おみヴぉ333さんのクチコミ(3ページ)全138件

2017年5月上旬に１泊しました。サムイ島西岸のタリンガムビーチに面した、部屋数21室の小じんまりとしたリゾートホテルです。空港からは車で小一時間かかりますが、賑やかなチャウエンなどとは対称的に、周辺には椰子の木々とホワイトサンドビーチの海が広がっているだけの、良くも悪くも「田舎」な環境で本当にのんびりとしています。遠浅の海の沖合にはファイブ・アイランドが浮かび、まさに絵に描いたように静かで美しい、理想的なビーチリゾートです。私が行った時はたまたまタイの休日だったようで、それもあってか、人影もまばらでビーチもほぼ貸切状態でした。

ホテルにはいくつかのルームカテゴリがあって、今回泊まったのは見晴らしのいい「サンセットジャグジールーム」でした。お部屋は思っていた以上に広く、インテリアはナチュラルテイストでセンスの良い明るい色使い、それでいて落ち着いた雰囲気の素敵なお部屋でした。細かいところにもおもてなしの気持ちやこだわりが感じられ、とても快適に過ごすことができました。お部屋のバルコニーは広々としていて、椰子の木々が生い茂る向こうに広がる海景色は最高。まさに南国のトロピカルムードいっぱいで、一日中でも眺めていたいと思いました。宿泊した日は、あいにく夕方の雲が多めで、お部屋からあまりきれいな夕焼けは見られませんでしたが、「サンセット」の名のとおり、気象条件が良ければ最高に美しい夕焼けが楽しめるようです。
このルームカテゴリの目玉であるジャグジーバスはとても大きくゆったりしていて、ベッドのすぐ後ろ側にありますが、ベッドの上が厚めのカバーで覆われているので、多少の水跳ねは大丈夫だと思います。コスパも最高だったのでこのカテゴリにして大正解でした。

中庭のパブリックプールはやや小さめですが、美しい花々や植物に囲まれたとても素敵な雰囲気。プールバーのスタッフさんたちも上品で控えめな接客で、笑顔が優しくフレンドリーでした。プールから歩いてすぐビーチにも出られて、海とプールを気軽に行ったり来たりできます。

フロントスタッフも素朴で温かい感じの方が多く、ホスピタリティあふれた応対でとてもご親切にしていただきました。ロビーを通るといつも「サワディー カー」と合掌しニコッとしてくれて、まさに微笑みの国タイ。とても和やかな気持ちにさせていただけました。

夕飯はルームサービスでタイ料理を、朝食はフロント脇のレストランでいただきました。味はいま一歩といったところではありましたが、朝のレストランの雰囲気は素晴らしく、落ち着いて気持ちよくいただくことができました。

お隣にはバーンタリンガム（インターコンチ）リゾートがあり、レストランやバーはビジター利用が可能です。また歩いて数分のところにも「I talay」というレストランが一軒だけあるそうですが、今回は１泊だったのでホテルから外には出ず、雰囲気をゆったりと楽しみました。敷地内にはスパや眺望の良いジムなどもありますが、いずれも今回は利用していません。

アクティブ派の方には少々物足りない環境かもしれませんが、希望すればもちろんシュノーケリングなど各アクティビティの手配は可能だと思いますし、ナムアンの滝などの観光スポットにも近いです。でもここはあえて何もせずに、南国のゆるい雰囲気を楽しみたくなる場所。海を眺めてただ静かにまったりと過ごしたいという方にはぜひおすすめしたい、優しい雰囲気に溢れた隠れ家リゾートです。

2017年4月末に１泊しました。チャウエン・ノイエリアの高台にあるバケーションレンタルです。食事の提供はありません。Booking.comで１泊から予約できます。2017年4月末現在、全体の工事がまだ完了していない状態で、敷地全体としては見栄えが悪かったですが、ひとたびお部屋に入ってしまえば何も問題はなく、工事中であることを感じさせるものは何もありませんし、工事の音ひとつ気にならずとても静かでした。全体工事の完了までにはまだ時間がかかりそうで、むしろそのため今なら比較的安く泊まれるチャンスかもしれません。

このヴィラは何といってもチャウエンの街と海、さらにチャウエン湖までを一望できる高台にあるので、プライベートインフィニティプールおよび寝室からの絶景は圧巻です。大きなプールは左右を高い壁で仕切られているので、両隣を気にすることもなく完全なプライバシーが保たれます。プールエリアはスタイリッシュで素晴らしいデザイン。プールの前にも大きなアクアテラスがあり（その中での遊泳は不可）、プールとテラスと海と、３つのインフィニティ視覚効果が得られるようにデザインされています。高所のため、プールの水は少し冷たいと感じましたが、逆に夕方などは外でも涼しく快適に過ごせます。

ヴィラタイプには２ベッドルームと、それより大人数用の広めのタイプがあるようで、プールの大きさやお部屋のデザインもそれぞれ少しずつ異なるようです。私の泊まった２ベッドルームコーラルヴィラは、１階にリビングダイニングとキッチン、中階段で２階に寝室と各部屋にバスルーム（バスタブなし・シャワーのみ）があります。日本人目線で見ると、１階リビングソファのファブリックに染みや汚れがあったり、家具も色褪せや傷みがあって、メンテナンスと清掃に緩い部分が見受けられるのが残念です。

