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大仏殿東側の石段を上り、二月堂に隣接してあります。奈良時代に建てられた東大寺最古の建物で、建立は733年とも言われ、大仏開眼よりさらにさかのぼる東大寺の前身寺院である金鍾寺の遺構と伝わっています。法華会が旧暦3月に行われることから、一般には三月堂と呼ばれており、国宝に指定されています。

奈良時代の代表的な寺院、東大寺の大仏殿手前にある楼門です。現在の門は1716年頃の再建と推測され、東大寺大仏殿にお参りする為の正式な参入門として用いられてきました。門の両脇には左に持国天、右に多聞天を配置しています。普段は閉じられて門をくぐることができませんが、お正月は解放されるようです。国の重要文化財に指定されています。

東大寺・南大門を進んだ先にあります。正面から大仏殿を眺めることができ、名前の通り、風がない穏やかな日には鏡の様に大仏殿が水面に映ります。残念ながら訪れた日はそれ程綺麗には見えませんでした。池には小さな島があり、鏡の様な形状をしていることが名前の由来とのことです。島には、音楽・智恵・財物の女神、弁財天を祀る厳島神社が建っています。周辺は鹿も多く来ていて、鏡池や大仏殿と合わせ、古都奈良を代表する絵になる風景でした。

春日大社・興福寺・東大寺などの境内敷地に作られた、県立の都市公園である奈良公園を中心に鹿が暮らしています。1957年に奈良市一円の鹿が、「奈良のシカ」として国の天然記念物に指定されました。奈良公園内では鹿せんべいを販売する売店も多く見かけ、観光客に人気のイベントとなっています。奈良公園周辺を歩いていると、多くの鹿に出会います。とても可愛くて見ているだけでも癒されます。

江戸時代からの古い町並みが残るならまちを散策中に通りました。朱色の大きな鳥居が目立っていました。800年に桓武天皇の命で創建されたと伝えられています。権力闘争で無実の罪で亡くなった井上内親王とその子、他戸親王ら八柱の大神が祀られています。狛犬の足に赤い紐をくくりつける祈願や、出世稲荷神社で人気があるようです。

春日大社から志賀直哉旧居跡がある高畑方面への散歩道です。正式名称は「下の禰宜道」といい、禰宜とは神職の職名のひとつを指すそうです。春日大社の国宝殿すぐ先にある二の鳥居の脇道から入り、緑が生い茂る森の中を進みます。10分程で広い道に出ます。参道は多くの人が歩いていますがこちらはすれ違う人もおらず、ひっそりとしていました。

奈良県庁内にあるセルフサービススタイルのカフェです。出入り口に近く、目の前にはコンビニがあって便利なところにあります。県庁の屋上広場で景色を眺めた後、休憩に立ち寄りました。真夏だったのでとても暑くてのどが渇き、アイスコーヒーを注文しました。軽食やスイーツメニューも色々とありました。県庁の中庭が見える明るい店内でお客さんも少なく、ゆったりできそうな雰囲気でした。

猿沢池から石段を上がって左手にあります。朱色が印象的な八角形のお堂で、813年に藤原冬嗣によって創建されました。現在の建物は4度目の再建で江戸時代に建てられたものです。西国三十三所第九番札所とのことで興福寺の中でもお参りする人が多いお堂です。年に一度、10月17日に特別開扉されます。

興福寺から道路を隔てて向かい側にあります。県庁の屋上広場へ行くために入りました。奈良らしく、入口にはせんとくんと鹿の置物がありました。エレベーターで屋上にあがると、奈良の街並みが一望でき、お天気も良かったので360度のパノラマが広がる素晴らしい眺めでした。県庁内にはコンビニや気軽に休憩できるカフェもあり、観光者でも利用しやすかったです。

創建時の門は平安時代に大風で倒壊し、現在の門は鎌倉時代の1199年に東大寺を復興した重源上人が、4年の歳月をかけ1203年に再建したものです。高さ25mもの高さを誇る日本最大の山門で、国宝に指定されています。左右に大きな運慶・快慶の阿吽の仁王像があり、どっしりとした迫力のある木造建築に歴史の重みを感じました。

興福寺の境内中央に建ち、最大規模の仏堂です。興福寺が創建された710年直後に建立されたといわれています。1717年にあった7度目の火災で焼失した後は仮再建のみでした。約300年ぶりの2018年になって、創建当時の様式で8度目の再建が完成しました。とても大きなお堂で真新しいので朱色が鮮やかでしたが、新型コロナの影響で近くから見ることができなかったのが残念でした。

