ちゃんさんのクチコミ(8ページ)全1,022件

　東北本線と仙石線をショートカットして、仙台から石巻まで１時間で結ぶ路線です。海岸沿いを大回りする仙石線に比べスピードも出せるので、距離以上に早く移動できます。
　仙石線が東日本大震災の被害から復旧した2015年に合わせて整備された路線で、単なる復旧ではない「攻め」の姿勢が感じられます。
　ほぼ１時間間隔で運行されますが、残念ながら昼間に運転間隔が開く時間帯があります。この時間帯に石巻から仙台へ急ぐ必要があったので、平行する高速バスを利用しました。

　仙台駅から歩いて５分。アーケード内にあり、雨の日でも濡れずに行ける男性専用のカプセルホテルです。温浴施設は狭めでしたが、宿泊客が多い時には日帰り入客を止めるようで、さほど混み合うこともなくくつろげました。
　カプセルエリアにバッグを持ち込めることができて、旅の荷造りをしたい僕には助かりました。

　仙台市を東西に結ぶ、2015年開業のまだまだ新しい地下鉄です。車体は小柄なミニ地下鉄。仙台の中心たる仙台駅を経由しますが、南北線に比べれば混雑度は低めでした。
　最新鋭だけにデザインも最先端。しかし特徴的なドアの丸い窓は、南北線と共通の意匠です。

　仙台市地下鉄南北線の終点、泉中央にあるショッピングセンターです。規模は大きく、地下鉄からバスに乗り継ぐ合間に晩ご飯の買い出しをする人で賑わっていました。
　ありふれた都会の郊外の駅の風景なのかもしれませんが、三大都市圏のそれではありません。福岡市でも類似の駅は思い至らず、仙台市の勢いを感じました。

　仙台市を文字通り南北に結ぶ大動脈。車両は８０年代デビューなのでだいぶ年季も入って来ましたが、飽きのこないデザインです。
　車両間の貫通路は大型で、見通しがよくききます。この時代から省略されることが多くなった戸袋窓（ドア横の窓）も健在で、開放感重視の設計です。地上区間は両端のわずかな距離しかなく、窓を大きくしてもあまり意味がないのでは？ と思いますが、短いゆえに、その間少しでも開放感を味わえるような工夫なのかも。

　富岡町の公共施設が集まる、小高い丘の上にあるミュージアムです。富岡町といえば原子力災害で長期の避難を強いられた町ですが、津波の被害についてもかなりのスペースが取られています。
　駅からは少々距離があり、バスの便も多くはないので、駅の観光案内所のレンタサイクルが便利です。電動なので、坂道もグングン登れます。

　富岡駅に併設された観光案内所です。駅は無人化されましたが、この案内所のおかげで,
人が常駐する駅になっています。
　５００円で電動のレンタルサイクルを借りられるので、街中を効率的にめぐりたい時には便利です。

　どうしても個々人の考えが分かれてしまう原発そのものの是非には踏み込まず、この地で起きた悲劇を伝える伝承館です。人口が激減してしまい、思うように復帰すすまぬ町に、ありふれた賑わいがあったことも伝えてくれます。
　駅からは、電車に接続してシャトルバスが往復。また会員登録などなしで、100円を投入すれば使えるシェアサイクルもあるので、街の現状を見ながら往復するものまた経験になります。

　すっかり建物がなくなってしまった浪江駅前から歩いて１０分、国道まで出ると、道の駅は大にぎわい。無印良品がテナントに入り、外にはポケモンキャラクターの公園もあって、明るい雰囲気にほっとしました。
　原発災害で山形へ移転していた酒蔵が、隣接の「なみえの技・なりわい館」に戻って来ており、酒蔵のイメージを覆すスタイリッシュな建物になっています。有料試飲もできるので、ぜひ電車で訪ねたい道の駅です。

　常磐線経由で、品川・東京から、長い列車では仙台までを結ぶ特急列車です。編成も１０両編成と長めで、長距離特急の風格が漂います。
　車内は高級感のあるデザインで、普通席でも背ずりが高く、ゆったりくつろげます。また列車によっては、今や貴重な車内販売が乗務。席にいながらにして飲食できることが、もう当たり前ではなくなってしまった昨今、贅沢な体験ができる列車です。

　国内最後の寝台特急。もちろん主たる目的地は出雲の国ですが、姫路や岡山で新幹線に乗り継ぐことで、九州方面への夜間移動にも使えます。この場合は姫路で乗り換えるようにすると、サンライズの特急券に乗り継ぎ割引が適用になりお得です。

