さいたまさんのクチコミ(79ページ)全2,813件

学士会館は、旧帝国大学卒業生により構成される学士会が運営管理する会館です。
学士会館は、一ツ橋交差点の北側にあり、白山通りに面しています。
学士会は、旧帝国大学系大学の卒業生等を主な会員とする社団法人であり、明治１９年に創立されました。
学士会が創立された当時、学士の称号を与えられたのは、帝国大学の卒業生に限られていました。その後、帝国大学が増設され、７帝国大学になり、会員の対象が広まりました。
現在の学士会館は、国の登録有形文化財となっています。また会員以外の利用も可能となっています。
学士会館の歴史を感じさせる重厚な雰囲気と館内外の施設は、多くの利用者に評価されています。
また、都内の一等地に位置する利便性は、利用客の満足度を高めているようです。
これら要因から、利用客は少なくないようで、学士会館の知名度は、衰えることはなさそうです。

我が国の大学発祥の地の碑が、白山通りの一ツ橋交差点の角に置かれています。
日本において最初に設立されたのは、東京大学ですので、我が国の大学発祥の地は、東京大学発祥の地でもあります。
我が国の大学は、幕末期の1862年の幕府の蕃書調所を源流とし、蕃書調所～洋学調所～開成所～大学南校～開成学校～東京開成学校へと、１６年間の間に６回の改称を経て、明治10年(1878年)に、東京医学校と合併することで、東京大学として創立されました｡
白山通りの一ツ橋交差点周辺は、東京大学のほか東京外国語大学、学習院、一橋大学の発祥の地にもなっています。
それらの原点は、一に、蕃書調所の教育に遡ることができます。
それらの歴史的な経緯を勉強すればするほど、当初の教育の重要性に気が付きます。
何事にも、最初が肝心と言う言葉がありますが、まさに当を得た言葉と感じました。
我が国の大学発祥の地(東京大学発祥の地)の碑を見る機会を得ましたが、蕃書調所におけるご苦労やご尽力に感謝するばかりです。

新島襄誕生地跡の碑は、学士会館の南側、一ツ橋交差点の角に置かれています。
新島襄の誕生地は、武蔵国江戸(東京)の神田となっています。
新島襄は、明治維新前の江戸時代末期に、密出国し、アメリカ合州国に渡り、キリスト新教に入信し、神学を学びました。
その後、明治新政府視察団の通訳として活躍するとともに、宣教師として活動を続け、明治８年、京都府に、後の同志社大学となる同志社英学校を創設しました。
新島襄は、学生の非行に際して、叱責することなく、自分の掌を杖で打ち、自らを罰して学生を訓しました。
その時の学生の一人に、徳富蘇峰(号を正敬)がいました。
後に、徳富蘇峰は、新島襄の求めに応じ「同志社大学設立の旨意」を添削し、全国の主要な雑誌・新聞に掲載し、同志社大学設立に尽力しました。
徳富蘇峰は、新島襄の没後、新島襄誕生地跡の碑の設置に際し、碑文を揮毫しています。
新島襄誕生地跡の碑の碑文を見ると、教育に対する啓発的な考え方と師弟間の強い絆が強く伝わってくる感じがしてなりません。
宗教の信じる心なのでしょうか、それとも人柄なのでしょうか。

如水会館は、白山通りの一ツ橋河岸交差点と一ツ橋交差点の中間の西側にあります。
如水会館は、一橋大学卒業生等で構成される如水会が所有する会館で、結婚式や各種会合等に使用されている建物です。
白山通りの斜め向かいには、学士会館が位置しています。
如水会は、高等商業学校当時、東京大学との併合に際し、創立された会で、大学昇格や商科大学としての発展の原動力となった親睦団体で、会の名称は、渋沢栄一の発案を基にしています。
同じ官立の大学である東京大学との合一の検討の中で、常に独自の立場を堅持してきた歴史を有しています。
今回の如水会館の訪問に際しても、斜め向かいの学士会館との関係を念頭において、現地を見ることができました。
如水会の命名の源である「君子の交わりは淡きこと水の如し」のように、淡々とかつ冷静に、周囲を見ることに徹し、理解を深めることができました。

