Sahraさんのクチコミ全3,527件

夜景を見たかったので駅からすぐのホテルで1泊しました。駅から城塞都市があるシテのナルボンヌ門へは30分ほどかかりますが、橋から城塞を眺めたりしながら歩くのでそれ程気になりませんでした。8月に訪れたので非常に暑く、炎天下の中での観光は体力も消耗して大変でしたが、お天気に恵まれ素晴らしい眺めを堪能できました。城内の見学は時間指定で入場制限があり、チケット売り場は夕方でも行列だったので繁盛期オンラインで購入しておいたほうが良いです。

城壁で囲まれたカルカソンヌ城塞内へ、メインとなる門で手前右手には ダム・カルカス像（レディ・カルカス）があります。門をくぐり進むと飲食店やお土産店が立ち並ぶ賑やかな通りが目の前に広がります。観光客が良く利用する門はもう一ヶ所オード門がありますが、こちらは裏門のような感じです。

城塞都市「シテ」は全長3kmに及ぶ城壁で囲まれています。外側や内側から自由に周囲を歩くことができ、目の前にそびえ立つ城壁は非常に迫力がありました。有料で城内の見学もでき、城壁に上って歩くことができます。1周できると思っていましたが、訪れた時は半周のみでなぜかわからず少し残念でした。

ゲッレールトの丘、岩のくぼみに建つ洞窟教会です。20世紀に建てられた比較的新しい教会で、内部は有料ですが見学することができます。こじんまりとしていますが、ギフトショップなどもありました。教会前からは自由橋とドナウ川が一望でき、対岸までも良く見渡せました。

アングラドン・デュブルジョー夫妻が開いた美術館です。画家だった夫妻が遺産相続した絵画と邸宅を公開しており、作品数はそれ程多くないですが、モディリアーニやセザンヌ、ゴッホの他日本や中国などアジアの作品もあり、多岐にわたるコレクションが展示されています。

19世紀に再建されたネオゴシック様式の教会です。ニーム市内最大の教会とのことで、遠くからでも目立つ大きな外観に高く尖った塔が特徴的です。比較的新しい建物ということもあり、美しい造りです。中に入りたかったのですが、残念ながら閉まっていました。

ニーム駅から徒歩で10分程のところにあります。紀元1世紀頃の古代ローマ時代に建てられ、世界で最も保存状態が良いと言われています。一部外壁が工事中でしたが、観光案内所方面からがは綺麗な全景写真が撮れました。現在も闘牛やコンサートなどのイベントに使用されています。

18世紀に初めてヨーロッパで作られた市民公園とのことです。奥には丘が広がっていてマーニュ塔があり、塔からはニームの街が一望できるそうです。庭園を進むと中央に泉や彫像がありとても優美な雰囲気ですが、敷地は広大で日差しを遮る所があまりなく、8月の炎天下だったため散策は少し大変でした。

ニームの旧市街地の北側、駅から徒歩で20分程のところにあります。2000年以上前のローマ時代に建造された水道の分水施設です。50㎞離れた先にある水源地からの水は、ここで各地に分配されたとのことです。道路に隣接してあり、散策中に誰でも自由に見学できます。

外観が修復工事中で覆われていますが、内部見学できました。11世紀に建造され、その後何度かの修復を重ねて現在に至っています。内装はシンプルですが、荘厳で落ち着いた雰囲気です。ステンドグラスも美しく、彫刻や絵画も多数展示されていて、古い歴史を感じました。

紀元5年頃に建設され、ローマのアポロ神殿がモデルとなっているそうです。修復はされていますがほぼ原型を留め、完全な形で残っている世界唯一の神殿とのことです。内部はニームの歴史を紹介する映画が上映されていますが、行列ができており、外観のみの見学になりました。

紀元5年頃に建設され、ローマのアポロ神殿がモデルとなっているそうです。修復はされていますがほぼ原型を留め、完全な形で残っている世界唯一の神殿とのことです。内部はニームの歴史を紹介する映画が上映されていますが、行列ができており、外観のみの見学になりました。

旧市街地の東側にある古代ローマ遺跡です。ローマに続くとされるドミティア街道に繋がる重要な城門だったそうで、門の奥にはローマ帝国の初代皇帝アウグストゥスの銅像が建っています。ニームの街中を散策していると遺跡などが所々あり、古い歴史を感じることができます。

18世紀に作られた市民公園、ラ　フォンテーヌ庭園内の西側にあります。神殿と呼ばれていますが実際は不明とのことです。火災により損傷が激しく、現在では建物や壁が一部残っているだけですが、間近で見ると迫力があります。一角には小さな花壇があってお花が咲いて綺麗でした。

アビニョンに宿泊し、アルルからニームへの観光で利用しました。また、カルカソンヌへの移動の際、乗り換えでも利用しました。とてもシンプルな造りでそれ程大きな駅ではないので構内も分かりやすいです。少し早めに着いたのですが、待合室があり、座って待てたのが良かったです。

駅前に広がる並木道を進むとある噴水広場、プラディエの泉の右手に隣接する教会です。左側に円形闘技場があります。周囲には花々も綺麗に咲いていて良い景観でした。高い尖塔が見えて印象的だったので帰りに立ち寄りましたが、開いておらず外観を眺めただけとなりました。

旧市街の南側を東西に走る大通りで、観光案内所があります。所々お花が植えられていたりカフェやレストランもあり、歩いていて気持ちの良い通りです。観光客は古代遺跡や見所が集まる旧市街の中心部へ向かうせいか、人通りはあまり多く少なかったです。

古代劇場に隣接していますが柵があって往来できないようになっています。一旦入口に戻って劇場周囲をぐるっと回って庭園に向かいました。庭園というよりは公園といった雰囲気です。園内にはゴッホが描いた絵画のパネルが展示されていて、のんびり過ごす市民の憩いの場となっているようでした。

4世紀に皇帝コンスタンティヌス1世によって建てられた共同浴場跡です。時代を考えると仕方がないことですが、当時の装飾は殆ど残っていません。ローヌ川沿いで少し離れていることもあり、中心部の賑わいとは打って変わって訪れる人も殆どおらず、静かでした。

かつてローマの支配下に置かれ商業の拠点として繁栄し、古代劇場や円形闘技場などのローマ遺跡が残ることから1981年に世界遺産に登録されました。アルルといえばゴッホのイメージが強かったのですが、街を散策すると多くの遺跡があり、古い歴史を肌で感じることができました。