分を軽めにアレンジしたメニューを出しているとのこと。
2時を過ぎていたので店内にお客さんはいません。
辛くて食べられないと悪いので、ブラックラーメンの並1つとおにぎり、ライスを二人で注文しました。

待っている間には奥さんが「メニューの裏にブラックラーメンの解説がありますので」と教えてくれます。
ふむふむと解説を読み込み、待つこと数分。
おにぎりはとろろ昆布がまぶされています。
変わってるな～と思っているとご主人が「富山ではこういう食べ方するんですよ」と声をかけてくれました。
ラーメンは確かにしょっぱいですが、無理だから残すというレベルではありません。
むしろ、うまい。ご飯のおかずとして食べたというのもわかります。
スープも完食とまではいきませんでしたが、結構飲んでしまいました。
この店では頼めばアレンジしてない本来のブラックラーメンも作ってくれるとのこと。

空いているときに行ったのでご主人に色々お話も聞けて良かったです。
ありがとうございました。

以前から富山では環境に配慮するなどの理由で「なるべく車を利用せずに移動する試み」などとテレビで取り上げられていたので、観光目的で乗ってみました。
朝、昼と利用しましたが、席は結構埋まっています。街の人の生活に欠かせない移動手段です。
音は結構しますが、乗り心地は悪くないです。
車窓から見える富山城がとてもきれいでした。

トロッコ電車の終点、欅平はトレッキングコースとしても知られています。
電車で座りっぱなしなので、大抵の人は、着いたころにはちょっと体を動かしたくなってますが、このトレッキングコースは意外にきついです。
特に祖母谷までの行きは緩やかながらずっと上り坂。
これを約40分歩くと息が上がります。
途中、すばらしい景色の見えるポイントがいくつかあるので、休み休みいくのがコツ。
逆に帰りは下りなので、30分ほどで楽に帰れます。
9月の初旬に行きましたが、風景はまだ真夏といった感じ。
それでも十分美しくて気持ち良かったですが、秋はどれほきれいなのだろうと想像してしまう景色でした。

立山黒部アルペンルートのハイライトとも言えるのが室堂。
その室堂随一の絶景ポイントとも呼べるのが、このミクリガ池です。
室堂自体が超絶な絶景で、360度どちらを向いても素晴らしい景色ばかりなのですが、ずっと滞在しているとその景色にも慣れてきます。
そんなときにこの池に差し掛かると再び景色が違って見える、そんなアクセントになっている場所だと思います。
空気が澄んでいることもあり、水面に映る山の姿が一層美しく見える池です。

マイカーで行くことはできず、ケーブルカーとバスで1時間半かけて行きます。
バスはハイブリッド式でしょうか、音も静か快適です。
運転手さんが気持ちの良い解説をしてくれて、途中、見どころのスポットでは一時停車してくれます。
室堂近くにくると写真にあるような地形がだんだんと視界に入ってきます。
このような地形をカールというそうです。
千畳敷カールが有名ですが、ここも負けていません。
雄大な山に囲まれた風景が自分たちを360度囲んでいる感じです。

1時間程度で回れるコースをトレッキングしましたが、地面はほぼ舗装されていて運動靴であれば難なく歩けます。
さすがにヒールやパンプスは禁忌でしょうが、これといった装備がなくても十分歩けるようにはなっています。

注意点としては、やはり街中より寒いことと、トレッキングコースにあるトイレは有料ということくらいでしょうか。
予定を立てて、ちょっと早起きして、バスなどを乗り継げば、すぐにこの絶景を見ることができます。

「氷河の浸食作用によって山頂近くにできた半円形の窪地」とのこと。
何万年もかけて作られた非常に神秘的な地形です。
同じカールの千畳敷を見て、大変素晴らしいと思ったので、立山旅行の際はここだけは寄ろうと思っていました。
　
千畳敷との違いは、こちらのほうが山肌が滑らかで、千畳敷は岩が切り立った感じ。
こちらは室堂平という全体の中の一つなので、規模も大きく感じます。
どちらも、いつまで見ていても飽きない雄大な景色です。