東京外国語学校発祥の地の石碑は、一ツ橋交差点と一ツ橋のほぼ中間地点、白山通りの西側にあります。
学術総合センターの敷地の南端で、如水会館との境界付近に設置されています。
学術総合センターの植え込みの中に建てられていて、白山通りの歩道に沿った場所にあります。
東京外国語学校は、幕末期に設立された蕃書調所を前身とし、後の東京外国語大学に発展していきます。
東京外国語学校発祥の地の石碑は、東京外国語大学により設置されたものです。
東京外国語学校は、後の東京大学や一橋大学の創設と相関連していて、東京大学発祥の地は、東京外国語学校発祥の地の碑のはす向かいにあります。
また、如水会館は、一橋大学出身者の親睦団体が経営しているもので、東京外国語学校発祥の地の石碑のすぐ横になっています。
これらの横のつながりについては、発祥の地の石碑の位置を見て、身近なものとして認識できるものです。
歴史的、場所的に強い繋がりを感じています。
今後も、三者の連携は、強化されるものと信じています。

一橋徳川家屋敷跡は、一ツ橋と平川門の間にありましたが、現在は、工事中です。
徳川三卿家は、徳川吉宗により創設されましたが、一橋徳川家の屋敷は、田安家及び清水家が江戸城内に与えられたのに比し、江戸城外に与えられました。
一橋徳川家は、明治維新まで、代々、この地に在りました。
その屋敷敷地は、広く、一ツ橋から神田橋の間に及びました。
その一橋徳川家屋敷跡地には、石碑や解説板等が置かれていました。
屋敷跡には、丸紅本社が入っていましたが、現在、工事中であり、見ることができません。
今回の一橋徳川家屋敷跡の訪問に際しては、工事のため柵や塀が設置されているため、工事現場の一部のみの写真撮影にとどまってしまいました。
工事は、大規模にもので、丸紅の提供した写真と航空写真が中心となりました。
工事用の門から見ると、基礎工事が、かなり地中深くに及んでいて、工事の大規模さを垣間見ることができました。
まさに、工事警備員の制止の中、工事用の塀の間から垣間見た工事の概要でした。

同じ葛飾区東四つ木地区に、白髭神社が、二つあります。四つ木白髭神社と渋江白髭神社です。
四つ木白髭神社は、２丁目、渋江白髭神社は、４丁目で、両神社の距離は、約４００ｍしか離れていません。
当初、白髭神社の案内に従い、白髭神社に向かいました。まさか白髭神社が、二つあるとは、考えもしませんでした。白髭神社の前に、○○白髭神社との記載がなかったのですから。
また、通りがかりの老人に、白髭神社の場所を聞いたのですが、イオンのすぐ傍だと教えて貰い、そこに行ったところ、確かに白髭神社がありました。
しかし、後で知ったのですが、そこは、四つ木白髭神社なのでした。
現地に永く住んでおられる老人でも、区別が良く解っていないのです。
白髭神社は、すぐ近くに２ｹ所あり、四つ木白髭神社と渋江白髭神社が、別個にあるのです。
地元の人が知らないのに、よそ者が解るはずがありません。最期の最期まで、白髭神社は一つだけだとの認識でいました。結果として、四つ木白髭神社の紹介のみになってしまいました。
今回、体験した失敗を他山の石として、次なる失敗を繰り返さないように、情報を発信しなくてはなりません。
皆さん、お気を付けください、白髭神社は、同じ四つ木地区に２ｹ所ありますと、繰り返し、ご紹介させて頂けねばなりません。
くれぐれも、ご注意ください。

