ナオさんのクチコミ(18ページ)全862件

　九重から湯布院を通って中津へ行く途中、別府に回って亀の井ホテルに１泊しました。久しぶりに別府の温泉を味わいたかったからです。
　亀の井ホテルは大浴場が気持ちよく、２食付なのに値段も手ごろで、私たちのように手軽な個人旅行がしたいものにもありがたい宿です。
　６階の私たちの部屋からの展望は最高で、別府湾も、東別府の町も、高崎山も、鶴見岳も見えました。特に日の出が美しく、爽やかな気分を味わえました。

　城島高原から別府へと下ってきた私たちは、休憩したくて的ヶ浜公園の有料駐車場に車を止め、辺りを散策しました。広い公園で、前に広がる海はとてもきれいでした。公園内は地元の人々が散歩を楽しんでいました。
　的ヶ浜公園には万葉歌碑や別府大分毎日マラソン大会歴代優勝者の顕彰碑がありました。別府大分毎日マラソン大会歴代優勝者の顕彰碑には歴代の優勝者の名前が刻まれていました。

「道の駅　ゆふいん」は湯布院の町外れ、国道２１０号線とやまなみハイウェイが交差する地点で、大分自動車道の湯布院ＩＣの近くにあります。湯布院に入ろうとすれば必ず見える所で、とても地の利がいい所です。
　私たちは以前にも何度も立ち寄っていますが、今回の旅でも立ち寄り、郷土料理のだご汁を食べました。温かくホッとする味です。

　私たちは九州旅行の途中、九州横断道路やまなみハイウェイを車で走り、湯布院から由布岳、鶴見岳を見て、府湾をみながら別府に下りました。
　由布岳１５８４ｍは双耳峰で、東峰と西峰の二つの頂上があり、豊後富士とも呼ばれています。
　私は以前由布岳に登ったことがありますが、鶴見岳や別府湾が一望できる頂上からの展望は最高でした。

　私たちは久住高原からやまなみハイウエーを走って阿蘇から九重へと移動しました。
　錦に染まったくじゅう連山の山裾からやまなみハイウエーで牧ノ戸峠へと登り、牧ノ戸峠を越え、長者原から飯田高原へと走ります。
　登るにつれて、山は大きくせまります。峠までくると、上の方はもう紅葉は終わっています。
　訪れる度、いろんな表情を見せてくれるくじゅう連山が大好きです。

　筌ノ口温泉に通うようになって随分になります。筌ノ口温泉には鉄分の強い褐色の湯が出ている町営の温泉もありますが、私たちのお気に入りは炭酸泉の「山里の湯」です。
　お湯の中に浸かっていると、体中に小さな泡がついてくる炭酸泉は、体にいい気がします。

　私には、飯田高原から九重連山のきれいに見えるお気に入りスポットがあります。そこからは、九重連山の星生山、硫黄山、三俣山、平治岳などが見えますが、特に三俣山は大きく迫って見えます。
　秋は草紅葉やススキの尾花も加わり、特にきれいです。

　九重夢大吊橋には今まで何度も言っている私ですが、泊まった飯田高原の筌ノ口温泉の宿から九重夢大吊橋までは歩いて５分なので、散歩を兼ねて出かけました。
　いつもながら観光客でいっぱいの九重夢大吊橋ですが、今回は紅葉がプラスされており、より見事でした。

　池山水源へ水を汲みに行ったとき、イワナの池のある「池山名水苑」で、イワナの塩焼きの匂いに釣られてついつい食べてしまいます。ここの売店で買ったばかりの椎茸を一緒に焼いてもらって食べるのも最高です。
　ただ秋は閉まっていることもあるようで・・・

　瀬の本高原は、阿蘇の外輪山と九重連山のあいだに位置する高原で、広々とした草原です。標高は850～900m 位で、ここからの展望は素晴らしく、南に阿蘇五岳、北に 九重連山を望めます。
　やまなみハイウエーで瀬の本高原を走りぬければ、春から夏の緑も爽やかで美しいですが、秋のススキは最高です。
牛があいさつしてくれるかも(^o^)

