チャムンパスさんのクチコミ全16件

熊本県小国町の杖立温泉にある、全室14室のこじんまりとした旅館です。

温泉街を流れる杖立川から少し山側の場所にあって、川沿いの道路から『背戸屋（せどや）』と呼ばれる狭い傾斜のある路地を通ります。

コロナ禍の時に建物全体をリフォームされたため、館内はまだ新しく木をふんだんに使われた落ち着いた佇まいです。

今回旅館に5室あるスイートルームの中の1室に一人泊しました。

お部屋は12畳の広さのフローリングのセミダブルベッド2台を設えた和テイストの洋室で、温泉風呂が付いていました。

熱い泉温の杖立温泉ですが、客室風呂の浴槽の湯温は自由に調節出来ます。

大浴場は露天風呂ありとなしがあり、19時で男女入れ替えされます。

男湯は宿泊当日の19時までが露天風呂ありとなりますので、夕食前に是非利用しましょう。

食事はスイートルーム泊の場合、専用の個室で頂きます。

熊本色を感じる夕食と朝食を、美味しく頂きました。

お宿のご主人やスタッフの皆さんは丁寧な応対で、心地よく滞在することが出来ました。

山形市蔵王温泉にある、全室34室の中規模の旅館です。

蔵王温泉を拠点に山形県内で温泉旅館・ホテルを展開する『タカミヤグループ』の系列館です。

一人泊で利用した客室は10畳の和室にツインベッドを設えたお部屋で、室内はよく清掃されていました。

大広間で頂いた夕食はメインディッシュを豚肉のしゃぶしゃぶかラム肉のジンギスカンを選べるコースで、今回はジンギスカンをチョイスしました。

新鮮なラム肉のジンギスカンは臭みもなく美味しかったです。

朝食は夕食と同じ会場で、和洋中を選べるバイキングでした。

タカミヤグループは蔵王温泉にある5軒の系列旅館・ホテルを対象に、宿泊客向けの無料の『湯めぐり』サービスをされています。

こちらのお宿を含めて、掛け流しの硫黄泉のお風呂を存分に楽しませていただきました。

スタッフの皆さんは応対が丁寧で、好印象でしたよ。

蔵王温泉バスターミナルから少し離れた場所にありますが、公共交通機関をご利用の場合お宿に頼めばバスターミナルとの車の送迎が可能です。

福島県塙町の山あいの湯岐（ゆじまた）温泉にある、全客室10室程の小さな旅館です。

今回宿泊した本館2階の客室は湯治宿スタイルで、洗面所やトイレ、冷蔵庫はついておらず共用でした。

旅館のご自慢はなんと言っても、源泉の真上に造られた岩風呂大浴場でしょう。

浴槽の中の岩の隙間から、絶えずアルカリ性の単純泉が湧いています。

泉温は39℃弱のぬる湯ですので、長湯で温泉を楽しめます。

大浴場は基本24時間利用可能ですが、混浴です。

ただし一日3回、計3時間の女性専用時間を設けられています。

混浴に抵抗のある方は貸切風呂もありますので、そちらをご利用下さい（宿泊客は無料ですが、夜23時～翌朝10時以外は予約制です）

食事は朝夕地元産の食材を使った美味しい料理を頂けます。

公共交通機関を利用される場合には、近くを通る路線バスは土日祝日運行されていません。

磐城塙駅から旅館に連絡して、送迎をお願いすることになります。

秋田駒ケ岳山麓にある一軒宿の温泉旅館です。

春先の2024年3月上旬に、一人泊で利用しました。

公共交通機関を利用される場合、旅館の近くにバス停がないため、最寄りのバス停との間を送迎バスでアクセスします。

有名な乳頭温泉郷の鶴の湯温泉の系列館で、宿泊客を対象にした鶴の湯温泉の入浴ナイトツアーに参加できます。

山荘をイメージした館内や客室は、シンプルで落ち着いた雰囲気ですよ。

この旅館の口コミにカメムシの出没についてよく触れられていますが、訪問した春先はカメムシを目撃しませんでした。

館内には男女別の内風呂大浴場と併設の露天風呂、2ヶ所の貸切露天風呂がありますが、春先の露天風呂の湯温はかなり温かったです。

じゃらんで予約しましたが、こちらの旅館は2食付きの宿泊が前提の様です。

角館市街、外町（とまち）地区にある日帰り温泉施設付きのホテルです。

3月上旬に素泊まりプランで一人泊で利用しました。