２階寝室のベッドはベッドカバーもシーツも清潔で気持ち良く使用できましたが、シャワールームが寝室・クローゼットととても近く隣り合っていて、部屋との段差もないため、シャワーする向きや角度に気をつけないと水があっという間に寝室に流れ込んで、階段の下まで流れてしまうのでこれにはちょっと難儀しました。床は大理石のフロアなので、濡れると滑りやすくとても注意が必要です。

でもそれ以外に関しては、シャワーのお湯もきちんと熱いお湯が出ますし、エアコンも寒いぐらいによく効いて、冷蔵庫も収納たっぷり、コンプリメンタリウォーターも６本あり、キッチンツールもひととおり揃っているので、まずまず快適に過ごせます。キッチン周りは広々としているので、料理はしやすかったです。私は今回は１泊だけで、チェックインからアウトまで外へは出ませんでしたが、頼めばチャウエンやテスコロータスまでのシャトルもあるようです。フロントスタッフの男性（たぶんマネージャーの方）はとてもきちんとした英語を話され、テキパキとしていて明るく、フレンドリーな対応で安心できました。送迎ドライバーの方もご親切で良い方でした。

バスルームなどの若干の使いずらさとメンテナンスの弱い部分には目を瞑り、あくまで絶景プライベートインフィニティプールを堪能するのが目的という方にはおすすめできる宿泊施設です。

2017年のＧＷサムイ旅行で初日に１泊しました。サムイは初めてで、タイへの旅行も四半世紀ぶりだったので、せっかくならまずは伝統的なタイ・アユタヤ様式の雰囲気が少しでも感じられるようなお部屋に泊まりたいと思い、こちらのホテルを選びました。ビーチに面したガーデンプールの周囲およびその奥に３階建ての宿泊棟がひとつひとつ建てられていて、周りはたくさんの熱帯植物と椰子の木に囲まれ、南国の鳥たちの美しい声が響いて、雰囲気は最高に素晴らしいです。各宿泊棟は、プールビューと中庭に面したガーデンビューがあります。バリアフリー化はされておらず、２階・３階までは階段で上りますが、上層階のルームカテゴリは眺望がよく、２階と３階には客室から直接出られるガゼボスタイルのバルコニーやテラスがあります。

今回泊まったルームカテゴリは、グランドスイート プールビュー。客室は広く、落ち着いた優雅な装飾で、随所にタイらしさが感じられ、おもてなしの心も伝わってとても満足でした。見方によっては、多少古くなっているところもありますが、このホテルの場合はむしろそれがいい味を出していて、自然豊かな周囲の雰囲気とも調和してとても素敵に感じられます。清掃はすみずみまで行き届いており、空調もよく効いて、タオルやリネン類も清潔で、不快に感じることはまったくありませんでした。唯一、他のホテルに比べ蚊が多いと感じましたが、リキッドタイプの虫よけなどはお部屋にも用意されています。うまく忌避できれば問題ありませんので、気になる方はご自身で使いなれた虫よけを持参されてもいいかと思います。

ガーデンプールの西の端はガーデンに、東の端はビーチに面していて、プールとビーチ、レストラン＆バーの間は自由に行き来できます。目の前のビーチは浅瀬でとてもきれいで、ビーチベッドに座るとすぐにスタッフがクッションやドリンクメニューを持ってきてくれて、とても感じが良かったです。私の行った時期はそれほど混雑していなかったせいもあってか、ビーチもゆったりできて最高でした。レストランは、朝食はやや物足りなく感じましたが、ビーチでいただいたカクテルやデザートはすごく美味しかったです。

場所はチャウエン中心部のやや北寄りにあって、セントラルフェスティバルまでは徒歩15分ほどかかりますが、周辺はお店だらけなので、食べる場所はおろか、何をするにもまったく不自由しません。こんな歓楽街にあって、一歩ホテルの敷地内に入ればまるで別世界のような静かで美しい空間が広がっているのはすごいと思います。客層もカップルや老夫婦など比較的上品な方々が静かに大人のリゾートを満喫しているという感じで、うるさい団体などはいないので安心できました。

今回は１泊だけでしたが、ここは次回チャウエンに来た時もぜひまたリピートしたくなる、街中にあってとても落ち着いた、上質で素晴らしいリゾートです。

2017年4月末に利用しました。深夜便での出発で、翌日の午後現地ホテルに着くまでシャワーを浴びられる機会がなさそうだったため、出発前に身綺麗にしておきたいと思って、初めて利用してみました。

最初の30分までが1,030円、そのあとは延長15分ごとに520円が追加される料金システムです。1,030円を前払いし、追加分は最後に精算します。男性なら30分でも大丈夫という方もいるかもしれませんが、女性の場合は、シャワー後の身支度まで含めると、30分じゃまず無理ですよね。(^^; 私は結局２時間利用して、追加料金が2,600円、合計3,630円でしたが、まあトランジットホテルを利用したと思えば、これくらいは仕方ないかなという率直な感想です。

完全個室で、室数が14室と少ないためすぐ満室になってしまい、混雑時は１時間くらい待たされますが、私が行った時はゴールデンウイーク初日前夜でも比較的空いていましたので、あくまでその時々のタイミングによるのかもしれません。中に待合室もありますが、店の外に出ていても電話番号を教えれば呼び出してくれるので助かります。

