安宿探求所さんのクチコミ(130ページ)全2,618件

2泊3日で行った冬の鹿児島旅行。幸い天気に恵まれ、島にも上陸し間近から眺めたほか、霧島神宮、垂水、城山公園、仙巌園そして帰りの飛行機からと至る場所からそのシルエットを楽しむことができました。
特にホテルの部屋から見た朝陽を浴びた桜島が印象に残りました。

コーヒー風味の「クロクマ」があるというので夕食に行きました。
メニューは定食類が中心でほとんどが1000円以内とリーズナブル。
オーダーして一から調理されるようで結構時間がかかります。味はやや濃い目でボリュームがあり。若い人には良いかもしれません。
結局定食で満腹になり、「クロクマ」の注文は諦めました。残念。

池田湖の湖畔に佇むイッシーくんの像。
日本では屈斜路湖のクッシーと並び未確認生物として以前は騒がれました。
最近はこうした目撃情報が話題になることはありませんが、池田湖には龍神伝説もあるようで神秘性を抱かせるのに一役買っている気がします。
イッシーくんはリアル過ぎず親しみやすい形としているのも良いと思います。

指宿観光の帰り道に立ち寄りました。
九州で湖というとあまり思い浮かぶものがありませんが、この池田湖が九州で最も面積が大きいそうです。
訪れたのが12月中旬の夕暮れ時。訪れる人はほとんどなく、営業している店も少なくて寂しい光景。1月には菜の花畑が満開になるそうで異なる雰囲気になるのでしょう。
西側に見える開聞岳が印象的でした。

海沿いに位置し周囲に山がないことから実際の標高（924メートル）以上に高く見えます。円錐形の秀麗な姿は薩摩富士とも言われるそうですが、富士山と並ぶほど個性を主張していると思います。
長崎鼻から海越しに見える開聞岳、西大山駅のホームから見る開聞岳、池田湖から西に見える夕暮れの開聞岳など随所で印象に残る景色を提供してくれました。

長崎鼻に行った帰りに立ち寄りました。
12月に訪れたので花はほとんどないのではと思いましたが、所々で見ることができました。また温室・屋内庭園に行くと、寒い思いをせずに色とりどりの花を楽しめます。
丁度ウィンターフェスティバルの期間中。暗くなるまでいればイルミネーションも堪能できたのですが、時間もなくこれはまたの機会のお楽しみということで。

右手には開聞岳の全容、左手には大隅半島が見渡せる景色のよい岬です。
そして岬の先端まで行くと正面に遠く島影が。後ほど調べたところ硫黄島、いわゆる鬼界が島とのこと。天気が良ければ見えるそうです。
付近には薩摩長崎鼻灯台や龍宮神社など見所もあります。

車でアクセスすると土産屋さんの駐車場に誘導されます。無視してパーキングガーデンに行っても良いのでしょうが、何か買ってくれればと言うので誘導されるまま駐車しました。帰りにボンタンアメを土産として買いましたが、結局厳密なチェックはしていないようです。

観光名所になっている長崎鼻にある灯台。説明板によると高さは11メートルほどで灯台としては小型の部類に入るのではと思います。
形も特徴的で真下から見ると円盤型の屋根（？）が非常にユニーク。
付近にある龍宮神社とともに風光明媚なこの地の良いアクセントになっています。

長崎鼻を30年近く前に訪れた時はこちらの神社はなかったのでは…
本殿は比較的新しく最近建てられたようです。ただし観光目的で安易に設けられたわけではないようで、当地には古くから浦島太郎伝説があり、乙姫様をご祭神としているとのこと。
確かに開聞岳を背景とする海岸にはそれらしい雰囲気がありますし、朱塗りの建物は海の青さに映えとても気持のよい場所です。

薩摩伝承館の中にあるイタリアンレストラン。
ツアーに事前指定のクーポンが付いており、イタリアンというのも面白いかなということでランチで利用することに。
伝承館の建物は綺麗でとても洒落ています。それに合わせてこの店の雰囲気も非常に良いです。ただ料理の味は普通レベルでしょうか。
もし近隣に住んでいたならばリピートまではしないと思います。