　旅館ではありますが、日帰りプランに力を入れている宿です。この日は5,500円なりの日帰り湯ったりプラン」を利用。４時間部屋を独占できて、豆腐料理のランチコースを部屋食で味わい、もちろん温泉も楽しめます。
　ランチはボリュームたっぷり。様々な豆腐料理が並び、デザートのムースとコーヒーまでおいしく頂きました。温泉は熊の川ならではのぬる湯で、こちらもゆったりくつろげました。

　有明海の干拓地にある、佐賀空港の展望デッキです。飛行機の便数があまり多くないので、数少ない離発着時にはギャラリーが集まって賑わいます。
　飛行機の時間以外には、広大に広がる干拓地が必見。どこまでも続く雄大な田んぼの風景を見渡せます。天気がよければ雲仙・平成新山の荒々しい姿も。
　我が子は、長い円形のスロープを気に入り、何往復もしていました。

　佐賀空港の横にある、広々してて遊具も充実した公園です。天気がよいと、車で遊びに来た親子連れで大にぎわいになります。国産旅客機YS-11の屋外展示も見どころです。
　公共交通機関で行くなら空港バスでアクセスできますが、航空機の時間に合わせての運行なので、折り返しバスまで数時間あることも。空港ターミナルと組み合わせて、予定を組んで楽しみましょう。

　空港リムジンバスと呼ばれますが、実は一般路線バスの「準急」。短区間での利用もOKで、バルーンミュージアムや県庁、佐賀城本丸歴史館に行く時も使えます。
　佐賀空港の航空便に合わせたダイヤで、空港発は飛行機の到着後を確認して出発します。はやめに空港に着いて、ご飯を食べたい…なんて使い方はできないのは残念。うっかり乗り遅れたら、次は数時間後なんてこともザラです。

　さほど長いわけでもなく、高低差もわずかですが、景色の変化が楽しいロープウェイです。相模湾に面した、熱海の温泉街の全容を眺めることができます。
　観光用のロープウェイなのに、障がい者割引が充実しているのはありがたいです。本人に加え、付添人まで割引になり、しかも半額！ 割引分は会社負担となる民間施設なのに、すばらしい心遣いです。
　地域クーポンも使えます。

　もともとはウオミサキホテルを予約していたのですが、設備点検とかでこちらへ振替えに。おかげで名物という巨大なローマ風呂に入ることができて、思い出深い夜になりました。
　館内は少し古さを感じる部分もあるものの、懐かしさとして受け止められます。付帯設備も充実していて満足。それだけに、夕食バイキングのご飯が「いつ炊いたの！？」と思うほどカピカピなのが心底残念でした。
　宿の裏手には、ココカラファイン系列のドラッグストア有。使い残しの地域クーポンの消化に使えます。

　伊豆へといざなう、オールグリーン車の観光特急です。もし乗ることが目的なら、品川～熱海間がおすすめ。ギリギリ100kｍに届かない距離なので、運賃＋2,500円で１時間少々乗車できます。
　カフェテリアでは、車内の厨房で調理されたできたてパスタを味わえます。きちんとしたテーブルがあり、食器も「ホンモノ」。食堂車と言って差し支えありません。
　それでもカフェテリアを名乗るのは、20分という時間制限ゆえかも。大人なら食事には充分な時間ですが、もう少しゆっくりしたいところでした。空きがあれば予約なしでも食べられますが、ネットでの事前予約が確実です。

　オフィスとショッピングモールの複合ビル。勝どき駅から少し距離はあるものの、橋には動く歩道があるので、アクセスはまずまず便利です。
　ショッピングモールは周辺のタワマン群向けでもあるようで、スーパーが入っているので、旅行中の日用品の買い出しにも便利。
　大規模な施設ながら、前庭の花壇は地元で手入れがなされているようで、素朴な雰囲気がよかったです。

　海員組合の宿で、一般利用もOK。船の模型や浮き輪が飾られ、船乗りの宿の雰囲気があります。「ウチは普通のシティホテルですよ」と見せかけ実は組合の宿なんてとこも多いですが、きちんとアピールされた方が一般利用者にも楽しいです。
　窓の高さが高く、子どもでは外が見えないのは残念。周囲はタワマン群で、都心住まいのファミリーの暮らしが垣間見えます。