シャワールーム内は決して広くはありませんが、極端に狭いということもなく、床の上で機内持ち込み用のキャリーケースを広げたり、その横で着替えたりなどは充分にできる広さのスペースです。洗面台周りも広々しています。タオルはバスタオルとフェイスタオル１本ずつ。シャンプー、コンディショナー、ボディーソープはボトルサイズでたっぷりありますが（資生堂製）、それ以外のアメニティは何もありません。歯ブラシ、カミソリ、スキンケアセットは有料で、受付で販売しています。

シャワーは熱いお湯がたっぷり出て、水圧も問題ありません。シャワー後は、各室内にエアコン完備されているので、シャワーブースのドアを閉めれば湿気などで不快に感じることもありませんでした。ただ、ドライヤーが壁に備え付けのタイプで風量が弱いので、女性で髪の長い方などは時間がかかるかもしれません。ドライヤーとは別にコンセントもあるので、ヘアアイロンその他の電子機器を使用したり、スマホの充電もできます。

シャワー利用後に、すぐ隣の「Pista」というカフェで利用できるワンドリンク無料引き換え券をもらえますが、ドリンクの種類は限られているようです。

混雑状況とコスパの問題を考えると、利用価値があると言えるかどうかが微妙な施設ですが、フライト前/後にどうしてもシャワーを浴びておかないと不都合がある、といったような場合にはおすすめできます。何といっても空港ビル内にあるという点で利便性には優れています。

2017年2月に一泊しました。ＪＲ名古屋駅新幹線口から歩いて３分ほど、2016年11月オープンの新しくてとても快適なホテルです。デザインはスタイリッシュで、お部屋の限られたスペース内に上手に物を配置してある工夫がとても好印象でした。バスルームもセンスが良く使いやすくて、狭さを感じさせない空間の使い方がすごいと思いました。お部屋は高層階だと夜景がきれいなのでおすすめです。

１階に「松のや」が入っていて朝食はこちらでいただけます。和食または洋食を好みで選べます。フロントスタッフの方々も、笑顔でとても良い応対で、大変ご親切でした。

急遽、当日に予約して泊まったホテルではありましたが、思いのほか快適でとても気持ち良く過ごすことができました。観光にも出張にもおすすめできます。

2017年1月にランチで行きました。場所は、松山大街道アーケードを抜けて、そのまま真っ直ぐ銀天街に入ってすぐ、伊予銀行裏の路地を一本入ったところにあります。

昭和24年の創業以来、変わらない味を守り続けているという松山定番の鍋焼きうどんは、なつかしい昭和レトロなアルミ鍋でひとつひとつ丁寧に作られます。2017年1月現在で一杯550円でした。

蓋を開けると、昆布と伊予灘で獲れる秋いりこを使った出汁の香りが湯気にのってふわりと広がります。柔らかめのうどんの上には、青葱、油揚げ、肉と卵焼きなどこだわりのトッピング。ボリュームもたっぷりです。出汁は、個々人の味覚によって感じ方が違うかもしれませんが、私には多少酸味があるように感じられ、それが却って新鮮でとても美味しかったです。たまたま雪の舞う寒い日に行ったせいもあって、アツアツのうどんに体の芯から温めてもらい、とてもほっこりと幸せな気分に浸れました。

店内はテーブル席と小上がり座敷に分かれていますが、いずれも小じんまりとしていて収容人数はあまり多くありません。お昼の一番混み合う時間帯に行くと、待たされることになるので、出来れば12時より前に行くのがおすすめ。少人数で行くと相席になる場合もありますが、それもまた楽しみの一つと思って。

昭和の時代から、変わることなく市民に愛され続けてきたソウルフードのアルミ鍋焼きうどんは、この「ことり」と、すぐ近くの路地にある「アサヒ」の二店が有名です。松山観光の際にはぜひおすすめします。

道後温泉本館に行った帰り、夕食に立ち寄りました。場所は、道後ハイカラ通りアーケード内、道後温泉本館からすぐのところにあります。

四国の鯛めしには、ごはんと一緒に炊き込んだ東予の「今治鯛めし」と、生の鯛の切り身をそのままごはんに乗せて食べる南予の「宇和島鯛めし」の二種類があるそうですが、こちらは後者のほう。濃いめのタレの中に生卵を入れてかき混ぜ、その中に鯛のお刺身や薬味を入れてごはんの上にかけて食べる、いわゆる「卵かけごはん」に鯛が入った豪華バージョンです。タレと卵は４種類の中から自由に選ぶことができ、お櫃で供される白飯はおかわりも自由です。もちろん鯛めし御膳の他に、一品料理などもあります。

店内は今風な造りで、インテリアも暖かみを感じられ、とてもセンスが良く居心地のいいお店です。雰囲気がゆったりと落ち着いていて、比較的こじんまりとしているので、女性の一人旅でも無理なく入れます。昼は定食で夜は居酒屋、という感じではなく、ランチでもディナーでも同じような定食メニューがあるところがうれしいです。

店舗は、道後温泉の他にも松山大街道（松山城へのロープウェイのりばに向かう通り沿い）に一軒と、本家宇和島に一軒、それと、東京の六本木（アークヒルズ）にも出店しているそうです。（2017年1月現在）

南予の美味しい鯛めしを気軽に、ゆったりとした雰囲気の中で楽しむには最高のお店です。

2017年1月に２泊しました。松山大街道のアーケード入口に隣接したホテルで、2015年８月の開業なので新しくてとてもきれい。ロケーションがとにかく素晴らしくて、市電の大街道駅が目の前、松山城のロープウェイ乗り場も徒歩５分程度、道後温泉へも市電に乗って20分ほどです。空港リムジンバスの停留所も徒歩１～２分です。周りにはコンビニやお店も沢山あるので、何から何まで全く不自由しません。