　産山村のヒゴタイ公園に立ち寄りました。
　阿蘇の象徴的な花と言われるヒゴタイは、アザミのような葉を持つ濃いブルーの真ん丸な花で、産山村の「村の花」に指定されています。
　私はヒゴタイを見たことはありますが、まだ咲き乱れる様子は見ていないので、次はヒゴタイの満開の時期にも来てみたいと思います。

　阿蘇と九重の間にある池山水源は、九重連山に降った雨が山麓に湧き出した湧水だそうで、大野川水系の玉来川の源流となっています。
　池山水源は、環境庁指定の日本名水百選にもなっています。私は池山水源の水が好きで、年に２度汲みに行きます。
　池山水源は毎分３０トンという豊かな湧水を誇っていおり、水温は年間を通して１３．５度だそうです。水源の池は、樹齢２００年以上といわれる杉などの巨木に囲まれており、きわめて透明度が高くここに光が差し込んだときは本当にきれいです。
１１月に訪れる時は、池山水源はいつも秋色に染まっており、実に美しいです。何度訪れても飽きることはありません。落ち葉と清流のおりなす秋の池山水源最高です。

　菊池渓谷を散策すると、菊池川にかかるいくつもの滝を目にします。その中の一つが日本の滝百選にも選ばれている四十三万滝（よんじゅうさんまんだき）です。
　四十三万滝は高さは１０ｍほどで高くはありませんが、その水量は豊かで、素晴らしい滝です。名水１００選の菊池川源流の滝に相応しい滝です。

　山鹿から国道３２５号線を走り、菊池で県道４５号線（通称菊池・阿蘇スカイライン）に入り、阿蘇の大観峰へと続く道を登って菊池渓谷へ行きました。
　菊池渓谷は日本名水百選で、日本森林浴の森百選、日本の滝１００選、水源の森百選にも選ばれています。
　菊池渓谷を散策すると、木々の紅葉ばかりでなく、鬱蒼とした広葉樹の森、水の流れや、苔の緑も美しく、渓谷の空気は美味しく、マイナスイオンもいっぱいで、とても健康的でした。

　北八ヶ岳オーレン小屋は、八ヶ岳の北と南を分けると言われる夏沢峠に通じる道の途中にあります。オーレン小屋からは硫黄岳に登るのも、北八ヶ岳の根石岳、天狗岳方面に行くのもとても便利です。小屋の前には、強清水という名水が湧いており、テント場もあります。
　私たちはいつもここで休憩して行きます。登山者にとってありがたい小屋です。

　夏沢鉱泉は北八ヶ岳の通年小屋で、車の送迎もあります。歩いても桜平のゲートの所から３０分ほどです。
　硫黄岳登山や北八ヶ岳トレッキングの折に利用するのに最適な山荘です。
　もっとも、私たちは泊まりでなく、山歩きの後の汗を流す日帰り温泉としてよく利用させていただいています。ここは温泉成分を含んだ水をわかしている鉱泉ですが、信州の秘湯となっています。

　根石岳山荘は、北八ヶ岳の根石岳２６０３ｍの頂上直下に建つ山小屋です。
　箕冠山と根石岳のコルは風の強い所ですが、この風を避けるように、展望のよい斜面に張り付くように建っています。
　今は本館と新館がありますが、本館は今も昔ながらの山小屋という佇まいです。私はこの山小屋らしい根石岳山荘が好きです。

　天狗岳２６４６ｍは日本２００名山に選ばれている名峰です。西天狗岳と東天狗岳という２つの峰を持ち、頂上からの展望は抜群です。
　登山口は渋の湯、唐沢鉱泉などがありますが、私は大概桜平から入ります。箕冠山、根石岳を越えて天狗岳に登るのが好きなのです。

　根石岳２６０３ｍは、隣の日本２００名山の天狗岳の陰に隠れてあまりメジャーではありませんが、桜平からだと比較的簡単に登れるいい山です。
　頂上からの展望は最高で、八ヶ岳の山々は無論のこと、北アルプスや、御嶽山、中央アルプスなど多くの山々を望めます。
　頂上直下には山荘もあります。

　白樺湖畔での私たちが予約した宿は、一年前と同じ「山幸閣」です。今年も同じ宿をとったのは、「山幸閣」は国道１５２号線沿いにあり交通の便がよく、白樺湖の展望もよかったからです。
　「山幸閣」での夕食はしゃぶしゃぶでしたが量も多く、かなり満足できました。