春待風さんのクチコミ(10ページ)全4,935件

伊豆は韮山の真珠院から、頼朝・政子語らいの道を進むと曹洞宗信光寺に着きました。
寺の縁起によれば、信光は修禅寺に流されていた源頼家を見舞い、その帰路、頼家が亡くなったことを聞いて出家し、光蓮と称して頼家の菩提を弔ったのだと伝えられている。
ひっそりと佇む本堂は新しいものではあるが、その歴史を伝えている。

伊豆長岡の旅、チェックインには時間があるので手前の韮山駅で下車し、頼朝・政子ゆかりの寺院巡りに向かいました。
初めに駅から一番遠い曹洞宗の真珠院に向かいました。
頼朝との悲恋の末入水した八重姫を祀っています。

鞍馬寺の帰り道、叡山電鉄の展望列車「きらら」に乗車しました。
鞍馬駅から市原あたりまでずっと鞍馬川沿いに列車は走ります。特に雨天時などでは水量も多く、心配になることもありますが、普段の静かな鞍馬川は車内での一点の癒しになります。

鞍馬の火祭りで有名な由岐神社です。鞍馬寺の守り神として九十九折参道の中腹にあります。上から下ってきたので横から入れたのですが、本殿は工事中で有難みが薄いなあと思いましたが、ちゃんと下からお参りし直したら立派な火伏の神社でした。

鞍馬寺の祈りは、尊天信仰であり、宇宙のエネルギーすべてを尊天としてあがめます。
当然生きるものすべてが対象になるので、鞍馬山全体が信仰の対象となるわけです。
そうした自然信仰の為、入山料を愛山費という名にされています。

鞍馬寺の本殿からさらに奥の院方面に向かって進むと博物館である霊宝殿があります。その正面に別棟として、与謝野晶子の書斎である冬柏亭があります。
元々は東京にあったものを移築したそうです。ファンでなければ気にも留めず奥の院に向かってしまうでしょう。

鞍馬寺の本殿からさらに奥の院方面に向かって進むと博物館である霊宝殿があります。
本殿に参られたら、せっかくなので左側奥の院方面に進んでください。入館料も２００円と安くスケールも大きくはないですが、３階の仏像群、特に国宝の毘沙門天は一見の価値があると思います。

鞍馬寺は尊天信仰であり、鞍馬山全体を信仰の対象としているため、本殿もかなり山中にあります。
小さなケーブルは１台だけでレールの下を錘が動いてバランスをとっています。もちろん歩いて九十九折参道を登ってもいいのですが、往きはケーブル利用をおすすめします。

京都市は北の果てになる鞍馬寺です。尊天信仰という独特な宗教観を持っている神仏混交のお寺です。本殿も神社のような外観です。
鞍馬山全体が信仰の対象ということで、かなりの登り坂です。
山内の小さなケーブルを使いましたが、そこからでも相当な階段と坂でした。
入山料は５００円でした。

京都の鞍馬山には火山性の石英閃緑岩という庭石や茶室の踏石などに使われる名石が算出するようです。採掘が進みすぎたので現在は採掘禁止とされています。
この鞍馬石が鞍馬駅前におかれ、かつて大雨で長期不通になった鞍馬線が再開された記念に「えんのいし」と命名されました。

京都は叡電鞍馬駅前に行けばいやでも目に入るのが大きな天狗さんです。
以前あったものは雪で鼻が折れてしまったので、新しくなり、ちょっとカッコよくなった気がします。
若き日の義経、牛若丸が天狗と剣の修業をしたと伝わっています。

別府鉄輪の地獄めぐりの発祥と言われる海地獄です。場内は池や庭園もあり、広々としています。
今回巡った地獄の中では蒸気の噴出量が最も多く、迫力がありました。
ただカフェテリアで軽食を食べる予定が軽食はやってませんということで残念でした。HPは訂正しておいてね。

別府鉄輪の地獄めぐりでは新参者の鬼石坊主地獄です。別なところに古くからある本坊主地獄はなぜか地獄めぐりの輪の中に入らず、評判は良いが別物となっていました。
そのためかはわかりませんが、ちょっと整備されすぎた新しい鬼石坊主地獄が加わったようです。

別府地獄めぐり定番コースにある白池地獄です。昔はもっと白かったと思いますが、今回は緑色になっていてびっくりです。自然の成分で色が変わるのですね。
あとは大型熱帯魚の水族館があり、ピラルクやアロワナなど結構大型な熱帯魚が数多く飼育され、魚好きにはいいと思います。

大分は別府鉄輪温泉に新しく出来た地獄温泉ミュージアムです。近くの海地獄と鬼石坊主地獄とのセット券で１８４０円でした。
もっと温泉の解説を期待したのですが、最初は目が回るほどのプロジェクションマッピング、次が迷路でカードにスタンプ集め。
最期に棚に差し込むと穴が空いていて、そこから見える色で「あなたは塩化物泉になりました」って？
修学旅行生なら喜ぶかも。

地獄めぐりの観光バスには以前の乗ったことがあり、今度は自分のペースで周りたいので路線バスを利用しました。
別府駅は東が表になるのですが、市内の亀の井バスは西口が本数が多く便利です。
鉄輪までの行きかえり、利用させてもらいました。

別府温泉地獄めぐり共通券からは外れている孤高の坊主地獄です。以前観光バスで他の地獄はめぐったので、今回は単独で訪れました。
開場が１０時からということで１０分ほど待ちましたが待った甲斐がありました。
天然記念物のこの坊主地獄は、本坊主とか天然坊主と言われており、噴出した自然の状態で見ることができます。共通券で見られる鬼石坊主地獄とは比べ物にならない素晴らしい別物です。

京都は深草、若冲ゆかりの石峰寺から少し南に歩くと日蓮宗の大きなお寺宝塔寺に着きます。
境内はよく整備されていて、大きな本堂と重要文化財の多宝塔が印象的でした。
観光客は隣駅の伏見稲荷に行ってしまうので、静かに参拝することができます。

京都は外国人いっぱいの伏見稲荷を避けて、もう一つ向こうの駅の石峰寺に向かいます。
本堂はガランとしていますが、拝観料が必要な奥に続く細道を行くと、若冲の墓に参ることができます。さらに坂を進むと五百羅漢群があり、撮影は出来ませんでしたが素晴らしい石像群でした。穴場です。

京都は叡山電鉄で貴船口まで。そこからの登り坂はなかなかのもので、修学旅行生はスイスイ登ります。おっさんはバスに乗りました。
バスの終点よりさらに歩いて赤い鳥居を発見。石段を上がる頃には修学旅行生が一杯。修学旅行生のすきをついて、本殿にしっかりお参りすることができました。