館内はどこもセンスが良くてスタイリッシュ。ビジネスホテルなので高級感はありませんが、デザインセンスの良さでじゅうぶん補えていると思います。室内はシンプルですが、窓際のデスクやソファなどは使い勝手がとても良かったです。空調もよく効きました。唯一、トイレの便座が冷たく冬場はつらかったので、改善してほしいと望みます。それ以外は特に不満な点はありませんでした。

13階にある大浴場はオールナイトで入浴できるので、遅い時間にチェックインしても利用できて有り難いです。浴室内も広々としていて快適でした。同じく13階にある朝食会場のレストランも綺麗で明るい雰囲気。高層階なので瀬戸内海のほうまで見渡しながら食事が楽しめます。朝食の味もなかなかしっかりしていて美味しかったです。この朝食会場は、夜には別料金千円でセルフラウンジとしても利用できますが、夜はなんだか寂しい雰囲気で利用客もほとんどいないようで、ドリンクもおつまみもたいしたものではないので、個人的な意見としては利用価値はないように思います。

フロントスタッフの対応はとても素晴らしく、事前にメールでリクエストしておいたことはすべて完璧に対応していただけました。今回は破格な料金で利用でき、さらにアップグレードまでしていただいてとても感謝しています。同じタイプのお部屋でも予約サイトによって料金にかなりばらつきがあるように感じたので、こちらの４トラから最安値を探してみられると良いと思います。個人的な感想では日本旅行さんが一番安いように思いました。

松山は海あり山あり温泉あり、そして歴史と文学の遺産もあり、しっとり落ち着いた上品な風情でとても素敵な街で、またすぐに来たくなります。次回再訪の際も、こちらのホテルに泊まりたいと思いました。観光にもビジネスにもおすすめのホテルです。

正式名称は東京シティ・エアターミナル株式会社。略称、Ｔ-ＣＡＴ（ティーキャット）。羽田および成田空港への玄関口として、1972年に開業された当時のレトロな面影を今も色濃く残す、東京都中央区箱崎にあるバスターミナルです。東京メトロ半蔵門線水天宮前駅と、ロイヤルパークホテルに直結しています。

2001年のアメリカ同時多発テロ以前は、ここでＪＡＬやユナイテッド航空、エールフランスなど一部の航空路線の搭乗手続きや出国審査を行い、そのままバスで空港へ向かってたというんですから、今からしてみると変な感じというか、ちょっと驚きです。それらの手続きが廃止された現在は、羽田と成田へのリムジンバスターミナルとして機能しています。ここから羽田空港へは所要時間約30分、大人１名820円で行けるのでとても便利で快適です。

ターミナルビル内には、過去に使用されていた搭乗手続きカウンターなどの代わりに現在は各種店舗や多目的ホールなどが入っています。１階にはKEYUCAショップ、2階にはセブンイレブンやマクドナルド、カフェや居酒屋、雑貨店から歯医者にいたるまで、よりどりみどりで何かと便利。さらにここのコインロッカーはとても良心的な料金設定なので、荷物を預けて周辺観光するのにも最適です。

でも何と言ってもここの良い所は、いつ訪れても妙になつかしくて落ち着けてしまう、薄暗く黄ばんだレトロ感満載の施設であるところ（笑）。もちろん各店舗やリムジンバスの利用客もそれなりにいるし、お昼時には周辺オフィスのビジネスマンたちで賑わうのですが、全体的に広々（閑散？）としてるので圧迫感がなく、のんびりとした印象です。施設全体から醸し出されるなつかしい雰囲気は、昭和世代の方にはたまらない親しみが湧くこと間違いなし。リムジンバスのチケット売り場など今風にきれいにリノベーションされた箇所もありますが、１階のお洒落なKEYUCAショップ前に突如現れる、年代ものの「謎の更衣室」や、２階通路に人知れず存在するマッサージチェアなど、こんなの誰が使うの？っていうようなマニアックで楽しいスペースも目白押し！

まさに昭和と平成、古さと新しさのいいとこ取り？ 50年近くに亘る時代の変遷を見守り続け、壮年期を過ぎてもなお現役でがんばっているＴ-ＣＡＴ。ここに来ると、なつかしさにホッと癒されると同時に、自分もこの先まだまだがんばらなきゃ！と、決意を新たに（？）出来る気がします。まるで古くからの朋友みたいな、いつまでも愛してやまない、かわいいかわいいＣＡＴちゃんなのです。

11月初旬に１泊しました。賢島は初めてで宿選びに迷いましたが、電車での旅だったので、駅から近く、英虞湾がお部屋から見渡せるということでこちらの志摩観光ホテルを選びました。ザ ベイスイートとどちらにするか迷いましたが、ザ クラシックがリニューアルオープン直後で公式ＨＰの写真がとても素敵だったのでこちらを選びました。

駅からは少し坂を上りますが、無理なく歩いていける距離で、周囲は美しい緑に囲まれているので晴天だととても気持ちが良いです。ルームカテゴリはアンバサダースイートツインで予約しましたが、事前にご連絡をいただいてベッドの広いダブルのお部屋にしていただくなど、ご配慮いただけたことにとても感謝しています。館内には素敵なヒノキの香りが漂っていて、到着時からとても癒されました。案内していただいたお部屋も全体に木のぬくもりが伝わり、またインテリアやアメニティのセンスも完璧で、使いやすくて最高でした。お部屋とバスルームからの英虞湾の絶景は勿体ないほどでした。

