ナオさんのクチコミ(13ページ)全862件

　臼杵港は、四国愛媛県の八幡浜と大分県の臼杵を結ぶ九四オレンジフェリーの着く港です。
　私たちは大分と宮崎の県境近くにある山に登る計画を立て、久しぶりに九四フェリーを利用し、臼杵港に降り立ちました。
　臼杵港からは東九州自動車道を利用すれば、大分、別府は無論、宮崎方面へも楽に行くことが出来ます。

　臼杵城跡は、現在城跡内に多目的広場や弓道場を持つ、広い臼杵公園となっています。本丸跡、二之丸跡など史跡を巡り、護国神社や卯寅神社にお参りしながら広い臼杵公園を散策すれば、緑も多くホッとした気分になります。特に雨の時期、アジサイがきれいで最高でした。
　私たちが訪れた日は、臼杵公園では小雨が降ったり止んだりの天気でしたが、多くの地元の人々が散策していました。地元の人々に愛されている公園なのがよくわかりました。

　九四おれんじフェリーは、大分県の臼杵と愛媛県の八幡浜間を１日７便、２時間２５分かけて結んでいます。
　おれんじ九州とおれんじ四国の２隻が運航しており、私たちが乗ったのはおれんじ九州（２９２４総トン）の方です。八幡浜２時５０分出航の夜に走る便なので、乗用車よりトラックの方が多く、従って船内はお客もまばらでしたが、静かで快適でした。
　大分県東南部や宮崎に行くときは、また利用したいフェリーです。

　「ＨＯＴＥＬ　ＡＺ　大分津久見店」はつくみん公園（港中央公園）からすぐの所にあるので、ホテルからの散策が最高です。色んな船が停泊している港を巡ると素敵な気分になれます。
　ホテルも２食付でも安価で、部屋も広く快適でした。

鏝で描かれた漆喰絵は、前にテレビで見たことがあり、伊豆に行ったら是非とも「伊豆の長八美術館」を訪れてみたいと思っていました。やっと念願がかないました。「伊豆の長八美術館」は、伊豆国松崎村明地に生まれた漆喰の名工、入江長八（号は天佑または乾道）を記念し、長八の偉業を後世に伝えるため昭和５９年にオープンしています。ここには入江長八の作品約４０点が展示されています。長八の作品は鏝で以て描かれた漆喰絵とは思えないほどに緻密で驚かされます。「伊豆の長八美術館」、素晴らしく感動しました。
　

　富士箱根伊豆国立公園の黄金崎の岩肌は、海底火山の噴出物が温泉水や地熱によって変質、変色した物だそうです。
　この岩肌は、夕日を浴びると黄金色に輝きます。黄金崎は、昭和６３年に静岡県の天然記念物に指定されています。
　黄金崎は変化に富んだ断崖が織り成す海岸線からなり、何時見ても素晴らしい光景です。私たちが訪れたのは夕方ではなかったので、この次は夕日に輝く岩肌を見たいものです。

西伊豆の黄金崎公園はとても広いです。私たちは広い駐車場に車を止め、黄金崎公園をぶらぶらと歩きまわって見ます。黄金崎公園からの展望は素晴らしいです。
　黄金崎公園には、展望台の他にも「航海王　伊豆の伊三郎像」や、三島由紀夫の文学碑もありました。それは「獣の戯れ」で、それには「船首の左に黄金崎の代赭いろの裸かの断崖が見えはじめた・・・」と黄金崎が出てきます。

　西伊豆の景勝地、堂ヶ島は伊豆半島ジオパークの一部で、多くの観光客が訪れる所です。堂ヶ島は伊豆八景の一つで、その壮大な断崖や松の茂る小さな島々は、変化に富み、海岸線の美しさは、西伊豆一といわれています。
　遊覧船も出ており、海からの眺めを楽しむことが出来ます。遊覧船では、国の天然記念物の天窓洞にも案内してくれます。
　

　私たちは伊豆方面に来た帰りは、お土産を買うためいつも新東名高速道路の駿河湾沼津サービスエリアに立ち寄ります。
　私たちの静岡土産は、たいてい抹茶ゴーフル、エビせんべい、ウナギパイというところです。今回も駿河湾沼津サービスエリアで抹茶ゴーフル、エビせんべいを買いました。　　コーヒーも飲み、ソフトクリームも食べました。
　駿河湾沼津サービスエリアには色んなお店がありますが、衣類を売る店もたくさんあります。私はそんな店で、旅の思い出にスカーフや帽子を買うのが好きです。

　

　徳倉山、鷲頭山、大平山と連なる沼津アルプスは、最高峰の鷲頭山の標高が３９２ｍの小さな山脈だが、コース中はアップダウンが激しく、ロープや鎖場もあり、歩き応えがあり、そして歩きがいのある名コースであるとのことで、岩崎元郎氏の新日本百名山に選ばれています。
　私たちは逆縦走の形で、多比から歩きましたが、町に近い山らしく、途中の何箇所からか登り下りが出来るコースがあり、便利だなと感じました。
　自然豊かでいて、歴史的な場所もあり、楽しい山です。