入口は日帰り温泉施設『かくのだて温泉』と共用です。

利用した客室は1階のツインベッドルームで、それほど広くはありませんでしたが、室内はよく清掃されて清潔感がありました。

お風呂はかくのだて温泉を無料で利用できますが、温泉施設の営業時間内に限定されています。

お風呂の営業時間は4月～11月は7時～22時、12月～3月は7時30分～22時です。

昭和の銭湯の様な内装の大浴場は源泉掛け流しで、利用した時の湯温はかなり熱めでした。

サウナも併設されているためか、地元住民の方達も多数利用されていましたよ。

甲府市内近郊の湯村温泉にある、BBHグループ傘下の全室99室の大型ビジネスホテルです。

1月下旬の週末に一人泊で利用しました。

シングルルームの内装は古さが感じられましたが、利便性では支障ありません。

セーフティボックスがありませんでしたが、客室はオートロック式ですので防犯上は問題なしです。

お風呂は本館2階に男女別の大浴場、別館1階に貸切風呂が2ヶ所ありますが、いずれも自家源泉掛け流しで温泉の品質を重視されています。

大浴場はホテルの規模の割に小さいですが、滞在中いつでも利用可能ですので、混んでいる場合は入浴時間を調整して温泉を楽しみましょう。

バイキング形式の朝食付きのプランを予約して頂きましたが、和洋中取り揃えた品数は多過ぎず少な過ぎず標準です。

妙高山中腹の燕温泉にある、全客室16室の温泉旅館で一人泊しました。

宿泊した客室は新館3階のユニットバス付きの10畳の和室で、ゆったりとした旅のひと時を過ごすことが出来ました。

WI-FIは客室では利用出来ず、本館1階のロビー付近に利用を限定されます。

お風呂は男湯の場合、内風呂だけですが掛け流しの燕温泉を一晩中楽しめます。

男湯の浴槽は深めで湯温は熱めなので、お子様連れの方はご注意ください。

朝2時間だけ男女入れ替えで利用できる女湯の露天風呂から、雄大な朝の大田切渓谷を眺めることが出来ました。

朝夕食事処で頂いた食事も、地元の食材をふんだんに使われた美味しいお料理でした。

家族経営でしょうかお宿の皆さんも親切で、気持ちよく旅を続けることが出来ましたよ。

函館市街にあるホテルですが、函館駅からちょっと離れた場所にあります。

ホテルへのアクセスは、函館市電の松風町停留場から約5分程歩くのが一般的です。

函館駅と空港を結ぶシャトルバスが停車する大森町バス停がホテルのすぐ近くにありますので、空港からホテルに直行する場合は便利ですよ。

ホテルは1990年代に建てられたそうですが館内や客室内はリフォームされ、客室のキーはカード認証式となっていて古さはさほど感じませんでした。

シングルルームの客室にはシャワーブースしかありませんが、ホテルには温泉大浴場があり滞在中はもっぱらそちらを利用しました。

大浴場は深夜も利用できますが、夜間受付の係員が不在の時は出入口が自動ロックされます。

その時はホテルのフロントで専用のカードキーを借りて、入る必要があります。

朝食はバイキング形式でしたが、洋食・和食を取り揃えたスタンダードな内容でした。

ビジネスホテルと比較するとお値段は高めですが、時間を気にせずにゆったりと温泉に入れることがこのホテル最大のウリですね。

創業は江戸後期、湯治宿も兼営する鉛温泉の老舗旅館です。

今回、湯治部で1泊しました。

湯治部棟の館内は昭和前期に建てられた頃のままの佇まいですが必要な補修はされていて、また客室内を含め清掃は行き届いていました。

朝夕部屋食付きのプランでしたが、夕食は17時、朝食は7時に一斉に配膳されます。

品数少なめの美味しい食事でしたが、胃腸を整えるには丁度いい分量です。

湯治部泊は布団の上げ下ろしや食べ終えたお膳の部屋の外出し、ポットのお湯の補充などを宿泊客自身がするルールがあります。

お風呂は館内に4ヶ所あり、女性専用時間を設けた混浴風呂もありますが、いずれも源泉掛け流しのアルカリ性単純温泉です。

浴場は原則滞在中いつでも利用出来るところがいいですが、訪問した時は1ヶ所工事中で利用できなかったのが残念でした。