お部屋の美しさもさることながら２階のラウンジがまた素晴らしく、デザインセンスの良いインテリアに囲まれて美味しい飲み物やお菓子をいただけます。外のテラスが西側の伊勢志摩国立公園～英虞湾に面していて、ここから眺める景色は最高に癒されます。柔らかな夕陽を受けて金色に輝く英虞湾は本当に美しく静かで、時間が止まったかのような世界です。ずっとここにいたいと思ってしまいました。一泊ではほんとうに勿体ない、何日も滞在したいと思いました。

食事は朝夕ともラ・メール ザ クラシックでいただきました。歴史のあるレストランですが、雰囲気はとても良く、空間は広々としていて、テーブル同士も適度な距離があります。スタッフの皆さんもとても丁寧で感じが良いのでリラックスして食事が楽しめました。ビュッフェ形式の朝食も窓側席で英虞湾を眺めながら大変美味しくいただきました。

朝食のあと、午前９時からの館内ツアーに参加しました（事前予約が必要）。スタッフの方が開業当時の面影を残すザ・クラブ内部から美しい庭園～ザ・クラシックの中までを案内して下さいます。村野藤吾氏の建築デザインを堪能し、サミットにまつわるいろいろなお話を聞いたり、昔の配電盤や作家の山崎豊子さんが執筆に使われていた机、藤田嗣二の絵画など、数々の展示品に興味が尽きませんでした。スタッフの方のユーモアも交えたご説明もとても楽しくお上手です。所要時間も40分程度ですのでチェックアウト前でも無理なく参加できると思います。このツアーに参加すると、志摩観光ホテルと賢島についての理解がいっそう深まり、滞在の楽しみが増えるので是非参加をおすすめします。チェックアウト後は、ベイスイートの屋上庭園やラウンジで時間が許す限りゆっくり過ごさせていただきました。二つのホテルを行き来できるというのがとてもお得で贅沢な気分でした。

次回は出来れば連泊してもっとゆっくり過ごしたいと思いました。日常を離れてのんびりするには最高の環境で、まさに真珠のように時間をかけて大事に磨かれた、上品な輝きを帯びたホテルです。近々また、レストラン ラ・メール ザ クラシックと共に訪れたいと思っています。

豊橋でぜひ食べておきたいものと言えば、ちくわとカレーうどん！ということで、ランチに立ち寄りました。新幹線の駅キオスクの店員さんに教えていただいたお店です。駅周辺に本店を含め何店舗かあるようですが、西口駅前のお店は外観も雰囲気があり、中もこじんまりとしていて落ち着くのでとても居心地が良いです。

目玉商品の「豊橋カレーうどん」（税込950円）を迷うことなく注文しました。食べ方の説明書きがあって、最初、絶対に下からかき混ぜてはいけないとの事！どんぶりの底のほうに、何やら秘密が隠されているというんです。私はよくかき混ぜてしまうので、気をつけながら、うどんとトッピングを上から順番に食べていきました。

トッピングはえび天、揚げちくわ、うずら卵揚げ串などなど、とってもボリューミー！カレーは昔ながらのなつかしい和風カレーで、うどん玉もたっぷりなので、なかなかどんぶりの底が見えて来ず、「秘密」が解き明かされるまでに時間がかかり、だんだんお腹がいっぱいに。。
一体いつになったら・・と思い始めた頃、やっと、底のほうにこんもりと、とろろに囲まれたごはんの白い山が見えました！うどんとごはんの二層構造で、まさに一杯で二度の楽しみ！こんなユニークなカレーうどんは初めて食べました。きっと一生忘れません（笑）。豊橋に行かれたらぜひ立ち寄ってみて下さい。このメニューの斬新さには、衝撃を受けることでしょう。(^^)

11月初旬に一泊しました。渥美半島の恋路が浜を見下ろす高台にある、大型観光リゾートホテルです。創業が1968年ということで、外観や施設内のところどころに年代を感じさせる部分があるのは否めませんが、お部屋やレストランなどはほとんどリノベーションされているようで、高級感はありませんが綺麗にされています。清潔感も問題ありません。

このホテルの売りは何といっても、高台から見下ろす大海原の絶景です。お部屋は西側客室と東側客室があって、夕陽の沈む西側からは、島崎藤村の「椰子の実」のモデルとなった恋路が浜と、三島由紀夫の「潮騒」の舞台として有名な神の島が、そして朝陽の昇る東側からは日の出の門や電照菊のハウスなどが見えます。屋上には視界360度の展望台があるので、ここからは朝陽も夕陽もきれいに眺めることが出来ました。

今回は2011年にリニューアルされた７階プレミアムフロアの「プレミアムモダンジャパニーズ」というカテゴリで予約しましたが、恋路が浜に一番近い広いお部屋をアサインしていただき、大きな窓から最高の眺めを堪能することができました。三千円ほどの追加料金を支払えばシングルユースも可能になるのがうれしいです。スーツケースを広げる余裕もあるほどのウオークインクローゼットや、自動洗浄付きのトイレなど、随所に使いやすい配慮がなされています。