写真は9月初旬のものですが、いつか、紅葉の時期にも行きたい場所ですね。

山崎カールなど雄大な景色が広がる室堂平の片隅に佇む古ぼけた山小屋ですが、重要文化財に指定されている歴史ある建物です。
建立は江戸中期で、日本最古とも言われています。
現在、中は資料館になっていて自由に見学することができ、かつてこの地で行われていた活動を感じ取ることができます（確か内部は撮影禁止だったような気がします）。
ものすごい建物というわけではありませんが、室堂を訪れたら自然だけでなく、ちょこっとだけ歴史を感じるのもいいかもしれません。

予約を取らないと乗れる保証がないということなのでネットにて予約しました。
その段階で考えたのが天候のこと。
一般車両は窓がない吹きっさらしの形状です。
天気が良ければ気持ち良いのはこっちですが、雨が降ったら相当苛酷な旅になります。自分でカッパなどを用意して防ぐしかありません。
また、背もたれがないベンチシートに1時間20分乗るのは結構きついかなと思い、結局リラックスシートという車両を選びました。
こちらは窓もあり、いわゆる普通の電車のシートと形状は同じです。
9月初旬の平日でしたが、一般車両はほぼ満席。リラックス車両も7割ほど埋まっている状態。
当日は晴天だったので、行きか帰りかどちらかは一般車両が良かったですが、ま、仕方ないです。

電車は山岳鉄道なのでかなり揺れますし、音も大きいですが、すぐに慣れてしまいます。
混雑が苦手なので、最盛期の紅葉シーズンを外しましたが、それでも外の景色は十分美しかったです。
車内は地元出身の女優・室井滋さんのナレーションによる解説も流れます。
これが結構楽しくて飽きることがありません。
新幹線や特急でもない電車に1時間20分乗るというのは、かなり長いものだろうと若干不安もありましたが、実際乗ってみると、あっという間に到着したという感じです。

午前9時過ぎの便で行き、13時過ぎの便で帰ってきましたが、帰りにすれ違う電車も満杯で、紅葉シーズンはどれほど混むのだろうと想像してしまいました。

室堂平を見るために利用しました。
ちょっと前、千畳敷カールに行きましたが、そこの交通網が観光客に快適に過ごしてもらうために、あらゆる努力をしていたので、それと比べると相当落ちます。
具体的には本数が少ない、待たせる、やっと乗った車内は都会の朝のラッシュ並にギュウギュウ、などなどです。
土曜日だったので仕方ないかもしれませんが、お年寄りや小さなお子さんと一緒に行く場合は、なるべく平日に行くのをお勧めします。

室堂平には山々を水面に映し、景観を素晴らしく見せる池がいくつかあります。
みくりが池に次ぐ大きさなのがこのみどりが池。
地図で見るとみくりが池と隣接していますが、基本の散歩コースを歩いた場合、みくりが池を見てから結構歩いたあとに辿り着くのでちょうどいいアクセントになります。
山を映す写真はこちらの池のほうが撮りやすいかもしれません。

観光地によくある「この場所に来たらほとんどの人がそこで食べるレストラン」です。
そうしたところは、競争がないので味が悪く、店員の態度もちょっと…というところが多いのですが、ここは違いました。
料理はまあサービスエリア風のものがほとんどで、平均レベル。
ただ、富山名物のます寿司に関しては、街中の店で食べるものと遜色ないです。
白エビかき揚げ蕎麦も置いてあるので、食べ損ねた人はここで食べるのもよいかと。

一番印象に残ったのは厨房で働く人の態度ですね。
黙っていてもお客が入ってくる形態の店は、従業員の方がブスッとしていることも多いのですが、みなさん明るく丁寧。
食べ終えた食器と割り箸を分別するのにまごついている人がいたのですが、そのたびに「いいですよ、こちらでやりますから」と厨房から明るく声かけていました。

こういう対応をされると味が普通でもすごくおいしいものを食べた気分になりますね。

トロッコ電車に乗るために利用しました。
車で行きましたが、駐車場は大変わかりやすく、誘導員もいるので心配ありません。
駅は、外観も構内も思っていたよりも全然きれいです。
ほとんど観光客が利用する駅なので、トイレ、売店、窓口などがわかりやすく設置されています。
電車に乗ってからビールなどの売り子さんがやってきますが、これが出発間際で注文できないお客さんがチラホラ。
なるべく早めに注文したほうがいいですね。