尼崎にある大型ショッピングモールです。最寄りは阪急稲野駅で、5分程歩いた所にあります。阪急バスを利用すると、前に停留所があるので便利そうです。中央が吹き抜けになっていて、館内も明るく開放感があります。服や雑貨、スーパーなど食料品やレストランと、色々なお店が揃っていて、温泉やスポーツ施設などもあります。駅直結ではないので、観光というよりは地元の方利用するのに便利なショッピングモールです。

大手門から入り直進すると左手に庭園入口の看板が見えます。有料（200円）ですが、周遊バスで入れました。豊臣秀吉の正室・北政所の屋敷があったとされている場所で、1965年に開園しました。広い芝生の庭園内には迎賓館や焔硝蔵もあり、桜の名所としても知られています。大阪城天守閣や石垣すぐ近くにあり、内堀沿いの桜と一緒に見ることができてとても綺麗でした。大阪城公園内は多くのお花見客が訪れていましたが、こちらは人も少なくゆっくりとお花見鑑賞できます。

二条城が築城された1603年に造られた正門です。現在の門は1662年に再建されました。2014年から老朽化した屋根瓦の葺き替えや漆喰を塗り替え、金箔貼りなど修復工事が行われ2017年に完成、当時の姿に美しく蘇りました。とても重厚で立派な門で、国の重要文化財に指定されています。

JR神戸駅改札を出てすぐにあるショッピングセンターです。ワンフロアに飲食店やファッション雑貨、書店など幅広い種類のお店が入っています。規模は小さいですが駅の目の前で、馴染みあるお店が入っているのでちょっとした買物には便利です。神戸ならではのお土産などは、ハーバーランドのumieの方が品揃えやバリエーションも豊かです。

ベビー＆キッズ用品で有名なブランドのハーバーランド店です。神戸ハーバーランドumieのサウスモールからモザイクに入ったところすぐの場所にありましたが、2021年1月3日をもって閉店したとのことです。スヌーピーの雑貨がいっぱい並んでいて、外から見ても可愛くて目立っていました。デザインも良くてお土産も喜ばれそうな商品も色々とあったので残念です。

1996年にハーバーランドに建てられた多機能ホールです。最寄り駅であるJR神戸駅、地下鉄ハーバーランド駅から徒歩10分程の距離です。神戸新聞社の初代社長、松方幸次郎の名から命名されました。それ程大規模なホールではないので室内楽などのクラシックや演劇が主に開催されていますが、講演会など幅広く利用されています。1階には飲食店やパティスリーショップが入っています。

東大寺の広い敷地内の東側、大仏殿から石段を上がった先にあります。旧暦2月に「お水取り（修二会）」が行われることが、名前の由来となっています。2005年に国宝に指定されました。とても大きなお堂からは奈良市街が見渡せます。以前お水取りを見に行った時は、真っ暗な中に松明から炎が上がって火の粉が舞い散り、すごい迫力でした。今回訪れた時は新型コロナの影響で観光客や修学旅行生もおらず、境内はとても静かでした。

奈良公園内にあります。世界遺産にも指定され、全国約3000社の春日神社の総本社でもあります。境内は石灯籠が連なり、厳かな雰囲気に包まれていました。春日大社と言えば釣灯籠でも有名で、西回廊には江戸時代以前のものから、金色に輝く平成のものまで釣燈籠がずらりと並んでいます。節分の日に行われる「節分万燈籠」では、3千基もの燈籠に火が灯り、厳かな雰囲気に包まれるそうです。また西回廊のそばには、樹齢800年の藤の古木「砂ずりの藤」があり、春には藤棚に咲き誇り見事とのことで、次は満開の藤を見に訪れたいです。

奈良公園を散策中に訪れました。法相宗の大本山です。669年に藤原鎌足の病気回復を祈願して、妻である鏡女王が創建した山階寺が起源です。710年、平城遷都に伴い現在地に移転され、その際に興福寺と名付けられました。五重塔や北円堂、東金堂など国宝や、重要文化財指定の南円堂など歴史ある重要な建築物が建っています。近くの猿沢池から眺める五重塔は、周囲の風景と溶け込んで趣があります。