Sahraさんのクチコミ(104ページ)全3,677件

1989年に開館した市民ホールや中央図書館、カフェなどからなる複合施設です。近鉄奈良駅からは徒歩10分程、猿沢池の近くにあります。古い町家が立ち並ぶならまちにのなかに、とても近代的な建物が建っているので目立っています。主に地元の人が利用する施設ですが、場所も良くてカフェもあるので少し休憩したいときに利用できそうです。

1901年に創業した練物の老舗店で、もちいどのセンター街にあります。外観も大きくて風格も立派で、店舗内には沢山の練り物が並んでいます。1番の人気商品は「バターポテト」で、以前いただいたときはジャガイモとバターの風味が良くあって美味しかったです。小腹が空いたときの食べ歩きにピッタリだと思います。

年に1度の山焼きで有名な山です。山全体が芝生で覆われ、なだらかな円い丘が３つ重なっている様子から「三笠山」とも呼ばれています。300m程で、気軽に登ることができます。また、県庁にある屋上広場からも眺めることができ、東大寺や春日大社の背後にあり見える若草山が、青空に芝生が映えてとても綺麗でした。

奈良ホテルの南側に広がる庭園で、奈良ホテルに宿泊した際訪れました。通常は有料ですが、ホテル宿泊者は無料で見学できます。大乗院は平安時代から江戸時代に栄えた門跡寺院のひとつで、1087年に創建されました。1180年の南都焼き討ちで焼失後に現在地に移り、廃仏毀釈で廃寺となる明治初年まで存続していました。現在はその敷地内の一部が奈良ホテルとなっています。美しい庭園ですが訪れた日はとても暑く、庭園をゆっくり散策といった感じではなくなってしまい、少し心残りな滞在でした。

文豪・志賀直哉が設計し、1929年から9年間住んだ数寄屋風の邸宅が高畑町にあります。春日大社の裏手からささやきの小径を進むと正面にみえてきます。高畑サロンとも呼ばれ、洋風のモダンなサンルームや食堂兼娯楽室などが一般公開されています。周囲は閑静な住宅街といった雰囲気で、「暗夜行路」はここで完成したと言われています。

飛鳥時代に起源をもつ日本最古の本格的な仏教寺院で古い歴史があり、多数の国宝・重要文化財が残されています。奈良町と呼ばれる江戸時代からの古い町並みが残る風情ある一角にあり、かつては南都七大寺の一つとして、奈良町界隈の大半を含む広大な寺院でした。今は極楽坊と五重塔跡、西小塔跡のみが残されているだけで、重要なお寺ですが目立たずひっそりとしていました。

奈良のメインストリートである三条通を進んだ先、猿沢池のほとりにある春日大社の末社です。中秋の名月の夜に、猿沢池などで行われる采女祭で有名な神社です。悲劇の伝説に由来する神社ですが、現在は縁結びの神様として扱われている場合もあるようです。通常は扉が閉められ中に立ち入るすことはできず、観光の中心地にありながらあまり知られていません。

全国約3000社の春日神社の総本社で、世界遺産にも指定されている春日大社は燈籠の数が日本一多い神社で、参道から本社まで合わせて石燈籠約2,000基、釣燈籠約1,000基の計約3,000基もの燈籠が並んでいます。昔から貴族や武士を始め、広く一般国民より奉納されたものです。森林に覆われた境内に連なる燈籠には苔が生え、厳かな雰囲気に包みこまれていました。

春日大社の本殿を取り囲む回廊に建つ、慶賀門の前に咲き誇る藤の古木を指します。樹齢800年の古木で、訪れたのが夏だったので青々としていますが、春には藤棚に咲き誇り見事とのことです。春日大社は藤にゆかりがある神社で、隣接する春日大社萬葉植物園でも多くの藤が植栽されています。次は満開の藤を見に訪れたいです。

日本の古典芸能である雅楽に接して親しみや理解を深めてもらう試みから、文化の日に因んで行われています。萬葉植物園の池にある中之島に設置された浮舞台で行われ、対岸の正面および側面から舞楽を観賞できます。春日大社に伝承されてきた雅で華麗な舞に見入ってしまいました。11月は紅葉が始まっていて、雅楽会の後は植物園内を散策しました。