岩手県花巻市の台温泉にある全室16室の小規模な温泉旅館です。

館内は木を基調とした落ち着いた雰囲気の昭和の温泉旅館の佇まいで、一定の年代以上の方には懐かしさも感じられるのではないでしょうか。

建物は木造3階建のためエレベーターはなく、階段でフロア間を移動します。

お風呂は2階と3階に男女別の大浴場があり、露天風呂は併設されていませんが、良質な掛け流しの温泉を楽しむことができます。

大浴場の利用時間は朝11時から翌朝9時まで深夜も利用できますが、夜21時から30分間の清掃時間を挟んで男女入れ替えます。

朝食は会場食でしたが、夕食は部屋食で二つのお膳で頂きました。

高額なプランではなかったのですが、品数が多くて贅沢な気分を味わうことができました。

こちらは日帰り入浴の受付もされていますが、フロント脇に券売機を設置されていて、敷居が低く感じられました。

日帰り入浴の利用時間は11時から21時まで、料金は大人500円、子供300円です。

福島県奥会津の玉梨八町温泉にある、ひなびた一軒宿の温泉旅館です。

野尻川の畔の斜面に建つ3階建のコンクリート造りの建物にエレベーターが設置されていませんので、館内の移動は階段を使います。

国道400号線に面し玄関のある3階から見て、1階にある男女別の大浴場は滞在中いつでも利用可能です。

男湯の大浴場に併設された露天風呂は小さな浴槽が2つだけですが、掛け流し状態の新鮮な玉梨温泉の強力な炭酸泉を楽しめます。

ご自慢の貸切風呂は大浴場とは異なる八町温泉の源泉を使用していて、35分の制限時間付きの予約制なのですが、宿泊客は無料で利用できます。

大広間で頂いた夕食は地物の野菜や周辺の山で採れた野草や山菜をふんだんに使った、山里の宿らしい美味しいお料理でした。

残念と思った所は今回宿泊した客室が、お宿のそばに架かる橋の上から室内が見える『訳あり部屋』だったことです。

予約サイトのプランの条件に明記したり、当日客室に余裕がある時は自発的に別の部屋に代えていただきたいと思いました。

2020年12月に下風呂温泉郷の温泉街に従来あった2ヶ所の共同浴場を閉鎖して、新しくオープンした風間浦村営の日帰り入浴施設です。

営業時間は原則毎月第2・第4火曜日と1月1日の定休日を除く、朝7時から夜20時30分（最終受付は20時）までですが、11月から3月までの冬季期間は朝8時から営業を開始されます。

入浴料は大人450円ですが、村民の方は大人150円で入浴できますので、地元の方は日常の銭湯として利用されています。

そのため建物が新しくなった今も、観光客向けの日帰り入浴施設というより、村の共同浴場の雰囲気が強く感じられます。

ここでは温泉郷の源泉の内『大湯』と『新湯』の2種類の温泉に入浴出来ますが、かつての共同浴場がそうであった様に、浴槽の湯温は基本どれもかなり熱いです。

温泉が熱い場合は加水して浴槽の湯温を下げてもいいそうですが、温泉の熱さに慣れた常連さん方はそのまま入浴されます。

訪問した当時の男湯では浴室内に4ヶ所ある浴槽の内2ヶ所は地元の方メインで使われていましたので、それ以外の浴槽で必要に応じて適宜加水をして利用しましょう。

浴室内にはサウナがあり、また館内には食堂もあって、共同浴場としては充実した施設です。

お風呂上がりに館内2階にある昭和を代表する小説家、井上靖がかつて泊まって『海峡』を執筆をした旅館の客室の再現コーナーを見て、旅情に浸られてはいかがでしょうか。

1969年開業のむつ市、下北半島を代表する最大級のシティホテルです。

むつ市街の中心部から離れた高台に建っていて、周辺に路線バスが通っていません。

公共交通機関を利用される場合はJR下北駅からタクシーを利用するか、事前に予約してホテルの送迎車での移動となります。

11階建ての本館の上層階の客室から見たむつ市街の夜景や朝の釜臥山は綺麗でしたよ。

ホテルの開業当時から湧く斗南温泉は別棟の日帰り入浴施設で楽しめますが、日帰り入浴施設の営業時間の6時～22時に利用時間を合わせているため、宿泊当日の終了時間が早いです。