錦橋は、千代田通りから内堀通りに至る間、日本橋川を渡る際に利用する橋です。
江戸時代には、神田橋から一ツ橋の間に橋がありませんでしたが、関東大震災の復興事業で、大正１５年に、架けられたそうです。
白色の橋の親柱の横には、古い親柱があり、建て替えの跡と思われます。
古い親柱や壁の色は、かなり年月を経過しているものであり、架け替え等の経緯を調べる必要性を感じました。
錦橋の名称は、錦町や錦町河岸等の旧地名から付けられ他とのことですが、「錦」は、昔、近くに「一色」という武家屋敷が二軒あったので、「一色」＋「一色」＝「二色」→「錦」と転化したのだといわれています。
昔の人は、洒落た感覚を持っていたものと感心しますとともに、それを橋の名称に採用する行政担当者の柔軟性に親しみを感じています。
すっかり「錦橋」を好きになってしまいました。

神田橋は、日比谷通りを経由する際、日本橋川を渡るために、架けられた橋です。
江戸時代には、神田橋御門があったことと、明治維新後は、天皇皇后陛下が行幸の際、通過することから、交通上の要点となっていました。
永く木造の橋だったため、火災の被害を受けやすく、現在のコンクリート鉄桁橋になったのは、戦後の1925年になってからです。
現在、日本橋川の橋梁改修工事が進められており、歴史建造物等保存の目的で、工事間の石垣等保管のために、神田橋周辺を利用しています。
今般、神田橋を訪問し、石垣石材の整理保管のための努力・対応を目の当たりにすると、史跡保存のための投資は、大変なものがあると理解できました。
簡単に環境保全と口にするのは、容易ですが、実行に際しては、多大な努力が必要であることを、痛感した次第です。
今後は、現実を直視つつ、将来を見据えた着実な態度の涵養に努めたいと思っています。

鎌倉橋の名称は、鎌倉からの江戸城築城資材を陸揚げした鎌倉河岸からきています。
江戸城築城に必要な鎌倉からの石材や木材を、陸揚げしたのが鎌倉河岸で、鎌倉河岸付近に架けられた橋が、鎌倉橋と名付けられたとのことです。
これに関連して、この付近には、神田鎌倉町との地名が残っています。
また、鎌倉橋には、第２次世界大戦中の米軍機の攻撃による３０ケ所の弾痕、破片痕があるとのことです。
鎌倉橋に関するこれらの経緯や歴史を学んだあと、現地を見るとなるほどと感じることが実に多かったのが実態です。
具体的な例としては、神田出世不動尊の由来や弾痕・破片痕らしき痕跡を見たことです。
特に、弾痕・破片痕とおぼしき痕跡は、欄干や親柱に見ることができ、今さらながら、歴史を現実のものとして認識させられました。
次に、鎌倉橋を訪れる機会があったら、もっと仔細に観察してみたいと思っています。

神田出世不動尊は、神田駅南口を出て、西に２５０ｍほど進むと南側にあります。
周辺の商店街の通りは、出世不動通りと呼ばれていて、出世不動通り商店会が形成されています。
戦後、この出世不動通り商店会が、神田鎌倉町の要請を受け、出世不動尊を維持管理しているとのことです。
名前の通り、出世のご利益があるそうですが、特に、相撲取りが信心すれば出世すると言い伝えられたことが始まりとも言われているようです。
出世不動尊自体は、写真の人の丈との比較で判る通り、ビルとビルの間の狭い場所にあり、なかなか出世しそうもないのが、皮肉な感じです。
しかしながら、今後の出世や発展等の素地があるという観点からは、狭いのも頷けるのかもしれません。
通り１本北側の及び西側の近傍にも、稲荷神社がありますが、いずれも地元商店街との繋がりが強いようで、地元の活力・尽力の力を感じています。

千代田橋架道橋が、ＪＲ神田駅の南にあります。
千代田橋架道橋は、京浜東北線や新幹線等いろいろな線路が、道路を越えるため設置されています。
このため、橋脚が頑丈な鉄骨造りになっています。
架道橋の壁は、煉瓦造りです。
他の架道橋も同じなのですが、暗く、湿気った感じがしています。
まさに、ガード下と言う感じです。
千代田橋は、日本橋１丁目にあるのですが、千代田橋架道橋は、神田にあります。
不思議な感じをもっています。
なぜか架道橋の名称には、○○橋架道橋と言う名称が多いです。
一般的には、道路の上を跨ぐように橋を架け、線路を通すものが架道橋ですので、架道橋の前に、○○橋という川を連想する橋が付くのも、不可解な感じがします。
架道橋の名称は、どのように命名するのか、勉強したいと思っています。