　食事なしてホテルに泊まった夜、ホテルから歩いていける距離にある近くのお店として、「デニーズ沼津インター店」を利用しました。
　私は牛ロースカットステーキとライスを食べ、コーヒーとメロンソーダをのみましたが、お腹もすいていたので、とても美味しかったです。

　私たちは沼津アルプスに登った後、高速道路に乗るのに便利そうだと思い予約しましたが、その通りで、とても便利でした。
　食事なしでの予約でしたが、近くに食事のできる所やコンビニもあり、困ることはありませんでした。
　部屋の窓からは富士山も見えました。

　波勝崎には野猿の楽園があります。マーガレットラインを走ってきた私たちは、波勝崎の標識を目にし国道１３６号線から外れ、南伊豆の波勝崎へと入り込みました。
　波勝崎苑にはマイクロバスで坂を下っていきます。波勝崎苑には入園料１人７００円を支払い、マイクロバスで下の浜まで下りていくようになっています。そこでは猿に餌をやることもできます。
　今回、私たちは波勝崎苑に来る途中でたくさんの猿に出くわしたのと、時間が気になっていたので、波勝崎苑に行くのを省いてしまいました。
　私たちは行き帰りに、道路上に出てきた野生のサルたちを多く見かけました。猿たちは全く人も車も恐れる様子はなく、のんびりと過ごしていました。

　石廊崎もいいですが、あいあい岬から見た奥石廊崎の眺望は最高でした。波に洗われた奇岩と白い砂浜、濃い緑の松、本当に絵になります。
　奥石廊崎の夕日は素晴らしいと聞きましたので、この次は夕方にこの地を訪れたいです。

　伊豆半島最南端に建つ石廊崎灯台は、北緯３４度３６分１０秒、東経１３８度５０分４３秒のところにあります。
　石廊崎灯台（旧名称・石室崎灯台）は明治４年（１８７１年）、イギリス人のブラントによって建設されています。当時の灯台は木造八角形の建物だったそうですが、暴風により大破し、昭和８年に現在の形に改築されたのだそうです。外壁がタイル張りになったのは平成５年だそうです。
　灯台の高さは約１１・４ｍ、水面から灯火までは約５９・５ｍとなっています。
　私たちは柵越しに覗き見ただけですが、綺麗な灯台でした。

　私は半島とか岬が好きです。特に最南端とか、最がついている所は地の果てのイメージがあるので、ロマンを感じます。
　今回は伊豆半島最南端の石廊崎を尋ねました。
　売店と大きな有料駐車場がある所から歩き、石廊崎の先端に建つ石廊崎灯台を見て、石室神社にお詣りし、最南端の地に立ちました。
　この石廊崎の海はとてもきれいでした。

　石室神社は、伊豆半島の最南端・石廊崎の断崖絶壁の大きな岩の窪みに、はまり込むように建っていて、見る人を驚かせます。私も石室神社の写真を見て是非行ってみたいと思った一人です。
　この神社には不思議な伝説があって、神社の基礎となって建物を支えているのは奉納された千石船の帆柱です。
　石室神社には大きな役行者像も奉納されています。

　かつて北条氏によって築かれた山城が、豊臣秀吉の小田原攻めのおり攻め滅ばされたという歴史の残る地が下田公園になっています。
　港を見下ろす丘の上にある下田公園には、桜やツバキ、アジサイが植えられています。特にアジサイは約１５万株も植えられています。
　私たちが下田公園を訪れたのはアジサイの開花には少し早い５月ですが、それでも一部の花は咲き始めていました。

了仙寺では安政元年（1854年）、ペリー米国全権と林大学頭日本全権との間で日米下田条約13ケ条が締結されています。
　ペリー一行が訪れた了仙寺の宝物館・黒船美術館には３０００点を超える黒船・開国関係の資料が保管展示されています。

　了仙寺は正式名を法願山了仙寺といい、日蓮宗のお寺で、第２代下田奉行今村伝四郎正長によって寛永１２年（１６３５年）に開基創建されています。開山は身延山久遠寺11世行学院日朝上人です。
　安政元年（1854年）、ペリー米国全権と林大学頭日本全権との間で日米下田条約13ケ条が締結された了仙寺は国指定史跡になっています。
　了仙寺では境内に約１０００本のアメリカジャスミンが植えられており、５月中旬から下旬にかけて香りの花まつりが開かれます。
　私たちが訪れたのはＧＷの後で、ジャスミンの開花には少し早かったのですが、それでもちらほら咲き始めた紫の花に会うことが出来ました。