毎年秋に奈良国立博物館で開催している展覧会で、正倉院に保管されている宝物の品々が公開されます。開催期間が短いのと、非常に貴重な文化遺産が展示されるとあって、連日多くの人が訪れ入口には長蛇の列が並んでいます。夕方からは少しお得なチケットが販売され、日中より混雑も緩和されます。館内は大勢の人がいますが、少し待てば目の前で見ることができます。

春日大社萬葉植物園で行われた「文化の日万葉雅楽会」を鑑賞後、入口にあったこちらで休憩を兼ねて入りました。皆さん同じように思われたのか、次々にお客さんが来て店内は混雑していました。奥へ進むと庭園が広がっていて、緑も豊かで良い雰囲気です。葛餅を注文しましたが、商品の受け取りまでかなり待たされました。人が多いのであまりのんびりもできず、少し残念な滞在でした。

東大寺境内の鐘楼ヶ丘と呼ばれるエリアにあります。大仏殿から二月堂、法華堂（三月堂）方面へ上がる途中に通りました。京都の知恩院・方広寺の鐘とともに「日本三大名鐘」の一つとして知られており、巨大な大鐘と、大鐘を釣る鐘楼はともに国宝に指定されています。間近で見ると圧倒される大きさで、長い歴史をもつ東大寺にふさわしい重厚感ある鐘楼です。

東大寺南大門のすぐそば、東大寺総合文化センター館内にあります。外観は近代的で新しい施設です。東大寺の各お堂から集められた国宝・重要文化財に指定されている仏像や絵画など文化財が展示されていて、古くから続く東大寺の歴史を知ることができます。東大寺の拝観料はそれぞれ料金が設定されていますが、ミュージアムは大仏殿とのセットチケットがあり少しお得になります。

東大寺に隣接した駐車場広場にあります。カフェやレストラン、お土産、伝統工芸品などの店舗が並ぶ商業施設です。麻を使用した雑貨店や奈良のおばんざい店、柿の葉すしや大仏プリンなど奈良の特産品を中心としていて、観光客が利用しやすいお店が集まっています。

東大寺二月堂や法華堂（三月堂）などが位置する境内の、上院エリアに隣接する場所に建っています。現在は東大寺から独立していますが、かつては東大寺の鎮守の神「東大寺八幡宮」として勧請されたとのことです。元々は別の場所にありましたが、南都焼討で焼失後、1250年に再建された際に現在の位置に移されたと言われています。紅葉の名所としても知られていて、次は秋の時期に紅葉狩りを兼ねて参拝に訪れたいです。

春日大社の参道入口に建つ大鳥居です。836年に創建されたと伝わりますが、現存するのは1638年の再建されたものです。日本三大木造鳥居にも数えられ、国の重要文化財に指定されています。大きく立派な一之鳥居をくぐり、本殿までは約1.3kmの距離を進みます。参道両脇には石灯籠が立ち並び、厳かな雰囲気に包まれています。

726年に聖武天皇が叔母の元正天皇の病気が治癒することを祈願して創建されました。国宝である東金堂は被災、再建を繰り返し、現在の建物は6度目で、1415年の室町時代に再建されました。本尊の薬師如来像、日光、月光菩薩像の他、貴重な仏像が多数安置されています。

ならまちを散策中に通りました。中心地から少し外れていることもあり、周囲は訪れる人も少なく静かでした。元正天皇の勅願寺で、元興寺別院であったと伝えられている真言宗醍醐派の寺院です。南門は簡素な佇まいですが、鎌倉時代に造られた重要文化財、本堂も鎌倉前期の創建で国宝に指定されています。

奈良時代を代表する世界最大級の木造建築物の寺院です。聖武天皇の命により建立され、752年に開眼供養会が行われました。奈良公園を散策中に訪れました。南大門から入り、大仏殿や、石段を上って二月堂、三月堂と敷地は広大に続いていて、全部見てまわるにはかなりの時間が必要になります。境内は緑も豊かで奈良ではお馴染みの鹿もいて、歴史を感じながらゆっくり散策するにも良い所です。