新石橋架道橋は、神田駅南口の前の道路の上部に、鉄道を敷設するため設置した橋です。
辞書には、架道橋とは、道路の上を通る鉄道の橋であり、跨線橋は、鉄道の線路の上を通る道路の橋であり、跨道橋は、道路の上を通る道路の橋とされています。
いずれにしても、今川橋から竜閑橋に至る間の道路の上を、東北線等の鉄道が渡るための架道橋が設置されています。
一般的に言われているガード下としての役割を果たしています。
新石橋架道橋は、神田駅の南口が出て来て、最初の道路に架かっている関係上、比較的に、広い感じのする架道橋です。広い歩道を有効活用するため、自転車置き場が設置されている等、工夫が凝らされている感じです。
緑色を基調としてた塗装が施されていて、明るく配慮されている点が、他の架道橋と異なる点でしょう。
それら努力を評価したい感じの新石橋架道橋です。

佐竹稲荷神社は、神田西口商店街のほぼ中央にあります。
元来は、佐竹藩の江戸屋敷の中にあり、藩邸内の魔除けの神様として祀っていましたが、関東大震災の火災を契機に、神田の旭町に遷座したとのことです。
神田西口商店街の守り神として親しまれています。
佐竹稲荷神社には、扇に日の丸の紋が描かれています。佐竹藩の家紋です。
江戸時代の絵地図に、佐竹藩の家紋である扇に日の丸が記載されています。
江戸時代末期の幕府軍艦咸臨丸にも、日本国の標識として赤い日の丸が描かれています。
佐竹藩の時代から赤い日の丸が家紋や標識として使用されていたのです。
佐竹稲荷神社を訪れ、日の丸が佐竹藩の家紋であり、佐竹稲荷神社の地名が、日の丸を表す旭町であることを知ることができ、国旗である日の丸の一所以であることを知りました。
大変、勉強になった佐竹稲荷神社訪問でした。

山梨中央銀行東京支店は、今川橋交差点の南にあり、国道１７号線沿いです。
神田駅南口から東に行くと今川橋交差点があり、国道１７線沿いに進むと西側に、山梨中央銀行東京支店があります。
鉄筋コンクリート造り３階建ての伝統的な趣のある建物です。
東京都の千代田区景観まちづくり重要物件に指定されている立派な建物です。
明治７年(1874年)に開業し、国立銀行第十国立銀行となり、明治３０年に私立第十銀行と変わり、合併により、山梨中央銀行が誕生しました。
現在の建物は、昭和４年に竣工したもので、東京支店として、現在も営業しています。
近傍には、数多くの銀行がありますが、その中にあって、重厚かつ格調の高い建物として目立つ存在です。
特に、日本銀行の建物と共通点の多いデザインは、明治時代の建物として優れた景観を保っています。
千代田区の景観まちづくり重要物件に指定された所以でしょう。
明治時代の趣を十二分に発信する素晴らしい建物として感じ入りました。

竹橋は、江戸城の竹橋御門のあった場所に架けられている橋です。
現在は、内堀通りから代官町通りに入る場所に架けられています。
白色の３連のアーチ式の橋で、交通量が極めて多い橋です。
竹橋は、徳川家康の関東入国以前から、存在していた古い橋です。
竹橋の名称は、竹を編んで渡した橋だったとも、北条家の家臣・在竹四郎が居住しており在竹橋と呼ばれていたとも言われています。
江戸城の大奥への通路に用いられたようです。
明治１１年には、竹橋の西北に駐屯していた近衛砲兵大隊が、西南戦争後の処遇を巡って、同部隊の兵士らが武装蜂起する事件もありました。
この竹橋事件を契機に、軍人勅諭の下賜、憲兵隊の創設、軍法の制定等の動きに拍車がかかったのです。
竹橋の名前は有名ですが、実際に竹橋を訪れて見ると、竹橋を巡るいろいろな歴史を知ることができました。
新たなる発見が、人生の新たなる一コマになるのでしょう。
やはり、現地を知ることが第一歩なのでしょう。