食事は朝夕ビュッフェ形式ですが、レストラン会場はとても広々としていて、窓際には１～２名用の半円型テーブルがあって絶景を眺めながら食事が出来るので最高です。この窓側テーブル席は、夕食は事前に希望を伝えておくとリザーブ可能です。朝食は早い者勝ちなので、開場の15分前くらいには入口前で待っているのをおすすめします。料理のお味は、あくまで大型観光ホテルのビュッフェのレベルといったところではあるのですが、種類は多く、食材のもつ旨みや後味がしっかりと伝わる調理法をしているように感じられ、その点は評価できると思いました。

絶景のインフィニティ露天風呂をもつ大浴場は少々年代を感じさせる造りですが、洗い場も沢山あり、大きな内湯や薬草湯、ジャグジー、寝湯、サウナなど、バラエティに富んでいます。どの時間帯も家族連れが多いためかなり混んでいますが、朝食の時間帯（午前８時前後）が比較的空いていますので、ゆったり入るならこの時間をおすすめします。

豊橋駅～ホテル間は大きくて立派な無料送迎バスで１時間15分程度。恋路が浜や鳥羽行きフェリーターミナルへの周遊バスもホテルから運行しているのでとても便利です。

2016年9月に１泊しました。利用は２回目ですが、前回が2006年頃（まだインターコンチグループに属する前）だったので、おそらく10年ぶりぐらいの再訪です。前回時のことはあまり覚えていないので、今回がほとんど初めてのような感じでした。

ホテルは品川駅港南口から徒歩１～２分（改札からだと通路を歩くので５分くらい）の品川イーストワンタワー内にあります。入口は奥まっていて上層階（２６階）にフロントがあるため、とてもプライバシーに配慮された構造となっています。

２６階のロビーラウンジ・ダイニング／バーエリアは、シックでスタイリッシュな雰囲気で、水の上に浮いているような美しいイメージです。この２６階から３２階の客室までは吹き抜けになっていて、とても開放的な空間です。昼間は高い天井からの優しい光に包まれて明るく、夜は照明を落とした大人の空間で、どちらの表情も本当に洗練され美しく、ため息が出るほど素敵です。海外からのゲスト（欧米系）も多いせいか、匂いや空気感がかなり外国に近いものを感じます。この象徴的なアトリウムは、一面大きなガラス張りのエレベーターから眺め下ろすことができて、昇降中もとても素敵な一瞬を味わうことができます。

今回はカテゴリーで言うと一番下のクラシック・シングルの予約でしたが、３１階の東京タワーが見える角度のお部屋にしていただけました。室内はシンプルですが、スタイリッシュでとてもセンスが良く、温かみのあるウッドの家具なども随所に使われているので、コンテンポラリーとかクール過ぎるといった印象は受けません。
ベッドは幅が140cmでとても広く、窓際のソファテーブルとの間隔も十分で、バスルームも広く、窮屈な感じは全くありません。また、入口とお部屋にある大きな鏡の視覚効果でさらに奥行きを感じることもでき、24平方メートルのお部屋とは思えないくらい広々と感じました。
ミニバーやアメニティのクオリティも高く、大きな出窓からは品川の夜景が一望ですから、もはやこの贅沢感は「シングルルーム」の範疇を大きく超えていると感じます。

今回は試しに朝食付きプランにしてみたのですが、広々とした吹き抜けの美しいラウンジでいただく朝食ビュッフェは最高に雰囲気が良く、味も美味しいし、レストランスタッフの接客態度も控えめで私はとても満足できました。

今回はお天気があまり良くなかったのですが、このホテルなら一日お部屋に缶詰にされても、何不自由なく快適に過ごせることでしょう。フロントやルームサービスなどで対応して下さったスタッフの方々も皆良い感じでした。

都会の真ん中で、このように静かで美しい時を過ごせるホテルはそう多くないのではと思いますし、個人的には大好きな雰囲気なので、また近いうちにぜひ訪れたいと思います。

2016年6月の初バリ旅行で、バリケンケンツアーを利用しました。メールでの見積もり、予約からすべて日本語対応ＯＫで、日本人女性の事務担当者が丁寧な返信を下さいます。料金の支払いも一日ごとに、行程がすべて終了した時点で日本円で払えますのでとても助かります。

バリ島にはこういったカーチャーター会社が沢山ありますが、一口にドライバーとかガイドと言っても、もちろんみな同じではありません。能力や知識の差といったこと以外にも、所詮、基本は「人間対人間」ですから、一人一人個性があり、ソリが合う合わないという問題は多かれ少なかれ出てくると思いますし、一緒に行動する時間が長ければ長いだけ、それが旅全体の快適さや満足度に及ぼす影響は当然大きくなると思いますので、ガイドも自分に合った人を慎重に選んだほうが良いと思います。

昔は個人ガイドというと、旅行代理店に人選を任せるしかなかったのですが、今はネットを通じて自分で選んで指名できるようになり、いい時代になったなと思います。

私は個人的に、落ち着いた真面目なタイプのガイドさんが希望で、いわゆるチャラい人や、体育会系ノリの人、大声でまくしたてるような人、ダジャレ連発で笑わせようとする人などは絶対に避けたいと思っていたことから、事前にこちらの４トラおよびネット上のいろいろなクチコミを参考にして、最終的にバリケンケンツアーのヨニさんを指名して、５日間お世話になることに決めました。

