oranger03さんのクチコミ(2ページ)全2,311件

都電の早稲田駅から歩いていくと、カフェの名前を見て、もうそこが大学の構内であることに驚いていると、イタリアの街の中心部でよく見かけるピアッツァに面した市庁舎かドゥオモと見紛うような立派な建物が目に飛び込んで来る。その壮大さから、知らなくても大隈講堂であることがわかる、早稲田大学のシンボルである。

早稲田大学の正門といっても門などなく、その役割をしている片側の建物の中に歴史館はある。早稲田大学と出身者の歴史を展示しているが、なんといっても設立者の大隈重信だろう。講演会の録音が聴ける小さな部屋もあった。

早稲田大学正門から入ってすぐにある古びた洋館はその名の通り、まるまる博物館の建物であり、会津八一の功績に所縁のある美術品や文化財が展示されている。重厚な建物の中は静かでゆっくり展示が見られます。今回は中国の武氏祠画像石の拓本を基に神話を紐解いていました。

早稲田大学正門から入って２つ目の角を曲がると突き当たりに一風変わった木造の建物が目に飛び込んでくる。天井桟敷の楽しさが伝わってくるような建物で、内部もレトロ感がいい。そこで開催された村上春樹展。うまく演出された展示でゆっくり楽しめた。階下で上映されていた黒澤映画も時間があれば観たかったなぁ！

都営地下鉄の本所吾妻橋駅から都バスで10駅、決して便利でないロケーションに閉口するも行ってみると、この規模と施設を設けるには、都心では到底無理なのがよくわかる。お目当てではなかったけど、3展示見られる共通券もシニア割引だとリーズナブルなので、ディオール展も見てみる。展示のボリュームも展示方法も素晴らしく、特に3階ぶち抜きには感心しました。カフェやレストランも良質で、ここに行く時は一日仕事で行くのがベストだと思い知りました。

函館市電の青柳町電停から函館公園に向かって登っていくと、公園の手前左手に銅像が建っている。榎本武揚かと思いきや、坂本龍馬像であった。榎本より坂本の方が観光客には喜ばれるのかなぁ。ここでもやはりピストルを持って立っている

実は函館で一番好きなところがここ函館公園です。元町地区の賑わいもここまで来るとひっそりとして木々に覆われた丘を登れば、展望台がある。そこからは海を挟んで湯の川温泉の方が望める。そう、この海は立待岬の向こうは太平洋なんです。

函館市電の宝来町駅から広い坂道が函館山に向かって伸びている。植え込みもあってなかなか雰囲気のいい道だ。その坂を登り切ったところに真っ赤な鳥居がでんと構えられてなかなか重厚な雰囲気を保っている。ロープウェイ乗り場は目と鼻の先である

函館公園の下、基坂を海に向かって右側にある小さな洋館がある。ネイビーブルーの窓枠や軒先が白い壁に映えるなかなかモダンな木造家屋が一際目を引く。ちょうどペリー像と基坂を挟んで対峙するかのようだ。内部の見学は公会堂とのセット券がお得です。

元町地区散策も八幡坂を過ぎるとほぼ終わりに近い。空色の壁に金の縁取りを施した姿は、どうにもこうにもしっくり来ない。50年近く前はもっとおとなしい配色だったような記憶で、すごく好きな木造の洋館だったのだが。前のいやに広い元町公園とともに、街の風致にそぐわないと想うのは私だけか？

元町公園が雪で埋もれていたので、ぐるっと迂回して基坂に入るとすぐ左手の空き地に建っている。函館山を背に函館港の方を望む姿はなかなか凛々しいが、一体彼は何を想っていたんだろうと考えてしまう。基坂を挟んでイギリス領事館があるが、ポツンと建つ姿は寂しそうである。

函館元町散策の休憩所としては最適か？と思います。私のいつものコースは函館公園から始めて元町公園で終わり、基坂を下って北方民族資料館と函館文学館に行けばほぼ主だった観光地は回れるので、山手巡りの余韻を楽しみつつ海岸沿いに思いを馳せるというのがお決まりとなっている。

基坂を降り切ったところには今は海上自衛隊の軍艦が停泊しているが、かつては運上所という税関に当たる施設があったそうで、札幌に至る道のマイルポストがあったそうな。函館の歴史の原点ともなる場所で、イギリス領事館、ペリー像、元町公園、公会堂と観光スポットが目白押しだ。

函館山麓の元町地区に通じる坂はあまたあるが、港町函館を最も実感できる坂と言っても良い。しかも坂の最上部には日本とロシアの架け橋ともなるロシア連邦総領事館とロシア極東連邦総合大学があって、函館が日本とロシアとの接点を果たしてきたことを実感する。見下ろせば函館港に青函連絡船が見える。

大三坂を登り切ったところは元町カトリック教会、そこから上はチャチャ登りで、左手は聖ヨハネ教会、右手はハリストス正教会と、三つの教会の接点でもあり、異国情緒漂う函館の中心部に向かう坂といっても過言ではないだろう。

函館山ロープウェイから聖ヨハネ教会の敷地を横切るとハリストス正教会の裏口に出るそこがチャチャ登り石畳のようだが、この日は雪で、反対側の入り口に向かうためには下る方が楽そう、そう思えるほど見上げると急坂だった。

函館山山麓の元町地区は、函館山ロープウェイから本願寺の大きな瓦屋根がデーンと見えるが、その向こうに３つの教会がかたまってある。その中でもいちばん小さくモダンな建物がこの聖ヨハネ教会である。イギリス国教の流れを汲む日本聖公会の教会です。

ハリストス正教会のすぐ下にあるカトリック教会です。ハリストス正教会が緑の屋根に白壁で可愛い存在なのに対してこちらは色は落ち着いて目立たないものの一段と大きな尖塔が存在感を主張する。若い頃はどちらかといえば、こちらの方が好みだったなぁ。

函館の観光のメインスポットといえば、函館山山麓の山手辺り。その中でも異国情緒たっぷりな存在は何と言っても、このハリストス正教会。ロシア正教の教会でちょうどクリスマスに当たる1/9、本国ではウクライナに対して一方的に休戦宣言したときな臭い話題で持ちきりだったが、ここは雪の中で静かなものだった。

函館空港から函館市内に向かう際、いちばん先に市電の停留所に接近するのが湯倉神社前です。バスを降りると一段高いところに立派な鳥居が見えます。名前からして湯の川温泉の守り神なのでしょう。由緒正しい神社と見受けられます。