指宿観光の目玉として行きました。
訪れたのは12月の北風が強い日。浴衣1枚で海岸に出るのは勇気が要りましたが、寒さより強風で裾が煽られるのが気になります。
砂に埋まっていたのはほんの10分強の間。それでも体の内面から温まり、その後移動中の間も寒い思いをせずに済みました。
駐車場がもう少し近くにあってほしい。

「道の駅いぶすき彩花菜館(さかなかん)」は国道226号線沿いにあり、錦江湾が眼の前に見えます。
海を眺められる展望台があるのですが、この日は寒いうえ風が強く諦め、館内で地元の名産等を覗いてみることにしました。
海産物や野菜・果物等種類は豊富。特に眼を引かれたのは鹿児島県内の高校で製造された缶詰。幾つかあり迷いましたが、この場所から最も近い山川高校の缶詰をお土産として購入しました。

特攻平和会館で共通券を購入したので入館しました（2施設合計で800円が600円に割引）。
南薩摩地方の歴史、風俗などが分かりやすく展示されています（館内は撮影禁止です）。
江戸時代に一向宗の弾圧から逃れて信仰した「かくれ念仏」の事実を初めて知りました。
特攻平和会館に比べこちらの施設は閑散としていました。コンパクトな施設で時間もそれほどかからないので両方見学するのがお薦めです。

知覧の武家屋敷群を見た後に訪れました。シーズオフのためか武家屋敷は人が少なかったものの、特攻平和会館には団体客初め年配の方が多くいらっしゃいました。
特攻の拠点となった知覧の基地を主題とした施設ということで、それほど展示物は多くないのではと勝手に思い込んでいましたが、資料や展示の数は想像以上のものでした。これだけの資料を収集し整理するのは並大抵のことではなく、運営側の平和を願う想いを十分感じ取ることができました。

知覧の「特攻平和会館」入口横にある記念碑。特攻隊員が出撃までの間暮らしていた兵舎を復元したとのことで内部も見学することができます。
「特攻平和会館」内では若い特攻隊員たちが、この兵舎内で過ごす様子が写真で展示されていました。隊員たちは皆明るい表情をされていましたが、実際の気持はいかがだったのでしょうか。

こちらの庭園の特徴は他とは異なり全く石組のないことです。通りから見ると生垣の上部が波打つ形をしていたことが気になっていたので、丁度中にいらっしゃったご主人に話を伺いました。
庭園の奥に見える母ヶ岳を借景として、山に連なる形を表現しているとのこと。また昔の人は身長が今より低いので目線をもう少し下げて見た方がよいとのアドバイスもいただきました。

元の武家住宅が知覧の武家屋敷通の一角に保存されています。
オオテとナカエの二つの屋根の間に小棟を置いて連結させた形状が知覧だけに見られることから「知覧型二ツ家」と呼ばれており、現存するものは南九州市でも3件だけだそうです。
この史跡は無料で入場でき、庭園から庭園の内部を見学することができます。

東大和南公園内にある戦災遺跡です。
通常は外部からのみ見学ができますが、訪れた日は公園内でイベントがあり内部が開放されていました。
戦前は軍需工場の変電所として使用されていた施設。昭和20年の度重なる空襲で工場のほとんどは破壊され、多くの方が犠牲になった中、この変電所は奇跡的に生き残ったそうです。戦後も新しくなった工場に電気を供給し続け、平成5年にその役割を終えたとのこと。建物の外側は随所に爆撃の跡が痛々しく残り、その傷跡は内部にも及んでいます。
戦争の凄惨さを語り継ぐ遺跡としていつまでも残ってほしいものです。

東大和市にある都立の運動公園。野球場やテニスコート、体育館に市民プールとスポーツ施設が集積。元は米軍基地の跡地だっただけに園内は平坦で広々としています。
運動広場には全天候型の400メートルトラックが常時開放されており、近くに居住していれば是非利用したい施設です（表面が一部痛んでいる所がありますが）。
運動以外でも緑が多くのんびりできるスポットです。

知覧武家屋敷群を訪れた際、駐車場の関係から最初に行きました。
こちらには7庭園共通入場券の取り扱いがあり、また休憩所では温かい知覧茶のサービスがあります。
他の庭園が枯山水式であるのに対し、こちらの庭園は池泉式です。とはいえ池自体は控えめ、廻りに配された特徴のある岩が個性を主張している感じがあり興味深く見学できました。