ヨニさんはお若い方ですが、とても礼儀正しくて親しみやすく、細かいところにもよく気が付かれる方でした。日本に住んでいた経験がお有りとのことで、日本語が堪能なのはもちろんのこと、日本のことにとても詳しく、何より日本人というものをよく理解していらっしゃる印象を受けました。車の運転もものすごくお上手で安全運転ですし、やむを得ず急ブレーキを踏むような場面では、ほんのちょっと体がガクッと揺れただけでも「ごめんなさい」と毎回言ってくれるくらい、お人柄の優しい真面目な方ですので、初日から最後まで安心してお任せすることができました。
スケジュール管理も完璧で、どこへ行く時でもスムーズに余裕をもって移動が出来て、時間通りに到着できましたし、観光地でのガイドも完璧でした。最終日には早朝に遠方まで迎えに来てもらうという無理をお願いしたにもかかわらず、最後まで誠実に対応していただきました。

おかげさまで、初めてのバリ島旅行で最高の思い出を作ることが出来て、本当に感謝しています。
数あるカーチャーター会社の中で、バリケンケンツアーさんを選んで本当に良かったと思っていますし、次回またバリに行く時にも必ずヨニさんを指名したいと思っています。

本当にありがとうございました。

ランチでレストランを利用しました。

まずロケーションがびっくり！海に突き出した小高い丘の突端部分に、いまにも崩れ落ちそうになるんじゃないかというぐらいの角度で建っています。まさに「崖っぷち」という表現がぴったりのレストランですが、悪天候で海が荒れた時なんかは、一体どうやって安全を確保してるのだろうと、そっちのほうが興味が湧きます。笑

お店の前には、世界の各都市の方角と距離を示した標識がいっぱい付いたオブジェがあって、すぐに目を引きます。アメッドの奥地にあってとにかく個性的なお店ですが、センスはとっても良く、じつにオシャレです。

お魚のサテをいただきましたが、お料理の味も素晴らしく、店員さんたちは若い方が多いですが皆さんとってもフレンドリーでいい感じでした。

海の絶景が見渡せる「サンセットポイント席」は、今にも崩れ落ちそうでスリル満点ですが、いちど味わってみるのもいいかもしれません。

センス良くユーモアたっぷりでとても楽しめるお店ですので、アメッドへ行くことがあれば是非おすすめしたいです。

アメッドのジュムルッ村付近の海沿いにあるレストランです。泊まっていたヴィラのスタッフさんに薦められて夕飯を食べに行きました。

外観は真っ白い建物で、マリンリゾートテイストそのもの。まさに名前のとおりといったところです。オシャレではありますが、あまりにも「洋風」で、良くも悪くも日本人なら昔から横浜とか湘南あたりでいくらでも見てきたようなお店なので、新しさもなく、バリらしさも全くありません。ただ日本人には間違いなく安心の雰囲気なので、無難で抵抗なく入れるかとは思います。

海沿いにあるので、２階のテラス席からは海が一望。ただ、目の前にガラスの仕切りがあるし、アメッドはどこでもオーシャンビュー三昧なので、敢えてビューにこだわって来る必要もないのかなといった印象でした。店員さんたちは若干笑顔が足りない人もいましたが、まずまず普通に良い対応といったところです。私が注文したチキンカレーはあまり特徴のない薄い味でしたが、魚系は美味しかったです。やっぱりアメッドに来たら迷わず魚料理を食べるべし！

食事のあとは、きれいな車で宿まで無料で送ってもらえたので、とても助かりました。

６月初旬に１泊しました。ウブドの奥、パヤンガンにある全室ヴィラタイプのホテルです。渓谷の斜面を利用してヴィラや各施設が点在しているため、「フニクラ」と呼ばれるケーブルカーで各施設間を移動するのがとてもユニークです。

ここは何と言ってもパブリックプールのデザインが特徴的。レストランのある建物の先に、形の異なる２つのプールがあって、上方から見ると、それらが上下に少しずれた形で重なって渓谷の森に浮いているかのように見えます。このホテルを象徴する、素晴らしいデザインのプールです。ただ、水深が1.6Mと深めなのでご注意ください。

また各客室ヴィラにもインフィニティプールがあり、こちらは水深1.2Mほどでした。お部屋のカテゴリ（パノラミック、リバーサイド）により、眺望はだいぶ異なります。

2005年開業とのことで、すでに10年強が経過しており、さらに開業当初と今とでは経営母体も変わっています。それが影響してかどうかは定かではありませんが、全体的に幾分老朽化が見られ、客室にも改善が必要な点が多少見られました。従業員は若干対応がゆるい方もいらっしゃいましたが、おおむね皆さんフレンドリーで明るくとてもご親切です。中には日本語を少しだけ話す方もいらっしゃいました。

ウブドの原生林の中にあるため、全体的に湿気が感じられ、昆虫やヤモリもいますので、そういった環境を極度に嫌う方にはおすすめできません。ただ、私の行った時期には蚊はいませんでしたので、屋外でも比較的快適には過ごせました。バスルーム周辺に蟻が少しいましたが、蚊取り線香などで忌避できるレベルです。またベッドは天蓋付きですので就寝中は安心です。

夜にはパブリックエリアに無数のキャンドルが灯されるなど、ロマンティックな雰囲気づくりはさすがです。また、こちらのレストランは、味、盛り付けの美しさともまさに「芸術品」レベルでした。それだけに、ディナーやルームサービスのお値段はかなりお高いですが、期待は絶対裏切らないと思います。誕生日に行くと、バースデーケーキのサプライズもありますよ（笑）。