清水濠は、江戸城の内堀で、清水門橋と平川橋の間にある濠です。
清水濠の北側は、清水門橋が土橋であるため、明瞭な区切になっていますが、南側は、平川橋が懸け橋であるため、大手濠との境が、明確ではありません。
皇居のお濠は、一般的に、水質がきれいだとは、感じられません。
川等の水源が無く、滞溜水のため、水質が劣化するのでしょう。
かなり昔に、人工的に水を入れ、浄化を図ったとのことを耳にしましたが、効果はどうだったのでしょうか。
自然河川を濠として活用する城もあるようですが、流路を変えたり、堰き止めたりして、空濠化したり、逆に下流を堰き止め、城を水攻めにされることがあり、江戸城の備えとしては、良いのかもしれないと感じ入った次第です。
江戸城の攻防という観点から、堀の役目・役割を考えた清水濠観察でした。

皇居の清水門から内堀通りに至る間に、清水門橋があります。懸け橋と土橋の組み合わせです。
北側の牛ヶ淵と南側の清水濠の間にある橋です。
内堀通り側は、土橋になっていて、清水門側が木製の懸け橋になっています。
江戸城を守る際は、懸け橋を落として、攻め難くしていたものと考えられます。
航空写真やを見ると江戸時代から、土橋と懸け橋の組み合わせだったようです。
皇居の門と濠、またそれぞれの橋の組み合わせを見ていますが、土橋と懸け橋の組み合わせの例は、少ないものと感じています。
また、清水門橋の懸け橋の部分は、長さが、約４～５ｍ程度で、比較的短かくなっています。
田安門橋が堀よりもかなり高くなっているため、牛ヶ淵から千鳥ヶ淵まで船が進めない関係もあり、清水門橋の懸け橋も短くても良いのかもしれません。
清水門橋のような懸け橋と土橋の組み合わせの例は、少ないと思われますので、今後も、注意深く見ていきたいと思います。
勉強になります。

内堀通り通りに、千代田区の観光協会があります。親切な案内が評判です。
千代田区役所から、内堀通りを挟んだ向かい側にあります。
場所的に便利なのですが、観光客の利用が多い土曜日曜日に、開所していないのが難点かもしれません。
観光客にとって不可欠な地図を豊富にそろえている他、広範にわたる各種の質問に、丁寧に説明してくれる等、観光協会としての対応は、高く評価されているようです。
平日の夕方近くに訪れた折には、協会内の展示物の準備をしていたようでしたが、準備作業を中断し、案内のため対応してくれた態度にはうれしく感じた次第です。
外国人の観光客にも、言葉の壁を感じつつも、笑顔で説明していた点にも安心しました。
皇居が近いため、海外各国から観光客の来訪が予想されるため、今後も、従来どおりの温かい対応に基づき、観光立国日本の顔としての役割を果たしてもらいたいと切望しています。

九段会館は、現在、休業中ですが、建物は素晴らしい文化遺産です。保存されるようです。
九段会館の名前は、聞いたことがありましたが、見たことはありませんでした。
九段会館の近くを訪れる機会があり、遠くから立派な建物があったため、近づいたところ九段会館であることを知りました。
格調の高い、素晴らしい建物です。
残念ながら、改装中とのことで、中に入れませんでしたが、建物の多くの部分が残されるとのことを聞き、安心しました。
伝統的な煉瓦造りの建物であり、改装工事が完了した段階で、中に入ってみたいと思います。
いろいろな書物を紐解くと、九段会館は、数奇な運命をたどってきたようです。
歴史の数々の事件や出来事の舞台として、そして直接の場面を見て来た九段会館は、まさに、歴史の生き証人ともいえるでしょう。
静かにそれらの歴史を後世に残していって欲しいと考えています。
必ずや、九段会館の歴史の各ページが、次世代への貴重な教訓や示唆を与えてくれるものと期待しています。
また訪れたい場所の、Ｎｏ１のひとつであることは、間違いありません。