黒部旅行に行ったときルートイン魚津に宿泊し、夜に利用しました。
大衆居酒屋のチェーンですが、料理やつまみの品数は相当多いです。

混んできたとき、配膳が若干遅いかなと感じましたが、味（大衆居酒屋として平均的）や接客などに悪い点はありません。
個室形式なので落ち着けます。
若い男性の店員さんの対応が大変気持ち良かったですね。

朝食付きシングル6300円に宿泊。
まず、このコストパフォーマンスがすごい。
素泊まりもありそうな値段ですが、だからと言って朝食はショボイわけではなく、むしろかなりハイレベルで豪華。
バイキング形式ですが、品数も多く、地のものが多く並べられているのもうれしいですね。

展望風呂も街中のホテルではあり得ないくらい気持ち良いです（ただし、女性のほうは男性に比べて小さく、立山連峰も見えません）。

部屋に古臭さは感じません。きれいですし、気持ちよく泊まれるレベルだと思います。
遮音性は、自分が泊まった部屋に関しては気になりませんでした。ただ、自販機前の部屋とかだと、気になることもあるようなので、事前に問い合わせるのもいいかもしれません。

車で行く場合、富山駅近くのホテルは、ほとんどが立体駐車場になります。
しかしこのホテルは平面駐車場があるのもいいですね。最初、このホテルにしようかなと調べるきっかけになったのはそこでした。

立地はビジネスホテル。客層を見ると、ビジネスマンと観光客の割合が半々くらいでしょうか。
ビジネスホテルとして見た場合、総合的に欠点が見当たらないホテルだと思います。

翌日、八方尾根に行くのが目的の旅行。

登山メインなのでとにかくゆっくりできればいいと思い、こちらの宿に格安の素泊まりプランがあったので選択しました。

他の旅行サイトのクチコミなんかを見ていると、よくないことも書かれていましたが、そんなに気なることはなかったです。

確かにちょっと館内が薄暗いとか、おかみさんの個性が強烈とか（笑）、泉質がもうひとつとか、他のサイトで書かれているようなことを気にする人もいるかと思います。

でも、部屋は広いし、静かだし（隣室の物音が聞こえない）、安いし（二人で素泊まり５０００円未満）、登山利用にはもってこいです。

このお宿、外観や風情は高級旅館風ですが、民宿なのにこんなにおしゃれな雰囲気…と思って利用したほうが満足感が高いと思います。

次回、唐松岳に登る際はまた利用したいと思います。

一度は訪れたいと思っていた黒部ダム。そこに行くには、これまた一度は乗ってみたいと思っていたこれに乗る必要が。

トロリーバスという名前だけは聞いていましたが、実際どんなものかわからず乗車。
要はバスの形をしているものの、動力源は電気という乗り物。
電車のように架線から電気を引っ張ってきて走るので、法律上も電車なのだとか。

乗り心地はバスそのものですが、ディーゼルエンジンの音はせず、静かです。
トンネル内のひんやりした空気が心地好く、10分ちょっとの乗車時間は睡魔に襲われっぱなしでした。

観光地で貴重な乗り物に乗ったんだ…という経験を得られる乗り物ですね。
値段は高いですが、導入に伴う労力を考えると仕方ないでしょうか。

裕次郎の映画でも、あまりに有名な黒部ダム。
このダムが誕生するにあたっての歴史的背景からも一度は訪れてみたいところです。

旅行で大きなダムをいくつか観てきたので、それほど驚かないかと思っていましたが、やはりこれまでのものとは規模が違います。

観光放水による大量の水が落ちる様は、ほかのダムではあまり観ることができません。
高さが日本最大なので、上から見下ろすと圧巻。
風が吹くとしぶきがダムの上まで上がってきます。

近くのレストハウスや資料館ではダムの成り立ちの写真やドキュメント映像を観ることができます。それを観たうえで、もう一度ダムを観ると、また違った感覚になると思います。