細かい点では改善の余地が多々ありますが、「ウブドの森の絶景プール」を堪能したい目的の方には、自信を持っておすすめします。

アラヤリゾートウブドに併設されているスパです。アラヤでの宿泊滞在中に利用しました。ホテル中庭の奥にひっそりと佇んでいます。入口～１階フロアは天井が高く、かなり広々としています。施術前・後のドリンクをいただいたり、カウンセリングを受けたりするのは１階ですが、施術は地下の個室で行われます。

建物自体が新しいのでお部屋もきれいで、室内の広さも十分ですが、地下なので薄暗く、窓もブラインドが下りていて外の景色はまったく見えず、日の光も入ってきません。インテリアなどもいまいちバリらしさは伝わらず、個人的にはあまり好みではありませんでした。静かで落ち着いた雰囲気が好きな方にはいいかと思いますが、いわゆるバリらしい絶景を眺めながらのスパ体験、という感じではありません。

私が受けたのは２時間のコース（日本から「バリ島旅行.com」を通じて予約。90万ルピア）と、アラヤ宿泊の特典で１時間のバリニーズマッサージでした。マッサージは（どこもそうですが）やはり施術師との相性次第ですね。また２時間のコース内容も、これといった特徴がなく、フラワーバスも花びらの量がとても少なくてちょっと期待外れ。シャワーもぬるかったです。

ホテル内にあるので、アラヤに宿泊する際の利用には便利ですが、私はもうリピートはしないと思います。アラヤのホテル自体はとても気に入っているだけに、スパに関してはちょっと残念な思いが残りました。

６月初旬に２泊しました。初めてのバリ旅行で、初めてのウブドでの宿に選びましたが、正解だったと思います。

2013年オープンということで、まだ新しく、どこもかしこもとてもきれいです。オープンスタイルのロビーやレストランはとても開放感があり、パブリックスペースもお部屋も、全館を通じて素晴らしいセンスで統一されていて、新しいながらもウブドの豊かな自然と調和した、とても見事な芸術品だと感じます。

お部屋の設備では、多少使いにくい点（シャワーがぬるい、冷蔵庫が冷えない）もありましたが、まずまず許容範囲です。予約したアラヤルームが間違えてデラックスルームになってしまいましたが、お詫びにお食事券をくれたりと、誠意が感じられました。

スタッフさんは若い方々ばかりですが、皆さんいつも笑顔で、朝食時にも気さくに話しかけてくれたり、とても楽しくて、一生懸命な姿勢が伝わり、大変好感が持てました。

立地もとても便利なところにあって、モンキーフォレストにも近く、すぐ隣の隣くらいに大きなスーパーマーケットがあるので買い物にも困りませんでした。

「ダラスパ」がホテル内にあるので、スパやマッサージも気軽に受けられます。

2016年夏現在、拡張工事を行っているそうで、新しい客室棟やレストラン、プール、さらに結婚式場なども新たに出来るそうですので、今後ますます楽しみになりそうです。

ウブドに来たら、ぜひまた泊まってみたいホテルの一つです。

ＧＷ後半の週末に３泊しました。熱海から車で10分弱、景勝地 曽我浦にある貸別荘（バケーションレンタル）です。2015年の夏に宿泊施設としてオープンしたそうです。管理しているのは地元のオオクスバケーションレンタルズという会社で、１日１組限定の完全なプライベート空間です。

国道135号線沿いに静かに佇む白亜の外観は柔らかな曲線を描いたデザイン。そして一歩建物の中に入れば、敷地面積300坪という広い空間の中に、まさに息をのむほど美しい世界が広がっています。
リビングルーム、カウンターキッチン、ベッドルームからバスルーム、アメニティのひとつひとつまで、すべてがセンスよく整えられた完璧なデザイン。そしてすべての窓からの圧巻のオーシャンビューと、インナーテラスからサンデッキ、インフィニティープールへと続く空間は、ただただその美しさと大きさに見とれてしまうばかり。
本当にここが日本、しかも熱海だなんて信じられない思いです。私の拙い言葉なんかで表現するのが申し訳ないほど、とにかく圧巻の世界です。断崖絶壁のインフィニティプールから見下ろす曽我浦の海は美しいエメラルドブルーで、眼下には珊瑚礁もはっきりと見え、頭上をトンビが何度も旋回する、自然の豊かさと迫力を間近に感じることもできます。

あくまでバケーションレンタルですので、食事の提供はなく、リネンの交換やアメニティ補充もお掃除もなし、スタッフはチェックイン時以外は常駐しません。まさに「暮らすように」ほとんどのことを自分たちですることになります。そのような形態でもＯＫという方にはおすすめですが、常にスタッフがそばにいてきめ細かいサービスを受けたい方向きではありません。

本州の、しかも熱海の景勝地に、このような素晴らしい別荘を創られ、しっかりとプロパティマネジメントされている、オーナーさんとオオクスバケーションレンタルズさんは本当にすごいなぁと思いますし、いろいろ臨機応変に対処して下さったことをとても感謝しています。
予約は、じゃらんなどからも出来ますが、オオクスバケーションレンタルズさんのホームページから直接のほうが、割引があってかなりお値打ちだと感じました。連泊だとさらに１泊あたりがお安くなります。

まさにここは、究極の癒しのバケーションレンタル。都心からでも飛行機に乗らずに僅か１時間で行ける、夢のようなプライベートリゾートです。