1泊2食付きプランを予約して、ホテル最上階の展望レストランで郷土料理を取り入れた夕食を頂きましたが、陸奥湾産の帆立づくしのお料理を堪能させていただきました。

青森県風間浦村の下風呂温泉郷にある、全客室11室のこじんまりとした温泉旅館です。

外観、館内、客室の佇まいは、旅館というより民宿といった雰囲気ですが、家族経営の宿らしい温もりのあるおもてなしが期待できます。

お風呂は旅館の規模相応の小さな内風呂だけですが、15時のチェックインから翌朝8時30分まで源泉掛け流しの『新湯』を楽しめます。

泉温が高いため熱すぎる場合は加水して浴槽の湯温を下げてもいいそうですが、熱い温泉目当ての宿泊客も居られるため、あまり温くし過ぎないで下さい。

食事処で頂いた夕食は、宿泊した当時津軽海峡産のアンコウがシーズンで、料理の内4品がアンコウ料理でした。

アンコウは鍋ぐらいでしか食べたことがなかっため、初めて頂く料理もあって珍しく、どれも美味しく頂きました。

塩原温泉郷上塩原地区にある、全客室9室のこじんまりとした温泉旅館です。

こちらの旅館の特色の一つは、旅館の規模の割に広々として充実した大浴場でしょう。

内風呂は広めの浴槽の他に、ジャグジー付きの寝湯や歩行湯の設備もあって、まるでスーパー銭湯にいるかの様です。

大浴場併設の露天風呂は箒川に面していて、冬は雪見風呂を楽しむこともできます。

広々とした大浴場ですが、これで加温・加水・循環ろ過なしの自家源泉掛け流しというところが凄いですね。

大浴場は夜23時から朝6時までの露天風呂の閉鎖と、夜21時から朝9時までの寝湯のジャグジー停止を除けば、原則24時間利用可能です（ただし、毎月数日清掃のため休館日を設けられています）

日中は日帰り入浴を受け付けられていて、入浴料は600円、営業時間は朝10時から夜20時（最終受付は19時）までです。

週末の夕方の大浴場は比較的混雑します。

もう一つの旅館の特色は、ご主人と若女将、若旦那のお三方が指圧師の国家資格を持たれていることで、別料金でマッサージを受けられることです。

今回利用しませんでしたが、宿泊客だけでなく日帰り入浴客も受けられるそうで、リーズナブルなハーフコースの場合1回3,300円です。

1990年代に建てられた鉄筋コンクリート3階建ての建物はエレベーター完備で、塩原温泉郷のホテル・旅館の中では比較的新しい部類、館内では快適に過ごせるのではないでしょうか。

旅館のおもてなしは本来の小さな家族経営の宿らしさを感じられます。

食事処の大広間で頂いた朝夕食は豪華さこそありませんでしたが、心尽くしのお料理でどれも美味しく頂きました。

公共交通機関を利用される場合、宿泊なら事前予約すれば塩原温泉バスターミナルまたは野岩鉄道上三依塩原温泉口駅との送迎が可能です。

日帰り入浴なら、バスターミナルと上三依塩原温泉口駅の間を結ぶ『ゆ～バス』に乗車し、別当坂バス停で下車後すぐですが、運行本数は少ないのでご注意ください。

木島平村にある日帰り温泉入浴施設です。

入浴料は中学生以上の大人500円、小学生200円、営業時間は定休日の水曜日を除いて毎日8時～20時（受付締切は19時30分）です。

町の中心部から離れた山間にあり、周辺に路線バスは通っていません。

車でお越しの場合は問題ありませんが、そうでない場合は、タクシーなら飯山駅から片道料金で4,000～4,500円程度になります。

施設の主屋に男女別の内風呂、外に男女別の露天風呂があります。

主屋と男女別露天風呂はそれぞれ離れた場所にありますので、露天風呂と内風呂の間は、服に着替えての移動となります。

高台の露天風呂の浴槽からは、周辺の雄大な山並みを眺めることが出来ます。

主屋の内風呂も山奥の湯宿の様な雰囲気で、ゆったりと温泉を楽しめます。

温泉の泉質は弱アルカリ性の単純温泉ですが循環消毒あり、泉温は39.5℃のため若干加温されています。

主屋内にはレストラン『鞍掛の茶屋』もあり、昼食込みで日がな一日温泉を楽しめますよ。

泉質重視ではなく、絶景の露天風呂を楽しみたい方にはおススメの温泉です。